| 【発明の名称】 |
撹拌装置付き乾燥機 |
| 【発明者】 |
【氏名】古庄 博
【氏名】有働 章ー
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| 【要約】 |
【課題】海から採取したわかめを水洗いして、適当な長さに切断し、これを乾燥させるのに、従来は平型乾燥機を用い、切断したわかめを、乾燥機のパンチング板の上に薄く広げ、絶えず手で掻きまぜながら、加熱した空気に晒して乾燥させていた。
【解決手段】この為従来の平型乾燥機の、パンチング板を囲む両側の枠の上に、レールを取付け、台車が枠の間のパンチング板(3) の上を、走行するようにする。 そしてこの台車に撹拌軸(15)を取付けて回転させ、パンチング板の上のわかめを、撹拌しながら往復するようにして、乾燥作業の人手を省き、能率の向上を計った。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸入した空気を、バーナー(2) により加熱して、小さい穴を無数に開けたパンチング板(3) 等の下から、隙間を通して吹き上げる構造の平型乾燥機において、パンチング板等を囲った枠の、相対する長手方向の枠(4) の上に、夫々レール(5) を取付けて台車(7) を載せ、台車にモーターA(11)を取付けて、モーターAにより台車の車輪(6) を駆動し、次に適当数の撹拌棒(14)を、放射状に取付けた撹拌軸(15)を台車に設置し、台車にモーターB(16)を取付けて、モーターBにより撹拌軸を回わし、撹拌棒の先が、パンチング板に接近して回りながら、台車が走行する事を特徴とする撹拌装置付き乾燥機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、以下わかめを例にとって説明すると、海から採取したわかめを乾燥して、乾燥わかめとして出荷する過程で、わかめを乾燥する乾燥機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】海から採取したわかめを水洗いして、適当な長さに切断し、これを乾燥させるのに、従来は、図1に於いて、撹拌装置を除いた乾燥機に示す如き、平型乾燥機を用いていた。この平型乾燥機は、吸入した空気をバーナー(2) により加熱して、加熱した空気を、小さい穴を無数に開けたパンチング板(3) の下から、穴を通して吹き上げる構造の物である。そこで切断したわかめを、パンチング板の上に薄く広げ、絶えず手で掻きまぜながら、加熱した空気に晒して乾燥させていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】人が乾燥機の両側に立って、わかめを手で掻きまぜる作業は、能率が上がらない上に、加熱した空気の中でまぜる為長時間の労働に耐えられない。そこで、手でまぜる作業を機械化して人手を省き、能率の向上を計らうとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この為従来の平型乾燥機の、パンチング板を囲む両側の枠の上に、レールを取付け、台車が枠の間のパンチング板の上を、走行するようにする。そしてこの台車に撹拌軸を取付けて回転させ、パンチング板の上のわかめを、撹拌しながら移動するようにした。 【0005】 【発明の実施の形態】そこで本発明の実施例を、図1、図2、図3により説明する。先ず平型乾燥機の部分は、通常の平型乾燥機と同じで、ファン(1) により吸入した空気を、バーナー(2) により加熱して、この加熱した空気を、小さい穴を無数に開けたパンチング板(3) の下から、穴を通して吹き上げる構造の物である。この平型乾燥機の、パンチング板を囲って立てた枠の内、相対する長手方向の枠(4) の上に、夫々レール(5) を取付ける。そしてこのレールの上に、4個の車輪(6) を取付けた台車(7) を乗せ、台車がパンチング板の上を走行するようにする。 【0006】そして台車の下に駆動軸(8) を取付け、この駆動軸の両端に、4個の車輪の内2個の車輪を取付け、更にその外側に1個づつのスプロケットA(9) を取付ける。 一方枠の上に、レールと並べてチェン(10)を敷設し、スプロケットAとチェンを噛み合わせる。そして台車の上にモーターA(11)を設けて、モーターAの出力軸に取付けたスプロケットB(12)と、駆動軸の先端に取付けたスプロケットC(13)をチェンで結び、駆動軸を回転させて台車を動かす。 【0007】ここでモーターAの駆動を、直接車輪に伝えてもよいが、上記駆動方式をとると、車輪が滑る事なく、台車が確実に走行する。またチェンを敷設した枠の部分は、ごみ等が詰まっても下に落ちるように、適当な穴を開けているので、ごみ等が詰まって台車が動かなくなる事がないようにしている。 【0008】次に軸の周りに、適当数の撹拌棒(14)を、等間隔に放射状に取付けた撹拌軸(15)を作り、これを台車の上に設置する。そして台車の上にモーターB(16)を設けて、モーターBの出力軸に取付けたスプロケットD(17)と、撹拌軸の先端に取付けたスプロケットE(18)をチェンで結び、撹拌軸を回わす。そして撹拌軸が回転すると、撹拌棒の先が、パンチング板の上に薄く広げたわかめに当たって、わかめが反転するようになっている。 【0009】そこで以上のように構成した台車と撹拌軸の動きについて説明する。先ず台車は、枠の端迄移動すると、枠の端に設けたリミットスイッチ(19)により、モーターAが逆転し台車が引返すようになっている。同時にモーターBも逆転し、撹拌軸の回転も逆になる。このようにして撹拌軸は、常に進行方向に対しわかめを後ろに飛ばす方向に回転し、わかめを撹拌しながら、台車が枠の上を往復する。従ってパンチング板の上のわかめは、撹拌棒が往復して通過する度に、くまなく撹拌される。 【0010】本発明は上記の如く、わかめを例にとって説明してきたが、わかめ以外の乾燥にも適用出来る。また平型乾燥機を除いて撹拌装置のみを用いた、撹拌作業にも適用出来る。 【0011】 【発明の効果】本発明は平型乾燥機のパンチング板の上に広げたわかめを、従来は手で掻きまぜながら乾燥させていたが、撹拌装置を使って機械で掻きまぜるようにした為、乾燥作業の人手を省き、能率が向上した。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597092668 【氏名又は名称】有限会社 高尾野製作所
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月16日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−4656 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−175225 |
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