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【発明の名称】 抗菌ハンカチ入れ
【発明者】 【氏名】塚田 一枝

【要約】 【課題】通常使用するハンカチをポケットやハンドバックにしまうと、雑菌の繁殖を促進している。これを抗菌加工布で加工した抗菌ハンカチ入れにハンカチをしまうことにより清潔を保つことにある。

【解決手段】抗菌加工した布を四角形とし、2辺をV字に周縁を縫い合わせて、ハンカチの取り出し、収納の容易な開口部の大きいポケットを形成し、開口部の三角片部はそれぞれ上片、下片の周縁を縫い合わせ、三角片端部付近にマジックテープでハンカチの脱落防止を付けた抗菌ハンカチ入れを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 抗菌加工を施した布を四角形に重ねて、布端部を内側に折り返し、2辺をV字形に周縁を縫い合わせてポケットを形成して、他の2辺は上片下片の周縁をそれぞれ縫い合わせ、開口して対向する三角片の端部にマジックテープをそれぞれに付けたことを特徴とする抗菌ハンカチ入れ。
【請求項2】抗菌加工布の周縁を接着によりハンカチ入れポケットを形成した請求項1,記載の抗菌ハンカチ入れ。
【請求項3】抗菌加工を施した布を不織布とした請求項1,2記載の抗菌ハンカチ入れ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は衛生的なハンカチ入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンカチは、手や顔を拭くためにほとんどの人がポケットやバックの中に、そのまま折られて収納されている。使用するときは取り出し、使用後はそのままポケットやハンドバックの中に戻していた。そうした動作が清潔を保つべきハンカチが周りの雑菌によって不潔にならざるを得なかった。また、外布と内布を一体に縫い合わせて外布に抗菌加工を施したものが公開実用平成2−82710があるが、本発明とは基本的に構造を異にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ビニール等で作られたケースならびにハンカチ入れなどの小物入れが販売利用されているが、抗菌作用がなく、ケース自体もハンカチのみの使用ではなく、他のものと一緒に入れる使い方である。ビニールの場合には、ハンカチの使用後の水分により雑菌をケースの中で増殖させるもので、衛生的とは言えない。また、ハンカチ入れを使用せず、ポケットやハンドバックにしまう場合、ポケットもハンドバックの中も雑菌が繁殖しているので、しまう度にハンカチは雑菌に汚染されるという問題点があった。更に、特に乳児を抱えている婦人にとっては、ハンカチの清潔を保つのに苦労しているのが実状である。
【0004】本発明は、以上のような問題点に鑑み、抗菌加工を施した布を利用したハンカチ入れで、しかもハンカチの出し入れを容易にするため、四角形の一端部から大きく開く構造で、専用の抗菌ハンカチ入れを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の抗菌ハンカチ入れは、上記の目的を達成するために、本発明は抗菌加工した布を四角形に単数枚又は複数枚を重ね合わせて布の端線を内側に折り返して、2辺をV字形に周縁を縫い合わせてポケットを形成する。他の2辺は上片下片の周縁をそれぞれ縫い合わせる。そして開口して対向する三角片の端部付近にマジックテープを取り付けて、ハンカチの出し入れを容易にしたものである。
【0006】なお、抗菌ハンカチ入れは、三角片の端部付近にマジックテープを取付けないで、抗菌ハンカチ入れのポケットにハンカチを入れて一緒に折り曲げて使用しても良い。また、四角形に折り曲げ部はそのまま縫い合わせず、隣接の一辺のみ周縁を縫い合わせてポケットを形成しても良い。
【0007】請求項2の抗菌ハンカチ入れは、周縁を縫い合わせず接着によりハンカチ入れのホケットを形成した抗菌ハンカチ入れとしたものである。
【0008】請求項3の抗菌ハンカチ入れは、通気性の良い抗菌布とすることが効果的である。また、素材を抗菌加工した不織布とすることも良い。
【0009】更に、抗菌ハンカチ入れは、抗菌加工した布の長方形の端部を内側に折り返し周縁を縫い合わせて、長方形の長尺側端部を折り曲げ、折り曲げた両端の周縁を縫い合わせてポケットを形成し、ほぼ中央よりポケットを内側にしてU字形に折り曲げ、対向する端部付近にマジックテープを付ける。なお、マジックテープは付けずハンカチと共に折り曲げて使用しても良い。ハンカチ入れのポケットの深さは、折り曲げ中央部付近まででも良く、また、浅いホケットとしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。まず図1及び図2は実施例1のものの構造及び作用を示す平面図と斜視図である。四角形をした抗菌布1は単数枚又は複数枚を重ね合わせて、抗菌布1の端部2を内側に折り返して、2辺をV字形に周縁3を縫い合わせてハンカチ6を入れるポケット7を形成する。他の2辺を上片A,下片Bに分けて周縁をそれぞれ縫い合わせる。この上辺Aと下片Bを開口して対向する三角片AとBの端部付近にマジックテープ5,5を取り付ける。ハンカチ6はマジックテープ5,5をを開くことによって、取り出し口が大きく開きハンカチの取り出しと収納が容易にできるようになる。
【0011】実施例2を図3に基づいて説明する。図3は実施例2を示す平面図である。外形構造については実施例1と同じであるが、ハンカチ6入れのポケット7は周縁を3縫い合わせによるものではなく、周縁3を接着によって形成する。
【0012】実施例3を図1,図2,図3で説明する。実施例1,2の構造を同一とするが、素材を抗菌加工した不織物を使用する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるように効果を奏する。抗菌ハンカチ入れを使用するときは、マジックテープ側を開口して収納と取り出しを行う。開口部が大きいためハンカチの収納と取り出しが容易に出来る。通常は使用後ハンカチが汚染されたまま、雑菌が繁殖しているポケットやハンドバックにしまい込むので、更に雑菌が繁殖して不潔な状態で再使用するが、本発明の抗菌ハンカチ入れを使用すると、雑菌の繁殖を抑制し清潔なハンカチを使用することができる。又、抗菌ハンカチ入れにハンカチを収納したまま、ポケットやハンドバックに収納することもできる。使用後の抗菌ハンカチ入れは、ハンカチと同時に洗濯することができ、清潔を維持することが出来る。抗菌ハンカチ入れを使用することにより、感染しやすい乳児を持つ母親や、感染の恐れのある病院などで働く人にとっても予防法の一つとして極めて有効に作用する。
【出願人】 【識別番号】595138421
【氏名又は名称】塚田 一枝
【出願日】 平成9年(1997)8月22日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−61533
【公開日】 平成11年(1999)3月5日
【出願番号】 特願平9−264801