| 【発明の名称】 |
電気防災作業服 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 茂義
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 アラミド繊維を使用した布で製作してなる電気防災作業服。 【請求項2】 布地に於けるアラミド繊維の含有率が50重量%以上であることを特徴とする請求項1記載の電気防災作業服。 【請求項3】 高低圧の各種電気工事の中の選ばれた少なくとも1種に用いられるものであることを特徴とする請求項1記載の電気防災服。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高低圧の電気工事において生じる電気特有の事故から作業者を保護する目的とした防災機能を有する作業服に係り、更に詳細には主としてアラミド繊維を使用した布地で製作してなる電気防災作業服に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電気工事は近年無停電工事が多くなっている。従って地中や電柱などの狭隘なところや高所に於ける作業が多くなっている。こんな場所での急な事故、例えば電気の短絡によるアークや電気火花から着衣着火事故にすぐに対応することが困難なため、被害が大きくなっている。感電事故に対しては絶縁衣で対応しているが、この様なアークや電気火花には配慮されていない。 【0003】通常使用されている電気工事作業服は、綿100%やポリエステルと綿混紡の物である。これらの素材は可燃性であるので電気火花やアークに接すると着火炎上し、火傷の危険性が大である。 【0004】ポリエステルと綿の混紡織物は、ポリエステルは熱分解温度は綿より高いが、軟化温度が238〜240℃と低く、電気火花やアークに接触すると溶融し、肌に密着して火傷を起こす危険性がある。また一度着火すると燃焼が止まらない性質がある。 【0005】 【発明が解決しようとしている課題】本発明は、電気の短絡から発生するアークや電気火花から作業者を保護し、万一の事故に際し最小限の被害に押さえる防災作業服を提供する。 【0006】着用者が火災の危険な状態から避難する間、最小限の被害ですむよう障壁としての形状を保ち、万一熱被爆された時にも熱伝導を遅らせるため着衣の生地は遮熱性があり、熱による収縮のないものでなくてはならない。 【0007】係る事情に鑑み、本発明者は、特定の繊維よりなる素材を使用し製作した作業服は、上記目的をすべて満足させるとの確信を持ち、本発明を完成するに至った。 【0008】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はアラミド繊維の含有率が50重量%以上である布地で製作してなる電気防災作業服を提供するにある。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明を更に詳細に説明する。本発明の電気防災作業服は、アラミド繊維の含有率がメタ型アラミド繊維47重量%、パラ型アラミド繊維3重量%以上である布地を使用する。アラミド繊維と併用される他の繊維はとくに制限されない。綿、麻、羊毛等の天然繊維、レーヨン、ナイロン、ビニロン、テトロン、アクリル等の化学合成繊維及びそれらの繊維を難燃化した繊維の公知の繊維が使用される。 【0010】本発明の電気防災作業服は、アークや電気火花による衣服着火を防げればよく、その形状はとくに制限されるものではなく、通常公知の作業形状あるいはエプロン形状であってもよい。またアーク、電気火花等の発生の箇所や方向が特定できないため、アラミド繊維50重量%以上の布で全身的に覆われた形状が望ましく、顔面を保護するためのマスク、頭部保護のためのフードも併用するとよい。 【0011】本発明の電気防災作業服は、電気工事作業時に着用されるもので、電柱上での架線作業、高所作業車用バケット作業等の送配電、外線工事、発電、変電所、ビル、工場、キュービクル点検作業等の作業から選ばれた1種があげられる。 【0012】 【実施例】以下、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例により制限されるものではない。素材に使用しているアラミド繊維と防炎加工綿の遮熱性の効果を表1に、引火点、LOI値等の素材別比較を表2に示す。
【0013】素材自身が熱伝導率や透過が低いため、大きな熱遮断性を持ち、繰り返し洗濯しても性能を維持し、変質や強度の劣化、収縮が極めて少ない。 【0014】 【発明の効果】上述の如く、本発明の電気防災服は、高、低電圧短絡のアーク、電気火花による衣服着火災害や、それによって惹起される事故を防止する事ができる。個人装備である作業服を難燃化することで、作業者の安全の維持が図られ、作業能率と士気の向上つながる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592000288 【氏名又は名称】渡邊 茂義
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月23日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−302909 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−153499 |
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