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【発明の名称】 マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた 多区分収納式ハンドバッグ
【発明者】 【氏名】齋藤 公護

【氏名】齋藤 定幸

【氏名】齋藤 恭子

【氏名】齋藤 定光

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA1型(24)。
【請求項2】 前項に関連する、マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた一切のハンドバッグと一切の携帯用の袋ものや箱もの。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】従来からの一般的なハンドバッグ(1)(図1)にあるポケット部分(2)(図2)は、あっても薄いのとその数が1〜2箇所程度と少ないものが殆どで(一部にはバッグ部分や仕切りレザーのあるものもあるが)ある。又、上から下への上下(縦方向)にしか入れられず少なからず不便さを感じるため、左右(横方向)にもスライドする区分収納式の引き出しを設け、手回り品や小物類をそれぞれに区分して収納した方が、取り出しやすく使い勝手が大きく高まることになる。しかしながら一般的な殆どのハンドバッグにおいては、手回り品や小物類を入れる場合、殆どの品々をハンドバッグの中に区分けなしに一緒に入れざるを得ないのが実状であり、外出して持ち歩いているうちに、バッグの中の品々はいわゆるゴチャマゼになってしまい、必要な時に必要な手回り品や小物類をすぐに探しだすことができない場合が多い。本発明はこれらの課題を解消すべく、必要な時に必要な手回り品や小物類が、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出せるように、現行品のお洒落なハンドバッグに、横状にも入れられ完全に全出するフルオープン型の引き出しを加わえた、全く新らしいジャンルの多区分収納式のハンドバッグであり、産業上の利用分野としては、カバンまたは携帯用袋物等、に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なハンドバッグ(1)は、主にバッグの内側(外側の場合もあるが)に薄いポケット部分(2)(図2)を設けただけのものが殆どであり、比較的大きめのハンドバッグにおいても、前述の薄いポケット部分(2)のほかに、真ん中の部分(外側の場合もある)にやや大きめのバッグ部分を設けたり、仕切りレザーで仕切った程度である。従って、いずれのハンドバッグにおいても、上下(縦方向)にしか出し入れすることができないものばかりであり、本発明のように、左右(横方向)からも自在に出し入れのできる、多区分収納式のハンドバッグ(28ほか)は、現行品のハンドバッグと比較しても、その多区分に収納できる使い勝手の良さにおいては抜群のものがある。又、下方部分が開閉できるように、ファスナー(23)を着けた丸型状のハンドバッグ(5)(図3)もあるが、その下方部分(6)を使う場合にファスナー(23)を開けると斜め下方向にひらくので、手回り品や小物類が滑り落ちてしまう恐れもあり、あまり実用的ではない。従って、従来からの美しいハンドバッグに、横状にも入れられる多区分収納機能を備えたマルチスライド式のフルオープン型の引き出し部分(13ほか)を設けたものや、使い道に合わせて、ツーウェーに使用できる着脱型の引き出しユニット(49)をセットして、手回り品や小物類が手際良く、そして美しい流麗な手の動きですぐに取り出すことのできる本発明のような、全く新らしいジャンルの多区分収納式のハンドバッグ(28ほか)は現段階においては無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現行品のハンドバッグは、その卓越せるデザインと材質、色とりどりの美麗なカラーリング、それに小さめながらも魅惑的な留め金や金具など、女性の目を強く引き付け、そして手に取ってしまいたい強い魅力に捉われそうな優れたハンドバッグばかりである。ただ、使い方については当然のことながら、ハンドバッグを開けて手回り品や小物類を上から中に入れ、使用時には又、それらを取り出して使うと云うように、ハンドバッグの機能性においては草創時と全く変わっていないのが現状である。さて、一般的なハンドバッグ(1)においては、バッグの内側に薄いポケット部分(2)を設けただけのものが殆どであるが、このポケット部分(2)は非常に薄いので、限られた薄めの手回り品や小物類しか入れることが出来ない。従って、財布・小銭入れ・化粧品セット(比較的品目数が多い)・ヘアブラッシ・櫛・ハンカチ・ティッシュペーパー・手帳・書類・筆記用具・名刺入れ・文庫本など・自動車の鍵・住居の鍵・その他の鍵類・キャッシュカード・その他のカード類のミニ財布・免許証・駐車券・切符類・身分証明書・栄養剤・くすり・その他などなどの殆どの手回り品や小物類は、その使用頻度の多少に拘らず一つの袋(バッグ)の中にに入れざるを得ないのが一般的なハンドバッグの使用状況である。従って、持ち歩いているうちにバッグの中は、いわゆるゴチャマゼ(一部にはバッグ部分や仕切りレザーで区分けしたのもある)になってしまう場合が多く、その中から必要な時に必要な手回り品や小物類を取り出す場合には非常に見つけにくく、焦りながらバッグの中を探す情景は誰しもが経験し、又これからも経験することであろう。これは大きいものも小さいものも、形状の異なった品々など、なにもかも一つの袋(バッグ)の中に入れざるを得ない事情から来る訳である。例えば、普段に使っている机に大きな引き出しが一つしか無く、その中に多くの文房具をゴチャマゼに入れたとしたら、必要な文房具を探し出すのにその都度苦労することになるし、又、これらの文房具が重なりあったり擦れあったりして痛むことにもなりかねないので、それらの欠点を解決するために複数の引き出しを設けて、それぞれに区分けして収納することにより整理整頓性や使い勝手の良さを格段に高めたものである。従って、ハンドバッグにおいても机の引き出しのように、引き出し部分(13ほか)を設けて横状にも入れられる多区分収納機能を備え、しかも完全に全出するフルオープン型の引き出しを設けて、必要な時に必要なものを、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出せるようにすることである。ここで特に考慮しなければならないことは、ハンドバッグ内に設ける多区分収納機能を備えたスライド式の引き出し部分(13ほか)が、従来の引き出しのように引き出しの重接部分(7)がハンドバッグの中に残らずに、且つ、完全に全出するフルオープン状にできるまで引き出せるようにしなければならないことである。又、コンパクトに出来ているハンドバッグは、そのままでもキャパシティはさほど大きいものではないので、このキャパシティを少しでも減らすことのないように作製することが大切である。又、従来の引き出しのように抜け出る型式では、引き出し部分がそっくり滑り落ちてしまうことにもなりかねないので実用的ではない。従って、この新ジャンルのハンドバッグに設ける引き出としてしは、■完全に全出するフルオープンできるまで引き出せて奥の方にある手回り品や小物類も、手際良くすぐに取り出せるようにすること。■引き出しが滑り落ちてしまわないようにすること。■引き出しなどの材質は高品質で軽量の上、魅力的なデザインに仕上げなければならないこと。以上、大まかではあるがこれらの点を十分に考慮しながら、現行品のハンドバッグの美しさと、取り出す際にも手際良く、そして美しい流麗な手の動きですぐに取り出せるような、使い勝手に優れた全く新らしいジャンルの多区分収納式のハンドバッグを創作して、これらの目的を達成するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】先ず、解決しなければならない最も重要なメカニズムは、水平に且つ、完全に全出するフルオープンの引き出しを考案することである。しかしこれらについては、平成8年6月17日付けの特許出願(8−191309)の内の、[請求項5]の‘単体のマルチスライド式の水平全出式トレイとマルチスライド式の水平全出引き出し式収納ケース’で既に出願してあるので、この型式をベースにハンドバッグに最も適合する型式にアレンジした、マルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット(9ほか)を作製して、ハンドバッグと一体に付設して完成させる。このマルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット(9ほか)の構成についての概要は次に述べる通りであるが、先ず、■コンプリートハウス(8ほか)を作製する。■スライド式のアウターケース部分(12ほか)を作製する。■続いてこのアウターケース部分(12ほか)の内側に、それぞれの接面が密着してスライドできる引き出し部分(13ほか)を一体に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン型引き出しコンプリート(10ほか)を作製する。■この引き出しコンプリート(10ほか)をコンプリートハウス(8ほか)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット(9ほか)を作製する。このフルオープン型引き出しユニット(9ほか)の構成については、次項目の[作用](5Pの22行目から15Pの6行目)において詳細に述べるものであるが、大筋としては、(1)スライド式のアウターケース部分(12ほか)に、これもスライド式の引き出し部分(13ほか)を一体に組み込み、引き出し部分(13ほか)を引き出す際に、アウターケース部分(12ほか)と引き出し部分(13ほか)との水平一体連着状を確保できるように、一体連着重接支持部分A・B(15・16)のそれぞれの半分程度の部分が、重なるように残してスライドするように組み込み、引き出し部分(13ほか)が水平一体連着状を確保して完全にフルオープンのできる、マルチスライド式のフルオープン型引き出しコンプリート(10ほか)を作製する。(2)この引き出しコンプリート(10ほか)をコンプリートハウス(8ほか)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット(9ほか)を作製する。(3)ハンドバッグの左右の引き出し部分(13ほか)が、それぞれに完全に全出するフルオープンのできる、マルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しユニット2型(35)のような、区分け部分(17)をより多く設けた型式ユニット(35ほか)も作製する。(4)引き出し部分A(13ほか)がしっかりと閉まるように、磁着式(26)やスプリング式のストッパー(27)、更には必要に応じて鍵(56)を設けるなどして閉着性と防犯性を高める。(5)完全に全出するフルオープン型引き出しユニット(9ほか)などは、軽量で高品質の材質を使用することと、ハンドバッグの‘いのち’でもあるデザインやフォルムを損なうことなく、バランスのとれた美しいデザインに仕上げること。などなどの諸問題を解決しながら、現行品のハンドバッグの美麗さに、横状にも出し入れできて、更に使い勝手に優れた多区分収納式のハンドバッグを創作して、これらの諸問題を解決するものである。
【0005】
【作用】請求項1の、マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA1型(28)、については次に述べる通りである。
(A)主な特徴について。
(イ)一般的なハンドバッグ(1)などの下方部分に、本発明のマルチスライド式の完全に全出するフルオープン型引き出しユニット1型(9)を設けることにより、手回り品や小物類を区分けして収納することができるので、それらの品々を痛めないことと、取り出す場合にもいちいち探す必要がないので、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出すことができること。
(ロ)横状にも区分けして入れられるので、現行品と同じキャパシテイのハンドバッグでも、区分けして効率良く収納できるので、手回り品や小物類がより多く入れられること。
(ハ)巻きスプリング(29)を設けたワンタッチ自動オープン式引き出し(30)も作製できるので、特に使用頻度の高い手回り品や小物類の取り出しがきわめて簡単なこと。
(B)主な構成について。
(イ)コンプリートハウスA(8)(図4)を作製する(ロ)スライド式のアウターケース部分A(12)(図5)を作製する。
(ハ)スライド式のアウターケース部分A(12)と、一体状に接面しながら自在に遊動するスライド式の引き出し部分A(13)(図6)を作製する。
(ニ)このスライド式のアウターケース部分A(12)とスライド式の引き出し部分A(13)を一体に組み込んだマルチスライド式のフルオープン型引き出しコンプリートA(10)を作製する。尚、これらにはストッパーA(31)及びストッパーB(32)(図4・5・19参照)を設ける。
(ホ)この引き出しコンプリートA(10)をコンプリートハウスA(8)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット1型(9)を作製する。
(ヘ)このマルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット1型(9)をハンドバッグに内設して完成させたのが、マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA1型(28)(図7)である。
(C)主な新考案部分の機能について。
(イ)マルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット1型(9)に内設してあるスライド式の引き出し部分A(13)が、完全にフルオープン状に引き出しても、この引き出し部分A(13)が抜け落ちないことと、耐力性が保持できるように、スライド式のアウターケース部分A(12)を設けたこと。このアウターケース部分A(12)はスライド式の引き出し部分A(13)と接面する部分が密着して、水平一体連着支持性と耐力性とを確保しながらスライドできるように、一体連着重接支持部分A(15)B(16)が自ずと生じるように構成して、この引き出し部分A(13)の耐力性を確保すると共に抜け落ちることなく、完全に全出するフルオープン状に引き出せるようにしたこと。
(D)使い方について。
(イ)普通の引き出しのように、スライド式の引き出し部分A(13)のノッチ(57)に手をかけて引き出したり入れたりする。引き出し部分A(13)はしっかりと閉まるように磁着式(26)などで閉着性を高めてあるので、引き出す場合にはやや軽く力を入れて引き出すことになる。但し、鍵(56)付きの場合には最初に鍵(56)を外す。
(ロ)ワンタッチ自動フルオープン式引き出し(30)の場合は、ボタンA(33)を軽く押すだけで良い。この引き出し(30)は巻きスプリング(29)の作用により、中から押し出されるように自動的にフルオープン状に引き出される。次に請求項2の、前項に関連する、マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた一切のハンドバッグと一切の携帯用の袋ものや箱もの。については、本発明のようなアイデアが分かると、これらをベースに様々な型式が容易に発想できるので、この基本的なアイデアを保全するものである。これらに関連する型式の、マルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA2型(36)、については次に述べる通りである。
(A)主な特徴について。
(イ)一般的なハンドバッグ(1)などの下方部分に、本発明のマルチスライド式の完全に全出するフルオープンツイン型引き出しユニット2型(35)を設けることにより、それぞれの引き出し部分B(65)に、手回り品や小物類を区分けしてに収納することができるので、それらの品々を痛めないことと、取り出す場合にもいちいち探す必要がないので、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出すことができること。
(ロ)左右それぞれにある引き出し部分B(65)には、横状にも区分けして入れられるので、現行品と同じキャパシティのハンドバッグでも、区分けして効率良く収納できるので、手回り品や小物類がより多く入れられること。
(ハ)巻きスプリング(29)を設けたワンタッチ自動オープン式引き出し(30)も付設できるので、特に使用頻度の高い手回り品や小物類の取り出しがきわめて簡単なこと。
(B)主な構成について。
(イ)コンプリートハウスB(22)(図4参照)を作製する。
(ロ)スライド式のアウターケース部分B(37)(図5参照)を作製する。
(ハ)スライド式のアウターケース部分B(37)と、一体状に接面しながらそれぞれ自在に遊動するスライド式の引き出し部分B(65)を2個作製する。
(ニ)このスライド式のアウターケース部分B(37)の左右に、2個作製したスライド式の引き出し部分B(65)をそれぞれに一体に組み込み、マルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しコンプリートB(24)を作製する。尚、これらには左右にストッパーA(31)及びストッパーB(32)をそれぞれに設ける。
(ホ)この引き出しコンプリートB(24)をコンプリートハウスB(22)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しユニット2型(35)を作製する。
(ヘ)このマルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しユニット2型(35)をハンドバッグに内設して完成させたのが、マルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA2型(36)(図8)である。
(C)主な新考案部分の機能について。
(イ)マルチスライド式のフルオープンツイン型引き出しユニット2型(35)に内設してあるスライド式の引き出し部分B(65)が、完全にフルオープン状に引き出しても、この引き出し部分B(65)が抜け落ちないことと、耐力性が確保できるように、スライド式のアウターケース部分B(37)を設けたこと。このアウターケース部分B(37)はスライド式の引き出し部分B(65)と接面する部分が密着して、水平一体連着支持性と耐力性とを確保しながらスライドできるように、一体連着重接支持部分A(15)B(16)が自ずと生じるように構成して、左右それぞれの引き出し部分B(65)の耐力性を確保すると共に抜け落ちることなく、完全に全出するフルオープン状に引き出せるようにしたこと。
(D)使い方について。
(イ)普通の引き出しのように、スライド式の引き出し部分B(65)のノッチ(57)に手をかけて引き出したり、入れたりするす。引き出し部分B(65)はしっかりと閉まるように磁着式(26)などで閉着性を高めてあるので、引き出す場合にはやや軽く力を入れて引き出すことになる。但し、鍵(56)付きの場合には最初に鍵(56)を外す。これは左右どちらの引き出し部分B(65)についても同様である。
(ロ)ワンタッチ自動フルオープン式引き出し(30)の場合は、ボタンA(33)を軽く押すだけで良い。この引き出し(30)は巻きスプリング(29)の作用により、中から押し出されるように自動的にフルオープン状に引き出される。これは左右どちらの引き出し(30)についても同様である。続いて、マルチスライド式のフルオープン2段型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA3型(40)、については次に述べる通りである。
(A)主な特徴について。
(イ)一般的なハンドバッグ(1)などの下方部分に、本発明のマルチスライド式の完全に全出するフルオープン2段型引き出しユニット3型(39)を設けることにより、手回り品や小物類を更に多く区分けして収納することができるので、ハンドバッグA1型(28)や同じくA2型(36)よりも、更に区分けしてより多く収納することができることと、それらの品々を痛めないことは勿論のこと、取り出す場合にもいちいち探す必要がないので、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出すことができること。
(ロ)それぞれの引き出し部分A(13)に横状にも区分けして入れられるので、現行品と同じキャパシティのハンドバッグでも、区分けして効率良く収納できるので、手回り品や小物類が更に多く入れられること。
(B)主な構成について。
(イ)コンプリートハウスC(38)(図4参照)を作製する。
(ロ)スライド式のアウターケース部分C(42)(図5参照)を作製する。
(ハ)スライド式のアウターケース部分C(42)と、一体状に接面しながらそれぞれ自在に遊動するスライド式の引き出し部分A(13)を2個作製する。
(ニ)このスライド式のアウターケース部分C(42)に、2個作製したスライド式の引き出し部分A(13)(図9参照)をそれぞれ一体に組み込み、マルチスライド式のフルオープン2段型引き出しコンプリートC(41)を作製する。尚、これらにはストッパーA(31)及びストッパーB(32)をそれぞれに設ける。
(ホ)この引き出しコンプリートC(41)をコンプリートハウスC(38)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン2段型引き出しユニット3型(39)を作製する。
(ヘ)このマルチスライド式のフルオープン2段型引き出しユニット3型(39)をハンドバッグに内設して完成させたのが、マルチスライド式のフルオープン2段型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA3型(40)(図9)である。
(C)主な新考案部分の機能について。
(イ)マルチスライド式のフルオープン2段型引き出しユニット3型(39)に内設してあるスライド式の引き出し部分A(13)が完全にフルオープン状に引き出しても、この引き出し部分A(13)が抜け落ちないことと、耐力性が確保できるように、スライド式のアウターケース部分C(42)を設けたこと。このアウターケース部分C(42)はスライド式の引き出し部分A(13)と接面する部分が密着して、水平一体連着支持性と耐力性とを確保しながらスライドできるように、一体重接支持部分A(15)B(16)が自ずと生じるように構成して、それぞれのこれらの引き出し部分A(13)の耐力性を確保すると共に抜け落ちることなく、完全に全出するフルオープン状に引き出せるようにしたこと。
(D)使い方について。
(イ)普通の引き出しのように、スライド式の引き出し部分A(13)のノッチ(57)に手をかけて引き出したり、入れたりする。引き出し部分A(13)はしっかりと閉まるように磁着式(26)などで閉着性を高めてあるので、引き出す場合にはやや軽く力を入れて引き出すことになる。但し、鍵(56)付きの場合には最初に鍵(56)を外す。これは2段どちらの引き出し部分A(13)についても同様である。続いて、マルチスライド式のフルオープン2段ツイン式引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA4型(43)、については次に述べる通りである。
(A)主な特徴について。
(イ)一般的なハンドバッグ(1)などの下方部分に、本発明のマルチスライド式の完全に全出するフルオープン2段ツイン型引き出しユニット4型(45)を設けることにより、手回り品や小物類を格段と多く区分けして収納することができるので、先に述べたハンドバッグA1型(28)やA2型(36)、それにA3型(40)よりも更に多くの区分収納することができることと、それらの品々を痛めないことは勿論のこと、取り出す場合にもいちいち探す必要がないので、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出すことができること。
(ロ)それぞれの引き出し部分B(65)に横状にも区分けして入れられるので、現行品と同じキャパシティのハンドバッグでも、区分けして効率良く収納できるので、手回り品や小物類が更に多く入れられること。
(B)主な構成について。
(イ)コンプリートハウスD(44)(図4参照)を作製する。
(ロ)スライド式のアウターケース部分D(47)(図5参照)を作製する。
(ハ)スライド式のアウターケース部分D(47)と、一体状に接面しながらそれぞれ自在に遊動するスライド式の引き出し部分B(65)を4個作製する。
(ニ)このスライド式のアウターケース部分D(47)に、4個作製したスライド式の引き出し部分B(65)をそれぞれ一体に組み込み、マルチスライド式のフルオープン2段ツイン型引き出しコンプリートD(46)を作製する。尚、これらにはストッパーA(31)及びストッパーB(32)をそれぞれに設ける。
(ホ)この引き出しコンプリートD(46)をコンプリートハウスD(44)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン2段ツイン型引き出しユニット4型(45)を作製する。
(ヘ)このマルチスライド式のフルオープン2段ツイン型引き出しユニット4型(45)をハンドバッグに内設して完成させたのが、マルチスライド式のフルオープン2段ツイン型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA4型(43)(図10)である。
(C)主な新考案部分の機能について。
(イ)マルチスライド式のフルオープン2段ツイン型引き出しユニット4型(45)に内設してあるスライド式の引き出し部分B(65)が完全にフルオープン状に引き出しても、この引き出し部分B(65)が抜け落ちないことと、耐力性が確保できるように、スライド式のアウターケース部分D(47)を設けたこと。このアウターケース部分D(47)はスライド式の引き出し部分B(65)と接面する部分が密着して、水平一体連着支持性と耐力性とを確保しながらスライドできるように、一体連着重接支持部分A(15)B(16)が自ずと生じるように構成し、それぞれの引き出し部分B(65)の耐力性を確保すると共に抜け落ちることなく、完全に全出するフルオープン状に引き出せるようにした事。
(D)使い方について。
(イ)普通の引き出しのように、スライド式の引き出し部分B(65)のノッチ(57)に手をかけて引き出したり、入れたりする。それぞれの引き出し部分B(65)はしっかりと閉まるように磁着式(26)などで閉着性を高めてあるので、引き出す場合にはやや軽く力を入れて引き出すことになる。但し、鍵(56)付きの場合には最初に鍵(56)を外す。これはそれぞれどの引き出し部分B(65)についても同様である。
(ロ)ワンタッチ自動フルオープン式引き出し(30)の場合は、ボタンA(33)を軽く押すだけで良い。この引き出し(30)は巻きスプリング(29)の作用により、中から押し出されるように自動的にフルオープン状に引き出される。これはそれぞれどの引き出し部分B(65)についても同様である。続いて、マルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しを設けた多区分収納式ツーウェーハンドバッグA5型(50)、については次に述べる通りである。
(A)主な特徴について。
(イ)一般的なハンドバッグ(1)などの下方部分に、本発明のマルチスライド式の完全に全出するフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)を着設することにより、手回り品や小物類を区分けして収納することができるので、それらの品々を痛めないことと、取り出す場合にもいちいち探す必要がないので、手際良くそして美しい流麗な手の動きですぐに取り出すことができること。
(ロ)このツーウェーハンドバッグA5型(50)は、磁着式差し込み型プレート(52)を付設したマルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)を、このツーウェーハンドバッグE(58)の底面に設けてある磁着式プレートハウス(55)に、着けたり外したりできるようにし、使い道に合わせてこの引き出しユニット5型(49)が不必要の場合にはこれを外し、普通のハンドバックとしても使用できること。又、携行する手回り品や小物類が多い場合には、この引き出しユニット5型(49)をツーウェーハンドバッグE(58)に磁着嵌合して使用することができるなど、便利なツーウエー方式に構成したこと。
(B)主な構成について。
(イ)磁着式差し込み型プレート(52)を設けた、コンプリートハウスE(48)(図11参照)を作製する。
(ロ)スライド式のアウターケース部分E(54)(図4参照)を作製する。
(ハ)スライド式のアウターケース部分E(54)と、一体状に接面しながら自在に遊動するスライド式の引き出し部分B(65)を2個作製する。
(ニ)このスライド式のアウターケース部分E(54)に、スライド式の引き出し部分B(65)を一体に組み込み、マルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しコンプリートE(51)を作製する。尚、これらにはストッパーA(31)及びストッパーB(32)を設ける。
(ホ)この引き出しコンプリートE(51)をコンプリートハウスE(48)内に組み込んで、マルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)を作製する。
(ヘ)又、ハンドバッグの方については、底面に磁着式プレートハウス(55)を設けたツーウェーハンドバッグE(58)を作製する。
(ト)このマルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)をハンドバッグE(58)の磁着式プレートハウス(55)に磁着嵌合して完成させたのが、マルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しを設けた多区分収納式ツーウェーハンドバッグA5型(50)(図11)である。
(C)主な新考案部分の機能について。
(イ)マルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)に内設してあるスライド式の引き出し部分B(65)が完全にフルオープン状に引き出しても、この引き出し部分B(65)が抜け落ちないことと、耐力性が確保できるように、スライド式のアウターケース部分E(54)を設けたこと。このアウターケース部分E(54)はスライド式の引き出し部分B(65)と接面する部分が密着して、水平一体連着支持性と耐力性とを確保しながらスライドできるように、一体重接支持部分A(15)B(16)が自ずと生じるように構成し、これらの引き出し部分B(65)の耐力性を確保すると共に抜け落ちることなく、完全に全出するフルオープン状に引き出せるようにしたこと。
(ロ)コンプリートハウスE(48)の上面に磁着式差し込み型プレート(52)を一体に付設して、ツーウェーハンドバックE(58)に設けてある磁着式プレートハウス(55)に、磁着嵌合式に着けたり外したりすることのできる、着脱式のマルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)を考案したこと。
(D)使い方について。
(イ)普通の引き出しのように、スライド式の引き出し部分B(65)のノッチ(57)に手をかけて引き出したり入れたりする。引き出し部分B(65)はしっかりと閉まるように磁着式(26)などで閉着性を高めてあるので、引き出す場合には軽く力を入れて引き出すことになる。但し、鍵(56)付きの場合には最初に鍵(56)を外す。
(ロ)ワンタッチ自動フルオープン式引き出し(30)の場合は、ボタンA(33)を軽く押すだけで良い。この引き出しB(65)は巻きスプリング(29)の作用により、中から押し出されるように自動的にフルオープン状に引き出される。
(ハ)このマルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しを設けた多区分収納式ツーウェーハンドバッグA5型(50)は、普通のハンドバッグで使用したい場合には、このツーウェーハンドバッグ5型(50)に付設してあるマルチスライド式のフルオープン着脱型引き出しユニット5型(49)を静かに引き出す。着設してある引き出しユニット5型(49)はハンドバッグから分離してそっくり引き出すことができる。
【0006】
【実施例】マルチスライド式のフルオープン型引き出しを設けた多区分収納式のハンドバッグ、に関する作用や構成、それに使い方などについてはこれまでに述べた通りであるが、初めに各型式に共通する事項を纏めて述べるものである。
(イ)(図12〜13)のように、自動開閉式のクッション付き蓋部分(59)を付設して、収納した手回り品や小物類を更に保護するのも良い。
(ロ)(図14)のように、マルチスライド式のフルオープン縦型引き出しユニット6型(62)を設けたり、それぞれの各型式(28ほか)の長所を組合せて、更に使い勝手の良いハンドバッグを作製するのも良い。
(ハ)(図15)のように、引き出し部分(13ほか)に密着してセットできる区分けトレイ(63)を設けるのも良い。数種の異なる区分け形状の区分けトレイをそれぞれに作製し、そのときどきの品々により、最適の区分けトレイ(63)をセットして使うのも良い。又、単に仕切りプレート(64)のみで区分けして使用するのも良い。
(ニ)(図16)のように、引き出し部分A(13)や引き出し部分B(65)をフルに設けた、マルチスライド式のフルオープン多段型引き出しを設けた多区分収納式ハンドバッグA7型(66)も個性的で面白い型式のひとつである。
(ホ)これらに付属して必要な留め金や金具類については、従来のものの中から厳選して、それぞれの型式に最適なものを採用するのが良い。
(ヘ)これまでに述べたマルチスライド式のフルオープン型引き出しユニット(9ほか)などは、ハンドバッグ以外の携帯用の袋物や箱物(カバン・バッグ・トランクなどを含む)にも利用できるので、最適の引き出しユニット(9ほか)を付設して広く活用するのが良い。又、完全に全出するフルオープン型引き出しユニット(9ほか)は、システムキッチン、家具、建物の造り付け家具、事務用家具などの引き出し部分やトレー部分などにも広範囲に利用できるので、それらにも広く活用するのが良い。
(ト)細いところでは、アウターケース部分(12ほか)や引き出し(13ほか)などにミニローラーを付けたり、遊動溝を設けるなどしてそれぞれの機能を更に高めるようにするのも良い。
(チ)(図19)のように、ハンドバッグの脇方向に開く、マルチスライド式のフルオープンサイド引き出し型ユニット8型(71)を付設する型式も良い。尚、各型式とも使用上における支障はないので、特に補完するところは無い。
【0007】
【発明の効果】本発明の効果については次に述べる通りである。
(イ)引き出し部分(13ほか)を、完全に全出するフルオープン状に引き出せることと、この引き出し部分(13ほか)を完全に全出するフルオープン状に引き出しても、この引き出し部分(13ほか)が抜けてしまわないこと。
(ロ)引き出し状の収納箇所が設けられたので、従来からの縦状に入れられるのは勿論のこと、横状にも入れられるので使い勝手が飛躍的に高まったこと。
(ハ)区分けして入れられるので整理整頓性や清潔性が大幅に向上したこと。
(ニ)区分けして収納してあるので、かなりの動きがあっても手回り品や小物類が一緒になってしまったりそれらの品々を痛めることがないこと。
(ホ)区分けして収納されているので、取り出す場合にもいちいち探す必要がないこと。
(ヘ)区分けして入れられるので、手回り品や小物類がより効率的に多く入れられること。
(ト)必要な場合にも手際良く美しい流麗な手の動作ですぐに取り出せる事。
(チ)ツーウェーハンドバッグは、一つのハンドバッグでも2通りに使えるので、機能性や持つ楽しみなどが倍増すること。
(リ)現行品のハンドバッグとは又一味(ひとあじ)違った機能美のあるフォルムやデザインが楽しめること。
【出願人】 【識別番号】595002742
【氏名又は名称】齋藤 公護
【識別番号】595002753
【氏名又は名称】齋藤 定幸
【識別番号】595002764
【氏名又は名称】齋藤 恭子
【出願日】 平成9年(1997)8月25日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−56437
【公開日】 平成11年(1999)3月2日
【出願番号】 特願平9−267680