| 【発明の名称】 |
砂浄化装置を備えた車両 |
| 【発明者】 |
【氏名】安藤 昭宏
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| 【要約】 |
【課題】バーナなどの高熱の熱源を用いずに十分に病原菌を死滅させる熱量を砂に対して効率良く作用させ、砂浄化装置の低廉化およびコンパクト化を図るとともに、砂の冷却時間短縮による浄化作業効率の向上を図る。
【解決手段】砂場X の砂を浄化する砂浄化装置A1を車両Xに搭載する。砂浄化装置に、砂場との間で砂を移送するパワーショベル11及びコンベアベルト12と、砂場から移送された砂を受容する回転ドラム6 と、砂の重量を測定する秤量器7 と、回転ドラムに生石灰を供給する生石灰槽8 と、回転ドラムに水を供給する水槽9 と、砂の重量に基づいて生石灰及び水の供給量をバルブ10a,10b の開放動作時間により調整するバルブコントローラと、生石灰と水との反応熱が砂に行き届くよう回転ドラムを撹拌するモータ11と、砂と異物とを分離する砂/異物分離手段13と、砂と消石灰とを分離する砂/消石灰分離手段16とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 砂場の砂を浄化する砂浄化装置を備えた車両であって、上記砂浄化装置には、上記砂場との間で砂を移送する砂移送手段と、該砂移送手段により砂場から移送された砂を受容する受容手段と、該受容手段に受容された砂の量を測定する測定手段と、上記受容手段に生石灰を供給する生石灰供給手段と、上記受容手段に水を供給する水供給手段と、上記受容手段に供給される生石灰と水とで反応する反応熱が砂に行き届くよう受容手段を撹拌する撹拌手段とが設けられていることを特徴とする砂浄化装置を備えた車両。 【請求項2】 上記受容手段に受容された砂と、その砂に混在する異物とを分離する砂/異物分離手段が設けられている請求項1記載の砂浄化装置を備えた車両。 【請求項3】 上記受容手段の砂と、該砂に供給される生石灰と水との反応熱により生成される消石灰とを分離する砂/消石灰分離手段が設けられている請求項1または請求項2記載の砂浄化装置を備えた車両。 【請求項4】 上記受容手段での生石灰と水との反応熱の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段からの検出信号を受け、反応熱温度が低いときには生石灰の供給量を増加させる一方、反応熱温度が高いときには水の供給量を増加させる供給量増加手段とが設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の砂浄化装置を備えた車両。 【請求項5】 上記砂移送手段は、砂場と受容手段との間に用意されるコンベアベルトおよび吸引ノズル配管の少なくとも一方を備えている請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の砂浄化装置を備えた車両。 【請求項6】 上記砂移送手段は吸引ノズル配管を備え、2その吸引ノズル配管の先端にはフォーク状の砂場掻き崩し部が設けられている請求項5記載の砂浄化装置を備えた車両。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、公園、遊園地、学校、幼稚園、保育所などに設けられている砂場の砂を浄化する砂浄化装置を備えた車両に関し、詳しくは熱源を備えることなく砂場の砂を加熱殺菌して浄化するものに係る。 【0002】 【従来の技術】一般に、公園、遊園地、学校、幼稚園、保育所などの砂場には、犬や猫あるいは鳥類などの脱糞がみられ、これらが病原菌を媒介して、種々の弊害つまり糞害を発生させる恐れがあり、砂場における衛生面の安全性を低下させている。特に、砂場は、幼児や児童などの低年齢層の利用度が高いため、経口による病気感染が危惧される。 【0003】そのため、このような砂場の砂を殺菌して浄化する砂浄化装置が従来より知られている。例えば、特開平7−227193号公報および特開平8−110031号公報などに開示されるように、砂場と装置本体との間に掛け渡されるコンベアベルト、または砂場に導出させた吸引ノズル配管などにより砂場の砂を装置本体のガス炉やドラムなどに移送し、このガス炉やドラムなどにおいて砂をバーナの炎により加熱殺菌して浄化した後、該砂を十分に冷却してから砂場に戻すようにしている。このような砂場の浄化は、2〜3カ月に一度の割合で定期的に行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の砂浄化装置では、砂の加熱殺菌をバーナの炎で行うため、ガス炉やドラムなどの受容手段の耐熱性は勿論のこと、その周辺機器も高い耐熱性が要求され、コストアップが余儀なくされる。また、バーナによる加熱殺菌では、嵩高いガスボンベが必要となり、砂浄化装置を車両に車載して砂場まで輸送する上で不利なものとなる。 【0005】しかも、このような砂浄化装置に用いられるバーナの炎は1000°Cを超えるため、バーナの炎に直に晒された高温の砂を冷却するのに時間を要し、浄化作業の効率が悪いものとなる。一方、このような病原菌は60°C〜70°C程度でも十分に死滅するため、熱量を効率良く砂に行き渡らせることができればバーナの炎のような高熱は必要ではなく、60°C〜70°C程度の熱量を砂に効率良く行き渡らせるようにする対策が切望されていた。 【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、バーナなどの高熱の熱源を用いることなく十分に病原菌が死滅する熱量を砂に対して効率良く作用させるようにし、砂浄化装置の低廉化およびコンパクト化を図るとともに、砂の冷却時間を短縮させて浄化作業効率の向上を図ることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、砂場の砂を浄化する砂浄化装置を備えた車両を前提とする。そして、上記砂浄化装置に、上記砂場との間で砂を移送する砂移送手段と、該砂移送手段により砂場から移送された砂を受容する受容手段と、該受容手段に受容された砂の量を測定する測定手段と、上記受容手段に生石灰を供給する生石灰供給手段と、上記受容手段に水を供給する水供給手段と、上記受容手段に供給される生石灰と水とで反応する反応熱が砂に行き届くよう受容手段を撹拌する撹拌手段とを設ける構成としたものである。 【0008】これにより、請求項1記載の発明では、砂場付近まで砂浄化装置が車載されて輸送されると、砂場の砂が砂移送手段により移送されて受容手段に受容され、測定手段により砂の量が測定される。そして、測定手段による砂の量に応じた生石灰および水がそれぞれ適量ずつ受容手段に供給され、この受容手段を撹拌手段により撹拌させることで、生石灰と水との反応熱が砂に対して満遍なく行き届き、受容手段の砂が生石灰と水との反応熱により一様に加熱殺菌されて浄化される。 【0009】このため、砂の加熱殺菌をバーナの炎で行うもののように、受容手段およびその周辺機器に高い耐熱性を必要とはせず、コストダウンが可能となるとともに、嵩高いガスボンベが不要となって砂浄化装置がコンパクトなものとなる。 【0010】しかも、生石灰と水との反応熱を砂に効率良く行き届かせて加熱殺菌されることにより、バーナの炎のような高い熱量が不要となり、バーナの炎に直に晒された高温の砂を冷却するもののように砂の冷却に時間を要することはなく、砂の冷却時間が大幅に短縮される。 【0011】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、請求項1記載の発明の構成要件に加えて、受容手段に受容された砂と、その砂に混在する異物とを分離する砂/異物分離手段を設ける構成としたものである。 【0012】これにより、請求項2記載の発明では、犬や猫あるいは鳥類などの脱糞やおもちゃの破片などの砂に混在すると見分け難い異物が、例えばトロンメルなどの砂/異物分離手段により確実かつ容易に分離される。 【0013】請求項3記載の発明が講じた解決手段は、請求項1または請求項2記載の発明の構成要件に加えて、受容手段の砂と、該砂に供給される生石灰と水との反応熱により生成される消石灰とを分離する砂/消石灰分離手段を設ける構成としたものである。 【0014】これにより、請求項3記載の発明では、砂と消石灰とは、その比重差を考慮した風力選別機などの砂/消石灰分離手段によりそれぞれ分離されるので、純粋な砂のみが砂場に返還されるとともに、消石灰の再利用が可能となる。 【0015】請求項4記載の発明が講じた解決手段は、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の発明の構成要件に加えて、受容手段での生石灰と水との反応熱の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段からの検出信号を受け、反応熱温度が低いときには生石灰の供給量を増加させる一方、反応熱温度が高いときには水の供給量を増加させる供給量増加手段と設ける構成としたものである。 【0016】これにより、請求項4記載の発明では、たとえば砂場の砂の水含浸量の過多などによって反応熱の温度が低い場合には生石灰の供給量を増加させ、一方、反応熱の温度が高い場合には水の供給量を増加させることで、反応温度を最適値に調整することが可能となり、砂の病原菌の殺菌が確実に行える。しかも、過剰な反応熱によって砂の冷却時間が延滞することも防止される。 【0017】請求項5記載の発明が講じた解決手段は、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の発明の砂移送手段を特定したことを特徴とする。具体的には、砂移送手段に、砂場と砂受容手段との間に用意されるコンベアベルトおよび吸引ノズル配管の少なくとも一方を備える構成したものである。 【0018】これにより、請求項5記載の発明では、砂がコンベアベルトおよび吸引ノズル配管の少なくとも一方によって容易に移送され、砂移送手段が簡単に構成される。 【0019】さらに、請求項6記載の発明が講じた解決手段は、請求項5記載の発明の砂移送手段を特定したことを特徴とする。具体的には、砂移送手段に吸引ノズル配管を備え、その吸引ノズル配管の先端にフォーク状の砂場掻き崩し部を設ける構成としたものである。 【0020】これにより、請求項6記載の発明では、砂場の隅や異物との混在により固まった砂が容易に掻き崩されて吸引移送され、撹拌手段による生石灰と水と砂との混和がより円滑になし得られる。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0022】図1および図2は本発明の第1の実施形態に係る砂浄化装置を備えた車両を示し、この砂浄化装置A1は、公園、遊園地、学校、幼稚園、保育所などに設けられた砂場Xまで車両Cの車台Ca上に搭載されて輸送され、この砂場Xの砂を2〜3カ月に一度の割合で定期的に浄化するようにしている。 【0023】上記砂浄化装置A1は、車両Cの車台Ca後部に対して積み降し可能な砂移送手段1を備えている。該砂移送手段1は、小型のパワーショベル2と、折り畳み式のコンベアベルト3とを備えている。このコンベアベルト3は、折り畳み可能な脚部3aを備え、該脚部3aによりコンベアベルト本体3bが所望角度に傾斜配置できるようになっている。上記コンベアベルト本体3bは、上下のプーリ3c,3d間にベルト3eが掛け渡されてなる。上記脚部3aにより傾斜状態となるコンベアベルト本体3bの下端には、コンベアベルト3により砂場Xと回転ドラム6(後述する)との間で移送される砂を一旦堆積しておく箱状の堆積部3fが設けられている。そして、上記堆積部3fとコンベアベルト本体3bとは下方のプーリ3d回りに回動可能に支持され、図3に示すように、堆積部3fに対してコンベアベルト本体3bをほぼ直立状態に起立させた状態でコンベアベルト3が車台Caの後部左側に搭載されるようになっている。また、上記パワーショベル2も、車台Caの後部右側に搭載されるようになっている。さらに、上記砂移送手段1は砂置き台4を備え、浄化完了後にコンベアベルト3で移送される砂を一時堆積させておく際などに使用される。 【0024】また、上記車台Caの前部上には、車体側面視で下方に開口する略コ字状の枠体5が設けられている。この枠体5は、車台Caの前端に立設された前側支柱5aと、車台Caの略中央に立設された後側支柱5bと、両支柱5a,5bの上端間を連結する連結柱5cとを備えている。上記前側支柱5aには、受容手段としての回転ドラム6が、その前面より斜め下方に延びる後傾軸6aにより回転自在に片持ち支持され、後面の出入口6bを上向きに開口させている。上記回転ドラム6の内周面には複数の螺旋状のブレード(図示せず)が設けられている。また、上記回転ドラム6の出入口6bには、該出入口6bより排出される砂を案内する案内シュート6cが設けられている。そして、上記案内シュート6cには、上記コンベアベルト3(コンベアベルト本体3b)の上端が回転ドラム6の出入口6bに臨むよう接続され、そのコンベアベルト3により砂場Xから移送された砂が出入口6bを経て回転ドラム6内に受容されるようになっている。また、上記前側支柱5aの下部(後傾軸6aの下方)には測定手段としての秤量器7が設けられ、回転ドラム6の後傾軸2aに作用する該回転ドラム6内の砂の重量が測定されるようになっている。 【0025】上記後側支柱5bと連結柱5cとの連結部付近には、生石灰供給手段としての生石灰槽8と、水供給手段としての水槽9とが前後に並設されている。上記生石灰槽8の下端および水槽9の下端にはそれぞれ供給口8a,9aが開口しており、この生石灰槽8の供給口8aおよび水槽9の供給口9aは、上記回転ドラム6の出入口6bの上方に対応している。上記生石灰槽8の槽内には、内部の生石灰(酸化カルシウム)自体が常温で空気中の水分および二酸化炭素と反応するためにアルゴンなどの不活性ガスや窒素が封入され、生石灰は、その成分を変化させることなく槽内に貯留され、回転ドラム6内に出入口6bの上方から供給口8aを経て供給されるようになっている。また、上記水槽9内に貯留された水は、回転ドラム6内に出入口6bの上方から供給口9aを経て供給されるようになっている。この場合、生石灰は、水との反応により20°C〜200°Cの範囲の反応熱が発生し、生石灰および水の互いの供給量を調整することで、所望する反応熱(例えば60°C〜70°C)が得られるようになっている。また、生石灰は、水との反応により消石灰(水酸化カルシウム)となる。 【0026】上記生石灰槽8の供給口8aおよび水槽9の供給口9aにはバルブ10a,10bが設けられ、該各バルブ10a,10bの開放作動時間によって生石灰槽8からの生石灰の供給量および水槽からの水の供給量がそれぞれ調整されるようになっている。上記各バルブ10a,10bの開放作動は、バルブコントローラ10により制御されるようになっている。具体的には、バルブコントローラ10には秤量器7により測定された測定値が入力され、この測定値つまり砂の重量に基づいて、生石灰槽8の供給口8aからの生石灰と水槽9の供給口9aからの水とがそれぞれ適量ずつ回転ドラム6内に供給されるよう各バルブ10a,10bの開放作動時間をバルブコントローラ10により設定し、この各バルブ10a,10bの開放作動時間内に回転ドラム6内に供給された生石灰と水との反応熱によって回転ドラム6内の砂が満遍なく60°C〜70°C程度に加熱されるようにしている。 【0027】上記前側支柱5aの下部(秤量器7の上方)には撹拌手段としての正逆回転可能なモータ11が設けられている。該モータ11は、回転ドラム6の後傾軸6aの先端に減速ギヤ機構12を介して回転一体に連結されている。そして、上記回転ドラム6は、上記モータ11の正回転により正回転すると、各供給口8a,9aから回転ドラム6内に供給された生石灰と水との反応熱が内部の砂に対して満遍なく行き届くよう撹拌される。また、モータ11の逆回転により回転ドラム6が逆回転すると、その内部で撹拌された砂および消石灰(水と生石灰との反応物)は、ブレードによって出入口6bから逆流し、案内シュート6cにより案内されて外部に排出されるようになっている。 【0028】上記回転ドラム6の下方には砂と異物とを分離する砂/異物分離手段13が設けられている。該砂/異物分離手段13は、後面の投入口14aを上向きに開口させた筒状の第1トロンメル14を備えている。該第1トロンメル14は、その周囲が砂および消石灰の通過を可能とする網目状に形成され、図示しない支持具により、上記回転ドラム6の後傾軸6aと略平行な軸芯m回りに回動自在に支持されている。また、上記第1トロンメル14の下向きに開口する前面の排出口14bの下方には異物収容箱15が設置されている。上記第1トロンメル14の投入口14aには、上記案内シュート6cにより排出された砂および消石灰が投入される。そして、上記第1トロンメル14は、図示しないモータにより軸芯m回りに回動するようになっている。 【0029】上記第1トロンメル14の下方には砂と消石灰とを分離する砂/消石灰分離手段16が設けられている。該砂/消石灰分離手段16は、後面の投入口17aを上向きに開口させた筒状の第2トロンメル17と、該第2トロンメル17の投入口17aより内部に向けて空気を吹き出すブロア18とを備えている。この第2トロンメル17も、その周囲が砂の通過を可能とする網目状に形成され、図示しない支持具により、上記回転ドラム6の後傾軸6aと略平行な軸芯n回りに回動自在に支持されている。上記第2トロンメル17は、上記第1トロンメル14を下方から覆う導入プレート17cを備え、上記第1トロンメル14の網目を通過して下方に排出された砂および消石灰を導入プレート17cにより案内して投入口17aより導入させるようにしている。また、上記第2トロンメル17の下向きに開口する前面の排出口17bの下方には消石灰回収箱19が設置されている。そして、上記第2トロンメル17は、図示しないモータにより回動するようになっている。また、上記第2トロンメル17の下方には案内プレート20が設けられ、この第2トロンメル17の網目を通過して下方に排出された砂を案内プレート20により案内して車台Caの一側方(図では手前側)に導くようにしている。さらに、上記ブロア18の吸引口18aには車幅方向に延びる吸引管21が接続され、その吸引管21の延出端は、上記第1トロンメル14の網目を通過して下方に排出された砂および消石灰がふりかかる範囲よりも外方に位置付けられ、ブロア18への砂および消石灰の吸込みを防止するようにしている。 【0030】上記回転ドラム6内には温度検出手段としての温度センサ22が設けられ、該温度センサ22によって回転ドラム6内の砂に作用する生石灰と水との反応熱の温度が検出されるようになっている。また、上記温度センサ22により検出された検出値(検出信号)は上記バルブコントローラ10に入力され、このバルブコントローラ10によって、温度センサ22からの検出値つまり反応熱温度に基づくバルブ10a,10bの開放作動制御がなされるようになっている。具体的には、温度センサ22により検出した反応熱温度が60°Cにほど遠いときには生石灰槽8のバルブ10aを所定時間だけ再度開放動作させて回転ドラム6内に出入口6bを経て生石灰を補給し、生石灰を適量に補正して反応熱温度を60°Cまで上昇させるようにしている。一方、温度センサ22により検出した反応熱温度が70°Cをはるかに超えているときには水槽9のバルブ10aを所定時間だけ再度開放動作させて回転ドラム6内に出入口6bを経て水を補給し、水を適量に補正して反応熱温度を70°Cまで降下させるようにしている。この場合、バルブコントローラ10により供給量増加手段が構成されている。 【0031】そして、上記砂浄化装置A1は、砂移送手段1(パワーショベル2およびコンベアベルト3)、回転ドラム6、生石灰槽8、水槽9、バルブコントローラ10、秤量器7、モータ11、砂/異物分離手段13(第1トロンメル14)、砂/消石灰分離手段16(第2トロンメル17およびブロア18)並びに温度センサ22を備えて構成されている。 【0032】次に、砂場Xの砂を砂浄化装置A1により浄化する場合の手順について説明する。 【0033】先ず、車両Cの車台Ca上に砂浄化装置A1を搭載した状態で、浄化の必要な砂場Xの近くまで車両Cを運行する。そして、車台Caの後部上からパワーショベル2およびコンベアベルト3を地上に降し、このコンベアベルト3の上端を回転ドラム6の出入口6bに臨むよう案内シュート6cに接続するとともに、コンベアベルト3下端の堆積部3fを砂場X寄りに位置付け、脚部6aでもってコンベアベルト本体3bを地上に固定する。 【0034】次いで、パワーショベル2を砂場Xと堆積部3cとの間に配車するとともに、コンベアベルト3を駆動させる。そして、図1に破線矢印で示すように、パワーショベル2により砂場Xの砂をすくって体積部3cに投下することを繰り返し、堆積部3cに砂がたまる都度、コンベアベルト3により砂を移送して回転ドラム6の出入口6bより内部に受容させる。 【0035】そして、砂場Xの砂の回転ドラム6内への移送が完了すると、コンベアベルト3の上端を回転ドラム6の案内シュート6cから取り外し、コンベアベルト3を方向転換させて、第2トロンメル17の下方でかつ車台Caの一側方に堆積部3fを位置付けておく。また、コンベアベルト3上端の下方に砂置き台4を位置付けておく。 【0036】それから、秤量器7により回転ドラム6内に受容された砂の重量を測定する。このとき、秤量器7によって測定された砂の重量に応じた生石灰槽8のバルブ10aおよび水槽9のバルブ10bの開放動作時間がバルブコントローラ10によりそれぞれ設定される。 【0037】その後、モータ11を正回転させて回転ドラム6を正回転させ、この状態で、生石灰槽8の供給口8aからの生石灰と水槽9の供給口9aからの水とをそれぞれ適量(たとえば含水率0%の砂「21」に対して水「1」,生石灰「3」程度の比率)ずつ回転ドラム6の出入口6bを経て内部の砂に供給し、生石灰と水との反応熱を砂に対して満遍なく行き届くように撹拌する。これにより、回転ドラム6内の砂が生石灰と水との反応熱により一様に60°C〜70°C程度に加熱され、砂が十分に加熱殺菌されて浄化される。このため、砂の加熱殺菌をバーナの炎で行うもののように、回転ドラム6およびその周辺機器に高い耐熱性を必要とはせず、コストダウンを図ることができる。さらに、嵩高いガスボンベが不要となって砂浄化装置A1のコンパクト化を図ることができ、車両Cの車台Ca上に砂浄化装置A1を搭載する上で非常に有利なものとなる。 【0038】このとき、温度センサ22により検出した砂の温度がバルブコントローラ10に出力され、砂の温度が60°Cにほど遠いときには生石灰槽8のバルブ10aのみを所定時間だけ再度開放動作させる制御を行って生石灰を補給し、生石灰の供給量を適量に補正することが行われる。一方、砂の温度が70°Cを遥かに超えているときには水槽9のバルブ10bのみを所定時間だけ再度開放動作させる制御を行って水を補給し、水の供給量を適量に補正することが行われる。これにより、たとえば砂場Xの砂の水含浸量の過多などによって、反応熱の温度が低い場合には生石灰の供給量を増加させたり、反応熱の温度が高い場合には水の供給量を増加させるなどして反応温度を最適値に調整することが可能となり、砂の病原菌の殺菌を確実に行うことができるとともに、過剰な反応熱によって砂の冷却時間を延滞させることも防止できる。 【0039】しかる後、回転ドラム6内で砂を自然冷却させ、砂が十分に冷えるまで待機してから、モータ11を逆回転させて回転ドラム6を逆回転させ、図2に破線矢印で示すように、出入口6bより砂および消石灰(生石灰と水との反応物)を案内シュート6cで案内しながら排出し、第1トロンメル14の投入口14aより投入する。そして、モータを回動させて第1トロンメル14を軸芯m回りに回動させ、砂および消石灰のなかに混在している脱糞や壊れたおもちゃの破片などの異物を網目を通過させずに排出口14bを経て異物収容箱15に排出する一方、図2に破線矢印で示すように、砂および消石灰を網目を通過させて下方(導入プレート17c側)に排出する。これにより、砂および消石灰と、犬や猫あるいは鳥類などの脱糞やおもちゃの破片などの砂に混在すると見分け難い異物とを確実かつ容易に分離することができる。 【0040】それから、図2に破線矢印で示すように、第1トロンメル14の網目を通過して下方に排出された砂および消石灰を導入プレート17cにより案内して第2トロンメル17の投入口17aより投入する。そして、モータを回動させて第2トロンメル17を軸芯n回りに回動させるとともにブロア18を作動させ、ブロア18の吹出し空気の風力により、図2に破線矢印で示すように、第2トロンメル17の内部に投入された砂よりも比重の軽い消石灰を網目を通過させずに排出口17bまで吹き飛ばして消石灰回収箱19に回収する一方、消石灰よりも比重の重い砂をブロア18の吹出し空気の風力で吹き飛ばすことなく網目を通過させて下方(案内プレート20側)に排出する。これにより、砂と消石灰とが、その比重差を考慮したブロア18の風力でもってそれぞれ分離され、消石灰を再利用することができる。 【0041】その後、図2に破線矢印で示すように、第2トロンメル17の網目を通過して下方に排出された砂を案内プレート20により一側方へ案内してコンベアベルト3の堆積部3fに投入する。そのとき、コンベアベルト3を駆動させ、堆積部3fに投入された砂をコンベアベルト3により移送してその上端より下方の砂置き台4に投下する。 【0042】それから、図2に破線矢印で示すように、砂置き台4に投下された砂をパワーショベル2によりすくって砂場Xに戻すことを繰り返す。これにより、異物は勿論のこと消石灰さえも混入しない純粋な砂のみを砂場Xに返還することができる。 【0043】次に、本発明の第2の実施形態を図4および図5に基づいて説明する。 【0044】この実施形態では、パワーショベルに代えて吸引ノズル配管を備えた砂移送手段を構成している。 【0045】すなわち、本実施形態では、図4および図5に示すように、砂移送手段31は、可撓性の吸引ノズル配管32と、コンベアベルト3と、砂置き台4とを備えている。上記吸引ノズル配管32は、その途中に吸引装置(図示せず)を備え、先端から吸い込んだ砂場Xの砂を基端まで吸引移送するようにしている。この吸引ノズル配管32は、その先端部付近が作業者の手により把持されて使用される。また、上記吸引ノズル配管32の先端にはその周囲全域をフォーク状に尖らせた砂場掻き崩し部32aが設けられている。そして、図4に示すように、砂場の砂を吸引移送する場合には、作業者が把持した吸引ノズル配管32の先端(砂場掻き崩し部32a)を砂場Xの砂に差し込むとともに、基端をコンベアベルト12の堆積部3fに固定することで、図4に破線矢印で示すように、砂場Xから堆積部3fまでの砂の吸引移送が行われる、一方、図5に示すように、浄化した砂を砂場Xに返還する場合には、吸引ノズル配管32の先端を砂置き台4にたまった砂に差し込むとともに、基端を砂場Xに固定することで、図5に破線矢印で示すように、砂置き台4から砂場Xまでの砂の吸引移送が行われる。尚、砂移送手段を除く砂浄化装置A2の構成は上記第1の実施形態の砂浄化装置A1と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。 【0046】これにより、第2の実施形態では、砂がコンベアベルト3および吸引ノズル配管32によって容易に移送され、複雑な操作を要するパワーショベルなどを用いることなく砂移送手段31を簡単に構成することができるとともに、砂浄化装置A2がコンパクトなものとなって車台Ca上での占有スペースを小さくすることができる。 【0047】しかも、砂場Xの隅や異物との混在により固まった砂が砂場掻き崩し部32aにより容易に掻き崩されて吸引移送され、回転ドラム6内でのモータ11の撹拌による生石灰と水と砂との混和をより円滑になし得ることができる。 【0048】次に、本発明の第3の実施形態を図6に基づいて説明する。 【0049】この実施形態では、生石灰と水との反応熱を砂に対して間接的に作用させるようにしている。 【0050】すなわち、本実施形態では、図6に示すように、砂移送手段40は吸引ノズル配管32を備え、先端から吸い込んだ砂を基端より吹き出して吸引移送するようにしている。 【0051】また、車台Ca上には有底円筒形状の回転ドラム41を備えている。この回転ドラム41は、その前面および周囲壁の内方に所定の空間42を存してほぼ相似形状となる有底円筒形状の内側ドラム43(受容手段)が回転ドラムの軸41aと同一軸線上に配置され、この内側ドラム43によって内外二重構造に構成されている。上記内側ドラム43は、回転ドラム41に対して複数のステー状の固定具(図示せず)により固定され、回転ドラム41と一体的に回転するようになっている。上記回転ドラム41および内側ドラム43は共に後方へ開口しており、そのうち内側ドラム43の後方開口部43aのみが蓋体44により開閉可能に閉塞されるようになっている。該蓋体44は、上方へスライド移動可能に支持され、蓋体開放時に上方へスライド移動することで内側ドラム43の後方開口部43aのみを開放させるようにしている。 【0052】そして、上記内側ドラム43と砂場Xとの間での砂の移送は、蓋体44開放時に先端または基端が内側ドラム43内に差し入れられる吸引ノズル配管32のみによりなされるようになっている。また、上記回転ドラム41の後方開口部41bは、上記内側ドラム43の後方開口部43aよりも半径方向外方で開口している。 【0053】上記回転ドラム41の後方開口部41b下側位置には、生石灰槽8の供給口8aおよび水槽9の供給口9aを1つにまとめる共用管45の供給口45aが対応しており、バルブコントローラ10により開放作動時間が設定されたバルブ10a,10bによって生石灰および水が共用管45の供給口45aから後方開口部41bを経て空間42内(回転ドラム41と内側ドラム43との間)に供給されるようになっている。また、上記回転ドラム41の周面前端位置には周方向に長い排出口41cが周方向の所定間隔置きに設けられ、その各排出口41cは蓋板46により開閉可能に閉塞されている。該各蓋板46は、回転ドラム41の軸方向へスライド移動可能に支持され、回転ドラム41の下端に位置する蓋板46が軸41a方向後方へスライド移動することで、該蓋板46に対応する排出口41cのみを開放をさせるようにしている。さらに、上記排出口41cの下方には消石灰回収箱19が設置されている。この場合、砂移送手段40(吸引ノズル配管32)、回転ドラム41、内側ドラム43、生石灰槽4、水槽5、共用管45、バルブコントローラ10および消石灰回収箱19により砂浄化装置A3が構成されている。尚、砂移送手段40、回転ドラム41および内側ドラム43を除くその他の構成は上記第1の実施形態の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。 【0054】ここで、砂場Xの砂を砂浄化装置A3により浄化する場合の手順について説明する。 【0055】先ず、車台Ca上に砂浄化装置A3を搭載した車両Cを浄化の必要な砂場Xの近くまで運行する。そして、車台Ca上から吸引ノズル配管32を降す。次いで、図に二点鎖線で示すように、内側ドラム43の蓋体44を上方へスライド移動させて開放し、吸引ノズル配管32の基端を後方開口部43aを経て内側ドラム43内に差し入れる。それから、吸引ノズル配管32先端の砂場掻き崩し部32aを砂場Xの砂に差し込み、吸引装置を作動させることで、吸引ノズル配管32の先端から吸い込んだ砂場Xの砂を内側ドラム43内に吹き出して吸引移送し、砂場Xの砂を内側ドラム43内に受容させる。 【0056】そして、砂場Xの砂の内側ドラム43内への吸引移送が完了すると、内側ドラム43内より吸引ノズル配管32の基端を取り出し、蓋体44を下方へスライド移動させて内側ドラム43の後方開口部43aを閉塞する。それから、秤量器7により内側ドラム43内に受容された砂の重量を測定する。このとき、秤量器7によって測定された砂の重量に応じた生石灰槽8のバルブ10aおよび水槽9のバルブ10bの開放動作時間がバルブコントローラ10によりそれぞれ設定される。 【0057】その後、モータ11を回転させて回転ドラム41ごと内側ドラム43を回転させ、この状態で、生石灰槽8からの生石灰と水槽9からの水とをそれぞれ適量ずつ共用管45の供給口45aから後方開口部41bを経て空間42内(回転ドラム41と内側ドラム43との間)に供給し、該空間42内において生石灰と水とを撹拌する。これにより、空間42内での生石灰と水との反応熱により内側ドラム43の周面および前面が加熱され、この内側ドラム43内の砂が一様に60°C〜70°C程度に間接的に加熱され、砂が十分に加熱殺菌されて浄化される。 【0058】しかる後、図に二点鎖線で示すように、回転ドラム41の下側に対応する蓋板46のみを開放動作させて排出口41cを開放し、空間42内の消石灰を排出口41cを経て消石灰回収箱25に排出する。その後、内側ドラム43内で砂を自然冷却させ、砂が十分に冷えるまで待機してから、内側ドラム43の蓋体44を上方へスライド移動させて開放し、図に二点鎖線で示すように、吸引ノズル配管32の先端を内側ドラム43内に差し入れるとともに、基端を砂場Xに固定し、吸引装置を作動させることで、吸引ノズル配管32の先端から吸い込んだ内側ドラム43内の砂を砂場Xに吹き出して返還する。これにより、吸引ノズル配管32のみにより砂移送手段40が構成されて砂浄化装置A3が非常にコンパクトなものとなる上、砂と消石灰との分離回収も確実かつ容易に行え、実施する上で非常に有利なものとなる。 【0059】尚、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含するものである。例えば、上記第1実施形態では砂移送手段1をパワーショベル2、コンベアベルト3および砂置き台4により構成し、第2実施形態では砂移送手段31を吸引ノズル配管32、コンベアベルト3および砂置き台4により構成したが、第3の実施形態のように吸引ノズル配管32のみ、またはパワーショベルもしくはコンベアベルトのみで砂移送手段が構成されていても良い。この場合、砂置き台は不要となり、砂浄化装置のコンパクト化を図る上で非常に有利なものとなる。 【0060】さらに、上記各実施形態では、水槽9内に貯留した水を回転ドラム6内の砂に供給するようにしたが、水道水がホースなどにより現地調達される水供給手段が構成されるようにしても良いのは勿論である。また、上記各実施形態では、生石灰をその成分を変化させることなく槽内に貯留する上で生石灰槽8の槽内にアルゴンなどの不活性ガスや窒素を封入したが、生石灰槽内にヒータを設け、槽内の生石灰を加熱状態に保持して成分変化が防止されるようにしても良い。 【0061】しかも、上記第2の実施形態では、吸引ノズル配管32の先端に砂場掻き崩し部32aを設けたが、この砂場掻き崩し部が、別途に設けた振動供給源などから振動付与されるようにしても良く、この場合には、固まった砂がさらに容易に掻き崩されることになる。 【0062】さらにまた、上記各実施形態では、ブロア18の風力でもって砂と消石灰とを分離させたが、第1トロンメルの下方にサイクロンを設置し、第1トロンメルの網目を通過して下方に排出された砂および消石灰を吸引装置により空気とともにサイクロンの入口から吸引し、サイクロンでもって砂と消石灰とを分離回収するようにしても良い。この場合、消石灰は空気とともに回収され、フィルタなどで消石灰のみが分離される。 【0063】また、上記第3の実施形態では、砂浄化装置A3を、砂移送手段40(吸引ノズル配管32)、回転ドラム41、内側ドラム43、生石灰槽8、水槽9、共用管45、バルブコントローラ10および消石灰回収箱19により構成したが、簡単な篩により構成された砂/異物分離手段を付設して、砂のなかに混在する異物が除去されるようにしても良いのは勿論である。 【0064】 【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明における砂浄化装置を備えた車両によれば、砂場からの移送により受容した砂の量に応じて生石灰と水とをそれぞれ適量ずつ受容手段に供給して砂と撹拌させることで、生石灰と水との反応熱を砂に対して満遍なく行き届かせて砂を一様に加熱殺菌して浄化することにより、バーナの炎による砂の加熱殺菌を廃止して、高い耐熱性を不要にしてコストダウンを図るとともに、嵩高いガスボンベを不要にしてコンパクト化を可能とし、車載する上で非常に有利なものとなる。しかも、生石灰と水との反応熱を砂に効率良く行き届かせて加熱殺菌できることにより、バーナの炎のような高い熱量を不要にして砂の冷却時間を大幅に短縮し、浄化作業効率の向上を図ることができる。 【0065】請求項2記載の発明における砂浄化装置を備えた車両によれば、砂と異物とを分離するトロンメルなどの砂/異物分離手段を設けることで、砂に混在すると見分け難い異物を確実かつ容易に分離することができる。 【0066】請求項3記載の発明における砂浄化装置を備えた車両によれば、砂と反応後の消石灰とを比重差を利用した風力選別機などの砂/消石灰分離回収手段によりそれぞれ分離することで、純粋な砂のみを砂場に返還することができるとともに、消石灰を再利用することができる。 【0067】請求項4記載の発明における砂浄化装置を備えた車両によれば、砂を殺菌する反応熱の温度を温度検出手段で検出し、その温度に基づいて生石灰または水の供給量を増加させるので、反応温度を最適値に調整でき、砂の病原菌の殺菌を確実に行うことができるとともに、過剰な反応熱による砂の冷却時間の延滞を防止することができる。 【0068】請求項5記載の発明における砂浄化装置を備えた車両によれば、砂移送手段に、コンベアベルトおよび吸引ノズル配管の少なくとも一方を備えたので、砂の移送を容易に行うことができるとともに、砂移送手段を簡単に構成することができる。 【0069】さらに、請求項6記載の発明における砂浄化装置を備えた車両によれば、砂移送手段の吸引ノズル配管先端にフォーク状の砂場掻き崩し部を設けたので、砂場の隅や異物との混在により固まった砂を容易に掻き崩して吸引移送でき、生石灰と水と砂との混和をより円滑に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002358 【氏名又は名称】新明和工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】前田 弘 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−123044 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月11日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−290076 |
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