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【発明の名称】 中仕切り付きバッグ
【発明者】 【氏名】岸本 国夫

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バッグの収納部(1)内に、一端側をバッグ内面に取り付け、他端側をバッグ内面と着脱自在にした中仕切り(2)を設け、収納部(1)を上部と下部に分けて適宜の物を収納できるようにしたことを特徴とする中仕切り付きバッグ。
【請求項2】 バッグの収納部(1)内に、各一端側をバッグ内面の対向する位置に取り付け、各他端側を互いに着脱自在にした2枚の板(2a)(2b)からなる中仕切り(2)を設け、収納部(1)を上部と下部に分けて適宜の物を収納できるようにしたことを特徴とする中仕切り付きバッグ。
【請求項3】 前記2枚の板(2a)(2b)の重なり具合を調節可能とした請求項2記載の中仕切り付きバッグ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品、雑貨、その他適宜の物を収容するためのバッグの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバッグでは、収納部内に食品や雑貨等の物を収納する際、硬い物と軟らかい物、重い物と軽い物、冷たい物と温かい物等を、区別して収納できるようにしていなかった。
【0003】このため、収納部内で前記物どうしが接触して傷む等、収納した物の品質が損なわれたり、異種の物が混ざって分別できなくなることが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、収納部内に物を適宜区別して収納し、収納した物の品質が損なわれたり、分別不可能にならないようにすることができるバッグを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0006】この発明の中仕切り付きバッグは、バッグの収納部1内に、一端側をバッグ内面に取り付け、他端側をバッグ内面と着脱自在にした中仕切り2を設け、収納部1を上部と下部に分けて適宜の物を収納できるようにしている。
【0007】また、バッグの収納部1内に、各一端側をバッグ内面の対向する位置に取り付け、各他端側を互いに着脱自在にした2枚の板2a、2bからなる中仕切り2を設け、収納部1を上部と下部に分けて適宜の物を収納できるようにしてもよい。
【0008】前記2枚の板2a、2bの重なり具合を調節可能としてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1〜図4は、この発明の第一の実施形態の中仕切り付きバッグを示す図である。このバッグは、バッグの収納部1内に、一端側をバッグ内面に取り付け、他端側をバッグ内面と着脱自在にした中仕切り2を設け、収納部1を上部と下部に分けて適宜の物を収納できるようにしたものである。
【0011】図1はこのバッグの上端の蓋部3を閉じた状態の斜視図である。このバッグは、自転車のカゴに挿脱できるように、横断面を四角形状とし、全体を下方より上方が徐々に大きくなるようにした形状としたもので、上端部の周縁にファスナー4を設け、蓋部3を開閉自在にしている。バッグの生地は合成繊維等適宜の素材からなるものでよく、また、蓋部3と底部5の周縁は、保形のためある程度強度を有していることが望ましい。
【0012】図2は、このバッグの蓋部3を開いた状態を示す図である。収納部1内には、背壁6内面の上部に一端側を取り付けた一枚の中仕切り2が設けられている。中仕切り2は、物を載置しても変形しないように適度に強度を有することが望ましい。中仕切り2は、例えば、四角形の合成樹脂板や、四角形の生地の裏側に合成樹脂板を縫着したものとすることができる。中仕切り2の一端側のバッグ内面への取り付け方法としては、縫着や接着等適宜でよいが、この一端側を軸として中仕切り2を上方又は下方に回動可能に取り付ける。
【0013】中仕切り2の他端側は下方に直角に折り曲げられており、この他端側とバッグの前壁7内面に互いの係合手段8a、8bを設けている。このバッグでは係合手段8a、8bを面接着テープとしており、前記係合手段8a、8bの係合を解除すると、中仕切り2は、一端側を軸として下方に回動させられるようになっている。
【0014】図3は、バッグの前壁7内面と中仕切り2の他端側の係合手段8a、8bを係合させた状態を示す図である。このように、係合手段8a、8bの係合時において、中仕切り2は収納部1を水平に仕切り、収納部1を上部と下部に分けて適宜の物を収納できるようにしている。従って、軟らかい物や軽い物を、硬い物や重い物と分離して収納し、痛まないようにしたり、冷たい物と温かい物を分離して収納し、冷たい物が温まったり、温かい物が冷めたりし難いようにすることができる。その他にも、物を適宜分別して収納することができ、整理しやすくなっている。
【0015】さらに、中仕切り2は、バッグの保形にも役立ち、収納部1内の物が少ない場合でもバッグは体裁のよい状態を保つことができる。
【0016】また、図4のように、中仕切り2の他端側の裏側に設けた係合手段8cに係合する係合手段8dを背壁6内面に設け、中仕切り2を背壁6内面に沿わせた状態を保持できるようにしてもよい。このバッグでは、中仕切り2の一端側を取り付けた部分の下方に前記係合手段8dを設け、中仕切り2を使用しないときは中仕切り2を下方に回動させて背壁6内面に沿わせるようにしている。このようにすれば、収納部1を広く使用でき、また、バッグをコンパクトに折り畳むことも可能である。
【0017】図5〜図7は、この発明の第二の実施形態の中仕切り付きバッグを示す図である。このバッグは、中仕切り2を2枚の板2a、2bから構成したもので、前記2枚の板2a、2bは、各一端側をバッグ内面の対向する位置に取り付け、各他端側を互いに着脱自在としている。
【0018】このバッグでは、一方の板2aは前壁7内面に、他方の板2bは背壁6内面に、それぞれの一端側を縫着して取り付けられている。そして、一方の板2aには左右に係合手段8eとして一端と他端に面接着テープを有するベルトが設けられ、他方の板2bには係合手段8fとして前記ベルトを挿通させる通し具が設けられており、図6のように係合手段8e(ベルト)を係合手段8f(通し具)に通して折返し、係合手段8eの一端と他端の面接着テープを係合させることにより、2枚の板2a、2bを着脱できるようにしている。係合手段8eの両端の面接着テープは、適宜の位置で互いに係合させることにより、前記2枚の板2a、2bの重なり具合を調節できるようになっている。
【0019】従って、前記2枚の板2a、2bの重なり具合を調節することにより、収納する物の大きさや量に応じて中仕切り2の大きさを変更することができる。なお、前記面接着テープの代わりに適宜の留め具を使用することもできる。
【0020】また、一方の板2aと前壁7内面、及び他方の板2bと背壁6内面のそれぞれにも係合手段8g、8hを設け、図7のように、中仕切り2を構成する各板2a、2bを前壁7内面、背壁6内面に沿わせた状態を保持できるようにしてもよい。このバッグでは、各板2a、2bの他端側の表側に前記係合手段8gを、前壁7内面及び背壁6内面の各板2a、2bの一端側を取り付けた部分の上方に前記係合手段8hを設け、中仕切り2を使用しないときは各板2a、2bを上方に回動させて前壁7内面、背壁6内面に沿わせるようにしている。
【0021】なお、この発明のバッグは、上記実施形態に限定されず、背中で背負えるように肩紐を取り付けてリュックサック状にしたり、自転車の荷台に固定するためのジョイントを取り付けたり、蓋部3を設けず上方に開口したものとすることもできる。また、中仕切り2等の素材、形状、位置等も、上記実施形態に限定されず、係合手段8a〜8hもホック等適宜のものを使用することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明の中仕切り付きバッグは、上述のように構成されており、中仕切り2により収納部1内を上部と下部に仕切ることができるので、収納部1内に物を適宜区別して収納し、収納した物の品質が損なわれたり、分別不可能にならないようにすることができる。
【出願人】 【識別番号】392023898
【氏名又は名称】西部ファスナー株式会社
【出願日】 平成9年(1997)12月19日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】辻本 一義
【公開番号】 特開平11−178621
【公開日】 平成11年(1999)7月6日
【出願番号】 特願平9−350655