| 【発明の名称】 |
蚊取り器 |
| 【発明者】 |
【氏名】小谷 捷
【氏名】三瓶 良男
【氏名】中島 裕
【氏名】藤井 健
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| 【要約】 |
【課題】カセットのテープに対する加熱ヘッドの接触力を高め、テープを確実に加熱できる蚊取り器を提供する。
【解決手段】駆動装置8の駆動源87は、駆動回転軸86を回転駆動する。駆動回転軸86及び繰出回転軸85は、間隔を有して配置されている。ベルト88は、駆動回転軸86及び繰出回転軸85の間に張設されている。加熱ヘッド83はテープ3に接触する位置に配置されている。カセット7の巻取側ハブ72は駆動回転軸86と組み合わされ、供給側ハブ71は繰出回転軸85と組み合わされる。駆動回転軸86により巻取側ハブ72が回転駆動された時、ベルト88は、繰出回転軸85との間に生じる滑り摩擦によって、繰出回転軸85に対し、その回転方向fとは逆方向の回転力gを与える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カセットと、駆動装置とを含む蚊取り器であって、前記カセットは、ケース内に巻取側ハブ及び供給側ハブを収納してあって、前記巻取側ハブ及び前記供給側ハブの間に殺虫成分を有するテープが張設されており、前記駆動装置は、駆動源と、駆動回転軸と、繰出回転軸と、ベルトと、加熱ヘッドとを含んでおり、前記駆動源は、前記駆動回転軸を回転駆動し、前記駆動回転軸及び前記繰出回転軸は、間隔を有して配置されており、前記ベルトは、前記駆動回転軸及び前記繰出回転軸の間に張設されており、前記加熱ヘッドは、前記テープに接触する位置に配置されており、前記カセットは、前記駆動装置に装填された場合において、前記巻取側ハブが前記駆動回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされ、前記供給側ハブが前記繰出回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされ、前記駆動回転軸により前記巻取側ハブが回転駆動された時、前記ベルトと前記繰出回転軸との間に生じる滑り摩擦によって、前記繰出回転軸に対し、前記繰出回転軸の方向とは逆方向の回転力を与える蚊取り器。 【請求項2】 請求項1に記載された蚊取り器であって、前記カセットは、前記テープが前記巻取側ハブにより巻き取られた時の前記巻取側ハブ及び前記供給側ハブの方向が互いに逆であり、前記ベルトは、リング状に張設されている蚊取り器。 【請求項3】 請求項1に記載された蚊取り器であって、前記カセットは、前記テープが前記巻取側ハブにより巻き取られた時の前記巻取側ハブ及び前記供給側ハブの方向が互いに同一であり、前記ベルトは、8の字状に張設されている蚊取り器。 【請求項4】 駆動源と、駆動回転軸と、繰出回転軸と、ベルトと、加熱ヘッドとを含む蚊取り器用駆動装置であって、前記駆動源は、前記駆動回転軸を回転駆動し、前記駆動回転軸及び前記繰出回転軸は、間隔を有して配置されており、前記ベルトは、前記駆動回転軸及び前記繰出回転軸の間に張設されており、前記加熱ヘッドは、前記テープに接触する位置に配置されている蚊取り器用駆動装置。 【請求項5】 カセットと、駆動装置とを含む蚊取り器であって、前記カセットは、ケース内に巻取側ハブ及び供給側ハブを収納してあって、前記巻取側ハブ及び前記供給側ハブの間に殺虫成分を有するテープが張設され、前記巻取側ハブ及び前記供給側ハブの間にベルトが張設されており、前記駆動装置は、駆動源と、駆動回転軸と、加熱ヘッドとを含んでおり、前記駆動源は、前記駆動回転軸を回転駆動し、前記加熱ヘッドは、前記テープに接触する位置に配置されており、前記カセットは、前記駆動装置に装填された場合において、前記巻取側ハブが前記駆動回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされ、前記駆動回転軸により前記巻取側ハブが回転駆動された時、前記ベルトと前記供給側ハブとの間に生じる滑り摩擦によって、前記供給側ハブに対し、前記供給側ハブの方向とは逆方向の回転力を与える蚊取り器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、蚊取り器に関する。 【0002】 【従来の技術】蚊取り器としては、伝統的な蚊取り線香の他、マット式電子蚊取り器、液体式電子蚊取り器等が知られている。上述した蚊取り器には、それぞれ一長一短がある。例えば、蚊取り線香は、着火とほぼ同時に殺虫成分が空気中に揮散するので、即効性があるが、使用可能時間が短い。マット式電子蚊取り器は蚊取り線香よりも使用可能時間は長いが、殺虫成分が充分に揮散するまでの立ち上がり時間が長い。しかも、使用時間が長くなるにつれて、殺虫成分揮散率が低下し、殺虫効果が薄くなる。 【0003】液体式電子蚊取り器は、マット式電子蚊取り器との比較において、立ち上がり特性が優れ、しかも、使用時間によって揮散率が低下することもない。しかし、殺虫液を浸透させる芯に目詰まりを生じ易い。 【0004】そこで、上述した従来の各種の蚊取り器に代えて、カセット式蚊取り器が提案されている。カセット式蚊取り器は、カセットと、駆動装置とを含んでいる。カセットは、ケース内に収納された供給側ハブ及び巻取側ハブの間に殺虫成分を塗布し、または、含浸させたテープを張設してあって、テープを、加熱手段によって加熱し、殺虫成分を蒸散させる。このようなカセット式蚊取り器は、特公昭39ー16073号公報、実公昭40ー19950号公報、実公昭42ー5017号公報、特公昭55ー43727号公報、実公昭61ー11204号公報、特開昭63ー233741号公報、特開平7ー87872号公報等に開示されている。 【0005】更に、実開昭63ー111791号公報及び実開昭63ー111792号公報等は、カセット式蚊取り器に用いられる加熱ヘッドを開示している。 【0006】この種のカセット式蚊取り器において、テープに含まれる殺虫成分を効率良く揮散させるには、カセットから繰り出されたテープに対し、加熱ヘッドを確実に接触させなければならない。もし、加熱ヘッドがテープから離れる等、両者の接触状態が悪くなると、テープに含まれる殺虫成分を揮散させるのに必要な温度まで、テープを加熱することができなくなるからである。 【0007】ところが、カセットにおいて、供給側ハブは自由に回転できる状態にあり、供給側ハブに組合わされる駆動装置側の繰出回転軸も自由に回転できる状態にあり、テープにはテンションが加わっていない。このため、テープに対する加熱ヘッドの接触力を高めることができない。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カセットのテープに対する加熱ヘッドの接触力を高め、テープを確実に加熱できる蚊取り器を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決するため、本発明に係る蚊取り器は、カセットと、駆動装置とを含む。前記カセットは、ケース内に巻取側ハブ及び供給側ハブを収納してあって、前記巻取側ハブ及び前記供給側ハブの間に殺虫成分を有するテープが張設されている。 【0010】前記駆動装置は、駆動源と、駆動回転軸と、繰出回転軸と、ベルトと、加熱ヘッドとを含んでいる。前記駆動源は、前記駆動回転軸を回転駆動する。前記駆動回転軸及び前記繰出回転軸は、間隔を有して配置されている。前記ベルトは、前記駆動回転軸及び前記繰出回転軸の間に張設されている。前記加熱ヘッドは、前記テープに接触する位置に配置されている。 【0011】前記カセットは、前記駆動装置に装填された場合において、前記巻取側ハブが前記駆動回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされ、前記供給側ハブが前記繰出回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされる。前記駆動回転軸により前記巻取側ハブが回転駆動された時、前記ベルトと前記繰出回転軸との間に生じる滑り摩擦によって、前記繰出回転軸に対し、前記繰出回転軸の方向とは逆方向の回転力を与える。 【0012】上述した本発明に係る蚊取り器において、カセットは、駆動装置に装填された場合、巻取側ハブが駆動回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされ、供給側ハブが繰出回転軸と一体的に回転し得るように組み合わされる。カセットは、巻取側ハブ及び供給側ハブの間にテープが張設されているから、駆動回転軸により巻取側ハブが回転駆動された時、テープは、巻取側ハブにより巻き取られながら供給側ハブから引き出される。供給側ハブからテープが引き出されるに伴い、供給側ハブは、駆動装置の繰出回転軸と一体的に回転する。 【0013】ここで、カセットは、巻取側ハブ及び供給側ハブの間に殺虫成分を有するテープが張設されており、加熱ヘッドはテープに接触する位置に配置されている。従って、巻取側ハブにより巻き取られながら供給側ハブから引き出されたテープが、加熱ヘッドにより加熱され、テープの殺虫成分が揮散される。 【0014】駆動装置は、更に、ベルトを含んでいる。ベルトは、駆動回転軸及び繰出回転軸の間に張設されている。カセットが駆動装置に装填された場合において、駆動回転軸により巻取側ハブが回転駆動された時、ベルトと繰出回転軸との間に生じる滑り摩擦によって、繰出回転軸に対し、繰出回転軸の方向とは逆方向の回転力を与える。 【0015】繰出回転軸に与えられた逆方向の回転力は、繰出回転軸と一体的に回転する供給側ハブにおいては、供給側ハブからテープが引き出される方向とは逆方向の回転力になる。従って、巻取側ハブにより巻き取られながら供給側ハブから引き出されるテープに対し、テンションが加わる。このため、テープに対する加熱ヘッドの接触力が高まり、テープが確実に加熱される。 【0016】また、上述したように、繰出回転軸に与えられる逆方向の回転力は、ベルトと繰出回転軸との間に生じる滑り摩擦によって与えられる。このため、駆動回転軸により巻取側ハブが回転駆動されている間、繰出回転軸に逆方向の回転力が継続して与えられる。 【0017】従って、テープが巻取側ハブにより巻き取られながら供給側ハブから引き出される間、テープは、テンションのかけられた状態が維持される。このため、加熱ヘッドが高い接触力でテープに接触している状態が保たれる。 【0018】別の態様として、カセットの供給側ハブ及び巻取側ハブの間にベルトを張設してもよい。この態様においては、ベルトは、供給側ハブとの間に生じる滑り摩擦によって、巻取側ハブから供給側ハブに対し、供給側ハブの回転方向とは逆方向の回転力を与える。 【0019】本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図を参照し、更に具体的に説明する。添付図面は単に例を示すに過ぎない。 【0020】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係る蚊取り器の駆動装置の平面図、図2は図1に示された駆動装置を概略的に示す部分断面図である。図示するように、駆動装置8は、駆動源87と、駆動回転軸86と、繰出回転軸85と、ベルト88と、加熱ヘッド83とを含んでいる。駆動源87は、駆動回転軸86を回転駆動する。駆動回転軸86は、駆動源87によって、矢印dで示す方向に回転駆動される。 【0021】駆動回転軸86及び繰出回転軸85は、間隔を有して配置されている。ベルト88は、駆動回転軸86及び繰出回転軸85の間に張設されている。本実施例では、ベルト88は、リング状に張設されている。ベルト88は、シリコンゴム等で構成される。ベルト88は、駆動装置8の表面上に設けられているが、駆動装置8の内側に設けてもよい。 【0022】駆動源87により駆動回転軸86が方向dに回転駆動された時、ベルト88は、走行方向e1及びe2で示すように、駆動回転軸86及び繰出回転軸87を巡って走行する。 【0023】図3は本発明に係る蚊取り器のカセットを概略的に示す部分破断面図である。カセット7は、ケース70内に巻取側ハブ72及び供給側ハブ71を収納してあって、巻取側ハブ72及び供給側ハブ71の間に殺虫成分を有するテープ3が張設されている。 【0024】巻取側ハブ72が方向dに回転駆動された時、テープ3は、巻取側ハブ72により巻き取られながら供給側ハブ71から引き出される。供給側ハブ71からテープ3が引き出されるに伴い、供給側ハブ71は、方向fに回転する。方向fは、方向dとは互いに逆になる。 【0025】カセット7のケース70内に、第1のガイドローラ75及び第2のガイドローラ76が設けられており、テープ3は、順次に、供給側ハブ71、第1のガイドローラ75、第2のガイドローラ76及び巻取側ハブ72に導かれている。 【0026】テープ3は、走行方向c1、c2及びc3で示すように、供給側ハブ71から引き出され、第1のガイドローラ75及び第2のガイドローラ76を経由して走行し、巻取側ハブ72により巻き取られる。 【0027】カセット7には、更に、ケース70に開口部77が設けられている。開口部77は、第1のガイドローラ75及び第2のガイドローラ76の間に位置している。 【0028】図4は、図3に示されたカセットを、図1〜図2に示された駆動装置に装填した蚊取り器の平面図である。カセット7は駆動装置8に装填されている。カセット7が駆動装置8に装填された場合、巻取側ハブ72が駆動回転軸86と一体的に回転し得るように組み合わされ、供給側ハブ71が繰出回転軸85と一体的に回転し得るように組み合わされる。 【0029】カセット7において、巻取側ハブ72及び供給側ハブ71の間にテープ3が張設されているから、駆動回転軸86により巻取側ハブ72が方向dに回転駆動された時、テープ3は、巻取側ハブ72により巻き取られながら供給側ハブ71から引き出される。供給側ハブ71からテープ3が引き出されるに伴い、供給側ハブ71は、駆動装置8の繰出回転軸85と一体的に方向fに回転する。 【0030】カセット7には、巻取側ハブ72及び供給側ハブ71の間に殺虫成分を有するテープ3が張設されており、加熱ヘッド83はテープ3に接触する位置に配置されている。従って、巻取側ハブ72により巻き取られながら供給側ハブ71から引き出されたテープ3が、加熱ヘッド83により加熱され、テープ3の殺虫成分が揮散される。 【0031】駆動装置8は、更に、ベルト88を含んでいる。ベルト88は、駆動回転軸86及び繰出回転軸85の間に張設されている。カセット7が駆動装置8に装填された場合において、駆動回転軸86により巻取側ハブ72が方向dに回転駆動された時、ベルト88は、繰出回転軸85との間に生じる滑り摩擦によって、駆動回転軸86から繰出回転軸85に対し、繰出回転軸85の方向fとは逆方向の回転力gを与える。 【0032】供給側ハブ71は繰出回転軸85と一体的に回転するから、繰出回転軸85に与えられた回転力gは、供給側ハブ71の方向fとは逆方向の回転力になる。従って、巻取側ハブ72により巻き取られながら供給側ハブ71から引き出されるテープ3に対し、テンションが加わる。このため、テープ3に対する加熱ヘッド83の接触力が高まり、テープ3が確実に加熱される。 【0033】また、上述したように、繰出回転軸85に与えられる逆方向の回転力gは、ベルト88が繰出回転軸85との間に生じる滑り摩擦によって与えられる。このため、駆動回転軸86により巻取側ハブ72が回転駆動されている間、繰出回転軸85に逆方向の回転力gが継続して与えられる。 【0034】従って、テープ3が巻取側ハブ72により巻き取られながら供給側ハブ71から引き出される間、テープ3にテンションをかけた状態が維持される。このため、加熱ヘッド83が高い接触力でテープ3に接触している状態が保たれる。 【0035】また、上述したように、繰出回転軸85に与えられる逆方向の回転力gは、ベルト88が繰出回転軸85との間に生じる滑り摩擦によって与えられる。このため、繰出回転軸85及び供給側ハブ71の回転が阻害されることはない。 【0036】次に、本発明の効果を確認するために行った実験とその結果を説明する。 【0037】実施例Aの駆動装置では、大きめのベルトを採用することにより、駆動回転軸及び繰出回転軸の間にベルトをゆるめに張設した。実施例Bの駆動装置では、小さめのベルトを採用することにより、駆動回転軸及び繰出回転軸の間にベルトをきつめに張設した。比較例の駆動装置では、実施例A、Bとの比較のため、駆動回転軸及び繰出回転軸の間にベルトを張設しなかった。実施例A、実施例Bにおいて用いたベルトは、何れも、シリコンゴムで構成されている。 【0038】次に、実施例A、実施例B及び比較例の駆動装置のそれぞれに、カセットを装填した。そして、駆動軸を回転させるのに必要な駆動トルクを測定し、走行するテープの張り具合を観察した。表1は、実験結果を示している。
【0039】表1に示すように、ベルトを張設しない比較例に比べて、ベルトを張設した実施例A、Bでは、駆動トルクが高い値を示している。また、比較例では、走行するテープがたるんだ状態であるのに比べて、実施例A、Bでは、走行するテープが張られた状態である。 【0040】このように、本発明によれば、カセットにおいて、巻取側ハブにより巻き取られながら供給側ハブから引き出されるテープに対し、テンションが加わる。このため、テープに対する加熱ヘッドの接触力が高まり、テープが確実に加熱される。 【0041】図5は本発明に係る蚊取り器の別の実施例を示す平面図である。図5において、図1〜図4に示した実施例と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、説明を省略する。 【0042】カセット7のテープ3は、巻取側ハブ72により巻き取られる時、巻取側ハブ72の方向dと供給側ハブ71の方向fとが、互いに同一となるように巻かれている。従って、駆動装置8に装填された場合、駆動回転軸86及び巻取側ハブ72の方向dと、繰出回転軸85及び供給側ハブ71の方向fとが、互いに同一になる。 【0043】ベルト88は、図1、2の実施例と異なって、駆動回転軸86及び繰出回転軸85の間に、8の字状に張設されている。この構成によれば、ベルト88により、駆動回転軸86から繰出回転軸85に対し、駆動回転軸86の方向dとは逆方向の滑りによる回転力gを与えることができる。従って、図4で説明したと同様の作用効果を奏する。 【0044】図6は本発明に係る蚊取り器用カセットの別の実施例を概略的に示す部分破断面図である。図6において、図1〜図4に示した実施例と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、説明を省略する。 【0045】図6に示されたカセットは、ケース70内に巻取側ハブ72及び供給側ハブ71を収納してあって、巻取側ハブ72及び供給側ハブ71の間に殺虫成分を有するテープ3が張設され、巻取側ハブ72及び供給側ハブ71の間にベルト78が張設されている。ベルト78は、リング状に張設されている。 【0046】図6に示す蚊取り器用カセットは、ベルトを持たない駆動装置と組み合わせて用いられる。巻取側ハブ72が方向dに回転駆動された時、テープ3は、巻取側ハブ72により巻き取られながら供給側ハブ71から引き出される。供給側ハブ71からテープ3が引き出されるに伴い、供給側ハブ71は、方向fに回転する。方向fは、方向dとは互いに逆になる。 【0047】テープ3が巻取側ハブ72により巻き取られる時、ベルト78は、供給側ハブ71との間に生じる滑り摩擦によって、巻取側ハブ72から供給側ハブ71に対し、供給側ハブ71の方向fとは逆方向の回転力gを与える。 【0048】従って、図1〜図4に示した実施例と同様の作用効果を得ることができる。 【0049】図7は本発明に係る蚊取り器用カセットの別の実施例を概略的に示す部分破断面図である。図7に示した実施例において、図5に示した実施例と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、説明を省略する。 【0050】図7に示す実施例において、ベルト78は、巻取側ハブ72及び供給側ハブ71の間に8の字状に張設されている。図7に示す蚊取り器用カセットも、ベルトを持たない駆動装置と組み合わせて用いられる。図7に示すカセットを用いた場合、図5の実施例と同様の作用効果を奏することは自明である。 【0051】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、カセットのテープに対する加熱ヘッドの接触力を高め、テープを確実に加熱できる蚊取り器を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003067 【氏名又は名称】ティーディーケイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月1日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】阿部 美次郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−285342 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−89077 |
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