| 【発明の名称】 |
化粧品ケ―ス |
| 【発明者】 |
【氏名】パトリシア マクイボイ シャーマン
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| 【要約】 |
【課題】フロントカバーと、バックカバーと、接続部材と、バインダー部材とを有するカスタマイゼーション可能な化粧品ホルダーの配置を考慮した化粧品ケースを提供する。
【解決手段】フロントカバーと、バックカバーと、前記フロントカバーと前記バックカバーを連結させる接続部材とを具備する化粧品ケースであって、バインダー部材が、前記接続部材と、前記フロントカバーと、前記バックカバーのうちの少なくとも1つに配置され、前記バインダー部材が、少なくとも1個のホルダーを具備し、前記少なくとも1個のホルダーによって、少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが前記バインダー部材に取外し可能に連結されている化粧品ケース。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 フロントカバーと、バックカバーと、前記フロントカバーと前記バックカバーの間を接続する接続部材と、前記接続部材と、前記フロントカバーと、前記バックカバーのうち少なくとも1つに配置されたバインダー部材であって、前記バインダー部材が、少なくとも1個のホルダーを具備し、前記少なくとも1個のホルダーが、少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結しているバインダー部材と、から成る化粧品ケース。 【請求項2】 前記少なくとも1個のホルダーが、少なくとも1個のリングホルダーを具備することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが、前記少なくとも1個のリングホルダーに係合することにより前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結させる少なくとも1個のリング孔を具備することとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項3】 前記少なくとも1個のホルダーが複数のリングホルダーを具備し、前記複数のリングホルダーの各々が、前記バインダー部材上において、前記複数のリングホルダーの別のリングホルダーから第1の所定距離だけ離れた位置に配置されることと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが、前記複数のリングホルダーに数のうえで対応する複数のリング孔を具備し、前記複数のリング孔の各々が、少なくとも1個の化粧品ホルダーインサート上において、前記複数のリング孔の別の孔から第2の所定距離だけ離れた位置に配置され、前記第2の所定距離が前記第1の所定距離にほぼ相当することと、前記複数のリングホルダーが、前記複数のリング孔に係合することにより、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結することとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項4】 前記少なくとも1個のホルダーが、第1のベルクロー(登録商標)部材を具備することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが第2のベルクロー(登録商標)部材を具備し、前記第1のベルクロー(登録商標)部材が前記第2のベルクロー(登録商標)部材に係合することにより、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結することとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項5】 前記少なくとも1個のホルダーが少なくとも1個の第1スナップ部材を具備することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが、少なくとも1個の第2スナップ部材を具備し、前記少なくとも1個の第1スナップ部材が、前記少なくとも1個の第2スナップ部材に係合することにより、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結させることとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項6】 前記少なくとも1個のホルダーが、少なくとも1個の第1フック/アイ部材を具備することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが、少なくとも1個の第2フック/アイ部材を具備し、前記少なくとも1個の第1フック/アイ部材が、前記少なくとも1個の第2フック/アイ部材に係合することにより、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に連結させることとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項7】 前記フロントカバーと前記バックカバーのうちの少なくとも1つが、第1の締結部材を有する少なくとも1個のカバーインサートに連結されることと、前記フロントカバーが、第2の締結部材を有する第1の内面を具備することと、前記バックカバーが、第3の締結部材を有する第2の内面を具備することとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項8】 前記第1の締結部材が、前記第2の締結部材と前記第3の締結部材のいずれか1個に係合することにより、前記少なくとも1個のカバーインサートを、前記フロントカバーと前記バックカバーの各々に取外し可能に連結させることを特徴とする請求項7に記載の化粧品ケース。 【請求項9】 前記少なくとも1個のカバーインサートのいずれか1つの前記第1の締結部材が、前記第2の締結部材に係合することにより、前記少なくとも1個のカバーインサートの1つを前記フロントカバーに取外し可能に連結させることと、前記少なくとも1個のカバーインサートの別の1つの前記第1の締結部材が、前記第3の締結部材に係合することにより、前記少なくとも1個のカバーインサートの別の1つを前記バックカバーに取外し可能に連結させることとを特徴とする請求項7に記載の化粧品ケース。 【請求項10】 前記化粧品ホルダーインサートが、少なくとも1個のホルダーコンパートメントを有する化粧品ホルダーシートを具備することを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項11】 前記化粧品ホルダーインサートが、少なくとも1個のシールドに連結されていることを特徴とする請求項10に記載の化粧品ケース。 【請求項12】 前記化粧品ホルダーインサートが背面を具備することと、前記少なくとも1個のホルダーコンパートメントが、前記少なくとも1個のホルダーコンパートメントの正面部分から前記少なくとも1個のホルダーコンパートメントの背面部分まで延びている少なくとも1個の出入孔を具備することとを特徴とする請求項10に記載の化粧品ケース。 【請求項13】 前記少なくとも1個のホルダーコンパートメントが、磁性部分を具備することにより、化粧品を前記ホルダーコンパートメントに磁気によって保持することを特徴とする請求項10に記載の化粧品ケース。 【請求項14】 前記化粧品ホルダーインサートが再利用可能であることと、前記化粧品が前記ホルダーコンパートメントから取外し可能であることとを特徴とする請求項13に記載の化粧品ケース。 【請求項15】 前記化粧品ホルダーインサートがパウチインサートを具備することを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項16】 前記バインダー部材が前記フロントカバーのみに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項17】 前記バインダー部材が前記バックカバーのみに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項18】 前記バインダー部材が前記接続部材のみに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項19】 前記フロントカバーと前記バックカバーが第1形状を有することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが第2形状を有し、前記第1形状が前記第2形状にほぼ相当することとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項20】 前記少なくとも1個のホルダーが、第1のスナップオン部材を具備することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが第2のスナップオン部材を具備し、前記第1スナップオン部材が前記第2のスナップオン部材に係合することにより、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結させることとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。 【請求項21】 前記少なくとも1個のホルダーが第1のジッパー部材を具備することと、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートが第2のジッパー部材を具備し、前記第1のジッパー部材が前記第2のジッパー部材に係合することにより、前記少なくとも1個の化粧品ホルダーインサートを前記バインダー部材に取外し可能に連結させることとを特徴とする請求項1に記載の化粧品ケース。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用ケースに関し、詳しくは、化粧品ケースに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、化粧品ケースは、ほお紅、おしろい、口紅などの種々の化粧品を運搬および保管するために用いられてきた。従来の多様な化粧品ケースのデザインは、現在も有効ではあるが、これらの従来デザインに共通して見られる欠点として、顧客個人のニーズに応じて化粧品ケースを変更できないことが挙げられる。すなわち、従来の化粧品ケースのデザインは、所定の数、サイズ、およびコンパートメント(仕切り、区画、分室又は隔室)のレイアウトを有し、製造時に固定されてしまい、所有者がその後に修正して使用することは不可能である。このため、デザイナーは、このような欠点に対して、これまでに2通りの従来方法を採用してきた。第1の従来方法は、最も広範囲の顧客を対象にした一般的な構成によるコンパートメントを備えた化粧品ケースを比較的限定された数だけデザインする方法であり、第2の従来方法は、特定の化粧品に対して所定のケースデザインを施すことにより、広範囲にわたる従来の化粧品ケースを提供するものである。これらの従来方法は、いずれも個人の要求に合わせた望ましいカスタマイゼーションを一切顧客に提供していない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な目的は、個人の要求に応じて容易にカスタマイゼーションが可能な化粧品ホルダーを提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、フロントカバー、バックカバー、接続部材、およびバインダー部材を有するカスタマイゼーション可能な化粧品ホルダーの配置を考慮した化粧品ケースが提供されている。実施例では、バインダー部材が、化粧品のコンパートメントを顧客の要求に応じて様々に配置できる化粧品ホルダーインサートを取外し可能に支持している。さらに別の実施例では、化粧品ホルダーインサートが、フロントカバーおよび/またはバックカバーに取外し可能に支持されている。 【0005】各ホルダーインサートは、特定の化粧品を入れるコンパートメントの特定数、サイズ、およびレイアウトに対して、個人々々でカスタマイズできるようになっている。このため、単一の化粧品バッグを用いて、非常に多くの品目を収容することが可能である。また、顧客のニーズの変化に応じて、インサートの取外しや新たな追加により、化粧品ケースの携帯容量を最適化することができる。さらに、変更態様では、ホルダーインサートをさらにカスタマイズすることにより、婦人衛生用品などの他の品目を収容できるようにしている。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は、本発明による化粧品ケース1の第1実施例を示している。化粧品ケース1は、フロントカバー2と、バックカバー6と、前記フロントカバー2と前記バックカバー6を接続する接続部材4と、接続部材4に接続されるバインダースパイン(spine:背)8とを具備している。バインダースパイン8を化粧品ケース1の他の位置に配置することも可能である。例えば、バインダースパイン8を、フロントカバー2またはバックカバー6の任意箇所に直接マウントしてもよい。 【0007】図1に示す第1実施例では、フロントカバー2とバックカバー6は、かどに丸みのあるほぼ矩形の形状を有している。また、フロントカバー2は、ほぼ平坦な外面10とほぼ平坦な内面12を有し、バックカバー6もまた、ほぼ平坦な外面14とほぼ平坦な内面16を有している。フロントカバー2とバックカバー6は、フロントカバー2とバックカバー6が適度の圧力を受けても個々の形状を維持できるように、例えば、ビニルまたは厚紙などの半硬質材料で形成されている。また、フロントカバー2および/またはバックカバー6は、各フロントカバー2および/またはバックカバー6の構造的な支持体となり形状を与える半硬質または完全に硬質なインサートを軟質材料でくるむことによって形成してもよい。 【0008】フロントカバー2およびバックカバー6の形状は、前記した矩形に限定されておらず、他の要因(特定の化粧品目のサイズや形態等)による美意識またはデザイン上の制約等の様々な点を考慮した任意の形状であってもよい。例えば、別の実施例では、図8に示すような円形のフロントカバーおよびバックカバーを具備している。フロントカバー2およびバックカバー6の形状とサイズが、(デザイン上の制約または美意識などの)様々な配慮次第で異なることは、当業者にとって明らかである。 【0009】図2に示すように、フロントカバー2は、カバーインサート200をその上に配置できることが好ましい。このため、第1締結アセンブリー50の少なくとも1個の第1締結部材50aが、フロントカバー2の内面12に設けられている。カバーインサート200が、フロントカバー2の内面12に確実にかつ取外し可能に締結されるように、カバーインサート200の背面202に、第1の締結アセンブリー50の少なくとも1の補足的な第2締結部材50bが設けられている。第1締結アセンブリー50には、ベルクロー(Velcro)(登録商標)ストリップが内面12の下側と上側に設けられているベルクロー(登録商標)ストリップ方式を採用してもよい。第1締結アセンブリー50として他の種類の締結具(スナップ、ジッパー、フック、ひじ壺、ホック留め、鉤留め、フックと丸環(アイ)による締結具(アイフック)等)を使用できることは当業者にとって明らかであろう。 【0010】さらに、化粧品ホルダー210の代表的なカスタマイゼーション可能な装備が、各種化粧品を保持するカバーインサート200の前面204に設けられている。また、前面204には、化粧品ホルダー210の多様な数、サイズ、形状、および種類に応じられるように、カバーインサート200の化粧品ホルダー210の多様な装備が設けられるようになっている。さらに、化粧品が落下しないように、前面204に別のカバーを設けてもよい。カバーインサート200は、プラスチックなどの硬質材料と布製メッシュなどの軟質材料のどちらにより形成されていてもよい。 【0011】バックカバー6の内面16には、フロントカバー2の内面12に関して前記したものとほぼ同様の装備を設け、追加カバーインサートを収容することができることから、追加的な保管機能が備えられている。 【0012】図1にさらに示されるように、接続部材4は、細長い形状を有し、フロントカバー2の第1エッジ20とバックカバー6の第2エッジ22に柔軟に接続され、フロントカバー2とバックカバー6の間にヒンジ型の接続が施されている。以上のような構成により、フロントカバー2とバックカバー6がバインダースパイン8とほぼ同一平面上に延在する第1(閉じた)形状と、フロントカバー2とバックカバー6が異なる平面上に延在することにより化粧品ケース1の内部への出し入れが可能な第2(開いた)形状との間で、接続部材4を中心とする所定軸1000の周りをフロントカバー2とバックカバー6が回転できるようになっている。 【0013】第1の側壁30は、フロントカバー2の内面12に対してほぼ垂直に延び、フロントカバー2のエッジの周囲に続くことによって内面12を取り囲み、第2の側壁32は、バックカバー6の内面16に対してほぼ垂直に延び、バックカバー6のエッジの周囲に続くことにより内面16を取り囲んでいる。 【0014】図3に示されるように、第2の締結アセンブリー40の第1締結部材40aが、第1の側壁30の内縁36に配置されている。また、第2の側壁32の内縁38には、第2の締結アセンブリー40の補足的な第2締結部材40bが配置されている。操作時は、第1の締結部材40aが、第2の締結部材40bに噛み合って、第1(閉じた)形状のフロントカバー2とバックカバー6を確実に保持する。このため、例えば、化粧品ケース1の中に汚れが入り込んだり、化粧品ケース1から化粧品(または他の品物)が落下したりするなどの好ましくない出来事を回避できる。 【0015】本発明による第1の実施例では、第2の締結アセンブリーが、図4に示すようなジッパーである。ジッパーのデザインと機能は、当業者に周知であることから、ジッパーについてこれ以上の説明はここでは省略する。本実施例では、第1の締結部材40aが、フロントカバー2の内縁36に沿って配置されている歯102aの第1ストリップを具備し、第2の締結部材40bが、バックカバー6の内縁38に沿って配置されている歯102bの第2ストリップを具備している。図3に示されるように、第1の作動用ヘッド110と第2の作動用ヘッド112が設けられ、歯102aの第1ストリップが歯102bの第2ストリップに噛み合って、第1(閉じた)形状となり、歯102aの第1ストリップが歯102bの第2ストリップから外れて第2(開いた)形状となる。作動用ヘッド110には、ハンドル114が設けられることにより、歯102aおよび102bの第1および第2ストリップに沿って作動用ヘッド110を前に進める手段が握りやすくなっている。作動用ヘッド112にも、ほぼ同様の装備が設けられている。第1の締結具40には、例えば、クラスプ、ベルクロー(登録商標)ストリップ方式、スナップ等の他の締結具を使用してもよいことは、当業者にとって明らかであろう。 【0016】図1に示すように、化粧品ケース1のバインダースパイン8は、接続部材4の内面4aに接続され、所定軸1000に沿って延びている。図5aに示されるように、バインダースパイン8は、少なくとも2個のリングホルダー60、62を具備している。第1のリングホルダー60は、バインダースパイン8に沿って第2のリングホルダー62から所定の距離だけ離れた位置に配置されている。バインダースパイン8が2個以上のリングホルダー60、62を具備できることは言うまでもない。第1の受容形状(すなわち、インサートが挿入できる状態)において第1端部60aが第2端部60bから分離できるように、第1のリングホルダー60は分離可能となっており、第2の保持形状(すなわち、インサートが化粧品ケース1内に保持されている状態)では、第1端部60aが第2端部60bに接触している。リングホルダー62は、ほぼ同様に形成されている。第1の受容形状と第2の保持形状の間でリングホルダー60、62を移動させる様々な仕組みがあることは周知である。しかし、好適な実施例では、バインダースパイン8の仕組みにより、第1形状と第2形状の間で、ほぼ同時にリングホルダー60、62を移動させている。本発明による実施例において、リングホルダー60、62は、ほぼ円形であるが、他の形状も使用できることは、当業者にとって明らかであろう(例えば、ほぼ矩形または一部円形/一部矩形の形状等)。 【0017】図5bに示されるように、ホルダーシートインサート150は、複数のリング孔152a、152bを有し、その数は、リングホルダー60、62の数に対応し、リングホルダー60、62によって支持可能になっている。リング孔152a、152bは、サイズが、リングホルダー60、62の断面寸法とほぼ同程度である。リング孔152a、152bもまた、ホルダーシートインサート150の第1エッジ150aに沿って互いに所定の距離だけ離れている。この所定距離は、リングホルダー60およびリングホルダー62間の所定の分離距離にほぼ対応している。このため、ホルダーシートインサート150は、リングホルダー60、62が第1の受容形状にあるときに、リングホルダー60、62によって支持される。また、第2の保持形状において、化粧品ケース1が第1の閉じた状態になると、リングホルダー60、62の第1および第2端部60a、60bが接触し、化粧品ケース1のホルダーシートインサート150を保持する。さらに、ホルダーシートインサート150は、リングホルダー60、62が第1受容形状になると、リングホルダー60、62から取り外し可能になる。 【0018】ホルダーシートインサート150は、フロントカバー2および/またはバックカバー6の形状にほぼ対応した形状を有していることが好ましいが、美意識やデザイン的制約などの種々の点を考慮した他の形状も考えられる。ホルダーシートインサート150は、例えば、プラスチックやアクリルなどの硬質材料によって作成されることが好ましい。図5bに示されるように、多様な化粧品を収納できるように、ホルダーシートインサート150の前面150fに、複数の収納コンパートメント154が設けられている。ホルダーシートインサート150の複数の収納コンパートメント154の数、サイズ、形状、およびレイアウトは、カスタマイゼーション可能であり、ホルダーシートインサート150の形状およびサイズ(幅も含む)によってのみ限定されている。このため、極めて多くの形状が可能であり、多数の異なるタイプの化粧品を収納できる。さらに、複数の収納コンパートメント154に磁性部材を設け、化粧品を取外し可能に保持してもよい。したがって、ホルダーシートインサート150は、再利用可能である。すなわち、化粧品を使い果たしても、収納コンパートメント154から取り外して、新しい化粧品をその収納コンパートメント154に配置できる。 【0019】出入孔156は、ホルダーシートインサート150の背面150bを通り抜け、個々の収納コンパートメント154に達している。先のとがった道具(例えば、ペン)を背面150bから出入孔156に挿入して、各収納コンパートメント154内から化粧品を取り出せるように、この出入孔156を複数の収納コンパートメント154の各々に配置してもよい。 【0020】図6に示されるように、透明の硬質シールド160を、ホルダーシート150の前面150fの第1エッジ150aに隣接する領域に沿ってヒンジで接続し、シールド160が、ホルダーシート150の前面150fから離したり近付けたりできるよう回転可能に回り継手で留めてもよい。第1の閉じた形状では、シールド160がホルダーシート150の位置とほぼ同じ位置に配置されることにより(例えば、ホルダーシートに対して平行)、収納コンパートメント154内の化粧品を外部の汚れから保護したり、中身のこぼれを防止する。シールド160が透明材料により作成されることから、シールド160が第1の閉じた状態でも、シールド160を通して化粧品が見えるようになっている。第2の開けた状態では、シールド160がホルダーシート150から回転可能に離れた状態になることから、複数の収納コンパートメント154内の化粧品の出入れが可能になる。 【0021】図7に示されるように、リングホルダー60、62は、リングホルダー60、62の数に対応する複数のリングフラップ182を有しているパウチインサート180を支持してもよい。リングフラップ182は、サイズがリングホルダー60、62の断面寸法にほぼ相当する複数のリング孔184を有していてもよく、リングフラップ182は、リング孔184間の距離が、リングホルダー60およびリングホルダー62間の所定距離にほぼ相当するように、パウチインサート180の第1エッジ180aに沿って配置されてもよい。したがって、パウチインサート180は、リングホルダー60、62が第1の受容形状にあるときにリングホルダー60、62によって支持され、リングホルダー60、62が第2の保持形状にあるときに化粧品ケース1内に維持され、かつリングホルダー60、62が第1の受容形状にあるときに前記リングホルダーから取外し可能になる。 【0022】パウチインサート180は、2層から成るプラスチック製メッシュなどの軟質材料により形成されていることが好ましい。この2層は、3つのエッジに沿って固定的に接続されている(かつ第4エッジ180bに沿って接続されていないことが好ましい)ことにより、パウチインサート180の出し入れ可能な内部188が形成されている。第4エッジ180bに沿って、締結具186(例えば、ジッパー)が設けられ、締結具186が第1の閉じた形状にあるときに、内部188は出し入れ不可能となり、締結具186が第2の開いた形状にあるときは、内部188が出し入れ可能な状態となる。 【0023】前記実施例では、ホルダーシートインサート150とパウチインサート180についてのみ説明がなされてきたが、本発明による化粧品ケースには、化粧品を入れる多様なコンパートメントを備えた他の種類のインサートも使用できることは当業者にとって明らかである。 【0024】化粧品ケース1へのホルダーシートおよびパウチインサートの着脱が容易な他の取外し可能な収納方式を使用してもよい。例えば、バインダースパイン8は、必要に応じて多様なインサートをベルクロー(登録商標)バインダースパインに着脱できるように、インサートに取り付けられる補足的ベルクロー(登録商標)ストリップ付きのベルクロー(登録商標)バインダースパインであってもよい。他の取外し可能な収納方式には、スナップ、フック、アイによる装備等がある。また、本発明による化粧品ケース1は、洗面用化粧品、身のまわりの衛生用品等の化粧品以外の他の品物を持ち運べるようにカバーインサート200、パウチインサート180、およびホルダーシートインサート150をデザインしてカスタマイゼーションを行なってもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599035867 【氏名又は名称】トリシュ マクイボイ リミテッド
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| 【出願日】 |
平成11年(1999)3月16日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】松原 伸之 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−318535 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月24日 |
| 【出願番号】 |
特願平11−69485 |
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