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【発明の名称】 時計の保持具及び手袋への装着具
【発明者】 【氏名】池田 明男

【要約】 【課題】手袋に容易に脱着ができ、脱落しない時計の保持具及び装着具。

【解決手段】時計保持容器にバンド付き時計を保持できるように時計バンド口3を備え、自由に時計の出し入れが出来て、外から時計が見える透明の蓋2を設ける。時計の下には時計を衝撃から守るためと時計を固定するため及び防水のためにスポンジ4を設けて時計保持具とする。時計保持具に手袋に自由に取り付け取り外しの出来るように締め付け具を設け、締め付け具の締め付け部に摩擦抵抗の高いイボ付きラバーを設けて装着具とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 時計保持容器本体(1)にスポンジ(4)を設け、スポンジの上に時計収納部(8)を設け、上部に透明の蓋(2)を設け、時計保持容器本体(1)に時計バンド口(3)を設けた時計保持具(12)。
【請求項2】 ピンチ、クリップ等の締め付け具の締め付け部(18)にイボ付きラバー(17)を設け、締め付け具本体(16)の上部に請求項1の時計保持具(12)を設けた装着具。
【請求項3】 請求項2の装着具に先端を輪にした弾性の紐(23)を設けてなる装着具。
【請求項4】 請求項1の時計保持具(12)にピンチ、クリップ等の締め付け具(25)を設け、締め付け具にL字形の脱落防止板を設けた装着具。
【請求項5】 請求項1の時計保持具(12)に締め付け具(25)を設け、締め付け具ないしは時計保持具に先端を輪にした弾性の紐(23)を設けてなる装着具。
【請求項6】 端の開いた金属の輪(29)の一端に請求項1の時計保持具(12)を設けた装着具。
【請求項7】 皮革、布等の材料A(30)の中央部にスポンジ(32)を設け、その上に時計窓(33)の付いた皮革、布等の材料B(31)を設け、時計窓(33)の上に透明ビニール(34)を設け、材料A(30)と材料B(31)の間にフアスナー(45)を設けた装着具。
【請求項8】 皮革、布等の手のひらサイズの材料D(40)に同サイズの材料C(41)を重ねて、腕の部分と指の部分以外を弾性材料(42、49、50、51、52、53)で縫製し、材料C(41)の表面の中央部スポンジ(43)を設け、その上に時計窓(46)を付けた皮革、布等の材料E(44)を設け、材料E(44)にフアスナー(45)を設け、時計窓(46)の上に透明ビニール(47)を設けた装着具。
【請求項9】 請求項7の装着具に締め付け具(25)と弾性の紐(23)を設けてなる装着具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計の保持具及び手袋への取り外しの出来る装着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手袋への時計の装着としては、平4−31213号と実開平6−41775号にて開示されたものがあり、手袋に時計の保持具が縫製ないしは固着された構造であり、ベルトの付いた腕時計と時計の共用構造でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは、次のような欠点があった。時計付き手袋が必要なのは、オートバイの運転や自転車の運転等の様に腕時計を見ることができない特殊な状況下であり、歩く様な通常の状況では袖を捲って腕時計を見ることが出来、いつも腕に保持されている腕時計の使用のほうが便利であり、衣服によって雨や衝撃から守られて安全で、装着具の縫製ないし固定された構造のものは邪魔となる。そこで、本発明は、腕時計を見ることができない状況下および見ることができる状況下に対応して、容易に取り付けと取り外しができ、雨や衝撃に安全でなおかつ使用時には脱落のしない、バンドの付いた腕時計と時計の両方に対応出来る時計の保持具及び装着具を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ) 合成樹脂製の時計保持容器にバンド付き時計を保持出来るように時計バンド口を設け、自由に時計の出し入れが出来て、外から時計を見ることが出来るように透明の蓋を設けた。時計の下には時計を衝撃から守るためと時計の位置を固定するため及び防水のためにスポンジを設けて時計保持具とした。
(ロ) (イ)の時計保持具に手袋に自由に取り付け取り外しの出来るようにピンチ、クリップ等の締め付け具を設け、締め付け具の締め付け部に摩擦抵抗が高いイボ付きラバーを設けて装着具とした。手袋表面に締め付けによる跡をつけたくない場合には、手袋表面に接するラバー面をイボの出ない表面とし、手袋裏面に接するラバー面をイボの出る裏面とした。 手袋の両面に跡を付けたくない場合には、ラバー面をイボの出ない表面の組み合わせにした。衝撃の大きい場合の使用にはラバー面をイボの出る裏面の組み合わせにした。
(ハ) 使用中に取れないように、指にかける輪を先端に付けた弾性の紐を(ロ)の装着具に付ける。
(ニ) 手袋の締め付けベルトから装着具の脱落する空間を遮断するための脱落防止用のL字形の脱落防止板をピンチ、クリップ等の締め付け具に接着し、手袋に装着するための締め付け具に(イ)の時計保持具を設けた。
(ホ) 手袋に装着するためのピンチ、クリップ等の締め付け具に(イ)の時計保持具を設け、使用中に取れないように、指に掛ける輪を先端に付けた弾性の紐を装着具に付ける。
(ヘ) 手袋の指の大きさに対応して輪の大きさを変化出来るように金属の輪の端を開き、一端に(イ)の時計保持具を設けた。
(ト) 皮革、布等の縦長の装着具に時計を自由に出し入れ出来るようにフアスナーを設ける。時計の下には時計を衝撃から守るためと時計の位置を固定するためのスポンジを設けた。時計の上の皮革、布等に外から時計を見ることが出来るように時計窓を設け、時計窓の上には、防水のための透明ビニールを設けた。バンド付き腕時計の場合は、バンドを広げて保持することが出来る。装着具を三つ折りにして手袋の締め付けベルトへ装着できる。
(チ) 手袋に密着出来るように指の位置が穴の開いた手のひらサイズの材料と同形の材料を弾性材料で縫製し、上部に皮革、布等の時計保持具を設ける。時計保持具に時計を自由に出し入れできるようにフアスナーを設け、時計の下には時計を衝撃から守るためと時計の位置を固定するためのスポンジを設けた。時計の上の皮革、布等に外から時計を見ることが出来るように時計窓を設け、時計窓の上には防水のために透明ビニールを設けた。バンド付き腕時計の場合は、バンドを二つに重ねて保持することが出来る。手袋に密着した装着が出来る。
(リ) (ト)の装着具を手袋の開口部の縁に取り付け出来るようにピンチ、クリップ等の締め付け具を設け、締め付け具ないしは(ト)の装着具に使用時の脱落防止のために弾性の紐を設けた。
【0005】
【考案の実施の形態】
(イ) 指で蓋2を開いて時計保持容器本体1のスポンジ4の上に時計を置く。時計バンド14の付いた腕時計等は時計バンド口3より時計バンド14を外に出す。指で蓋2を閉めて時計の保持をする。
(ロ) 時計を入れた(イ)の時計保持具が固定された締め付け具のイボ付きラバー17の締め付け部18を手袋の締め付けベルト19及び開口部の縁20へ装着する。
(ハ) 締め付け具に取り付けられた弾性の紐23の先端の輪を指にかけ上記(ロ)の装着具を手袋の締め付けベルト19及び開口部の縁20へ装着する。取り外すときは、手から手袋を脱がし、締め付け具の装着及び先端の輪を指から外す。
(ニ) 締め付け具を開いて、L字型の脱落防止板27を手袋の締め付けベルトの下を通すと同時に開いた締め付け具でベルトに装着する。取り外すときは、締め付け具を開いて脱落防止板を抜く。
(ホ) 締め付け具に取り付けられた弾性紐23の先端の輪を指に掛け、(イ)の時計保持具12を取り付けた締め付け具を手袋の締め付けベルト19及び手袋の開口部の縁20へ装着する。
(ヘ) 取り付けられた時計の保持具12を設けた金属の輪に手袋の指の部分を通して装着する。
(ト) 縦長の装着具のフアスナー45を開き、スポンジ32の上に時計を置く。時計バンド39の付いた腕時計等は、バンドを開いて置く。次に、フアスナーを閉めて手袋の締め付けベルト38へ三つ折りにして装着する。
(チ) 手のひら形の装着具のフアスナー45を開き、スポンジ42の上に時計を置く。時計バンド48の付いた腕時計等は、バンドを二つに重ねて置く。次に、フアスナー45を閉めて時計を保持し、手袋に装着する。
(リ) (ト)の装着具を手袋の開口部の縁(20)の上部におき、(ト)の装着具に取り付けられた締め付け具25で(ト)の装着具を開口部の縁(20)へ装着する。次に、締め付け具25に取り付けられた弾性の紐23の先端の輪を指に掛ける。
【0006】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説明する。
(イ) 図1〜図4に示したものは請求項1の実施例であり、時計保持容器本体1の中央部の空洞にスポンジ4を設け、スポンジ4の上に時計収納部8を設ける。時計保持容器本体1の一部に時計バンド口3を設ける。時計保持容器本体1の上部に透明の蓋を設けて時計保持具12とする。
(ロ) 図5〜図11に示したものは請求項2の実施例であり、締め付け具の締め付け部18にイボ付きラバー17を接着し、締め付け具本体16の上部に上記(イ)の時計保持具12を設けて装着具とする。
(ハ) 図12〜図14に示したものは請求項3の実施例であり、上記(ロ)の装着具に先端を輪にした弾性の紐23を設ける。
(ニ) 図15〜図17に示したものは請求項4の実施例であり、締め付け具A面26に脱落防止板27を設け、締め付け具B面28に上記(イ)の時計の保持具12を設けて装着具とする。
(ホ) 図18に示したものは請求項5の実施例であり、締め付け具に時計保持具12の付いた装着具に先端を輪にした弾性の紐23を設ける。
(ヘ) 図19、図20に示したものは請求項6の実施例であり、端の開いた金属の輪29の一端にに時計保持具12を設けて装着具とする。
(ト) 図21〜図24に示したものは請求項7の実施例であり、皮革、布等の縦長の材料A30の中央部にスポンジ32を設け、中央部に時計窓33を付けた材料B31を上にして縫製し、中央部横の材料Aと材料Bの間にフアスナー45を設け、時計窓33の上に透明ビニール34を接着して装着具とする。
(チ) 図25、図26、図27に示したものは請求項8の実施例であり、皮革、布等の手のひらサイズの材料D40に同サイズの材料C41を重ねて、腕の部分と指の部分以外を弾性材料42、49、50、51、52、53で縫製し、材料C41の表面の中央部にスポンジ43を設け、その上部に時計窓46を付けた皮革、布等の縦長の材料E44を縫製し、材料C41と材料E44の間にフアスナー45を設け、時計窓46の上に透明ビニール47を接着して装着具とする。
(リ) 図28に示したものは請求項9の実施例の一例であり、(ト)の装着具に締め付け具(25)を、締め付け具に弾性の紐を設けて装着具とした。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のような構造で、(イ)の実施例の場合は、時計保持具12の透明の蓋2によって外から時計を見ることが出来、容易に時計の出し入れをすることが出来る。そして、時計保持具内にスポンジ4を設けることによって時計が固定され、防水性があり、衝撃から時計をまもる。また、時計保持容器本体1に時計バンド口3を設けたことによってバンド付き時計及び時計の保持をすることが出来る。(ロ)の実施例の場合は、(イ)の時計保持具12に締め付け具本体16を付けることによって手袋への装着が出来る。そして、締め付け具の締め付け部18にイボ付きラバー17を付けることにより強力な装着が可能となる。ラバー面をイボの出ない表面にすると手袋表面に装着跡を付けることはない。ラバー面をイボの出る裏面にすると強力な振動にも耐えることが出来る。(ハ)の実施例の場合は、装着具に付けた弾性のヒモ23が手袋内の指に掛かっていることによって使用中の脱落は完全になくなる。使用時に弾性の紐23が手袋内にあるために外観を悪くせず、弾性のため指にフィットして違和感を生じない。(ニ)の実施例の場合は、締め付け具に付いた脱落防止板27のL字部が手袋の締め付けベルトと時計保持具12の間の脱落空間を遮断するので、締め付け具が締め付けベルトからはずれた場合でも手袋からの脱落は起こらない。(ホ)の実施例の場合は、弾性の紐23を指に掛けるので、締め付け具が手袋の開口部の縁20からはずれた場合でも脱落は起こらない。(ヘ)の実施例の場合は、端の開いた金属の輪29の一端を時計保持具12に付けているので手袋の指の大きさに対応して使用することが出来る。(ト)の実施例の場合は、皮革及び布等を使用するので手袋に対して違和感が無く、スポンジ32を設けることによって時計が固定され、衝撃から時計をまもる。フアスナーを設けているために自由に時計の出し入れをすることが出来、時計窓33に透明ビニール34を設けることによって、外から時計を見ることが出来、防水効果が有る。また、保持する空間が広く、バンド付き腕時計の場合は、バンドを開いて保持することが出来る。三つ折り状態で手袋の締め付けベルト38に装着できる。さらに、植毛付着層35、36を設けることによって装着を強固にすることが出来る。(チ)の実施例の場合は、皮革、布等を使用し、材料C41と材料D40を弾性材料42、49、50、51、52、53で取り付け、手袋の指の位置に相当する場所に指の通る穴が開いているので手袋にフィットする。スポンジ43を設けることによって時計が固定され、衝撃から時計をまもる。材料Eにフアスナー45を設けているので自由に時計を出し入れすることが出来、時計窓46に透明のビニール47を設けることによって、外から時計を見ることが出来、防水効果がある。また、バンド付き腕時計の場合は、バンドを二つに重ねて保持することが出来る。(リ)の実施例の場合は、上記(ト)の効果とともに締め付けベルトの無い手袋の開口部の縁(20)に装着出来る。
【出願人】 【識別番号】597130801
【氏名又は名称】池田 明男
【出願日】 平成9年(1997)9月8日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−81013
【公開日】 平成11年(1999)3月26日
【出願番号】 特願平9−284237