| 【発明の名称】 |
財 布 |
| 【発明者】 |
【氏名】灘 勝一
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| 【要約】 |
【課題】家庭の主婦における日常の買い物のように、頻繁に小銭や紙幣の出し入れをしなければならない場合には、上記したように財布への小銭と紙幣の収納をそれらの収納部の収納口から別々に行なうのは非常に面倒なことである。
【解決手段】紙幣収納部5から小銭収納部3に連通する連通口3bを設けると共に、紙幣収納部5側から前記連通口3bに至る小銭誘導路11を形成するための添え生地12を、紙幣収納部5の収納口5a付近から紙幣収納部5内にかけて取り付けたものとしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 紙幣収納部(5)から小銭収納部(3)に連通する連通口(3b)を設けると共に、紙幣収納部(5)側から前記連通口(3b)に至る小銭誘導路(11)を形成するための添え生地(12)を、紙幣収納部(5)の収納口(5a)付近から紙幣収納部(5)内にかけて取り付けたことを特徴とする財布。 【請求項2】 小銭誘導路(11)の上部を開閉自在としたことを特徴とする請求項1記載の財布。 【請求項3】 小銭誘導路(11)を広くするためのマチ生地(14)を、中生地(2)と添え生地(12)の間に設けたことを特徴とする請求項1記載の財布。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、小銭収納部と紙幣収納部を有する財布に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の財布は、小銭収納部と紙幣収納部は分断されており、例えば二つ折りの財布では、小銭収納部の収納口が縦向きに設けられ、紙幣収納部の収納口が横向きに設けられている。 【0003】したがって、買い物等をするときに、紙幣収納部の収納口を開き、紙幣を出してお釣りを受け取った場合、お釣りが小銭と紙幣である場合には、小銭と紙幣の収納はそれらの収納部の収納口から別々に行われていた。すなわち、二つ折りの財布では、財布を広げて横にし、紙幣収納部の収納口から紙幣を取り出して手渡し、お釣りの紙幣はその紙幣収納部の収納口から財布に収納し、財布を折り畳んで、財布を持ち直してから、小銭収納部の収納口を上にして開き、小銭はその小銭収納部の収納口から財布に収納していた。また、お釣りが小銭のみであった場合にも、紙幣を渡すときに広げた財布を折り畳んで、財布を持ち直してから、小銭収納部の収納口を上にして開き、小銭はその小銭収納部の収納口から財布に収納していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、家庭の主婦における日常の買い物のように、頻繁に小銭や紙幣の出し入れをしなければならない場合には、上記したように財布への小銭と紙幣の収納をそれらの収納部の収納口から別々に行なうのは非常に面倒なことである。 【0005】そこで、この発明は、そのような面倒なことをせずとも、紙幣を出し入れする紙幣収納部側から、小銭のお釣りを小銭収納部に収納することができる、非常に便利な財布を提供することを目的としてなされたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】そのため、この発明の財布は、紙幣収納部5から小銭収納部3に連通する連通口3bを設けると共に、紙幣収納部5側から前記連通口3bに至る小銭誘導路11を形成するための添え生地12を、紙幣収納部5の収納口5a付近から紙幣収納部5内にかけて取り付けたものとしている。 【0007】そして、小銭誘導路11の上部を開閉自在としたものとしたり、この小銭誘導路11を広くするためのマチ生地14を、中生地2と添え生地12の間に設けたものとしている。 【0008】したがって、この発明の財布では、紙幣を出して受け取ったときの小銭のお釣りを財布に収納する場合、財布の小銭収納部の収納口をわざわざ開かなくても、紙幣を取り出した紙幣収納部側から、そのお釣りを小銭収納部に収納することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、この発明の財布の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 【0010】この発明の財布は、図1〜3に示したものでは、二つ折りの財布としており、外生地1と中生地2との間の片側に小銭収納部3が設けられ、その収納口3aを縦向きに設けたものとし、中生地2と内生地4との間に紙幣収納部5が設けられ、その収納口5aを横向きに設けたものとしている。 【0011】小銭収納部3は、両側部に設けたマチ生地6によりその収納口3aの開き幅を大きくできるようにしており、必要に応じ中仕切り7を設けたものとしている。そして、図示したものは、小銭収納部3の収納口3aおよびマチ生地6の周囲をラウンドファスナー8で取り囲み、このラウンドファスナー8のスライダー8aを開閉操作することによって、小銭収納部3の収納口3aから小銭を出し入れできるようにしている。また、図示していないが、前記小銭収納部3の収納口3aおよびマチ生地6の周囲を口金(図示せず)で取り囲み、この口金を開閉操作することによって、小銭収納部3の収納口3aから小銭を出し入れできるようにしてもよい。 【0012】紙幣収納部5は、前記小銭収納部3寄りの収納口5aを少し下げたものとしており、内生地4には、カードや名刺等を差し込んでおくための複数のポケット9を設けている。さらに、この内生地4の両端部に互いに係着するようにしたホック10a、10bを設けたものとし、財布を二つ折りにしておけるようにしている。 【0013】そして、この発明の財布は、前記紙幣収納部5から小銭収納部3に連通する連通口3bを設けると共に、紙幣収納部5側から前記連通口3bに至る小銭誘導路11を形成するための添え生地12を、紙幣収納部5の収納口5a付近から紙幣収納部5内にかけて取り付けたものとしている。 【0014】小銭誘導路11には、中生地2と添え生地12とに互いに係着するようにした面ファスナー13a、13bを設けることにより、その上部を開閉自在としたものとしている。また、この小銭誘導路11を広くするためのマチ生地14を、中生地2と添え生地12の間に縫着して設けたものとしている。 【0015】以上のように構成したこの発明の財布では、買い物等をするときに、紙幣収納部5の収納口5aを開き、紙幣を出してお釣りを受け取った場合、お釣りが小銭と紙幣である場合には、小銭と紙幣の収納は次のようにして行う。 【0016】すなわち、財布を広げて横にし、紙幣収納部5の収納口5aから紙幣を取り出して手渡し、お釣りの紙幣はその紙幣収納部5の収納口5aからそのまま財布に収納し、小銭は紙幣収納部5側から小銭誘導路11に投入すればよい。すると、投入した小銭は小銭誘導路11を通って、連通口3bから小銭収納部3に自然と落ち込み、その小銭収納部3に収納される。また、お釣りが小銭のみであった場合にも、紙幣を渡すときに広げた財布の紙幣収納部5側から小銭誘導路11に投入すれば、同様に小銭は小銭収納部3に収納される。 【0017】 【発明の効果】この発明の財布は、以上に述べたように構成されているので、家庭の主婦における日常の買い物のように、頻繁に小銭や紙幣の出し入れをしなければならない場合にも、財布への小銭と紙幣の収納をそれらの収納部の収納口から別々に行なうことなく、紙幣を出し入れする紙幣収納部側から、小銭のお釣りを小銭収納部に収納することができるようになり、非常に便利なものとなった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595149128 【氏名又は名称】株式会社ナダヤ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)6月1日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】辻本 一義
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| 【公開番号】 |
特開平11−342016 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月14日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−151736 |
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