| 【発明の名称】 |
温熱を利用したゴキブリ捕獲器 |
| 【発明者】 |
【氏名】篠原 直樹
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| 【要約】 |
【課題】ゴキブリは外気温が下がる時期に温熱を求め冷蔵庫の裏側に集まります。これらの習性を利用したゴキブリ捕獲器を提供する。
【解決手段】ゴキブリ捕獲器として作成するためにゴキブリが休養できるよう温熱室を中心に温熱室1を保温するための発熱体5、温熱室に入ったゴキブリを掃除機の吸引力を利用した捕獲籠、温熱室からゴキブリを捕獲籠に吸引するための吸引口3、温熱室からゴキブリが逃走しないようにするための逃走防止ダンパー2、発熱体から熱が下方に伝わらないようにするための温熱遮断板7、以上を内設したゴキブリ捕獲器。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゴキブリが温熱のある場所に集まるという習性を利用したゴキブリ捕獲器【請求項2】ア 温熱室内を発熱用ヒーターで保温することを目的とし、発熱用ヒーターを内設したゴキブリ捕獲器イ 温熱室内を一定温度に保温するための保温センサーを内設したゴキブリ捕獲器【請求項3】 発熱用ヒーターから温熱が下方(床方向)に伝わらないようにするために温熱遮断板を内設したゴキブリ捕獲器【請求項4】 掃除機の吸引力を利用したゴキブリ吸引捕獲籠を付属として使用するゴキブリ捕獲器【請求項5】 ゴキブリの逃走を防止するために逃走防止ダンパーを内設したゴキブリ捕獲器 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、初秋から春先にかけて外気温の気温差のある時期を利用したものです。ゴキブリは外気温が下がると温熱のある冷蔵庫の裏側などに集まり、体力の保持を図ろうとします。これらゴキブリの欲求を満たすためにゴキブリ捕獲器として作成し、ゴキブリの多少にかかわらず、清掃時、掃除機による吸引動作を行なうことにより、ゴキブリを捕獲する目的が達せられます【0002】 【従来の技術】従来のゴキブリ捕獲器は、えさ、臭気及び粘着のり等により捕獲しようとしたもの等があります。これなどは、ゴキブリの一時的な欲求を満たそうとしたものであるため、ゴキブリの捕獲数に限界があり一製品に対し数匹ということで、また、製品も一度使用すると廃棄しなければなりません。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴキブリ捕獲器に関し発熱体を内設し、発熱体によりゴキブリの温熱を求める欲求を満たせるための温熱室を設け、集まったゴキブリを掃除機の吸引力を利用したゴキブリ吸引捕獲籠に捕獲し、ゴキブリ吸引捕獲籠内にある内籠に噴霧式の殺虫剤を噴射し捕獲籠内のゴキブリを抹殺し、抹殺したゴキブリをごみ箱等に捨てることを目的としたものです。 【0004】 【課題を解決するための手段】その構成を説明するとア 形状を四角台形とした上下2段(図1、2)で一体とし(以降、ゴキブリ捕獲器と呼称する)。また、上下2段(以降、上段部を捕獲部、下段部を発熱部と呼称する)に分かれ一体で使用します。 【0005】イ 捕獲部(図3、4)は円錐状空間をもった温熱室を中心に、ゴキブリを吸引捕獲するための取り出し口(以降、吸引口と呼称する)及びゴキブリが逃げ出さないよう逃走防止ダンパー(以降、ダンパーと呼称する)を設け、ダンパーの開閉用ボタンを設置する。 【0006】ウ 発熱部(図5、6、7)は捕獲部に合致する円形の温熱室を中心に、ゴキブリが温熱室に出入りできるよう傾斜坂を設ける。温熱室を保温するための発熱ヒーター(以降、発熱体と呼称する)を内設し、発熱体の温熱が下方(床方向)に伝わらないよう温熱遮断板を内設する。 【0007】エ 温熱室に入ったゴキブリを掃除機の吸引力を利用して集め捕獲するためにゴキブリ吸引捕獲籠(図15)(以降、捕獲籠と呼称する)を作成し、ゴキブリ捕獲器の付属とする。 【0008】オ 捕獲籠(図14)は、ゴキブリを吸引捕獲するための金属製の籠(以降、内籠と呼称する)と内籠を収納するための容器(以降、外枠と呼称する)に分かれていますが内籠を内設で使用します。 【0009】 【発明の実施の形態】ゴキブリ捕獲器は図1のとおり上下2段に分かれ、接合部は凹凸部により確実に接合すると、中央に温熱室ができる。温熱室はゴキブリが体力の保持・休養ができる円錐状空間とし、20〜30度に温度設定する。 【0010】捕獲部(図3、4)は温熱室を中心に上部にゴキブリ捕獲用の吸引口を設け、吸引口は、掃除機の吸引力を利用したゴキブリ吸引口で、掃除機の吸引パイプとゴキブリ捕獲器の間に捕獲籠(下記詳述)を接合します。 【0011】吸引口(図4、8、9、10)は、捕獲部中央に円形の窓とし、捕獲籠を掃除機の吸引パイプにセット(図15)し掃除機を駆動した時、吸引風流により吸いあがるよう三角形の板状(図9、10)のもので円形を埋めます。また、窓の蓋を兼ね、温熱室の温熱が拡散しないよう重なり合う三角板とする。 【0012】ダンパー(図4、11、12、13)は、ゴキブリが逃げ出さないよう発熱部の傾斜坂上端部の入口がダンパーのくし先で逃走防止格子となるように設置します。逃走防止ダンパーの使用は発熱部で詳述します。 【0013】発熱部(図5、6、7)は、温熱室の保温用に発熱体を中心に、発熱体は温熱室でゴキブリが体力を保持・保温できる20〜30度に設定するためニクロム線等により発熱します。また、保温用のセンサーを設置することにより消費電力が削減され、電力費が削減されます。 【0014】ゴキブリの入口(図6)は、本発明の場合、家庭等において使用時、部屋の隅等に設置することを目的として、2方向からの入口としております。また、ゴキブリの発生しやすい飲食店、その他生物を扱う事務所などにいては、ゴキブリは暖かくなると夜間活発に行動する。これらゴキブリを土間の中央に設置した捕獲器で4方向からの入口としたほうが有効に捕獲できる。 【0015】ゴキブリが温熱室に出入りしやすくするために広口傾斜坂を設置する、傾斜坂はゴキブリが入りやすくするため紙やすり状”ざらざら面”とし、温熱室の床面は”つるつる面”状態とします。傾斜坂のざらざら面はゴキブリの足鈎により登りやすくする効果があり、温熱室の床面のつるつる面は、吸引口よりゴキブリを吸引した時、ざらざら面だとゴキブリの足が鈎状のためざらざら部に引っ掛かり吸引が良好に行なわれない、つるつる面だとゴキブリの足鈎は引っ掛かり面がなくゴキブリが吸引風流により舞い上がる状態となり吸引が良好に行なわれる。 【0016】入り口部にはダンパーがあり、ダンパーは捕獲部に設置したダンパー開閉ボタンにより作動し、通常ダンパーは水平状態となり入口は開口状態、ボタンを”押す”という動作により、入口はダンパーが垂直状態となり入口は閉口状態となる。再度ボタンを”押す”という動作により、入口は開口状態となる機能をもったものです。通常は”開口”の状態となっているためゴキブリは温熱室に入りやすく、ゴキブリ捕獲時は掃除機の吸引パイプに捕獲籠を差し込み、捕獲部のダンパー開閉ボタンを押し、入り口部を”閉口”の状態にし、捕獲籠を捕獲部の吸引口に差し込み掃除機の駆動スイッチを入れます。ダンパーは図13の通り”くし状”となっていますこれは掃除機で吸引時、吸引風流が通りやすくするためくし状とし、また、吸引風流はくし状格子を通過後、温熱室で下方から舞い上がるようにするためくしの先端を細くします。ダンパーが無い場合には、捕獲籠を吸引口に差し込んだ時の振動でゴキブリは逃走して捕獲の目的に達しない。 【0017】温熱遮断板は、発熱体から熱が下方(床方向)に伝わらないようにするためのもので、家庭等において床が畳上に設置したとき、遮断板が無い場合、発熱体からの熱が直接畳に伝わり、熱は畳で蓄積され蓄積熱となり、蓄積熱は火災の原因ともなりかねない。また、蓄積熱による保温のため畳中に家ダニ等が集まり衛生上も問題である。それらの障害を取り除くため温熱遮断板を内設する。 【0018】捕獲籠(図15)は、掃除機の吸引パイプとゴキブリ捕獲器の間に接合し、ゴキブリを温熱室から吸引捕獲する場合に使用する。捕獲籠(図14)は、外枠と内籠部に分かれていますが一体として使用します外枠は、中央部より上部・下部と二体分離とし、ねじ込み式により一体としますまた内籠と外枠もねじ込み式により一体となります。外枠内上部にゴキブリ止めの金網製のネットを内設します。また、外枠下部を透明なプラスチック等で成型することによりゴキブリを吸引捕獲時、視認することができる。 【0019】ゴキブリ止めの金属製のネット(図14)は、ゴキブリが掃除機本体に吸引されないようにするためのもので、ゴキブリの吸引は阻止しますが、温熱室で乾燥したゴキブリの糞など微細なものは掃除機本体に吸引される程度の金属製編目としております。 【0020】内籠(図16、17、18)は、上端に外枠内径と一体となるねじ込み部をもち、籠筒部は金属製の網状とし、底板部は半円形の板状のものが2対で底板とし掃除機で吸引時、半円板が中央から蝶羽状に吸引され、持ち上がった蝶羽板により空間ができゴキブリが吸引されます。ゴキブリは前述の金属製ネットで吸引を阻止され、ゴキブリは内籠で留まる状態となります。掃除機の駆動スイッチを切ることにより吸引風流が停止すると蝶羽板が下がり底板となり、ゴキブリが逃走できなくなる。常時は底板となります。また、外枠と内籠部をねじ込みやすくするため”把手”(図17、18)を設置します。 【0021】籠筒部金属製網状の理由は、ゴキブリを吸引捕獲時、外枠中央より外枠下部を外し、露出した内籠の金属製籠に噴霧式殺虫剤を噴霧してゴキブリを殺虫しやすくするためのもので、噴霧数分経過後、内籠上部ねじ部を外枠と外しゴキブリをごみ箱に捨てます。捨てた後、内籠を洗剤洗浄・乾燥すれば清潔に保たれます。 【0022】 【発明の効果】本発明は、以上の説明により次の効果を発生する(ア) 家庭などで使用する場合においてゴキブリは夜間に温熱を求めゴキブリ捕獲器に入り休養をします。これらにより毎朝の清掃時、掃除機の先端部を捕獲籠と取り替えることにより簡単にゴキブリを捕獲することができ、長期間の使用に耐えることができる。 (イ) 飲食店等の台所においては特にゴキブリが多く本発明の効用は多いと思われる。 (ウ) ゴキブリの多いところにおいては、捕獲回数を多くすることによりゴキブリが削減される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596160816 【氏名又は名称】篠原 直樹
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月1日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−285340 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−126566 |
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