| 【発明の名称】 |
かつら |
| 【発明者】 |
【氏名】磯辺館 嘉彦
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| 【要約】 |
【課題】かつらの着用時に眼鏡を使用しても、眼鏡を安定してかけることができると共に、ズレが生じることがなく、同時にかつらのサイドプロテクタの浮き上がりも防止し得るフィット性に優れたかつらを提供する。
【解決手段】かつら10は、着用者頭部の耳上部まわりに沿うエッジラインを含み、このエッジラインの前側にサイドプロテクタ13を連設したかつらベース11を有し、耳上部に掛止する眼鏡フレーム101に対応するようにサイドプロテクタ13の裏側に裏当て片16を付設することにより、裏当て片16およびサイドプロテクタ13間の挿通孔17に眼鏡フレームを挿通する。裏当て片に眼鏡フレームを挿通することにより、裏当て片が肌側、すなわちもみあげ部側に引っ張られ、それに伴ってサイドプロテクタも肌側に引き寄せられるので、この部分のかつらベースと肌の間に隙間を生じさせない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 着用者頭部の耳上部まわりに沿うエッジラインを含み、このエッジラインの前側にサイドプロテクタが連設されたかつらにおいて、上記耳上部に掛止される眼鏡のフレームに対応するように上記サイドプロテクタの裏側に裏当て片を付設し、この裏当て片および上記サイドプロテクタ間に上記眼鏡フレームを挿通するようにしたことを特徴とするかつら。 【請求項2】 前記裏当て片は、前記サイドプロテクタにおける前記眼鏡フレームの対応部位に係着され、この裏当て片とサイドプロテクタの間に前記眼鏡フレームを挿通させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のかつら。 【請求項3】 前記裏当て片の上下端部が前記サイドプロテクタの裏側に止着されると共に、前記裏当て片および前記サイドプロテクタ間に眼鏡フレームに対する挿通孔が設定されることを特徴とする請求項2に記載のかつら。 【請求項4】 前記裏当て片は、伸縮性を有するテープ状もしくは帯状部材により構成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のかつら。 【請求項5】 前記裏当て片は、前記サイドプロテクタの該裏当て片を係着する部分の寸法に対して同一長さか又は短寸に設定され、眼鏡フレームを裏当て片に挿通した際、裏当て片への眼鏡フレームによる押圧力に伴いサイドプロテクタがもみあげ方向に引き寄せられるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のかつら。 【請求項6】 前記裏当て片は、かつらベースと同素材のネットベースにより構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のかつら。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はレディメイドあるいはオーダーメイドのかつらに係り、特に眼鏡を使用する着用者に好適なかつらに関するものである。 【0002】 【従来の技術】いわゆる全頭かつらと称されるかつらは、着用時のフィット感が得られるように、着用者の頭部の大きさに合った周縁を有する帽状のかつらベースを用いており、さらに着用者の頭部に一層精度良く整合させるため、場合によりかつら内面にアジャスタを取り付け、このアジャスタによりサイズを微調節できるようにしている。このように、かつらを着用した際、着用者の正常で自然な頭髪の生え際、すなわちヘアラインに沿ってかつらベースの周縁(エッジライン)を整合させることは、フィット感を良くするうえで極めて重要なことである。 【0003】ここで、図9は上述した従来のかつらに用いるかつらベースの構成例を示している。このかつらベース1は一般的な頭形状に合うように全体が帽状に膨出しており、主として合成繊維製のネット部材を用いて、着用者の正常な自然なヘアラインにほぼ沿ったエッジラインを呈するよう形成される。すなわち、かつらベース1のエッジラインは、図9を参照すると、着用者の前額部からサイドのこめかみを経てもみあげまで下降し、もみあげから直線状に上がって耳上部・耳後部を通り、うなじにかけて再びほぼ直角に下降し、首後ろの盆の窪の下方を経るように形成されている。 【0004】従来型のかつらベース1にあっては、こめかみからもみあげに至る部分に位置するサイドプロテクタ1aから、エッジラインに沿って後頭部の所謂、盆の窪の下側のえり首付近に位置するネープ部1bにかけて、伸縮性を有するテープ2がそれぞれ左右両側に配置されている。この伸縮性のテープ2は、サイドプロテクタ1a側の端部2aとネープ部1b側の端部2bにてそれぞれかつらベース1の周縁に伸張状態で固定される。また、サイドプロテクタ1aにはサイドプロテクタ1aの浮き上がり防止のため、型保持部材として金属線材などの耳芯3が介挿されている。 【0005】ところで、このようなかつらの着用者が眼鏡を使用する場合、たとえば図10および図11のように眼鏡100の眼鏡フレーム101をサイドプロテクタ1aの内側に挿入して、かつらの内側から眼鏡100をかける。この場合、眼鏡フレーム101は耳上部に掛けられて支持される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のかつらにおいて、たとえば図10に示す例のようにかつらの内側に眼鏡のフレーム101を挿通して眼鏡100をかける場合、図11に示すようにサイドプロテクタ1aの内側に眼鏡フレーム101を挿通することで肌(こめかみの領域)とかつら(サイドプロテクタ1a)との間に隙間Gが生じてしまう。このような隙間Gは耳芯3をもってしても解消することができず、サイドプロテクタ部分まわりが浮き上がってしまい、かつらを安定させるのが難しくなる。このため良好なフィット感が得難くなるうえ、外観的にも見栄えを損なう等の問題がある。 【0007】そこで、眼鏡の使用者は、サイドプロテクタ1aの外側から眼鏡フレーム101を被せるかたちで、眼鏡100をかける場合もある。このようにサイドプロテクタ1aの外側に眼鏡フレーム101をかつらの外側から配置することで、サイドプロテクタ1aを押さえつけることができる。ところが、眼鏡フレーム101は、サイドプロテクタ1aに植毛されている人工毛髪4等の上を滑り易く、眼鏡100がズレたりして使用感にも問題がある。 【0008】本発明は上記の点に鑑み、かつらの着用時に眼鏡を使用しても、眼鏡を安定してかけることができると共に、ズレが生じることがなく、同時にかつらのサイドプロテクタの浮き上がりも防止し得るフィット性に優れたかつらを提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載のかつらは、着用者頭部の耳上部まわりに沿うエッジラインを含み、このエッジラインの前側にサイドプロテクタを連設して形成されており、耳上部に掛止される眼鏡フレームに対応するようにサイドプロテクタの裏側に裏当て片が付設され、この裏当て片およびサイドプロテクタ間に眼鏡フレームが挿通されるようにしたものである。 【0010】請求項2に記載のかつらは、前記裏当て片を、サイドプロテクタにおける眼鏡フレームの対応部位に係着し、この裏当て片とサイドプロテクタの間に眼鏡フレームを挿通させるようにしたことを特徴とする。請求項3に記載のかつらは、前記裏当て片の上下端部を、サイドプロテクタの裏側に止着すると共に、この裏当て片およびサイドプロテクタ間に眼鏡フレームに対する挿通孔を設定するようにしたことを特徴とする。請求項4に記載のかつらは、前記裏当て片を、伸縮性を有するテープ状もしくは帯状部材により構成したことを特徴とする。請求項5に記載のかつらは、前記裏当て片を、サイドプロテクタの該裏当て片を係着する部分の寸法に対して同寸又は短寸に形成し、眼鏡フレームを裏当て片に挿入する際、裏当て片への眼鏡フレームによる押圧力に伴いサイドプロテクタがもみあげ方向に引き寄せられるようにしたことを特徴としている。請求項6に記載のかつらは、前記裏当て片を、かつらベースと同素材のネットベースにより構成することを特徴とする。 【0011】本発明によれば、サイドプロテクタの裏側において、裏当て片が眼鏡フレームに対応して付設されており、かつら着用者が眼鏡をかけた時、眼鏡フレームが、裏当て片およびサイドプロテクタ間に設定される挿通孔に挿通される。この際、眼鏡フレームの内側に配置された裏当て片が眼鏡フレームによって肌側(もみあげ側)に引き寄せられ、これに伴ってサイドプロテクタも肌側に引っ張られることになり、かつらのサイドプロテクタと着用者のもみあげ部分との間に隙間が生じるのを防止することができる。したがって、眼鏡をかけた場合でもサイドプロテクタ部分まわりの浮き上がりが防止でき、かつらを安定して着用し得ると共に、良好なフィット感が得られる。また、見栄え上何ら問題は生じず、違和感のない外観が得られる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、本発明によるかつらの好適な実施形態を説明する。図1はこの実施形態に係るかつらの全体構成例を示している。かつら10のかつらベース11は基本的に、頭髪の一般的な自然なヘアライン、すなわち前額部から左右両サイドのこめかみを経てもみあげまで下降し、もみあげから耳後部を通って、うなじにかけて再び下降し、首後ろの盆の窪の下方を経る毛髪の生え際状態にほぼ一致するような形状に形成されている。ここで、こめかみからもみあげに至るかつらの部分を、本発明ではサイドプロテクタと称しており、首後ろの盆の窪の下方のヘアライン領域をネープ部と称している。このように人の頭髪全体を覆うように形成されたほぼ帽状(キャップ状)のかつらを所謂、全かつらと称している。 【0013】もちろん、例えば前額部のエッジラインを後退させた形状としたり、あるいはネープ部等を省略あるいは変形した形状としたりすることは着用者の希望またはヘアデザインにより任意であり、全かつらとはこのような変形タイプのものも含まれる。さらに、部分かつらであっても、サイド部に少なくとももみあげ部とくり部を有するタイプのものであれば、本発明の適用範囲内である。なお、本発明はオーダーメイドあるいはレディメイドの何れのタイプにも適用可能である。 【0014】かつらベース11は好適には、合成樹脂製の単繊維素材により形成された柔軟なネットベースを主体として、あるいは部分的に軟質合成樹脂製の人工皮膚を配設して構成される。なお、図示を省略するが、かつらベース表面には人工および/または天然毛髪が植毛されるようになっている。 【0015】かつらベース11のエッジラインは、上述したように典型的には毛髪の生え際にほぼ整合するように形成される。図1に示すようにかつら10を着用した際、前額部からもみあげ部(サイドプロテクタ)を経て耳上部に至り、さらに耳後部からネープ部11aに至る周縁を有するように形成される。 【0016】また、後頭部の盆の窪が後頭部の膨出した凸部分の下端と首部の境界の中央部に位置していることから、かつら10のフロント側を前額髪際部に沿って位置決めした後、かつらのリア側をかつらベース11のネープ部11aの連接線にて盆の窪に引っ掛けるようにすれば、前額部との間で張力が安定して生じる。本実施形態では、かつらベース11のフロント側のエッジライン11bを前額髪際中央部に合わせ、リア側をネープ部11aの連接線で引っ掛けるようにして、リア側のエッジライン11cをネープ部11aを設けて襟足のヘアラインに合わせるようにして形成している。 【0017】なお、ネープ部11aを設けない場合、かつらベース11のリア側のエッジライン11cは前述のように盆の窪の位置になるように形成すればよい。ただし、かつら10のサイズをそれ以下に形成し得ることももちろん可能であり、その場合も本発明の範囲内である。かつら10のリア側エッジライン11cを後頭部の中間付近になるように小さなサイズに形成した場合は、かつら10を頭部に固着するためにたとえば別途、頭髪を挟着する止着部材等を用いればよい。 【0018】また、かつら10を着用した際、着用者の耳にあたらないようにするため、かつら10のサイド部の耳上部乃至耳後部に対応するくり部12を有するものであってもよい。このくり部12は特に耳上部乃至耳後部にかけてのヘアラインに合わせて湾曲(R)している。そして、くり部12の前側には、サイドプロテクタ13が垂下するように連設されている。また、かつらベース11はサイドプロテクタ13の所定部位に設けた耳芯14と、くり部12の後端からネープ部11aにかけてのエッジラインに沿って設けた弾性部材15と、を有している。 【0019】耳芯14は、この実施形態のようにかつらベース11が柔軟なネット素材で構成されており、したがってサイドプロテクタ13部分も柔軟である場合に、その浮き上がりを防止するための補強として有効に用いられる。 【0020】耳芯14の配設位置としては、多少の個人差はあるが好適には、頭部の所謂ゴールデンポイントと称されるつむじ部付近および顎部間の仮想延長線とほぼ一致するように設定するのがサイドプロテクタ13の反り返りを防止するうえで効果的である。耳芯14は、たとえば変形可能な金属片あるいはプラスチック片をサイドプロテクタ13の表面あるいは内面から付設することにより構成することができる。 【0021】また、弾性部材15は、たとえばゴムバンドあるいはゴム紐等をかつらベース11に伸縮自在に取り付けることによって構成される。そして、かつら着用時に弾性部材15による弾力性を付与し得るようになっている。なお、かつらベース11のほぼ全周縁部を伸縮性を有するような繊維にて編織することもでき、十分な弾力性を有している場合には、弾性部材15を省略することもできる。 【0022】さて、本発明において特に、かつら10のかつらベース11には、耳上部に掛止される眼鏡100の眼鏡フレーム101に対応するように、サイドプロテクタ13の裏側に裏当て片16が付設される。裏当て片16は、サイドプロテクタ13における眼鏡フレーム101の対応部位に係着され、裏当て片16とサイドプロテクタ13の間に眼鏡フレーム101を挿通させるようになっている。 【0023】図2及び図3は本発明の要部構成を示している。この例では裏当て片16は、テープ状もしくは帯状部材により構成される。裏当て片16は好適には伸縮性を有し、たとえば細いゴム紐を糸と共に織り込んだ織物をテープ状に形成しあるいは弾性に富んだ合成樹脂繊維等を素材とするものであってよい。裏当て片16の上下端部16a,16bは、サイドプロテクタ13の裏側部分のかつらベース11に接着,縫着等により止着される。このようにして止着された裏当て片16とサイドプロテクタ13の間には、眼鏡フレーム101に対する挿通孔17が設定されることになる。 【0024】ここで、裏当て片16の長さは、5〜6cm程度あれば十分である。伸縮性を有するものにあっては、これよりも多少短く3〜4cm程度で差し支えないが、いずれの場合でも眼鏡フレーム101を挿通し易くするに十分な寸法の挿通孔17が得られる程度とする。また、裏当て片16の配置関係は、図3に示されるようにサイドプロテクタ13の前縁部13aから奥側(後方)へ5mm〜2cm程度入り込んだ位置が好ましい。このような位置に配置することで、裏当て片16は外部から視認されることがでい。裏当て片16の横幅は挿通された眼鏡フレームの先端が突出するようになっていれば、幅広であってもよい。裏当て片16をサイドプロテクタ13に止着する場合、裏当て片16の長さとサイドプロテクタ13の止着距離とがなるべく一致するするように裏当て片16を伸ばした状態でその両端部を縫着、接着等するのが好ましい。例えば裏当て片の上下の縫着寸法が5cmであれば、サイドプロテクタ13の縫着距離もこれに合わせて5cm程度とする。裏当て片16が例えば伸縮性を有する帯片で成る場合、これをやや伸張した状態でサイドプロテクタ13に止着してもよい。このようにして、サイドプロテクタ13に裏当て片16を止着すれば、眼鏡フレーム101を裏当て片16へ挿通した際、眼鏡フレーム101による裏当て片16への押圧力に伴い、サイドプロテクタ13も着用者の肌側(もみあげ側)に引っ張られて引き寄せられることになる。従って、この部分でのサイドプロテクタ13の浮き上がりが防止される。 【0025】なお、これらの典型的な数値例の他に、かつらベース11やサイドプロテクタ13等のサイズあるいは形状等の変化に応じて、着用者に最適な寸法等が設定される。 【0026】裏当て片16をサイドプロテクタ13に付設するに際しては、かつら10自体の製造工程の中でサイドプロテクタ13の所定部位に係着してもよく、この場合は裏当て片16は先付けされる。あるいはまた、既存のかつらに対しても裏当て片16を後付けすることもできる。 【0027】上記構成で成る本発明のかつら10において、かつら10の着用者が眼鏡をかける際、図4の矢印のように眼鏡フレーム101を裏当て片16とサイドプロテクタ13の間に挿通させる。この場合、裏当て片16およびサイドプロテクタ13間に設定される挿通孔17は、一定の大きさを有しており、眼鏡フレーム101を容易かつ的確に挿通することができる。 【0028】眼鏡100をかけることで眼鏡フレーム101は耳上部に掛止され、これにより図5に示すように眼鏡フレーム101の内側に配置された裏当て片16が着用者の肌側(もみあげ側)に引っ張られる。それに伴って、サイドプロテクタ13も矢印のように引っ張られて肌側に適度に引き寄せられることになる。これにより、サイドプロテクタ13部分のかつらベース11と肌の間に隙間が生じず、サイドプロテクタ13部分まわりの浮き上がりを防ぎ、かつら10を安定させると共に良好なフィット感が得られる。また、違和感のない良好な外観が得られ、見栄えが向上する。 【0029】ここで、裏当て片16の配置関係等については、図6に示すように裏当て片16の上端側を後方へ傾斜させ、その長手方向mを後側へねかせるようにサイドプロテクタ13の所定部位に付設してもよい。このように裏当て片16を適当に傾斜させることにより、図4の図示例と比較しても明らかなように、眼鏡フレーム101の挿入方向に対する角度が適宜調整され、眼鏡100をかける際、眼鏡フレーム101が挿通孔17に挿入され易くなることができる。 【0030】次に、図7および図8は本発明のかつら10の変形例を示している。この例では、裏当て片26がかつらベース11と同素材のネットベースにより構成されている。前述したように、かつらベース11は好適には、合成樹脂製の単繊維素材により柔軟なネットベースを主体に形成される。これと同種のネットベース材がサイドプロテクタ13の裏側に裏当て片26として付設されることができる。 【0031】この場合、ネットベース材はほぼサイドプロテクタ13と整合する大きさおよび形状に成形されると共に、このネットベース材で成る裏当て片26の上下端部26a,26bは、サイドプロテクタ13の裏側部分に縫着などにより止着される。また、裏当て片26とサイドプロテクタ13の間には、眼鏡フレーム101に対する挿通孔17が設定される(図7(B))。 【0032】この例のように、裏当て片26をかつらベース11のネットベースと同素材のネット部材で構成し、言わば二重ネット構造とした場合でも、図8のように眼鏡フレーム101を挿通孔17に容易かつ的確に挿通することができる。また、この場合の裏当て片26では大きな面積で眼鏡フレーム101と接触し、サイドプロテクタ13部分まわりが安定して良好なフィット感が得られる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、かつらを着用した状態で眼鏡をかける場合、サイドプロテクタの内側に配置された裏当て片に眼鏡フレームが挿通されることにより、この裏当て片が着用者の肌側、すなわちもみあげ部側に引っ張られ、それに伴ってサイドプロテクタも肌側に引き寄せられることになるので、この部分のかつらベースと肌(もみあげ部)の間に隙間が生じないようにすることができ、眼鏡を掛けてもこの領域におけるかつらの浮き上がりが防止される。従って、かつらの着用時に眼鏡を使用しても、ズレが生じることなく眼鏡を安定してかけることができると共に、同時に、かつらのサイドプロテクタの浮き上がりも防止し得るフィット性に優れたかつらを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595130838 【氏名又は名称】フォンテーヌ株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月8日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】平山 一幸 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−81023 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−242593 |
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