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【発明の名称】 ヘアーアイロン
【発明者】 【氏名】中村 哲二

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 回動自在に連結した2つのアーム(1)(1)の各先端部(2)(2)の内側面に毛髪押圧板(3)(3)を設け、これら両毛髪押圧板(3)(3)で毛髪(4)を挟んで押圧するようにしたヘアーアイロンであって、少なくとも一方のアーム(1)(1)の毛髪押圧板(3)(3)が加熱されるようにしていると共に、前記毛髪押圧板(3)(3)の熱が前記アーム(1)(1)の先端部(2)(2)の外側面(5)(5)に伝わるのを防止する断熱材(6)を設け、使用者の手で両アーム(1)(1)の先端部(2)(2)の外側面(5)(5)を押さえ、両毛髪押圧板(3)(3)を閉じた状態に保持できるようにしたことを特徴とするヘアーアイロン。
【請求項2】 回動自在に連結した2つのアーム(1)(1)の各先端部(2)(2)の内側面に毛髪押圧板(3)(3)を設け、これら両毛髪押圧板(3)(3)で毛髪(4)を挟んで押圧するようにしたヘアーアイロンであって、少なくとも一方のアーム(1)(1)の毛髪押圧板(3)(3)が加熱されるようにしていると共に、両アーム(1)(1)の各先端部(2)(2)に長尺方向に延長部(8)(8)を設け、使用者の手で両延長部(8)(8)を押さえ、両毛髪押圧板(3)(3)を閉じた状態に保持できるようにしたことを特徴とするヘアーアイロン。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、毛髪にパーマをかけるためのヘアーアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、回動自在に連結した2つのアームの各先端部の内側面に毛髪押圧板を設け、前記両毛髪押圧板で毛髪を挟んで加熱することにより、毛髪をストレートにしたり、ウェーブをつくったりすることができるようにしたヘアーアイロンが出回っている。
【0003】しかし、従来のヘアーアイロンは、前記毛髪押圧板の熱がアームの先端部の外側面にも伝わり、高温になるので、アームの先端部の外側面を手で押さえることができなかった。
【0004】従って、この従来のヘアーアイロンの両毛髪押圧板の間に毛髪を挟んでしっかりと押圧するには、高温にならない前記先端部から離れた部分をつかむ必要があるため、力を強く加えなければならず、また、両毛髪押圧板の噛み合わせが不正確になるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、両毛髪押圧板の間に毛髪を挟んで押圧する際に、さほど強い力を加える必要がなく、また、両毛髪押圧板を正確に噛み合わせることが可能なヘアーアイロンを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0007】この発明のヘアーアイロンは、回動自在に連結した2つのアーム1、1の各先端部2、2の内側面に毛髪押圧板3、3を設け、これら両毛髪押圧板3、3で毛髪4を挟んで押圧するようにしたヘアーアイロンであって、少なくとも一方のアーム1、1の毛髪押圧板3、3が加熱されるようにしていると共に、前記毛髪押圧板3、3の熱が前記アーム1、1の先端部2、2の外側面5、5に伝わるのを防止する断熱材6を設け、使用者の手で両アーム1、1の先端部2、2の外側面5、5を押さえ、両毛髪押圧板3、3を閉じた状態に保持できるようにしている。
【0008】また、回動自在に連結した2つのアーム1、1の各先端部2、2の内側面に毛髪押圧板3、3を設け、これら両毛髪押圧板3、3で毛髪4を挟んで押圧するようにしたヘアーアイロンであって、少なくとも一方のアーム1、1の毛髪押圧板3、3が加熱されるようにしていると共に、両アーム1、1の各先端部2、2に長尺方向に延長部8、8を設け、使用者の手で両延長部8、8を押さえ、両毛髪押圧板3、3を閉じた状態に保持できるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0010】図1〜図5は、この発明のヘアーアイロンの第一実施形態を示す図である。このヘアーアイロンは、回動自在に連結した2つのアーム1、1の各先端部2、2の内側面に毛髪押圧板3、3を設け、これら両毛髪押圧板3、3で毛髪4を挟んで押圧するようにしたヘアーアイロンであって、少なくとも一方のアーム1、1の毛髪押圧板3、3が加熱されるようにしていると共に、前記毛髪押圧板3、3の熱が前記アーム1、1の先端部2、2の外側面5、5に伝わるのを防止する断熱材6を設け、使用者の手で両アーム1、1の先端部2、2の外側面5、5を押さえ、両毛髪押圧板3、3を閉じた状態に保持できるようにしたものである。
【0011】図1は、このヘアーアイロンの両毛髪押圧板3、3の間に毛髪4を挟む様子を示す図、図2は一方のアーム1の先端部2の内部を示す図である。このヘアーアイロンは、両アーム1、1の各先端部2、2の内部に、図2に示したように、毛髪押圧板3を加熱するヒーター7を設けており、さらに、ヒーター7と先端部2の外側面5との間に断熱材6を設けている。
【0012】ヒーター7は、ヘアーアイロンの使用目的(ストレートパーマ等)に応じて、毛髪押圧板3、3を適宜の温度に加熱可能なものを使用する。断熱材6は、アスベスト等の繊維状のものやその他適宜のものを使用することができる。
【0013】毛髪押圧板3、3の表面は、実施するパーマの種類に応じて適宜の形状とすることができる。例えば、図3のような少なくとも一波長の凹凸面3a、3aとこれに隣接する互いに噛み合わずに向かい合う面の間に空間を持たせた面3b、3bからなる形状のものや、図4のような小さな波形状のものとすることができる。毛髪押圧板3、3を前記図3のようにしたものは、本件出願人が特開平6−46912号で開示したようなストレートパーマを実施するのに適している。
【0014】このヘアーアイロンでストレートパーマを実施する場合は、毛髪4をパーマ薬液で処理した後、根元から毛先にかけて少しずつずらしながら、両毛髪押圧板3、3で毛髪4を挟んでは開く作業を繰り返す。なお、毛髪4を挟んだとき、挟んだままの状態で少し引っ張って毛髪4をしごくようにする。また、毛髪4の同じ箇所に複数回パーマがかかるようにするとよい。
【0015】パーマを実施する際、毛髪押圧板3、3は高温になるが、アーム1、1の先端部2、2の外側面5、5は断熱材6により高温にならないため、図5のように、使用者の一方の手で両アーム1、1を把持しながら、他方の手で両アーム1、1の先端部2、2の外側面5、5を押さえることができる。また、両アーム1、1の先端部2、2に手を添え、位置を微妙に調整することができるため、表面を小さな波形状とした毛髪押圧板3、3でも正確に噛み合わせることが容易に行える。
【0016】従って、さほど強い力を加えなくとも、両毛髪押圧板3、3をしっかりと閉じた状態に保持することができるので、毛髪4に熱を十分に伝えることができ、また、毛髪4を挟んだまま引っ張っても毛髪4はすべりにくく、確実にパーマをかけることができる。
【0017】また、図6に示したように、両アーム1、1の先端部2、2を三角形状の尖った形状に延長してもよい。このようにすると、毛髪4の中に各先端部2、2を差し込みやすくなり、作業をスムーズに進めることができる。しかも、前記延長した部分は、さらに熱が伝わりにくいので、この部分を手で押さえて使用するとよい。
【0018】図7は、この発明のヘアーアイロンの第二実施形態を示す図である。このヘアーアイロンは、回動自在に連結した2つのアーム1、1の各先端部2、2の内側面に毛髪押圧板3、3を設け、これら両毛髪押圧板3、3で毛髪4を挟んで押圧するようにしたヘアーアイロンであって、少なくとも一方のアーム1、1の毛髪押圧板3、3が加熱されるようにしていると共に、両アーム1、1の各先端部2、2に長尺方向に延長部8、8を設けたものである。
【0019】このヘアーアイロンには、前記第一実施形態のヘアーアイロンのような断熱材6は設けられていないが、アーム1、1の先端部2、2の内部に設けられたヒーター7(図示せず)により毛髪押圧板3、3が加熱されれても、延長部8、8には熱が伝わりにくいため、使用者はこの延長部8、8を手で押さえて両毛髪押圧板3、3を閉じた状態に保持することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明に係るヘアーアイロンは、上述のような構成を有しており、両毛髪押圧板3、3の間に毛髪4を挟んで押圧する際に、さほど強い力を加える必要がなく、また、両毛髪押圧板3、3を正確に噛み合わせることが可能である。
【出願人】 【識別番号】591262160
【氏名又は名称】中村 哲二
【出願日】 平成10年(1998)2月4日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】辻本 一義
【公開番号】 特開平11−216012
【公開日】 平成11年(1999)8月10日
【出願番号】 特願平10−23195