| 【発明の名称】 |
交換機能付き装飾具 |
| 【発明者】 |
【氏名】小木曽 理
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| 【要約】 |
【課題】飾りを着脱自在に構成したバッチなどの交換機能付き装飾具の提供。
【解決手段】任意の装飾 (101)が施された装飾部材(10)と装着対象に対して係止可能に構成された係止部材(20)とを備える。装飾部材(10)と係止部材(20)とには、着脱自在に係合することが可能に構成された一対の係合部材(30)のそれぞれ(31,32)が設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 任意の装飾が施された装飾部材と、装着対象に対して係止可能に構成された係止部材と、を備え、前記装飾部材と前記係止部材とには、着脱自在に係合することが可能に構成された一対の係合部材のそれぞれが設けられていることを特徴とする交換機能付き装飾具。 【請求項2】 前記係止部材は、付勢力によって布等の装着対象を着脱自在に狭持することが可能に構成されたクリップである請求項1に記載の交換機能付き装飾具。 【請求項3】 前記係合部材のそれぞれは、前記クリップを装着対象に装着しようとする使用者が当該クリップと前記装飾部材とを二つの指で挟んだ状態において、双方の指の力点を結んだ線上の近傍に配置されている請求項2に記載の交換機能付き装飾具。 【請求項4】 前記係止部材は、安全ピンの一部である棒状部材を係止可能な係止構造を備えている請求項1に記載の交換機能付き装飾具。 【請求項5】 前記係止部材は、布等の装着対象に貫通可能な針部とその針部の針先部を着脱自在に係止するフック部とを備えている請求項1に記載の交換機能付き装飾具。 【請求項6】 前記係止部材は、金属等の装着対象に磁力で密着可能な磁石を備えている請求項1に記載の交換機能付き装飾具。 【請求項7】 それぞれの前記係合部材は、互いに填め合わせることが可能な雄雌フックのいずれかである請求項1に記載の交換機能付き装飾具。 【請求項8】 着脱自在に係合することが可能に構成された一対の係合部材のうちいずれか一方が、所定の間隔で配置されていることを特徴とするシート。 【請求項9】 請求項8に記載のシートを複数閉じることが可能に構成されているシート保存用冊子。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるバッチなどの装飾具(アクセサリ)に係る。特に、装飾面を自由に取り替え可能に構成した装飾具の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、絵柄を自由に交換可能としたアクセサリがいくつか考案されていた。例えば登録実用新案公報第3027248号には、絵柄を填め込むことが可能なケースを開閉自在に構成し、ケースの一部に切れ込み部を設けることによって、ボタンなどに嵌合できるようにした装飾具が記載されている。 【0003】また実開平5−93227号には、衣服などに挟み込むことが可能な部材の一部に飾り体の裏面に設けられた輪を、弾性体を介して挿入可能に構成することにより、飾り体を容易に抜き差し可能に構成したアクセサリが記載されている。 【0004】さらに実開平2−111313号公報には、フォーク状のタイピンの切れ込みにバッチなどの装飾部を挿入可能に構成したアクセサリ用ピンが記載されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし従来開示されていたアクセサリには不満足な点が見受けられた。例えば登録実用新案公報第3027248号に記載の装飾具では、絵柄を取り替えるために蓋を開けて絵柄の入れ替えが必要であった。衣服への取り付け箇所もボタンなどの引っかけが可能な箇所に限定されていた。 【0006】また実開平5−93227号に記載のアクセサリでは弾性力のみで飾り体を係止していたのでずれたり抜けやすかったりした。装着する飾り体の向きが限定されるという不都合もあった。また飾り体に設けられた係止部材が特殊形状を備えていたので、特殊形状のクリップにしか取り付けられなかった。 【0007】さらに実開平2−111313号公報に記載のアクセサリでは、装飾部が特殊形状をしているため装着箇所が限られるという不都合があった。 【0008】さらにまたアクセサリに設けられる絵柄が、テレビキャラクタなど一連のシリーズものになっている場合には、アクセサリとして身に付ける他、使用者は収集したアクセサリをコレクションとしてファイリングしたいと考えるものである。しかし従来のアクセサリには、コレクションとして保存することを念頭において考えられたものはなかった。 【0009】 【課題を解決するための手段】そこで、上記不都合に鑑み、本願発明者は、付け替えて遊ぶことを主眼として収集する場合にも便宜な構造の交換機能付き装飾具を考案した。すなわち本発明の第1の課題は、ずれることなく飾りを保持可能であり、装着部の交換が容易な交換機能付き装飾具を提供することである。本発明の第2の課題は、飾りを収集する際に便宜な交換機能付き装飾具、収集用のシートおよび冊子を提供することである。 【0010】本発明は、任意の装飾が施された装飾部材と、装着対象に対して係止可能に構成された係止部材と、を備える。そして、装飾部材と係止部材とには、着脱自在に係合することが可能に構成された一対の係合部材のそれぞれが設けられている。「装飾」は平面状(図柄など)であっても立体状(レリーフ、彫刻、突起物など)であってもよいが、例えばテレビのキャラクタなどシリーズものの形状になっており、子供などが集めて遊ぶことのできる絵柄などであることが好ましい。「装飾部材」は金属でも樹脂などの硬い部材でもフィルムなどの柔らかい部材でもよい。「係止部材」としては任意の係止構造を採用可能であるが、衣服などに装着しやすい構造であることが好ましい。以下の掲げるものの他、ねじ、フック、指し針など任意の構造が考えられる。「係合部材」とはその形態に限定されず種々に適用可能である。以下に記載するものの他にも、マジックテープによるもの、回転ロック機構によるもの、ネジによるもの、フックによるもの、ピンによるものなど種々に考えられる。 【0011】例えば係止部材は、付勢力によって布等の装着対象を着脱自在に狭持することが可能に構成されたクリップである。クリップであればポケットなどに容易に装着可能だからであり片手で装着が可能だからである。 【0012】ここで上記係合部材のそれぞれは、クリップを装着対象に装着しようとする使用者が当該クリップと装飾部材とを二つの指で挟んだ状態において、双方の指の力点を結んだ線上の近傍に配置されていることが好ましい。両指で挟み込むときクリップと装飾部とが強く押しつけられるが、その力の作用点近くに係合部材が配置されていれば、係合部材の周りに回転モーメントが働きにくく、回転力によって係合は解除されてしまうことがないからである。 【0013】クリップの具体的な形状としては、例えばa)鋸状突起が設けられた狭持部と使用者が押下する作用部との間に支軸を通すための支軸穴が設けられた第1部材、b)先端に支軸を通すための支軸穴が設けられた折り曲げ部を有し係合部材のいずれかを固定する第2部材、c)第1部材と第2部材とを回動可能に軸持する支軸、d)第1部材を所定の回転方向に付勢する付勢手段等を備えたものが上げられる。 【0014】また、例えば係止部材は、安全ピンの一部である棒状部材を係止可能な係止構造を備えている。安全ピンであれば容易に入手可能であり、着実に衣服に装着できるからである。また子供が当該装飾具で遊ぶ場合でも親が係止部材さえ装着してやれば、子供は安全に飾りの取り替えができるからである。 【0015】例えば係止部材は、布等の装着対象に貫通可能な針部とその針部の針先部を着脱自在に係止するフック部とを備えている。上記安全ピンと同様に着実に衣服に装着できるからである。 【0016】好ましくは、それぞれの係合部材は、互いに填め合わせることが可能な雄雌フックのいずれかである。雄雌フックによれば着脱自在であり、位置ずれがない。また装飾部を任意に回転させることが可能であり子供でも安全である。さらにコレクションをする場合には、雄雌フックのいずれかを複数配置したシートに装飾部を取り付けることによりバッチを収集して遊ぶことができる。 【0017】本発明は、着脱自在に係合することが可能に構成された一対の係合部材のうちいずれか一方が、所定の間隔で配置されていることを特徴とするシートである。このようなシートがあれば、集めた装飾部を順番に並べることにより、装飾部を収集して遊ぶことができるからである。 【0018】さらにこのシートを複数閉じることが可能に構成されているシート保存用冊子があれば、多数の装飾部を並べたシートをアルバムの如く閉じることができ便宜であるからである。特に近年のテレビアニメーションの中には何百という種類のキャラクタを登場させるものに人気があるため、このようなアニメーション用バッチの収集用ツールとして上記シートや冊子は便利である。 【0019】 【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。 【0020】(実施形態1)本発明の実施形態1はクリップの係止部材を有する交換機能付き装飾具に関する。本実施形態1の交換機能付き装飾具はいわゆるバッチに関し、図1に示すように装飾部材10と係止部材20とを備えている。装飾部材10と係止部材20とは、係合部材である雄雌フック30(雌フック31と雄フック32)によって互いに着脱自在に係合されている。装飾部材10は、図2(a)(b)(c)に示すように、例えば金属板で構成され、装飾面101および裏面102を備える。裏面102には、雄雌フックのうちいずれか一方(ここでは雌フック)31が接合されている。雌フック31は、頭部311と首部312とからなり、首部312において装飾部材10の裏面102に接合されている。頭部311には、嵌合穴313が設けられており、係止部材20に設けられる雄フック32の突起部321が挿入可能になっている。嵌合穴313には棒状バネ314が設けられており、挿入され突起部321を一定の力で係合可能になっている。雌フック31が設けられる位置は、使用者が片手で装着しやすいように装飾部10のいずれかの端部に寄っていることが好ましい。図2では雌フック31の中心が装飾部材10の上辺から距離dの位置に配置されている。 【0021】係止部材20は、いわゆるクリップとしての係止構造を有している。係止部材20は、図3(a)(b)(c)に示すように、レの字金具21およびクリップ22により構成されている。レの字金具21は、その底面に雄フック32が貼り合わせられている。レの字金具21は、屈曲点Paを中心に一部が折り曲げられた形状をしており、折り曲げ形状の先端にはクリップ22を軸持するための軸穴が設けられている。クリップ22は、前記レの字金具21の先端に設けられた軸穴に共通する軸穴を有し、軸203をこれら軸穴に貫通させることにより軸持されるようになっている。クリップ22のグリップ205には滑り止めの溝が付されており、使用者が指で押すことが可能になっている。軸203を中心にグリップ205とレの字金具21の一部にはバネ207が配設されており、このバネ207は、クリップ22をその先端部が閉じるような方向に一定の力で付勢している。クリップ22の先端部204は、レの字金具と向かい合う面に鋸歯形状206が設けられている。前記付勢力がこの鋸歯形状206に作用するため、このレの字金具21とクリップ22との間に挟まれるものに、強いグリップ力で付勢力が付与されるようになっている。ここで上記雄フック32の貼り付け位置は、なるべくレの字金具21の屈曲点Paに近い方が好ましい。グリップ205に力が加えられた場合の力の作用点は、屈曲点Paに近い位置となる。一方係止部材20と装飾部材10とは雄雌フック30で双方が接続されている。装飾部材10と係止部材20とを雄雌フック30で接続した状態において、雄雌フック30の中心位置が屈曲点Paより遠い位置にあると、グリップ205を使用者が強く押したときにひねりの力(回転モーメント)が作用して雄雌フック30の係合が解除されてしまう可能性があるからである。 【0022】なお、雄雌フック31,32をそれぞれ装飾部材10と係止部材20のいずれに付けるのかは全く自由である。また装飾部材10と係止部材20との係止方法は、雄雌フックに限定されるものではなく種々に公知の着脱自在な係止方法に変更可能である。 【0023】また各部材の角やエッジを丸めることにより、子供などが傷を負いにくくしておくことは好ましい。 【0024】(作用)上記構成において、使用者は好みの絵柄が装飾面101に記載されているバッジを購入する。このバッチは上記しように装飾部材10と係止部材20とから構成されているので、図4(a)のように雄雌フック31、32を嵌合することでバッチとしての体裁を完成させる。このバッチを衣服に取り付ける場合には、図4(b)のように片手の親指と人差し指で装飾部材10の装飾面101と係止部材20のグリップ205とを摘み、一定の圧力を加える。雄雌フック31,32とも各部材の重心より上に偏って付されており、また力の作用する線(人差し指と親指の力点を結ぶ線)上に雄雌フックの中心軸が並ぶように配置されている。このためクリップ22が22aから22bに動くくらいグリップ205に力を加えも雄雌フック30が互いにはずれることはない。クリップが22bの位置に動いたら、衣服の一部2(ポケットの端部など)をクリップ22の内側へ滑り込ませ、グリップ205を離せばクリップ22の鋸歯形状206が衣服に食い込んではずれにくくなる。 【0025】その後、使用者は他の絵柄が装飾面101に付されている装飾部材10を自由に取り替えて遊ぶことができる。すなわち、絵柄を取り替える際、雄雌フック30の嵌合を解いてそれまで付けていた絵柄の装飾部材10を取り外し、これに代えて新たな絵柄の装飾部材10の雌フック31と係止部材20の雄フック32とを嵌合させればよい。つまりポケットに係止部材20を残しまま、絵柄だけを自由に付け替えることができる。絵柄としてテレビアニメーションの人気キャラクタなどを起用しておけば、異なる種類のキャラクタが付された装飾部材10を集めて付け替えて遊ぶといった遊び方を提供できる。また装飾部材10のみを集めればよいため、比較的安価にコレクションが実行できる。また装飾部材のみであれば厚みが薄いため、例えば書籍によって頒布することが可能である。したがって、新たなバッチ図柄の供給が可能である。 【0026】(実施形態2)本発明の実施形態2は上記実施形態1における係止部材の他の形態を提供するものである。本実施形態2の係止部材40は、図5(a)(b)(c)(d)に示すように、表面401には上記雄フック32を設ける凹部405が設けられ、裏面402には通常良く用いられる安全ピンを通すためのバンド403が設けられている。凹部405は、雄フック32を定位置に配置し接着を確実にするものであるが、雄フックの接着を確実に行えさえすればよく、必須のものではない。バンド403には貫通穴404が設けられている。ただしバンド403を、弾性部材を用いて貫通穴としてでなく棒状部材が横から填め込むことが可能に一部切れ込みを有する穴形状に形成してもよい。このようにすれば、安全ピンへの取り付けが楽になる。雄フック32は凹部405に接着剤などで固定されている。もちろんこの係止部材40と雄フック32とを一体的に成型して製造してもよい。雄雌フックの雄と雌との関係が、係止部材40と装飾部材10とで逆になっていても良い点は上記実施形態1と同様である。 【0027】上記構成において、使用者は、図6(a)に示すように、上記実施形態1の装飾部材10と係止部材40とを雄雌フック31・32で嵌合する。使用者は手持ちの安全ピン41を図6(a)に示すようにバンド403に貫通させる。すなわち針部材411、頭部412、バネ部413、棒状部材414などからなる安全ピン41の針部材411を衣服と共にバンド403に貫通させてから受け皿415に納める。あるいは製造業者側で図6(b)に示すようにバンド403に予め棒状部材414を通しておき、使用者が衣服に針部材411を貫通させて止めることができるように構成してもよい。 【0028】また安全ピンという形態ではなく、針部材とそのフックからなる係止機構を当該係止部材に固定的に設けておいてもよい。この構成によれば安全ピンなしで衣服への係止が可能となる。 【0029】上記実施形態2によれば、安全ピンという公知の係止部材を用いているため、使用者側で安全ピンを用意させることができる。そのためバッジの製造コストを下げることができる。また安全ピンは所定の位置に確実に取り付けるのに優れる。したがって安全ピンの取り付けを親にやって安全着実にやってもらうことで、子供はもっぱら絵柄を取り替えて遊ぶことに専念できる。係止が確実なので離脱したり無くしたりするおそれも少ない。 【0030】(実施形態3)本発明の実施形態3は上記実施形態1における係止部材の他の形態を提供するものである。本実施形態3の係止部材50は、図7(a)(b)(c)に示すように、表面501に上記雄フック32を取り付ける凹部505を備え、裏面502に磁石503が設けられている。係止部材50は、磁石503の保持力を保つために金属製であることが好ましいが限定されない。その形状は、装飾部材より小さくする事が好ましい。装飾部材の外形よりも大きいと、バッチを付けた様子を正面から見た際に装飾面の背後に係止部材の周囲が見えて見栄えが良くないからである。凹部505は、雄フック32を定位置に配置し接着を確実にするものであるが、雄フックの接着を確実に行えさえすればよく、必須のものではない。雄フックと係止部材とが一体成形されて構成されていてもよい。磁石503は、いわゆる永久磁石材料を所定の形状に成形したものであり、一定値以上の保持力を有するものであればよい。本発明ではバッチの材料として用いるため、重量に対する磁力が強ければ強い程良い。希土類磁石、フェライト磁石、合金磁石等のいずれも使用可能である。磁石503は例えば接着剤などで係止部材50に接着される。ただし、係止部材50を金属で形成し係止部材全体を磁化させてしまってもよい。この場合には磁石503という構成要素が不要になる。 【0031】バッチは磁石を中心にバッチがぶら下がるような形で保持されるので、バッチが不要に回転しないようにするためには、磁石503を中心からずらして配置した方がよい。このとき、図7のように磁石503の中心と雄フック32の中心とを離して配置してもよく、また磁石503の中心と雄フック32の中心とを近傍に配置してもよい。雄雌フックの雄と雌との関係が、係止部材50と装飾部材10とで逆になっていても良い点は上記実施形態1と同様である。 【0032】上記構成において、図8に示すように、上記装飾部材10と係止部材50とは、雄フック31と雄フック32とを互いに嵌合することで係止される。係止部材50は、磁石503の磁力により密着させることができるとこなら、金属製のボタン3などどこへでも磁着させることができる。 【0033】上記実施形態3によれば、磁力を利用して対象物に係止するので、着脱が自在である。ピンなどを使用しないので安全である。パネルや黒板などの並べて配置できるので、衣服以外の係止部材としても適する。 【0034】(実施形態4)本発明の実施形態4は、上記バッチをコレクションするのに適するシートおよびシート保存用冊子に関する。図9に、本実施形態4におけるシート60の平面図を示す。本シート60は、図9に示すようにシート本体601に、雄フック32を複数配置して構成されている。シート本体601の素材は、柔軟性がありかつ一定の強度を持っていればよく、例えば、複数重ねたビニールシートによって形成される。配置されるピッチは、装飾部材10を各雄フック32に配置した場合に互いに重なることが無いように余裕をもって配置される。例えば図9ではこのピッチが縦方向X、横方向Yとなっている。このピッチは、この雄フック32に複数の装飾部材10を嵌合した場合でも図9の波線で示すように互いに重なり合わずに配置できるものである。複数種類発売されたり頒布されたりする装飾部材10が装飾部材ごとに形状が異なるならば、その中の最も大きいサイズの装飾部材10に併せてピッチを設定すればよい。上記シート60を複数重ねて冊子に成形可能に構成するならば、とじしろとなる空白領域を設けたりバインディング用の穴を予め設けておいてもよい。シートごとに色を変えたり模様を変えたりするのも子供への興味をかき立てるという点から好ましい。 【0035】図10は、さらにシート60を複数重ねてシート保存用冊子70を構成した図である。シート保存用冊子70は、図10に示すように、ハードカバー61の内側に、増頁可能に構成されたアルバムと同様に、複数のシート60を着脱することが可能に構成されている。利用者が異なる図柄の装飾部材が集まるたびにシート60にそれら装飾部材10a、10b、10c、10d、10eなどを次々納めていくことが可能になっている。シート60を取り外しておいて、シートが装飾部材で一杯になったら、シート保存用冊子70にまとめるようにしてもよい。 【0036】本実施形態4によれば、バッチは装飾品であるという概念を超えてコレクションの対象として機能させることができる。シートに保存した図柄の中から所望のものを選択して服に付けると言った商品見本的な使用方法にこのシート保存用冊子を利用することも可能である。 【0037】 【発明の効果】本発明によれば、雄雌フックなどを利用することにより、ずれることなく飾りを保持可能であり、装着部の交換が容易な交換機能付き装飾具を提供することができる。したがって利用者は装飾具を装着し、その絵柄などを取り替えて遊ぶことが可能である。本発明によれば、シートに係合部材の片方を設けたので、飾りを収集する際に便宜な交換機能付き装飾具、収集用のシートおよび冊子を提供することができる。したがって利用者は装飾具を装着して遊ぶほか、コレクションして楽しむことが可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135748 【氏名又は名称】株式会社バンダイ 【識別番号】598070843 【氏名又は名称】株式会社ファイネス 【識別番号】598070854 【氏名又は名称】株式会社メディアファクトリー
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月29日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】稲葉 良幸 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−332618 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−149849 |
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