| 【発明の名称】 |
オ―トバイ搭乗者用の繋ぎ服とブ―ツの結合構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】リノ ダイネーゼ
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| 【要約】 |
【課題】繋ぎ服とブーツの間に雨や泥、異物が混入したり、ブーツの脚部分がオートバイの外側の部品に接触するのを防ぐことができ、また、オートバイ搭乗者の衣服全体が優れた空気力学特性を備えるとともに、繋ぎ服とブーツが重なる部分の面積を小さくすることができる、オートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造の提供にある。
【解決手段】オートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造であって、該繋ぎ服は、二つの脚部分それぞれが低い位置まであり、ブーツの脚部分に外側から接着することによりブーツに着脱可能に固定されることを特徴とするオートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 オートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造であって、該繋ぎ服は、二つの脚部分それぞれが低い位置まであり、ブーツの脚部分に外側から接着することによりブーツに着脱可能に固定されることを特徴とするオートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造。 【請求項2】 前記繋ぎ服の脚部分の前面に向こう脛保護部が設けられており、この向こう脛保護部が、ブーツの脚部分の前面に設けられている向こう脛保護部に一部重なることを特徴とする請求項1記載の結合構造。 【請求項3】 前記繋ぎ服とブーツが、少なくとも一組の面接合ファスナーにより、互いに固定されることを特徴とする請求項1記載の結合構造。 【請求項4】 前記一組の面接合ファスナーが、繋ぎ服の脚部分と、これに対応するブーツの脚部分とが重なる前面部分にあることを特徴とする請求項3記載の結合構造。 【請求項5】 前記一組の面接合ファスナーが、繋ぎ服の脚部分と、これに対応するブーツの脚部分とが重なる背面部分にあることを特徴とする請求項3記載の結合構造。 【請求項6】 前記少なくとも一組の面接合ファスナーが、繋ぎ服の脚部分と、これに対応するブーツの脚部分とが重なる側面部分にあることを特徴とする請求項3記載の結合構造。 【請求項7】 繋ぎ服の各脚部分と、これに対応するブーツの脚部分が、少なくとも一つの連続体により互いに固定されており、該連続体は繋ぎ服とブーツそれぞれに設けられた二つの部材から形成され、この二つの部材が相互に噛み合うように構成されていることを特徴とする請求項1記載の結合構造。 【請求項8】 繋ぎ服の脚部分の前面と、これに対応するブーツの脚部分の前面が、相互に縦方向に一定範囲スライドできるような状態で、相互に噛み合うことを特徴とする請求項6又は7記載の結合構造。 【請求項9】 繋ぎ服の脚部分の前面と、これに対応するブーツの脚部分の前面が、繋ぎ服とブーツのうちのいずれか一方に設けられたペグにより固定されており、該ペグが前記繋ぎ服とブーツのうちの他方に設けられたガイド溝に沿ってスライド可能とされていることを特徴とする請求項8記載の結合構造。 【請求項10】 繋ぎ服の脚部分の前面と、これに対応するブーツの脚部分の前面が、繋ぎ服とブーツのうちのいずれか一方に設けられたペグにより固定されており、該ペグが前記繋ぎ服とブーツのうちの他方に設けられたガイド溝に沿ってスライド可能とされているとともに、該ガイド溝がオートバイ搭乗者の自然な動きに合うように傾いていることを特徴とする請求項9記載の結合構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はオートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】オートバイ搭乗者は、通常、繋ぎ服を着用し、この繋ぎ服の脚部分の下方部をブーツの脚部分に収納することにより、繋ぎ服とブーツを一続きにして脚部を保護している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記したように繋ぎ服とブーツを結合すると、様々な制限や障害が生じてしまう。先ず第一の障害は、ブーツと繋ぎ服の間に水や泥が浸入したり、異物が入ってしまうことであり、これはオートバイ搭乗者にとって大きな障害となる。また、ブーツの上端の突起物がオートバイの部品に引っ掛かることも障害となり、好ましくない。そして、通常の走行時の姿勢においては、ブーツの開口部が前方向に向かって開いているために、繋ぎ服とブーツの間の切れ目が空気力学上の仕組みを妨げてしまうこととなり、これは走行にとって大きな障害となる。更に、ブーツの脚部分と繋ぎ服の脚部分の下方部が重なる部分が広いために、オートバイ搭乗者の衣服の総重量が増えてしまうという障害も生じる。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠点を解消するためになされたものであって、請求項1に係る発明は、オートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造であって、該繋ぎ服は、二つの脚部分それぞれが低い位置まであり、ブーツの脚部分に外側から接着することによりブーツに着脱可能に固定されることを特徴とするオートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造に関し、請求項2に係る発明は、前記繋ぎ服の脚部分の前面に向こう脛保護部が設けられており、この向こう脛保護部が、ブーツの脚部分の前面に設けられている向こう脛保護部に一部重なることを特徴とする請求項1記載の結合構造に関し、請求項3に係る発明は、前記繋ぎ服とブーツが、少なくとも一組の面接合ファスナーにより、互いに固定されることを特徴とする請求項1記載の結合構造に関する。 【0005】請求項4に係る発明は、前記一組の面接合ファスナーが、繋ぎ服の脚部分と、これに対応するブーツの脚部分とが重なる前面部分にあることを特徴とする請求項3記載の結合構造に関し、請求項5に係る発明は、前記一組の面接合ファスナーが、繋ぎ服の脚部分と、これに対応するブーツの脚部分とが重なる背面部分にあることを特徴とする請求項3記載の結合構造に関し、請求項6に係る発明は、前記少なくとも一組の面接合ファスナーが、繋ぎ服の脚部分と、これに対応するブーツの脚部分とが重なる側面部分にあることを特徴とする請求項3記載の結合構造に関する。 【0006】請求項7に係る発明は、繋ぎ服の各脚部分と、これに対応するブーツの脚部分が、少なくとも一つの連続体により互いに固定されており、該連続体は繋ぎ服とブーツそれぞれに設けられた二つの部材から形成され、この二つの部材が相互に噛み合うように構成されていることを特徴とする請求項1記載の結合構造に関し、請求項8に係る発明は、繋ぎ服の脚部分の前面と、これに対応するブーツの脚部分の前面が、相互に縦方向に一定範囲スライドできるような状態で、相互に噛み合うことを特徴とする請求項6又は7記載の結合構造に関する。 【0007】請求項9に係る発明は、繋ぎ服の脚部分の前面と、これに対応するブーツの脚部分の前面が、繋ぎ服とブーツのうちのいずれか一方に設けられたペグにより固定されており、該ペグが前記繋ぎ服とブーツのうちの他方に設けられたガイド溝に沿ってスライド可能とされていることを特徴とする請求項8記載の結合構造に関し、請求項10に係る発明は、繋ぎ服の脚部分の前面と、これに対応するブーツの脚部分の前面が、繋ぎ服とブーツのうちのいずれか一方に設けられたペグにより固定されており、該ペグが前記繋ぎ服とブーツのうちの他方に設けられたガイド溝に沿ってスライド可能とされているとともに、該ガイド溝がオートバイ搭乗者の自然な動きに合うように傾いていることを特徴とする請求項9記載の結合構造に関する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の三つの好ましい実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は第一実施形態において、オートバイ搭乗者用繋ぎ服の脚部分の下方部が、これに対応するブーツに固定されている状態を示す概略透視図、図2は第二実施形態における同概略透視図、図3は第三実施形態における同概略透視図である。 【0009】図1に示す第一実施形態においては、繋ぎ服の各脚部分2の下方部の前面内側に、例えばVelcro(登録商標)のような面接合ファスナー4が設けられており、これに対応する被接着面がブーツ8の脚部分の前面外側に設けられている。また、その背面及び/又は側面にも同様の面接合ファスナー10が設けられており、これにより、繋ぎ服の脚部分2とブーツ8との接着をより強固にすることができる。 【0010】そして、この第一実施形態においては、オートバイの搭乗者が繋ぎ服とブーツを着用する際に、繋ぎ服の脚部分2の下方部をブーツの脚部分6の上方部に接着することにより、繋ぎ服とブーツを一続きにして脚部を保護することができる。また、ブーツの脚部分6の前面から上方に突出している舌状の向こう脛保護部14に、繋ぎ服の脚部分2と一体化した繋ぎ服の向こう脛保護部12を重ねることにより、その保護力をより強化することができる。 【0011】このようにして繋ぎ服とブーツを接着固定することにより、従来技術が有していた障害を完全に取り除くことができる。即ち、繋ぎ服とブーツの間に雨や泥、異物が混入することはなく、オートバイの外側の部品がブーツの脚部分に接触することもない。また、オートバイ搭乗者の衣服全体が優れた空気力学特性を備えることとなる。更に、繋ぎ服とブーツが重なる部分の面積を、オートバイ搭乗者にとって欠くことのできない保護力を得るのに最低限必要な面積にまで小さくすることができる。 【0012】図2に示す第二実施形態においては、ファスナーの様な連続体16により、繋ぎ服の各脚部分2が、これに対応するブーツ8に固定されている。この連続体(ファスナー)16は、2つの部材から形成されており、1つは繋ぎ服の各脚部分2に、もう1つはこれに対応するブーツ8の脚部分6に取り付けられている。連続体(ファスナー)16の2つの部材は互いに分離可能であり、またこれをぴったりと合わせることにより、繋ぎ服の脚部分2と、これに対応するブーツ8の脚部分6とを結合することができる。 【0013】図3に示す第三実施形態は、繋ぎ服及びブーツの側面及び/又は背面に存在する、Velcro(登録商標)のような面接合ファスナー10により、繋ぎ服とブーツを固定する点においては、図1に示す第一実施形態と同じである。そして前面には、繋ぎ服の脚部分2に合わせてペグ18が取り付けられており、このペグ18はブーツの脚部分6の前面に設けられた溝20に沿ってスライド可能とされている。これにより、繋ぎ服とブーツがある程度滑るようになり、前記溝20の傾斜を適当に選択することにより、オートバイ搭乗者が走行中にとる自然な動きに合わせてペグをスライドさせることができる。 【0014】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、オートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造であって、該繋ぎ服は、二つの脚部分それぞれが低い位置まであり、ブーツの脚部分に外側から接着することによりブーツに着脱可能に固定されることを特徴とするオートバイ搭乗者用の繋ぎ服とブーツの結合構造に関するものであるから、従来技術が有していた障害を完全に取り除くことができる。即ち、繋ぎ服とブーツの間に雨や泥、異物が混入するのを防ぐことができ、オートバイの外側の部品がブーツの脚部分に接触するのを防ぐこともできる。また、オートバイ搭乗者の衣服全体が優れた空気力学特性を備えることとなる。更に、繋ぎ服とブーツが重なる部分の面積を、オートバイ搭乗者にとって欠くことのできない保護力を得るのに最低限必要な面積にまで小さくすることができるので、搭乗者の衣服の総重量を小さくすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597121038 【氏名又は名称】ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ
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| 【出願日】 |
平成11年(1999)4月14日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】清原 義博
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| 【公開番号】 |
特開平11−323632 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平11−106707 |
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