| 【発明の名称】 |
飾り重ね餅 |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 彬
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| 【要約】 |
【課題】ミカンの取り外しが容易で、しかもミカンを取り外した後の飾り重ね餅に接着剤が残留したりしない商品価値をより一層高めた実用性,商品性に秀れた飾り重ね餅を提供すること。
【解決手段】プラスチック製の重ね餅形状に形成した容器1の下部に餅詰入孔2を設け、この容器1内に餅aを詰入し、この餅aを詰入した重ね餅Aの上部に同じくプラスチック製の前記重ね餅Aの上部重ね餅A’より小さくしたミカン形状にしてミカン肌とミカン色を表現した重ね果実3を接着剤9で付設し、この接着強度を重ね餅Aから重ね果実3を引き剥がし可能に設定し、重ね果実3を重ね餅Aから手で引き剥がす際略全ての接着剤9が重ね果実3と共に重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面が滑面となるよう容器1と接着剤9の素材が設定されている飾り重ね餅。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プラスチック製の重ね餅形状に形成した容器の下部に餅詰入孔を設け、この容器内に餅を詰入し、この餅を詰入した重ね餅の上部に同じくプラスチック製の前記重ね餅の上部重ね餅より小さくしたミカン形状にしてミカン肌とミカン色を表現した重ね果実を接着剤で付設し、この接着強度を重ね餅から重ね果実を引き剥がし可能に設定し、重ね果実を重ね餅から手で引き剥がす際略全ての接着剤が重ね果実と共に重ね餅から剥離して重ね餅の表面が滑面となるよう容器と接着剤の素材が設定されていることを特徴とする飾り重ね餅。 【請求項2】 前記接着剤の素材をホットメルト接着剤とし、前記重ね果実を前記重ね餅から手で引き剥がす際略全てのホットメルト接着剤が重ね果実と共に重ね餅から剥離して重ね餅の表面が滑面となることを特徴とする請求項1記載の飾り重ね餅。 【請求項3】 前記容器の素材をポリエチレン若しくはポリプロピレンとし、前記重ね果実を前記重ね餅から手で引き剥がす際全ての接着剤が重ね果実と共に重ね餅から剥離して重ね餅の表面が滑面となることを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の飾り重ね餅。 【請求項4】 ポリエチレン若しくはポリプロピレン製の重ね餅形状に形成した容器の下部に餅詰入孔を設け、この容器内に餅を詰入し、この餅を詰入した重ね餅の上部にプラスチック製の前記重ね餅の上部重ね餅より小さくしたミカン形状にしてミカン肌とミカン色を表現した重ね果実をポリエチレン系ホットメルト接着剤で接着し、この接着強度は、重ね果実を摘持して重ね餅を持ち上げた際重ね餅が重ね果実から離脱しない強度であると共に、重ね餅と重ね果実とを握持して両者を引っ張った際重ね果実が重ね餅から剥離する強度に設定され、また、重ね果実を重ね餅から手で引き剥がす際略全てのポリエチレン系ホットメルト接着剤が重ね果実と共に重ね餅から剥離して重ね餅の表面が滑面となることを特徴とする飾り重ね餅。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、正月や祝い事の際飾つけたり神棚に飾る飾り重ね餅に係るものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来プラスチック製の重ね餅容器に餅を詰入硬化せしめて飾る容器入りの飾り重ね餅は公知である(以下、第一従来例という。)。 【0003】更に本発明者は重ね餅の上に乗せるミカンも一緒に重ねて止着した飾り重ね餅も発明している(以下、第二従来例という。)。 【0004】本発明は、同一販売地区でも地域によってはミカンを載置しない状態で飾り重ね餅を飾ったりする場合があるのではないかとの点に着眼してなされたものであり、ミカンの取り外しが容易で、しかもミカンを取り外した後の飾り重ね餅に接着剤が残留したりしない第二従来例の商品価値をより一層高めた実用性,商品性に秀れた飾り重ね餅を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 【0006】プラスチック製の重ね餅形状に形成した容器1の下部に餅詰入孔2を設け、この容器1内に餅aを詰入し、この餅aを詰入した重ね餅Aの上部に同じくプラスチック製の前記重ね餅Aの上部重ね餅A’より小さくしたミカン形状にしてミカン肌とミカン色を表現した重ね果実3を接着剤9で付設し、この接着強度を重ね餅Aから重ね果実3を引き剥がし可能に設定し、重ね果実3を重ね餅Aから手で引き剥がす際略全ての接着剤9が重ね果実3と共に重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面が滑面となるよう容器1と接着剤9の素材が設定されていることを特徴とする飾り重ね餅に係るものである。 【0007】また、前記接着剤9の素材をホットメルト接着剤9とし、前記重ね果実3を前記重ね餅Aから手で引き剥がす際略全てのホットメルト接着剤9が重ね果実3と共に重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面が滑面となることを特徴とする請求項1記載の飾り重ね餅に係るものである。 【0008】また、前記容器1の素材をポリエチレン若しくはポリプロピレンとし、前記重ね果実3を前記重ね餅Aから手で引き剥がす際全ての接着剤9が重ね果実3と共に重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面が滑面となることを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の飾り重ね餅に係るものである。 【0009】また、ポリエチレン若しくはポリプロピレン製の重ね餅形状に形成した容器1の下部に餅詰入孔2を設け、この容器1内に餅aを詰入し、この餅aを詰入した重ね餅Aの上部にプラスチック製の前記重ね餅Aの上部重ね餅A’より小さくしたミカン形状にしてミカン肌とミカン色を表現した重ね果実3をポリエチレン系ホットメルト接着剤9で接着し、この接着強度は、重ね果実3を摘持して重ね餅Aを持ち上げた際重ね餅Aが重ね果実3から離脱しない強度であると共に、重ね餅Aと重ね果実3とを握持して両者を引っ張った際重ね果実3が重ね餅Aから剥離する強度に設定され、また、重ね果実3を重ね餅Aから手で引き剥がす際略全てのポリエチレン系ホットメルト接着剤9が重ね果実3と共に重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面が滑面となることを特徴とする飾り重ね餅に係るものである。【0010】 【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して説明する。 【0011】重ね果実3は接着剤9により強固に重ね餅Aの上部に付設され、この重ね果実3は重ね餅Aを持ち運んだり神棚などに飾ったりするときに重ね餅Aの上部から離脱したりせず安定状態で使用することができる。 【0012】また、重ね果実3と重ね餅Aとの接着強度は重ね果実3を重ね餅Aから手で引き剥がし可能に設定されており、購買者が重ね果実3を載置しない状態にして重ね餅Aを飾ったりすることができる。また、この際、接着剤9は重ね果実3の引き剥がしと共に略全て重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面に残留したりしないから、重ね餅Aの表面が滑面となって第一従来例と同様の飾り重ね餅に変化させることができる。 【0013】 【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 【0014】本実施例は、プラスチック製の重ね餅形状に形成した容器1の下部に餅詰入孔2を設け、この容器1内に餅aを充填して詰入し、この餅aを詰入した重ね餅Aの上部にプラスチック製の前記重ね餅Aの上部重ね餅A’より小さくしたミカン形状にしてミカン肌とミカン色を表現した重ね果実3を接着剤9で付設した飾り重ね餅に係るものである。 【0015】また、重ね果実3と容器1との接着強度は、重ね果実3を摘持して重ね餅Aを持ち上げた際に重ね餅Aが重ね果実3から離脱しない強度であると共に、重ね餅Aと重ね果実3とを夫々握持して両者を引っ張った際に重ね果実3を重ね餅Aから引き剥がせる強度に設定される。尚、重ね果実3を重ね餅Aから引き剥がした際、重ね餅A(容器1)の表面に接着剤9が付着していると重ね餅Aの表面が凸凹して体裁が悪いこととなるため、略全ての接着剤9が重ね果実3の引き剥がしと共に重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面に接着剤9の残留がないように設定する。 【0016】上記接着強度の設定を達成するためには接着剤9と容器1との素材を適宜設定する必要があり、本実施例では接着剤9の素材としてホットメルト接着剤9を採用し、容器1の素材としてポリエチレン若しくはポリプロピレンを採用することで上記接着強度を達成している(また、この容器1の素材の選定により、容器1内の餅aを透視できるように構成することができる。また、容器1を餅の色の疑似した色に着色したり、容器1の形成時に餅の色に疑似した着色材入りの樹脂を使用することによってより一層本物の餅に疑似させることもできる。)。また、本実施例では、容器1の表面を滑面に形成することにより、重ね果実3の引き剥がしと共に全ての接着剤9が重ね餅Aの表面から剥離し易いように構成し、重ね果実3を重ね餅Aから引き剥がした後、重ね餅Aの表面に接着剤9の残留がなく、しかも、重ね餅Aの表面が滑面で体裁が良好となるよう設定している。 【0017】容器1の下部の餅詰入孔2には、容器1内に餅aを充填して詰入した後、剥離可能で且つ餅詰入孔2を完全隠蔽することができるシール蓋7が設けられている。また、図示していないが、容器1内に餅aを充填せず、餅aとして袋詰の小さな餅体(個包装した真空パック詰めの餅片)を詰入する場合もある。 【0018】重ね果実3の上部には緑色系の茎4と葉5を付設しており、重ね果実3をより一層本物の正月用ミカンに疑似させている。尚、茎と葉のついた本物の正月用ミカンは、その大きさや形の手頃さなどの問題もあって高価である。 【0019】尚、本実施例の飾り重ね餅は、餅aを詰入した重ね餅Aと重ね果実3とを重ねた状態で薄い透明フィルム6を外側に被覆し、この透明フィルム6で重ね餅A上に重ね果実3を押え込み状態に固定して運搬したり販売したりする。なぜなら、本物の正月用の重ね餅(鏡餅)の最上部はゆるい湾曲形状であり、本物の正月用ミカンの下部も湾曲形状であるため、本実施例の飾り重ね餅の形状を本物の正月用の重ね餅と同じくすると、容器1の最上部と重ね果実3との接触面積が小さくなって接着強度が不十分となる恐れがあり、輸送中などにおいて重ね果実3が取れたり、離反したり、落下したりすることが想定されるからである。また、透明フィルム6の外観シルエットを本実施例の飾り重ね餅の外観シルエットに近似したものに設定すれば、透明フィルム6を外側に被覆したままの状態で神棚などに御備えしても違和感が少ないないものとなる。 【0020】ホットメルト接着剤9について詳述する。 【0021】ホットメルト接着剤9は水や溶剤を全く含まない室温で固体である100%不揮発性の熱可塑性材料から成る接着性樹脂であり、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂やポリアミドやポリエステルなどから成るベースレジン(主成分であり、配合物に接着力,凝集力を付与することとなる。)、ロジンやロジンの誘導体やフェノール樹脂などから成る粘着付与樹脂類(接着性及び粘着性を付与したり、粘度低減効果を有する。)、ヒンダードやフェノールなどから成る抗酸化材(空気熱酸化を防止する。)などを成分としている。 【0022】このホットメルト接着剤9はアプリケーターと呼ばれる塗布機の中で加熱熔融し、熔融状態のまま直接被着体(本実施例では、容器1若しくは重ね果実3。)に塗布し冷却,固化する。 【0023】このホットメルト接着剤9は本実施例に有効な特徴として下記の長所を有している。 【0024】■ 冷却するだけで被着体同志を接着することができるので、エマルジョン型や溶剤型の接着剤に比して接着時間が短く作業性に秀れている。従って、第一従来例の飾り重ね餅製造ラインで製造した重ね餅Aに熔融したホットメルト接着剤9を載置し、このホットメルト接着剤9上(重ね餅A上)に重ね果実3を載置して放冷などの適宜手段によりホットメルト接着剤9を冷却,固化するだけで簡単且つ低コスト(設備投資費が少なくても良いから。)で本実施例の飾り重ね餅を製造できることになる。 【0025】■ 従来から接着が困難であったポリエチレンやポリプロピレンなどの被着体に対しても大きな親和性をもち、本実施例の容器1や重ね果実3としての使用に適したプラスチックを容易に接着することができる。 【0026】■ 溶剤を含まない100%固形分であるので、溶剤による容器1や重ね果実3のゆがみ,縮みなどの変形が発生せず、しかも、中毒や火災などの危険性もない。 【0027】■ 樹脂含有率が高いため光沢性に秀れて体裁が良い。 【0028】■ 湿気や酸素や食用油などに対して秀れたバリヤー性を有し、接着性が劣化しにくい。 【0029】■ 科学的に安定しており、食品ともなる飾り重ね餅に対して安心して使用できる。 【0030】■ エポキシなどの熱硬化性樹脂系接着剤より接着力が低く、重ね果実3を重ね餅Aから引き剥がすときに全てのホットメルト接着剤9が重ね果実3と共に剥離できることとなる。 【0031】■ 粘着付与樹脂の添加量によって剥離強度を適宜設定することができ、本実施例の重ね餅Aと重ね果実3との接着強度を簡単且つ適切に設定することができる(粘着付与樹脂の添加量が多くなる程に強い剥離強度が得られる。)。【0032】従って、重ね餅Aと重ね果実3との接着にはホットメルト接着剤9を使用することが好適となる。 【0033】尚、重ね餅Aの容器1の素材は安全性、安定性、コスト安、透視性、品質感などの面からポリエチレン若しくはポリプロピレンが使用されるため、ホットメルト接着剤9のベースレンジとして上記容器1の素材との相性の良い(食品に対して使用するため、無色、無臭、無毒は必要条件である。)、ポリエチレン,エチレン・酢酸ビニル共重合体,エチレン・酢酸ビニル共重合体の変成ポリマー,エチレン・アクリレート共重合体などのエチレンやエチレン共重合体を使用したホットメルト接着剤9(即ち、ポリエチレン系のホットメルト接着剤9。)を採用することが望ましい。 【0034】本実施例は上述のように構成したから、重ね餅Aの容器1も重ね果実3もプラスチック製で、正月前に購入しても鏡割り時まで重ね餅A内の餅aも重ね果実3も痛んだりせず見た目が良好であり、また、量産が容易で入手の難しい鏡餅用の小さなミカンを使用しないから低コストで製造でき、また、重ね餅Aの容器1と重ね果実3とを固定するものであるから重ね果実3が落下したりせず、安定の良い飾り重ね餅となり、その固定も接着剤9で簡単に行える上、重ね餅Aの上部に重ね果実3を重ねることにより正月にふさわしく極めて体裁の良いこととなり、また、重ね果実3は引き剥がし可能で重ね果実3を引き剥がした際に全ての接着剤9が重ね果実3と共に重ね餅Aから剥離されて重ね餅Aの表面が滑面となるから、重ね果実3を取り外した状態で使用したり重ね果実3の代わりに別の載置物を載置した状態で使用したりしても体裁良く使用することもでき、同一販売地区内で飾り方が異なる地域があったとしても両者の飾り方に簡単に対応して飾ることができる商品価値の高い極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。 【0035】また、接着剤9の素材としてホットメルト接着剤9を使用したから、重ね果実3と重ね餅Aとの接着強度を本実施例の最適な強度に簡単に設定できることとなり、重ね果実3を摘持して重ね餅Aを持ち上げたときに重ね餅Aが重ね果実3から離脱したりせず、しかも、重ね果実3と重ね餅Aとを両手で夫々握持して両者を引き剥がしたとき重ね果実3の引き剥がしと共に全てのホットメルト接着剤9が重ね餅Aから剥離して重ね餅Aの表面を滑面とすることができる商品価値の高い極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。 【0036】また、容器1の素材としてポリエチレン若しくはポリプロピレンを使用したから、安定性,安全性に秀れて食品である餅aの収納容器として安心して使用でき、しかも、容器1内を透視できるように構成したり容器1を餅の色としたりして容器1を餅らしくすることにより極めて体裁を良好にすることができ、また、ホットメルト接着剤9と相性が良くて最適な接着強度で重ね果実3と重ね餅Aとを接着することができる商品価値の高い極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。【0037】また、重ね果実3の上部に緑色系の茎4と葉5を付設したから、本物の正月用ミカンを載置したように見えることになるより一層体裁の良好な商品性に秀れた重ね餅となる。 【0038】この重ね果実3は、容器1の最上部に接着剤9にて固着されており、神棚などの手が届かない高所に飾り重ね餅を御備えしても重ね果実3が落下したりする恐れがなく、落下した重ね果実3を再度高所に載置したりすることがなくなるから、従来の飾り重ね餅に比して実用性に秀れることとなる。 【0039】また、餅aを詰入した重ね餅Aと重ね果実3とを重ねた状態で薄い透明フィルム6を外側に被覆して重ね餅A上に重ね果実3を押え込み状態に固定したから、重ね果実3は薄い透明フィルム6により重ね餅A上に押え込まれ、薄い透明フィルム6が破れない限り重ね餅Aから重ね果実3が離反する心配がなく、販売輸送や保存の際重ね果実3が取れたり落ちたりしない実用性,運搬性,耐久性に秀れた飾り重ね餅となる。 【0040】図5は、本実施例の別例を図示したもので、容器1の下部に鍔部8を突設し、この鍔部8にシール蓋7を貼着して餅詰入孔2を隠蔽するよう構成した重ね飾り餅に係るものである。 【0041】この別例は、容器1の下部に鍔部8が設けられているため、神棚などに御備えした際に安定性良く載置することができる。 【0042】また、鍔部8にシール蓋7を貼着しているため、鍔部8とシール蓋7との当接面積が大きく設定され、シール蓋7の貼着作業が簡易となって生産性がより一層高まるともに、当該当接面に隙間が発生しにくく容器1内の餅aを完全密閉状態にして餅aを痛みにくくすることができる。 【0043】図6は、本実施例の更なる別例を図示したもので、茎4と葉5とを重ね果実3から突出状態に一体に設け、この茎4と葉5に緑色を着色して茎4と葉5を具象化した重ね飾り餅に係るものである。 【0044】この別例は、重ね果実3と茎4と葉5とを一体形成して製造することができるためより一層生産性に秀れると共に、お正月に自動車のフロントグリルに飾る場合など振動や風雪などに対する耐久性が高いレベルで要求される場合に茎4や葉5が破損したりせずより一層実用性に秀れることとなる。 【0045】 【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、重ね餅の容器と重ね果実とが強固に固定されて製品を運搬したり梱包したりするときに重ね果実が落下したりせず、安定の良い飾り重ね餅となり、その固定も接着剤で簡単に行える上、重ね餅の上部に重ね果実を重ねることにより正月にふさわしく極めて体裁の良いこととなり、また、重ね果実は引き剥がし可能で重ね果実を引き剥がした際に略全ての接着剤が重ね果実と共に重ね餅から剥離されて重ね餅の表面が滑面となるから、重ね果実を取り外した状態でも体裁良く使用することができ、同一販売地区内で飾り方が異なる地域があったとしても両者の飾り方に簡単に対応して飾ることができる商品価値の高い極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。 【0046】請求項2記載の発明においては、重ね果実と重ね餅との接着強度を最適な強度に簡単に設定できることとなり、重ね果実を重ね餅から引き剥がしたとき重ね果実の引き剥がしと共に略全てのホットメルト接着剤が重ね餅から剥離して重ね餅の表面を滑面とすることができる商品価値の高い極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。 【0047】請求項3記載の発明においては、容器の素材が安定性,安全性に秀れて食品である餅の収納容器として安心して使用でき、しかも、容器内の餅が透視できるように構成したり容器を餅の色に疑似した色としたりすることで容器をより一層餅らしくできて体裁が良好になると共に、最適な接着強度で重ね果実と重ね餅とを接着することができる商品価値の高い極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。【0048】請求項4記載の発明においては、請求項1,2,3の効果がより一層良好に発揮され、しかも、接着強度が、重ね果実を摘持して重ね餅を持ち上げた際重ね餅が重ね果実から離脱しない強度であると共に、重ね餅と重ね果実とを握持して両者を引っ張った際重ね果実が重ね餅から剥離する強度であると共に、また、重ね果実を重ね餅から手で引き剥がす際略全てのポリエチレン系ホットメルト接着剤が重ね果実と共に重ね餅から剥離して重ね餅の表面が滑面となるよう最適に設定されており極めて実用性に秀れた飾り重ね餅となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593201958 【氏名又は名称】越後製菓株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)6月10日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】吉井 剛 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−187835 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月13日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−162158 |
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