| 【発明の名称】 |
風折れ防止傘 |
| 【発明者】 |
【氏名】菊地 吉造
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| 【要約】 |
【課題】従来の傘は、傘の下面から強風を受けた場合、おちょこ現象で傘が破損してしまうことが非常に多い。これを下面からの強風でも極力おちょこ現象を防止する。
【解決手段】傘の石突き側を開口して張設した主布に開閉布2を開口部に重合させて張設して、主布と開閉布2の重合部分を強風時に通風口とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 傘の主布1は主桿4と操作桿5の連結部と石突き部3の略中間まで全周又は複数箇所開口して張設し、開閉布2は石突き部3から主布1と重合させて張設し、開閉布2の端面2aはそれぞれ1箇所又は数箇所主布1と糸等で止めて通風口6を形成したことを特長とする風折れ防止傘。 【請求項2】 傘の主布1は主桿4と操作桿5の連結部と石突き部3の略中間まで石突き部3側を凹形に切り欠き、全周又は複数箇所開口して張設し、開閉布2は石突き部3から主布1の凹形切り欠き1aに重合するように張設して、主布1と重合する開閉布2の端面2aは1箇所又は複数箇所を主布1と糸等で止めて通風口6を形成したことを特長とする風折れ防止傘。 【請求項3】 開閉布2を主布1より弾性布したことを特長とする請求項1及び請求項2記載の風折れ防止傘。 【請求項4】 開閉布2の端面2aを主布1と止めない請求項1及び請求項2、請求項3記載の風折れ防止傘。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は突風あるいは強風を受けた時、傘の破損防止に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこうもり傘は支柱に取り付けてある骨の全面に連続して布地を張ってあって、一般的に上面からの風圧に対しては強いが、反対に下側面からの風圧に弱くおちょこになり傘が破損する構造になっている。風の強いときは傘をしぼめて使用することが一般的であるが、おちょこ防止傘として公開実用新案公報平4−62112が開示されている。公開実用新案公報平4−62112は傘の頂部付近の主布を除いて通風部を設けこの通風部に蓋布を展開折り畳み自在に設け、強大な風圧の通り抜けを可能にしておちょこ状態の発生を防止する構造である。この通風部の蓋布を張設してある副桿はスプリングで支柱と連結してあり、強風時にスプリングの弾力以上の風圧がかかると、逆円錐状になり通風部が生ずるため風は通風部から上方に抜ける。風が通過するとスプリングの弾力によって元の位置に復するようにしたものである。本発明とは基本構造を異にするものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の傘においては、傘の下側面から強風を受けた場合に、主骨全体が上側に反転するように折れ曲がって通称おちょこの状態になり、破損し傘の機能を全く果たさなくなってしまう課題を有していた。 【0004】本発明は上記の従来の問題点に鑑みて行ったもので、傘の下側面から強風を受けても、傘がおちょこ状態になったり傘の骨が折れることを極力防止する傘折れ防止傘を低コストで提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係る風折れ防止傘は、以上のような課題を解決したもので、次のようなものである。まず、本発明に係る風折れ防止傘の張布は主布1と開閉布2からなっている。主布1は傘の主桿4と操作桿5の連結部と石突き部3の略中間まで全周又は複数箇所開口して張設し、開閉布2は石突き部3側から主布1と重合するように張設し、開閉布2の端面2aと主布1は縫い合わせとせず1箇所又は数箇所主布と、糸等で止めて通風口6を形成した風折れ防止傘である。 【0006】次に、主布1は石付き側を凹形の切り欠き1aとしたものが全周又は複数箇所開口して張設され、凹形の切り欠き1aに開閉布2が重合するように張設されている。開閉布2の端面2aと主布1は縫い合わせとせず、1箇所又は複数箇所を糸等で止めて通風口6を形成する風折れ防止傘である。また端面2aは止めないで張設することもできる。 【0007】更に、上述の開閉布2は主布1より弾性体としたものを張設することもできる。 【0008】 【作用】本発明は上述のように構成したもので、突風や強風の強い風圧を傘の下側から上向きに受けると、開閉布2は強風で膨らみ、主布1と開閉布2の間に通風口6が形成され強風は通過する。通過した後は開閉布2は閉塞され、雨等で濡れることはない。 【0009】さらに、主布1を凹形に切り欠いだものは、凹形切り欠き部1aで開閉布1を風圧で押し上げて、主布1と開閉布2の間が通風口6となり強風は通過する。強風が通過すると、開閉布2と主布1は重合するので通風口6は閉塞状態となり、雨が内側に漏れることはない。 【0010】また特に開閉布2を主布1より弾性体の布とした場合は、強風で開閉布2が膨らみ通風口6が容易に形成されて強風は通過し、傘がおちょこにはならない。強風が通過した後は、閉塞され雨が内側に漏れることはない。 【0011】 【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもとずき図面を参照して説明する。図1及び図3、図4に基づいて実施例1を説明する。実施例1の風折れ防止傘の張布は、主布1は主桿4と操作桿5の連結部と石突き部3の略中間まで全周又は複数箇所開口して張設され、開閉布2は石突き部3から主布1と重合させて張設している。開閉布2の端面2aはそれぞれ1箇所又は数箇所主布1と糸等で止めてその隙間に通風口6を形成した風折れ防止傘である。 【0012】つぎに、図2及び図3、図4に基づいて実施例2を説明する。主布1が主桿4と操作桿5の連結部と石突き部3の略中間まで石突き部3側を凹形に切り欠き1aとし、全周又は複数箇所開口して張設し、開閉布2は石突き部から主布1の凹形切り欠き1aに重合するように張設している。開閉布2の端面2aは1箇所又は複数箇所主布1と糸等で止めてその隙間に通風口6を形成した風折れ防止傘である。 【0013】つぎに、図1〜図4に基づいて実施例3を説明する。開閉布2を主布1より弾性布を張設し、開閉布2と主布1の重合する部分を、突風や強風の風圧がかかった場合、開閉布2が膨らみ通風口6を形成する風折れ防止傘である。 【0014】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるように効果を奏する。傘の主布は石突き側を開口張設して、石突き側から主布の開口部を覆うように重合し、主布と開閉布の間に通風口を形成することによって、傘の下面から突風や強風で風圧がかかった場合、この通風口を強風が通過し、風圧は減圧され傘のおちょこ現象による傘の風折れを防止することができる。風の通過した後は主布と開閉布は閉塞状態となるので、雨漏り現象はなく安心して強風時に使用することができる。また、使用時の美感を損なうこともなく、かつ、傘の自重がほとんど増すこともない優れた効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598001928 【氏名又は名称】菊地 吉造
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月10日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−169216 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−361776 |
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