トップ :: A 生活必需品 :: A45 手持品または旅行用品




【発明の名称】 毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器
【発明者】 【氏名】エルザ ブハイテル

【要約】 【課題】特に僅かな塗布時間と同時に、毛髪へのできるだけ均一な調整剤塗布が得られる、毛髪に付与すべき調整剤のための塗布機器を提供する。

【解決手段】調整剤を付与するための、所定の数の流出開口が、各フィンガに沿って設けられており、該フィンガが、共通のフィンガ付加部に開口しており、該フィンガ付加部が前記フィンガと共に、解離可能にハンドグリップと結合されたアタッチメントを形成しており、前記ハンドグリップから、塗布すべき調整剤がフィンガに導入されるようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器であって、ハンドグリップ(7)と、該ハンドグリップ(7)の端部にフォーク状に相並んで配置されたフィンガ(2)とが設けられている形式のものにおいて、調整剤を付与するための、所定の数の流出開口(9)が、各フィンガ(2)に沿って設けられており、該フィンガ(2)が、共通のフィンガ付加部(6)に開口しており、該フィンガ付加部(6)が前記フィンガ(2)と共に、解離可能にハンドグリップ(7)と結合されたアタッチメント(18)を形成しており、前記ハンドグリップ(7)から、塗布すべき調整剤がフィンガ(2)に導入されるようになっていることを特徴とする、毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器。
【請求項2】 ハンドグリップ(7)内に配置された、交換可能な圧力カートリッジ(12)が、調整剤のための収容タンクとして設けられている、請求項1記載の塗布機器。
【請求項3】 フィンガ付加部(6)が、ハンドグリップ(7)を形成又は延長するスプレー缶(20)に被せ嵌められている、請求項1又は2記載の塗布機器。
【請求項4】 ハンドグリップ(7)が、フレキシブルな瓶又はチューブとして形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項5】 調整剤を負荷するための、手動で操作するピストン(25)が、ハンドグリップ(7)内で摺動可能に案内されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項6】 ハンドグリップ(7)が、ホース用の接続部(24)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項7】 フィンガ(2)が、フィンガ平面(5)内で波形に湾曲されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項8】 フィンガ(2)が、フィンガ平面(5)の内側(16)に関して凹面状に湾曲されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項9】 フィンガ(2)が弾性的な材料から成っている、請求項1から8までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項10】 アタッチメント(18)とハンドグリップ(7)との間の接続部が、アタッチメント(18)を180°だけ回動させた場合に関して対称的である、請求項1から9までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項11】 フィンガ(2)の長さ区分毎の流出開口(9)によって占められる面積が、フィンガ先端部(15)の方向で増大する、請求項1から10までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項12】 流出開口(9)が、斜め又は垂直にフィンガ平面(5)の内側(16)に向けられているか、又は斜めに、前記フィンガ平面(5)の、内側(16)とは反対の側の外側(17)に向けられている、請求項1から11までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項13】 フィンガ付加部(6)の、2本のフィンガ(2)間に位置する領域に各1つの流出開口(9)が設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項14】 調整剤を加熱するためのヒータユニット(23)が設けられている、請求項1から13までのいずれか1項記載の塗布機器。
【請求項15】 フィンガ(2)に作用する振動発生器(22)が設けられている、請求項1から14までのいずれか1項記載の塗布機器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器であって、ハンドグリップと、該ハンドグリップの端部にフォーク状に相並んで配置されたフィンガとが設けられている形式のものに関する。
【0002】この場合、調整剤という名称は、とりわけ毛髪の染色、調色又は脱色のための媒体、並びにフォーム剤及びヘアケア剤を包括している。更にこの名称は、毛髪において特定の作用を得るために塗布されるあらゆる媒体と理解される。
【0003】
【従来の技術】一般に、このような調整剤は手、刷毛又はスポンジを用いて、或いはスプレーとして毛髪に塗布される。特に毛髪の染色などの、特に均一な調整剤塗布が必要とされる毛髪処理においては、調整剤の塗布は高い時間消費と関連している。調整剤を均等に毛髪に配分できるようにするためには、つまり、毛髪を複数束に分割して、各毛髪束を個別に処理しなければならない。エキスパートはこの作業に平均5〜25分を要する。従って、調整剤の塗布における高い時間消費が、プロフェッショナルな毛髪処理の高いコストの主な要因である。
【0004】ドイツ連邦共和国実用新案第8715855号明細書に基づき、専ら毛髪の成長方向又は長手方向に対して横方向に延びる毛髪束を形成するための櫛状の染料塗布機器が公知であり、この公知の染料塗布機器の場合、閉じられた櫛歯の間の自由空間内に複数の染料流出開口が設けられており、これらの染料流出開口は、櫛背部に設けられた受け通路に開口している。この塗布機器による、調整剤の毛髪への均一な塗布は設定されてもいないし、可能でもない。
【0005】同様の問題が、例えば生え際等の各毛髪の部分領域のみ、又は頭皮に該当する毛髪処理に関して生じる。この場合も、処理すべき領域を露出させるために、一般に毛髪を複数の束に分割しなければならない。ドイツ連邦共和国実用新案第9413486号明細書に基づき公知の、櫛歯の先端部に設けられた複数の塗布開口を備えた、ディスペンサを有する中空櫛の形の装置は、液状のケア媒体(ヘアトニック)を頭皮に塗布することを可能にする。但しこの装置によっても、毛髪への均一な調整剤塗布は不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題は、特に僅かな塗布時間と同時に、毛髪へのできるだけ均一な調整剤塗布が得られる、毛髪に付与すべき調整剤のための塗布機器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明では請求項1の特徴部に記載したように、調整剤塗布が、フィンガに沿って設けられた所定の数の流出開口を介して行われ、しかもフィンガが共通のフィンガ付加部に開口しており、該フィンガ付加部が前記フィンガと共に、解離可能にハンドグリップと結合されたアタッチメントを形成しており、前記ハンドグリップから、塗布すべき調整剤が圧力の作用下でフィンガに導入されるようにした。これらのフィンガから、調整剤は流出開口を通って処理すべき毛髪へと流出する。この場合、毛髪内に差し込まれたフィンガにおいて既に、毛髪及び/又は頭皮への調整剤の大面積で均一な配分が達成される。
【0008】
【発明の効果】本発明による塗布機器を使用する場合、時間のかかる、毛髪の束への分割は省くことができる。その代わりに、フィンガを毛髪内に差し込むことによって、調整剤が所望の箇所へ直接に付与される。毛髪内に差し込まれた手のように、塗布機器のフィンガは毛髪から引き出される際に、まず点状に流出する調整剤を平面的に毛髪にわたって配分する。
【0009】ハンドグリップ内に、調整剤用の収容タンクとして働く中空室が組み込まれていると有利である。この中空室を、固定的に設けられた収容タンクとして直接に使用するのに対して択一的に、有利には調整剤を含有する圧力カートリッジが中空室に挿入されている。このようにして、時間のかかる詰替え及び洗浄を行うこと無しに、調整剤を補充、又は交換することができる。
【0010】フィンガがフィンガ平面内で波形に湾曲されていると有利である。このことは、毛髪からフィンガを引き出す際に、真っ直ぐなフィンガに比べて比較的高い摩擦抵抗を生ぜしめる。毛髪に点状に流出する調整剤は、高められた摩擦接触に基づき特に良好に毛髪へ配分される。
【0011】有利には、1本のフィンガの長さ区分毎の流出開口によって占められる面積は、ハンドグリップからの距離が遠くなるにつれて、即ちフィンガ先端部の方向で増大する。このようにして、調整剤圧力がフィンガ先端部に向かって低下するのにも関わらず、長さ区分毎の流出開口を介して常にほぼ同量の調整剤が流出することが達成される。これにより、調整剤の、毛髪への不均一な配分は更に減少される。流出開口によって占められる面積の拡大は、2つの流出開口のほぼ一定な間隔において、流出開口を拡大することにより実現されると有利である。択一的に、又は付加的に、長さ区分毎の流出開口の数を、フィンガ先端部に向かって増大させることも可能である。
【0012】フィンガがフィンガ平面の内側に関して凹面状に湾曲されていると有利である。生え際を処理する場合、このフィンガの内側は頭部における支持のために設定されていて、即ち生え際に面している。湾曲に基づきフィンガは頭部形状に適合されており、これによって同時に、生え際の特に大面積の処理を実施することができる。頭皮におけるフィンガの支持は、フィンガが弾性的に変形可能であることにより改善される。フィンガの弾性は、同時に顧客にとっての快適性を高める。
【0013】しかし、フィンガの凹面状の湾曲は長髪処理のためにも有利である。この場合、フィンガは塗布機器の長手方向軸線に関して180°の角度だけ回動されて毛髪内に差し込まれ、生え際とは反対の側のフィンガの内側を以て毛髪長さ全体にわたって引き出される。これにより、把持された毛髪束は、引張方向とは逆の方向に湾曲されたフォークの歯のようなフィンガによって保持される。このようにして、毛髪がフィンガ引出し中にフィンガのグリップから滑り落ちることが効果的に阻止される。
【0014】フィンガの構成、特に数、大きさ、及び流出開口の位置は、各処理形式に関連しているので、フィンガは、有利には該フィンガを支持するフィンガ付加部と共に、構成ユニット又は一体のアタッチメントとして構成され、且つ解離可能にハンドグリップに被せ嵌められている。この場合、バヨネットクロージャ又はスナップ継ぎ手を使用することにより、フィンガとフィンガ付加部とを有する複数のアタッチメントの迅速な交換が可能となる一方、ハンドグリップは常に保持され得る。即ち、アタッチメントは洗浄目的のために、又は摩耗した場合に簡単に取り外すことができるので有利である。更に、特に染色剤の場合は、それぞれが特定の色調に使用される、複数の同種のアタッチメントを用意しておくことが有利である。アタッチメントの、色調に対応した着色に基づき、有利には種々様々な色の取り違えを阻止することができる。
【0015】ハンドグリップとアタッチメントとの間の結合部は、180°だけ回動された場合に関して対称的に形成されていると有利である。このことは、ハンドグリップの人間工学的な構成に関連して有利である。なぜならば、アタッチメントの凹面状の内側は、生え際に面した側でも、生え際とは反対の側でも、ハンドグリップを回動させる必要無しに使用することができるからである。
【0016】別の有利な構成では、フィンガ付加部はハンドグリップを形成、又は延長するスプレー缶に被せ嵌め可能である。この形状において、塗布機器はエアゾールとして存在する調整剤のために特に簡単且つ廉価に実現され得る。液状の調整剤及びペースト用には、やはりハンドグリップがフレキシブルな瓶又はチューブとして形成されていてよい。更に、ハンドグリップは(医療用の)注射器の形式で形成されていてよい。この場合ハンドグリップには、該ハンドグリップにおいて手動式でシフト可能な、調整剤を負荷するためのピストンが設けられている。
【0017】処理すべき毛髪領域にそれぞれ関連して、流出開口は種々様々に位置決めされている。生え際の処理のためには、流出開口は凹面状のフィンガ内側に斜めに面しているのが有利であるのに対して、頭頂部の毛髪を処理するためには、凸面状のフィンガ外側に斜めに面した流出開口が有利である。頭皮を処理するためには、垂直にフィンガ内側に向けられた流出開口がフィンガに設けられていると有利である。
【0018】ハンドグリップに組み込まれたヒータユニットによって、有利には調整剤を塗布前に加熱することができる。このような熱供給により、毛髪内への調整剤の浸透が助成される。更に、これにより例えば毛髪を脱色する際の化学反応が促進される。択一的、又は付加的にフィンガも加熱されていてよい。この場合、有利にはハンドグリップとアタッチメントとの間の結合部の閉鎖時に、ヒータユニットのための導線の同時接触接続が行われる。
【0019】毛髪における調整剤の配分は、フィンガに作用する振動発生器を使用することにより改善され得る。この振動発生器は、有利にはハンドグリップ内に配置されている。電動歯ブラシのように振動するフィンガによって、特にプロフェッショナルな使用において、とりわけ力及び時間節約型の塗布機器操作が得られる。
【0020】ハンドグリップがホース用の接続可能箇所を有していると有利である。これにより、外部の貯蔵容器から調整剤を供給する他に、この水ホース、過熱蒸気ホース又は圧力空気ホースの接続部は、塗布機器の迅速な洗浄を可能にする。中空室に挿入されたピストン、又は圧縮可能なカートリッジに関連して、水圧若しくは空気圧が、更に簡単に調整剤を負荷するために使用され得る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。
【0022】図1に示した塗布機器1は4本のフィンガ2を有しており、これらのフィンガ2は、フォーク又は櫛の形式で互いにほぼ平行に配置され、且つ塗布機器1の長手方向軸線3と横方向軸線4とに基づき規定されたフィンガ平面内に配置されている。これらのフィンガ2は、ハンドグリップ7に取り付けられている共通のフィンガ付加部6に開口している。
【0023】塗布機器1を操作するためには、フィンガ平面5内で波形に形成されたフィンガ2を毛髪に差し込む。押しボタンとして形成された操作エレメント8を介して、調整剤噴流をハンドグリップ7からフィンガ2内に注入することができる。このフィンガ2から、調整剤は複数の流出開口9を介して毛髪へと流出する。
【0024】図2には、図1に示した塗布機器1の縦断面図に基づき、調整剤噴流をトリガするための、簡単に実現される機構が示されている。この場合、図2の左側部分は、図1に示した長手方向軸線3に沿って縦断(IIa−IIa)した図であるのに対して、図2の右側部分は、1本のフィンガ2を前記長手方向軸線3に対して平行に断面(IIb−IIb)した図である。図2によれば、ハンドグリップ7は、自由端部側をカバー10によって閉鎖された中空室11を有しており、この中空室11は、調整剤ストックを含有する圧力カートリッジ12を収容するために設けられている。この圧力カートリッジ12は、調整剤導管13を介して流出開口9と接続している。調整剤噴流をトリガするためには、操作エレメント8を押すことによって、調整剤導管13内に設けられた弁14が開放される。圧力カートリッジ12の過剰圧力に基づき、調整剤は自主的に流出開口9を通って流出する。その後、フィンガ2は毛髪から引き戻される。点状に流出する調整剤は、フィンガ2の波形状に基づき、より一層平面的に毛髪に配分される。
【0025】各流出開口9によって占められる面積は、ハンドグリップ7からの流出開口9の距離が遠くなるにつれて増大する。つまり、ハンドグリップ7から比較的遠く離れていて、従ってフィンガ先端部15に比較的近い流出開口9は、比較的大きな面積を有している。1本のフィンガ2の、任意の長さ区分に含まれる流出開口9を合計すると、この合計面積は、ハンドグリップ7からの前記長さ区分の距離が遠くなるにつれて増大する。これにより、1本のフィンガ2の全長にわたって、長さ区分毎に常にほぼ同量の調整剤が流出することが達成される。
【0026】フィンガ2を頭部形状に適合させるためには、これらのフィンガ2の内側16がフォークのように凹面に湾曲されている。フィンガ平面5の、凹面状の内側16とは反対の側の凸面側は、凹面状の内側16に対応して外側17として示されている。
【0027】フィンガ2は、該フィンガ2を支持するフィンガ付加部6と共に、アタッチメント18としてハンドグリップ7に解離可能に被せ嵌められている。アタッチメント18とハンドグリップ7との間の結合部材19は、有利にはバヨネットクロージャ又はスナップクロージャ(詳しく図示せず)の形で実現されている。
【0028】処理すべき毛髪領域に応じて、流出開口9は図2に示したように外側17に面しているか、又は図3に示したように内側16に面していてよい。流出開口9の有利な位置は、図4にフィンガ2の横断面図で詳しく示した。内側16に向かって斜めに向けられた流出開口9を備えた、図4(a)に示した配置形式は、特に生え際の処理に適している。その他に流出開口9のこの配置形式は、長髪を処理するためにも設定されている。この場合、アタッチメント18は、ハンドグリップ7の長手方向軸線3を中心として180°回動される。これにより、毛髪はフォークを用いたように絡められる。その後、操作エレメント8を押しながら、塗布機器1を毛髪の全長にわたって引き出す。図4(b)に示した、外側17に向かって斜めに向けられた流出開口9は、とりわけ頭頂部の毛髪を処理するために働く。頭皮を処理するためには、図4(c)に示した、垂直にフィンガ内側16に向けられている流出開口9が設けられている。
【0029】図5に示した特に廉価な実施例では、塗布機器1を、調整剤を含有する市販のスプレー缶20と組み合わせることができる。この場合、ハンドグリップ7は単に付加的にのみ形成されているに過ぎない。このハンドグリップ7は、カバーキャップの代わりに簡単にスプレー缶20に被せ嵌められる。従ってこのスプレー缶20は、貯蔵容器としてもハンドグリップ7の延長部材としても使用される。アタッチメント18とハンドグリップ7とは、紛失防止部材(図示せず)を介して付加的に相接して保持されている。スプレー缶20の従来のスプレーヘッドの代わりに、ハンドグリップ7をスプレー缶20に被せ嵌める際、アタッチメント18に設けられた調整剤導管13が、スプレー缶20から突出する圧送通路21に接続される。調整剤導管13に圧送通路21が摩擦接続的に係合することに基づき、スプレー缶20にアタッチメント18が押し付けられ、圧送通路21を介して力が伝達されることにより、スプレー缶20内に配置された弁14が開放される。この実施例では操作エレメント8として、マニュアル操作のためのカウンタホルダとして働くフィンガ付加部6の環状の拡張部が設けられている。
【0030】同様の形式で、塗布機器1はフレキシブルな瓶又はチューブと組み合わされてよい。この場合、アタッチメント18がクロージャの代わりに前記瓶又はチューブに被せ嵌められる。従ってこの瓶又はチューブは、やはりハンドグリップ7の延長部材として使用される。調整剤噴流のトリガは、瓶又はチューブを簡単に手で押圧することにより行われる。
【0031】特にプロフェッショナルな使用のためには、塗布機器1を図6に示したように有利に装備することができる。この場合、ハンドグリップ7内に設けられた振動発生器22によって、フィンガ2は電動歯ブラシのように振動(V)させられる。フィンガ2のこの振動Vにより、毛髪における調整剤の配分が著しく助成される。振動発生器22は、例えば電動モータ式に駆動されているか、又は圧電素子を有していてよい。更にハンドグリップ7は、中空室11を取り囲む加熱コイルの形で形成された、調整剤を加熱するためのヒータユニット23を有している。電気的な導線及び操作エレメントは、ヒータユニット23に関しても振動発生器22に関しても、図面を見やすくするために示されていない。
【0032】図6では、ハンドグリップ7のカバー10がホース用の接続部24を有している。この接続部24を介して、一方では調整剤を外部の貯蔵容器から供給し、他方では水、又は圧力空気を塗布機器1に導入することができる。このことは、簡単な洗浄を可能にする。
【0033】塗布機器1を操作するためには、図6では調整剤が中空室11に満たされる。次いでこの中空室11にピストン25が挿入される。このピストン25は、接続部24を介して水、又は圧力空気によって負荷される。ピストン25に対して択一的に、調整剤を含有する圧縮可能なカートリッジを中空室11に挿入することも可能である。外部で生ぜしめられる圧力の代わりに、圧力を電気的又は機械的にハンドグリップ7の内部で発生させることもできる。このような技術は、例えば化粧品・洗剤包装におけるディスペンサ又は調量装置として公知である。
【出願人】 【識別番号】599029785
【氏名又は名称】エルザ ブハイテル
【出願日】 平成11年(1999)3月17日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 敏雄 (外3名)
【公開番号】 特開平11−318544
【公開日】 平成11年(1999)11月24日
【出願番号】 特願平11−72406