| 【発明の名称】 |
電子カタログ装置および電子カタログ装置を動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】武田 由美子
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| 【要約】 |
【課題】消費者が自分の好みに合わせて裾丈や袖丈等を変更できるような型紙を印刷できる電子カタログ装置を提供すること。
【解決手段】消費者が選択したサイズの縫製デザインを構成する型紙の形状情報を型紙形状情報157からロードし(S26)、その型紙のガイド線付加情報156があるか否かを調べ(S27)、ガイド線付加情報156がある場合(S27でY)、それをロードし(S28)、ガイド線ステータス1225を調べ(S29)、ガイド線を印刷する方が選択されていたら(S29でY)、ガイド線付加情報156に従って型紙にガイド線を点線で付加し(S30)、付加した型紙の形状情報を型紙形状バッファ1221に入れる(S32)。このガイド線の付加された型紙形状を生地幅内に配置することにより、消費者は簡易に所望の部位の長さを変更することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 衣服の縫製デザインを構成する型紙情報を記憶した型紙情報記憶手段と、前記縫製デザインが印刷されるべき生地について、少なくとも生地の幅を記憶した生地情報記憶手段と、前記型紙情報記憶手段に記憶された縫製デザインから所望の一の縫製デザインを選択するデザイン選択手段と、前記生地情報記憶手段に記憶された生地から所望の一の生地を選択する生地選択手段と、前記デザイン選択手段により選択された縫製デザインの中で、寸法的なゆとりを持たせる部位を指定する部位指定手段と、前記デザイン選択手段により選択された縫製デザインを構成する型紙情報を前記型紙情報記憶手段から読み出す型紙情報読出手段と、前記型紙情報読出手段により読み出された型紙情報のうち、前記部位指定手段によって指定された部位にゆとり分のゆとり情報を付加するゆとり追加手段と、前記生地選択手段により選択された生地の幅を生地情報記憶手段から読み出す生地幅読出手段と、前記ゆとり分のゆとり情報が付加された型紙情報を、前記生地幅読出手段により読み出された生地幅内に収まるように配置する配置手段と、を備えたことを特徴とする電子カタログ装置。 【請求項2】 前記ゆとり追加手段は、前記部位指定手段によって指定された部位に余白を付加するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電子カタログ装置。 【請求項3】 前記ゆとり追加手段は、前記部位指定手段によって指定された部位について延長線を付加するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電子カタログ装置。 【請求項4】 衣服の縫製デザインを構成する型紙情報を記憶した型紙情報記憶手段に記憶された縫製デザインから所望の一の縫製デザインを選択するデザイン選択プログラムと、前記縫製デザインが印刷されるべき生地について、少なくとも生地の幅を記憶した生地情報記憶手段に記憶された生地から所望の一の生地を選択する生地選択プログラムと、前記デザイン選択プログラムにより選択された縫製デザインの中で、寸法的なゆとりを持たせる部位を指定する部位指定プログラムと、前記デザイン選択プログラムにより選択された縫製デザインを構成する型紙情報を前記型紙情報記憶手段から読み出す型紙情報読出プログラムと、前記型紙情報読出プログラムにより読み出された型紙情報のうち、前記部位指定プログラムによって指定された部位にゆとり分のゆとり情報を付加するゆとり追加プログラムと、前記生地選択プログラムにより選択された生地の幅を前記生地情報記憶手段から読み出す生地幅読出プログラムと、前記ゆとり分のゆとり情報が付加された型紙情報を、前記生地幅読出プログラムにより読み出された生地幅内に収まるように配置する配置プログラムと、を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【請求項5】 前記ゆとり追加プログラムは、前記部位指定プログラムによって指定された部位に余白を付け加えることを特徴とする請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【請求項6】 前記ゆとり追加プログラムは、前記部位指定プログラムによって指定された部位について延長線を付加することを特徴とする請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子カタログ装置、及びその電子カタログ装置を動作させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、商品カタログは、紙に印刷された写真や絵や文章等により構成されていたが、近年、コンピュータの性能向上と、インターネットに代表されるようなパソコン通信の発達により、コンピュータの画面上で商品の写真や絵などを見て、欲しい商品を選択し、通信ネットワーク等で商品を注文するシステムである電子カタログ装置が普及しつつある。その中でも、家庭でのソーイング(縫製)用に裁断された生地、或いは裁断すべき線が製図された生地を販売する場合、消費者側から画面上で希望の縫製デザイン(アイテム)、サイズ、生地の指定を受け、消費者所望のソーイング用生地に希望の縫製デザインを希望のサイズで作成するための型紙を印刷して提供する電子カタログ装置も提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の電子カタログ装置では、あらかじめ用意された数種類のサイズの中から一番体型に近いサイズを消費者に選択させ、その選択されたサイズに対応する型紙情報を生地に印刷するのであるが、サイズを選ぶ際は、基本的に、トップ(ジャケットやブラウス等上半身用衣料)であればバストを基準にサイズを選択する場合が多いし、ボトム(スカートやパンツ等下半身用衣料)であればウエストとヒップを基準にサイズを選択する場合が多い。したがって、サイズの選び方によっては、裾丈、袖丈等が消費者の体型に完全には合わない場合も多かった。 【0004】また、消費者に体型データを入力させ、その体型に合うようグレーディングした型紙を印刷するシステムもあるが、袖丈や裾丈のような消費者の好みで丈が変わる部分は、実際に試着してみないと最適の寸法がわからない。しかし、消費者が自分の好みに合わせて型紙の袖丈や裾丈を修正しようとしても、生地には複数片の型紙がすでに印刷されているため、丈をのばす余裕が余っていないことが多く、自由に丈を修正することができなかった。 【0005】本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、消費者が自分の好みに合わせて裾丈や袖丈等を変更できるような型紙を印刷できる電子カタログ装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の電子カタログ装置は、衣服の縫製デザインを構成する型紙情報を記憶した型紙情報記憶手段と、前記縫製デザインが印刷されるべき生地について、少なくとも生地の幅を記憶した生地情報記憶手段と、前記型紙情報記憶手段に記憶された縫製デザインから所望の一の縫製デザインを選択するデザイン選択手段と、前記生地情報記憶手段に記憶された生地から所望の一の生地を選択する生地選択手段と、前記デザイン選択手段により選択された縫製デザインの中で、ゆとりを持たせる部位を指定する部位指定手段と、前記デザイン選択手段により選択された縫製デザインを構成する型紙情報を前記型紙情報記憶手段から読み出す型紙情報読出手段と、前記型紙情報読出手段により読み出された型紙情報のうち、前記部位指定手段によって指定された部位にゆとり分のゆとり情報を付加するゆとり追加手段と、前記生地選択手段により選択された生地の幅を生地情報記憶手段から読み出す生地幅読出手段と、前記ゆとり分のゆとり情報が付加された型紙情報を、前記生地幅読出手段により読み出された生地幅内に収まるように配置する配置手段とを備えたことを特徴としている。 【0007】前記構成の電子カタログ装置は、デザイン選択手段により選択された縫製デザインを構成する型紙の情報を型紙情報読出手段によって型紙情報記憶手段から読み出し、部位指定手段で指定された部位にゆとり追加手段によってゆとりを加える。そして、生地選択手段により選択された生地の幅を、生地幅読出手段によって生地情報記憶手段から読み出し、前記型紙情報記憶手段から読み出された型紙情報にゆとり追加手段によってゆとりが付加された型紙情報を、配置手段によって、前記読み出された生地幅の範囲内に配置し出力する。 【0008】請求項2に記載の電子カタログ装置は、請求項1に記載の電子カタログ装置において、さらに、前記ゆとり追加手段により、前記部位指定手段によって指定された部位に余白を付加することを特徴としている。 【0009】前記構成の電子カタログ装置によれば、部位指定手段によって指定された部位に対して、ゆとり追加手段により余白を付け加える。 【0010】請求項3に記載の電子カタログ装置は、請求項1に記載の電子カタログ装置において、さらに、前記ゆとり追加手段により、前記部位指定手段によって指定された部位について延長線を付加することを特徴としている。 【0011】前記構成の電子カタログ装置によれば、部位指定手段によって指定された部位に対して、ゆとり追加手段により、型紙情報を構成する線を延ばしたガイド線を付加する。 【0012】請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、衣服の縫製デザインを構成する型紙情報を記憶した型紙情報記憶手段に記憶された縫製デザインから所望の一の縫製デザインを選択するデザイン選択プログラムと、前記縫製デザインが印刷されるべき生地について、少なくとも生地の幅を記憶した生地情報記憶手段に記憶された生地から所望の一の生地を選択する生地選択プログラムと、前記デザイン選択プログラムにより選択された縫製デザインの中で、ゆとりを持たせる部位を指定する部位指定プログラムと、前記デザイン選択プログラムにより選択された縫製デザインを構成する型紙情報を前記型紙情報記憶手段から読み出す型紙情報読出プログラムと、前記型紙情報読出プログラムにより読み出された型紙情報のうち、前記部位指定プログラムによって指定された部位にゆとり分のゆとり情報を付加するゆとり追加プログラムと、前記生地選択プログラムにより選択された生地の幅を前記生地情報記憶手段から読み出す生地幅読出プログラムと、前記ゆとり分のゆとり情報が付加された型紙情報を、前記生地幅読出プログラムにより読み出された生地幅内に収まるように配置する配置プログラムとを記録したことを特徴としている。 【0013】前記記録媒体は、コンピュータにより読み取り、実行させることによって、そのコンピュータを電子カタログ装置として動作させるプログラムを記録したものであって、電子カタログ装置として作動するコンピュータは、デザイン選択プログラムにより選択された縫製デザインを構成する型紙情報を型紙情報読出プログラムによって型紙情報記憶手段から読み出し、部位指定プログラムで指定された部位にゆとり追加プログラムによってゆとりを加える。そして、生地選択プログラムにより、選択された生地の生地幅を、生地幅読出プログラムによって生地情報記憶手段から読み出し、その生地幅範囲内に配置プログラムが、型紙情報記憶手段から読み出された型紙とゆとり追加プログラムによってゆとりを加えられた型紙を配置する。 【0014】請求項5に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、さらに、前記ゆとり追加プログラムは、前記部位指定プログラムによって指定された部位に余白を付け加えることを特徴としている。この記録媒体よりコンピュータに読み取られ実行されるプログラムによれば、部位指定プログラムによって指定された部位にゆとり追加プログラムが余白を付け加える。 【0015】請求項6に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、さらに、前記ゆとり追加プログラムは、前記部位指定プログラムによって指定された部位について延長線を付加することを特徴としている。この記録媒体よりコンピュータに読み取られ実行されるプログラムによれば、部位指定プログラムによって指定された部位にゆとり追加プログラムが部位を延ばしたガイド線を付け加える。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 【0017】図1は、本実施の形態の電子カタログ装置の回路構成の概略を示すブロック図である。 【0018】本実施の形態の電子カタログ装置は、装置全体の制御を行う中央処理装置(CPU)11と、RAM12と、ROM13と、各種情報を表示するための表示装置14と、ハードディスク等の読み書き可能な外部記憶装置15と、キーボード等の入力装置16と、前記表示装置14の画面上で所望の縫製デザインやゆとりを持たせる部位、生地等を指定するためのマウス等の選択装置17と、生地に型紙を印刷するための印刷装置18とを備えている。また、前記RAM12、ROM13、表示装置14、外部記憶装置15、入力装置16、選択装置17、及び印刷装置18は、それぞれ前記CPU11に接続されている。 【0019】前記RAM12には、システム全体を制御するプログラムを格納するプログラム領域121、各種のデータが格納されるデータ領域122、プログラム実行のためのワーキングエリア123及び表示用データを書き込む表示用メモリ124等の記憶領域が設けられる。前記データ領域122には、型紙形状バッファ1221、サイズバッファ1222、デザイン生地バッファ1223、型紙マーキングバッファ1224、ガイド線ステータス1225が含まれる。 【0020】前記ROM13には、本電子カタログ装置の電源スイッチが投入された直後に動作するブートストラッププログラム131等が含まれている。 【0021】前記外部記憶装置15には、システム全体を制御するシステムプログラム151と、全てのデザインのコードや名前やイメージデータ等のデザイン一覧情報152と、全ての生地のコードや名前やイメージデータ、生地幅寸法等の生地一覧情報153と、各デザインを構成する型紙のコードを記したデザイン型紙情報154と、各デザイン毎の余裕を出す部位のリストを記した部位情報155と、型紙の各部位の長さと形状を変更するためのガイド線付加情報156と、各型紙の形状情報157と、消費者選択情報158とが含まれている。したがって、前記外部記憶装置15が、本発明の型紙情報記憶手段及び生地情報記憶手段を構成する。 【0022】以下、前記のように構成された本電子カタログ装置における処理の流れを、図2と図3のフローチャートに従って説明する。 【0023】図示しない電源スイッチの操作による電源の投入により、ROM131に記憶されたブートストラッププログラム131が実行され、外部記憶装置15に格納されたシステムプログラム151が、RAM12のプログラム領域121に転送されて起動する。 【0024】前記システムプログラム151の起動により、消費者に選択させる縫製デザインの候補のイメージデータや名前を、デザイン一覧情報152からロード(読み出し)し(ステップ1:以下、ステップをSと略記する)、初期画面に表示する(S2)。同様に、消費者に選択させる生地の候補のイメージデータや名前を、生地一覧情報153からロードし(S3)、初期画面に表示する(S4)。消費者が所望の縫製デザインと生地とを選択したら、選択された縫製デザイン及び生地のコードをデザイン生地バッファ1223に入れ(S5)、消費者にサイズを入力させる画面を表示する(S6)。 【0025】そして、消費者がサイズを入力したら、そのデータをサイズバッファ1222に入れ(S7)、ゆとりを出したい部位があるか否かを選択させる(S8)。 【0026】消費者がゆとりを出したい部位がある方を選択したら(S8でY)、ゆとり処理を行う(S9)。ゆとり処理の詳細は後述する。消費者がゆとりを出したい部位がない方を選択したら(S8でN)、消費者が選択したサイズの縫製デザインを構成する型紙をデザイン型紙情報154で調べ(S10)、その型紙の形状情報を形状情報157からロードする(S11)。そして、ロードした型紙の形状情報を、そのまま型紙形状バッファ1221に入れる(S12)。 【0027】そして、消費者が選択した縫製デザインを構成する型紙の形状情報についてのロードが全部終ったか否かを調べ(S13)、全部終っていなかったら(S13でN)、次の型紙の形状情報を形状情報157からロードし(S11)、S11以下同様に行う。 【0028】消費者が選択した縫製デザインを構成する型紙の形状情報のロードが全部終っていたら(S13でY)、消費者がS5で選択した生地の生地幅寸法を生地一覧情報153からロードし(S14)、型紙形状バッファ1221に入っている型紙情報をS14でロードした生地幅の値内に収まるようにマーキング(配置)し(S15)、そのマーキングしたデータを、型紙マーキングバッファ1224に入れる(S16)。そして、その型紙マーキングバッファ1224のデータに基づいて型紙を生地に印刷して(S17)、本電子カタログ装置の処理を終了する。したがって、前記S14の処理が本発明の生地幅読出手段として機能し、前記S15の処理が本発明の配置手段として機能する。 【0029】続いて、以下に、前記ゆとり処理(図2のS9)の詳細について、図3のフローチャートを参照して説明する。 【0030】まず、選択された縫製デザインについて、部位情報155に含まれる、ゆとりが付加可能な部位を表示し(S21)、消費者に部位を選択させる(S22)。図4に消費者に選択させる部位の候補を表示した一例を示す。したがって、このS22の処理が本発明の部位指定手段として機能する。 【0031】そして、型紙のゆとりを出したい部位にガイド線を印刷するかまたは余白にするかを選択させ(S23)、選択した結果をガイド線ステータス1225にセットする(S24)。次に、消費者が選択したサイズのデザインを構成する型紙をデザイン型紙情報154で調べ(S25)、その型紙の形状情報を形状情報157からロードする(S26)。したがって、このS26の処理が本発明の型紙情報読出手段として機能する。 【0032】また、その型紙のガイド線付加情報156があるか否かを調べ(S27)、ガイド線付加情報156があれば(S27でY)、それをロードし(S28)、ガイド線ステータス1225を調べて(S29)、ガイド線を印刷する方が選択されていたら(S29でY)、ガイド線付加情報156に従って、型紙の形状情報にガイド線を点線で付加し(S30)、付加した後の型紙の形状情報を型紙形状バッファ1221に入れる(S32)。 【0033】図5に型紙の元の形状と、ガイド線を付加した後の型紙の形状の一例を示す。S29で余白を加える方が選択された場合(S29でN)、ガイド線付加情報156に従って、型紙の形状情報にガイド線を、前記印刷装置18によって印刷されない線種で付加し(S31)、ガイド線を付加した後の型紙の形状情報を、型紙形状バッファ1221に入れる(S32)。また、S27でガイド線付加情報156がなければ(S27でN)、S26でロードした型紙の形状情報を、そのまま型紙形状バッファ1221に入れる(S32)。したがって、前記S30及びS31の処理が本発明のゆとり追加手段として機能する。 【0034】そして、消費者が選択した縫製デザインを構成する型紙の形状情報のロードが全部終ったか否かを調べ(S33)、全部終っていなかったら(S33でN)、次の型紙の形状情報を形状情報157からロードし(S26)、S26以下同様に行う。消費者が選択したデザインを構成する型紙について全部終っていたら(S33でY)、ゆとり処理を終了して図2のメインルーチンに戻る。 【0035】このように、本実施の形態の電子カタログ装置によれば、消費者所望のデザインの型紙のうち、消費者が選択した部位を伸長したガイド線またはガイド線を延ばせる余白を付加することによりゆとりを持たせ、消費者が自分の好みの長さに部位の寸法と形状を変更することができるようになる。 【0036】なお、本発明は前記実施の形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、前記実施の形態では、あらかじめ縫製デザインごとに数種類のサイズを決めておき、サイズ毎に型紙の形状情報およびガイド線付加情報が用意されている例を示したが、マスターサイズの型紙の形状情報およびガイド線付加情報とそれらをサイズに応じて変形させる情報を持ち、消費者の体型に合わせてふさわしいサイズに変形させる構成にしてもよい。 【0037】また、前記実施の形態では、最終的に型紙をマーキングして生地に印刷しているが、その場で印刷するのではなく、型紙をマーキングした型紙マーキングバッファのデータを外部記憶装置に記憶させておき、後でこのデータを使って印刷する構成にしてもよいし、型紙マーキングバッファのデータを通信で別のコンピュータに送る構成にしても同様な効果が得られる。 【0038】尚、本実施形態の電子カタログ装置は、前記S5の処理に相当するデザイン選択プログラム及び生地選択プログラムと、前記S22の処理に相当する部位指定プログラムと、前記S26の処理に相当する型紙情報読出プログラムと、前記S30及びS31の処理に相当するゆとり追加プログラムと、前記S14の処理に相当する生地幅読出プログラムと、前記S15の処理に相当する配置プログラムとを、ハードディスク等の外部記憶装置に予め格納して構成したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。 【0039】例えば、これらのプログラムがROMに予め格納されておいてもよい。また、これらのプログラムをフロッピーディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したものを、フロッピーディスク読み取り装置等の読み取り装置によってコンピュータに読み取ってインストールし、これを起動させることにより、そのコンピュータを前記電子カタログ装置として動作させることができる。更に、有線もしくは無線回線を使用して外部情報処理装置からプログラムをコンピュータに読み込んで動作させることもできる。この場合、前記ROMや、フロッピーディスクや、CD−ROMや、外部情報処理装置の当該プログラムを記録したメモリが本発明の電子カタログ装置を動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を構成する。 【0040】 【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本発明の請求項1に記載の電子カタログ装置によれば、消費者所望の縫製デザインのうち指定された部位にゆとりを付加した型紙を生地幅に合わせて配置することにより、消費者が所望の部位を好みの長さに変更することができる。したがって、消費者の体型の個人差や嗜好に対して容易に対応可能な電子カタログ装置を提供することができる。 【0041】また、請求項2に記載の電子カタログ装置によれば、型紙に付加するゆとりを余白にすることにより、より自由に消費者が好みの長さに所望の部位の寸法時計乗を変更することができる。 【0042】また、請求項3に記載の電子カタログ装置によれば、型紙に付加するゆとりを、指定された部位の長さを延ばしたガイド線にすることにより、より簡単にわかりやすく、消費者が好みの長さに所望の部位の寸法と形状を変更することができる。 【0043】また、請求項4に記載の電子カタログ装置を動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、そのプログラムをコンピュータに読み取り実行させることにより、消費者所望の縫製デザインのうち指定された部位にゆとりを付加した型紙を生地幅に合わせて配置することができ、消費者が好みの長さに所望の部位の寸法を変更可能な電子カタログ装置を提供することができる。 【0044】また、請求項5に記載の電子カタログ装置を動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、そのプログラムをコンピュータに読み取り実行させることにより、型紙に付加するゆとりを余白にすることによって、より自由に消費者が好みの長さに所望の部位の寸法と形状を変更可能な電子カタログ装置を提供することができる。 【0045】また、請求項6に記載の電子カタログ装置を動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、そのプログラムをコンピュータに読み取り実行させることにより、型紙に付加するゆとりを、指定された部位の長さを延ばしたガイド線にすることによって、より簡単にわかりやすく消費者が好みの長さに所望の部位の寸法と形状を変更可能な電子カタログ装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005267 【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)8月28日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−81024 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−232565 |
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