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【発明の名称】 健康装身具
【発明者】 【氏名】砂田 和實

【要約】 【課題】いわゆるクリスタルパワーを利用するための天然水晶片および電磁誘導作用を利用するための永久磁石片を連珠状に多数配置して、糸・針金等に挿通した健康装身具を改良し、この装身具を装用したとき、永久磁石片のN極側が必然的に肌に接して電磁誘導作用による治療効果を保証すること。

【解決手段】永久磁石片をその横断面が四辺形となるような形状とし、そのS極側となる扁平面に識別兼装飾のための着色層を施す。同時に上記着色の色彩数を合計七種とすることで「厄除け」の信仰にも応ずることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数個の天然水晶片(2)と永久磁石片(3)とを交互に配列して糸・針金(1)に通した連珠式の健康装身具において、永久磁石片(3)の横断面を四辺形とし、そのS極側となる特定の扁平面(a)に着色層(6)を施したことを特徴とする健康装身具。
【請求項2】永久磁石片(3)に施した着色層(6)と永久磁石片(3)それ自体の色彩とが合計七色の組合わせとなるようにした特許請求の範囲(1)に記載の健康装身具。
【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】人の医療または治療用の補助具と装身具・アクセサリーとを兼ね合わせた日常用品として利用される。
【従来の技術】クリスタルパワーといわれる必ずしも明確に解明されていない特殊な作用・機能を利用した水晶(天然産)製の健康装身具は現在、すでに多くの種類の商品が知られている。人間が本来持っている自然治癒力を高めるために肌身に装用するアクセサリー兼用品がそれである。もっとも広く知られている水晶利用の装身具は、連珠式につくられたブレスレットやネックレス等である。何等かの医療的効果とアクセサリー効果とを合わせ持つものとして、いろいろのタイプのものが工夫されてきている。一方、定常磁場における電磁誘導作用を利用したフェライト等の永久磁石使用の健康装身具も、多くの種類の商品が広く流通使用されている。医療用貼付磁石を単独に用いるものから、連珠式に組立てられたものに至るまで構造も多岐にわたる。さらに、これら天然水晶と永久磁石とを組み合わせた複合的な健康装身具もすでに商品化実用化されている。水晶による自然治癒力向上効果と永久磁石による慢性疾患治癒効果とを同時に発揮させようとするアクセサリーも兼ねた商品である。
【発明が解決しようとする課題】この発明は前述した天然水晶と永久磁石との組み合わせ型の健康装身具、具体的には水晶片と磁石片とを一個または二個ごとに交互に糸や針金、あるいは鎖等に通した連珠式健康装身具に関するものであって、ブレスレット、アンクレット、ネックレスのようなものとして実施される。水晶、磁石を用いた従来の健康装身具の内、連珠式の商品は両者の健康医療上の使用効果はそれなりに期待出来るものの、次の二点が不充分さを残している。ひとつは永久磁石の装用中における磁気的方向性の不確かさを持っている点である。電磁誘導作用による治療作用をフルに発揮させるには永久磁石のN極を使用者の皮膚面に向けて接触させる方が、S極接触よりも有効であることはすでに知られており(例:1981年白井彰氏)、しかるに従来品では永久磁石片の全てのN極が肌表面に向かって接するようになるための構造上の保証がない。もうひとつの短所は、単に天然水晶と永久磁石とを糸に通した連珠式構造では装身具として要求されるアクセサリー上の美的装飾的効果が不充分なことである。この発明は、この種複合的健康装身具として要求される永久磁石の磁気的方向性を最有効となるように確実なものとして安定させることと、同時に装飾効果を発揮させることを目的課題としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】この発明は複数個の天然水晶片と永久磁石片とを一個あるいは二、三個づつ交互に糸・針金等に通した連珠式のブレスレット、アンクレットまたはネックレス等の健康装身具を改良し、上記永久磁石片の横断面を四辺形とし、そのS極側となる特定の扁平面に着色層を施したことを特徴とするもので、さらにその着色層の色彩を永久磁石片それ自体の色彩と合計で七色となるようにしたことを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】例図に示したように、糸・針金(1)等に適当な形状に研削加工された天然水晶片(2)と横断面が四辺形となるように成形加工された永久磁石片(3)とを一個あるいは二、三個づつ交互に直列状に差し通し、糸・針金(1)の両端に適当な留具(4)(5)を取りつけた構成を基本とし、各永久磁石片(3)の四辺形を構成する四つの扁平表面(a)(b)(c)(d)の内、磁気のS極側となる特定の一つの扁平表面(a)に着色層(6)を付着させる。着色層(6)は単色でもよいが、永久磁石片(3)の色彩と合わせて計七種にするとなおよい。
【実施例】この発明品を製作する場合、糸・針金(1)と留具(4)(5)とはブレスレットやネックレス等、その品種に応じた長さ、構造のものを適宜採用し、また天然水晶片(2)は図例のような球面体の他、多面体等任意の形状加工したものを必要個数用いればよく、何等の制約もない。次に永久磁石片(3)はフェライトや稀土類系の医療用材質品を用いることとし、形状は図3のように横断面がほぼ四辺形で全体が細長いもの、とくに中間胴部が少し膨らんだような形のものがよい。そして、四辺形のS極側の扁平表面(a)に付着する着色層(6)はガラス質の無機系や樹脂質の有機系の何れでもよく、またその色彩は一種単色系でもよいが、この発明の特徴としては、計七色の組み合わせが最も有効である。すなわち赤、オレンジ、黄、緑、青そして紫の六色を別々の永久磁石片(3)の各扁平表面(a)に塗着し、かつ全磁石片の本体部分を全て黒色で統一することで、色彩は計七色の組み合わせとする。白色を取り入れることも自由である。なお、永久磁石片(3)は糸・針金(1)に対して自由に回転するのを好まないときは、図5のように永久磁石片(3)の横断面形状を扁平にして肌にその広い面が接して安定させると回転することが止められる。
【発明の効果】この発明品は天然水晶片(2)によるいわゆるクリスタルパワーと永久磁石片(3)による電磁誘導作用とが共同的に働いて、使用者の肌表面にその扁平表面のひとつが接するようにしたので、その方向性が安定し糸・針金(1)を中心にしてみだりに回転することが抑制される。そして、横断面四辺形としたことで、その磁気的性質がその横断面の方向に必然的にNSに分極するので、その内S極側となる特定の一つの扁平表面(a)に本体と異なる着色層(6)を施しておくと、これを目印にしてその対局側の扁平表面(c)が必然的にN極側となって肌の皮膚面に接することが約束され、使用者における磁気による電磁誘導作用が最も有効に働くことになる。全ての永久磁石片(3)をこの配置にすることで装身具全体としての磁気的治療効果は無駄なくフルに発揮される。また、連珠構成として全永久磁石片(3)の個数をブレスレットの場合は計六個、ネックレスの場合は計十二個とし、着色層(6)の色彩と永久磁石片(3)自体の色彩との組み合わせを計七色としておくと、古来民間信仰として尊重されてきた厄除けの期待感に沿う効果が同時に発揮される(注:厄年の人が七彩七色の物品を身につけて「厄除け」になるとの昔からの言い伝えは、現実に7色着彩商品として広く流通している)。この発明は上述して来たように、使用する永久磁石片(3)のS極側(反N極側)に着色層(6)、とくに計七色となるような配色の着色を施すことで、天然水晶によるクリスタルパワーと永久磁石による電磁誘導作用とが相まって最も有効に作用し、使用者における健康治療効果を最大にし、同時に色彩による美的装飾的効果も発揮し、使用者に使用上の満足感を充分に与えることができる。なお、着色層(6)が常に外側となるようにするだけで、必ずN極側の扁平面(c)が皮膚面に向かって接するので、使用中にその方向がずれているときは着色層(6)を目印に永久磁石片(3)を回してずれを直せばよいし、前例のように回転止めの扁平形にしておけばずれがないように、いつも着色層(6)が外を向くことになる。
【出願人】 【識別番号】597141379
【氏名又は名称】砂田 和實
【出願日】 平成9年(1997)8月29日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−75916
【公開日】 平成11年(1999)3月23日
【出願番号】 特願平9−273260