| 【発明の名称】 |
粉末ごま及びその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】今道 梧郎
【氏名】今道 貴生
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| 【要約】 |
【課題】油脂分を損なわずに粉末状のごまを製造する。
【解決手段】ごまの容量の1.5倍の水を加えて粉砕後、乾燥した後製粉する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】容量の約1.5倍の水を加えて粉砕したごまを乾燥させた後、製粉して製造する粉末ごまの製造方法。 【請求項2】容量の約1.5倍の水を加えて粉砕したごまを乾燥させた後、製粉して製造する粉末ごま。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は粉末ごま及びその製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】 1、ごまをそのまま練ってペ−スト状にしたごまがある。 2、ごまがペ−スト状になるのを防ぐため、きな粉やかたくり粉等を加えて製粉して成るごま製品がある。 3、ペ−スト状になるのを防ぐために、あらかじめ乾燥して脱脂したごまを製粉する製造方法、及び当該製造方法によって製造される油脂分を含まないごまがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】昔から体に良いとされてきたごまも、近年はその効能についての科学的解明が進んできた。なかでも「ごまリグナン」という成分には、身体の不調の原因となる「活性酸素」を抑制する抗菌化作用があり、老化防止や肝機能改善に効果があるという。又、ごまに含まれる油はコレステロ−ルを減らす良質のリノ−ル酸であり、カルシウムや鉄分、食物繊維も豊富である。近年の健康ブ−ムの中で食品、菓子製造企業もごまの効能に着目し、ごまを使用した調味料やデザ−ト、キャラメル、クラッカ−等の製品を開発し、市場に提供している。 【0004】ところが、専門家の話によるとごまは「一日5〜10グラムを継続的に取ることが望ましい」とされているためごまを使用した菓子等の製品のみならず家庭における毎日の食生活の中で手軽に十分な量のごまを摂取する必要がある。 【0005】一方、家庭におけるごまの利用方法としては、そのまま料理に振りかけるか、あるいはすり鉢ですりつぶしたものを料理に加えて使用しているが、ごまには油脂分が54%含まれているためごまに何も添加せずにそのまま練るとごまがペ−スト状になり利用できる料理の幅が限られてしまう。 【0006】又、ごまがペ−スト状になるのを防止するためにごまを練る際にきな粉又はメリケン粉又はかたくり粉等を混入し、ごまの油分をこれらの粉に吸収させて粉末状にする方法があるが、例えばきな粉の場合はきな粉の容量100に対し、ごまは20程度しか混入できず、ごまそのものの風味が損なわれてしまい、摂取量も少なくなる。 【0007】同様に、ペ−スト状になるのを防止するために、あらかじめ乾燥脱脂したごまを製粉することもできるが、製粉されたごまは油脂分を含まないためごまの油に含まれる良質のリノ−ル酸を摂取できずごまの効能を有効に利用できない。またこれに後からごま油等を加えて油分を補う方法もあるが面倒で二度手間である。 【0008】そこで、本発明では、上記欠点を解消して、ごまの風味及び油脂分を損わないでしかも利用用途の多い粉末ごま及びその製造方法を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】ごまにその容量の約1.5倍の水を加えて粉砕した後これを乾燥させてさらに製粉するのである。 【0010】 【発明の実施の形態】容量100のごまに対して約1.5倍の容量の水を加えて粉砕機で粉砕する。家庭用のフ−ドミルを使用する場合は約20秒間粉砕する。その後粉砕されて練りごま状になったもの1を図1に示す厚さ10ミリ前後の平板2に薄く広げて乾燥するのである。自然乾燥の場合は2、3日で70℃前後の温熱乾燥の場合は4、5時間で乾燥する。 【0011】図1aのように平板2上に広げたごま1は表面より乾燥し始めるため、ごま1の乾燥状態を見ながら竹ベラ等で図1bのように縦に数条の筋3をつけて表面積を広げ、さらに1cに示すように横に数条の筋4をつけて乾燥を促進させ、同時に乾燥した表層部分と未乾燥の内側部分を混ぜ合わせて乾燥させるのである。 【0012】乾燥の方法としては他にフリ−ズドライ式も可能である。 【0013】最後に乾燥して小さな塊になったごまをもみほぐして製粉するのである。 【0014】 【発明の効果】 1、製粉してもペ−スト状に固まらず、油脂分を損なわないしっとりした粉末ごまを製造できる。 2、きな粉やかたくり粉等の添加物なしでごまのみを原料とするため、ごまの風味を損なわない。 3、粉末状に製造するため、手軽にどんな食材とも合い、さらに色々な料理に利用できるため毎日十分な量のごまを摂取することができる。例えば、小麦粉に加えてごま入りのうどんやパン、天ぷらの衣にしたり、餡に加えてごま餡にしたり、たこ焼きやお好み焼の材料にも手軽に加えることができる。さらに、牛乳などの液体に大さじ一杯程度(約10グラム)加えれば、ごまドリンクとして毎日継続的にごまを摂取することができるのである。ちなみにごまの場合、過剰摂取による弊害は認められないため安心して充分摂取することができる。 4、上述のように、本発明にかかる粉末ごまは家庭での利用はもちろん、ごまを添加した製麺、製菓の原料として業務用に広く利用可能である。 5、水を添加して粉砕後、乾燥させて製粉するため身近な材料を使用でき、製造方法も簡単である。この方法は油脂分を多く含む材料、例えば粉末ピ−ナッツ等を製造する際にも利用可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597092875 【氏名又は名称】今道 貴生 【識別番号】597092886 【氏名又は名称】藤田 知江
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月1日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】築山 正由
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| 【公開番号】 |
特開平11−18732 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−175600 |
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