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【発明の名称】 小動物飼育容器用換気装置
【発明者】 【氏名】冨永 和利

【要約】 【課題】十分な通気性を確保することができ、温度、湿度の過度の上昇を防止できるとともに、異臭を有効に除去でき、快適な飼育環境を得ることができる小動物飼育容器用換気装置を提供する。

【解決手段】吸着剤カートリッジ110が、空気導入口及び空気排出口を有する吸着剤容器111と、その容器内に収納された吸着剤116とを有する吸着剤カートリッジ110と、吸気口及び排気口124を有するケーシング121と、そのケーシング内に収容され、吸気口から吸引した空気を排気口124から排出するための送風ファンとを有する吸気手段120とを備え、吸着剤カートリッジ110の空気導入口が通路形成用チューブ5、6を介して小動物飼育容器1の出入口に連結されるとともに、吸気手段120の吸気口が吸着剤カートリッジ110の空気排出口に連結されてなる小動物飼育容器用換気装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 周壁に小動物が通過可能な出入口を有する略密閉型の小動物飼育容器の内部を換気するための小動物飼育容器用換気装置であって、空気導入口及び空気排出口を有する吸着剤容器と、その容器内に収納された吸着剤とを有する吸着剤カートリッジと、吸気口及び排気口を有するケーシングと、そのケーシング内に収容され、かつ前記吸気口から空気を吸引して排気口から排出するための送風ファンとを有する吸気手段とを備え、前記吸着剤カートリッジの空気導入口が前記小動物飼育容器の出入口に連通されるとともに、前記吸気手段の吸気口が前記吸着剤カートリッジの空気排出口に連通されるよう構成されてなることを特徴とする小動物飼育容器用換気装置。
【請求項2】 前記小動物飼育容器の出入口に、小動物が通過可能な通路形成用チューブからなる小動物通路が連結され、その通路に、前記吸着剤カートリッジの空気導入口が連結されてなる請求項1記載の小動物飼育容器用換気装置。
【請求項3】 前記小動物通路の途中に分岐口が設けられ、その分岐口に前記カートリッジの空気導入口が連結されてなる請求項2記載の小動物飼育容器用換気装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハムスター等の小動物を観賞、観察、飼育する場合に使用されるプラスチック製等の略密閉型小動物飼育容器における換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】ハムスターは、容姿やしぐさが非常に可愛らしく、また集合住宅等の狭いスペースでも容易に飼育することができるので、近年、都市生活者のペットとして人気を集めている。
【0003】このようなハムスター用飼育容器としては、主要部が針金等の金属により構成されるケージタイプのものや、容器構成部品のほとんどが合成樹脂により構成されるプラスチック製のものが一般に提供されている。このうち、プラスチック製の飼育容器は、形状や色彩等が斬新でデザイン的にも優れ、更に周知の熱成形により、効率良く製造できて安価であるが、その反面、容器内の密封性が高過ぎて通気性に劣り、例えば夏期等においては、容器内の温度、湿度が異常に上昇してしまい、ハムスターを衰弱させ、場合によっては死去させてしまったり、あるいは容器内に飼育動物特有の異臭がこもって、飼育環境を悪化させてしまう恐れがある。
【0004】このため、従来より、例えば容器壁部にスリット状通気孔等を形成して、通気性を向上させるようにしているが、未だ十分な通気性を確保することができず、温度、湿度の過上昇や、異臭の問題を、確実に解消することは困難であった。
【0005】この発明は、上記従来技術の問題を解消し、十分な通気性を確保することができ、温度、湿度の過度の上昇を防止することができるとともに、異臭を有効に除去することができ、快適な飼育環境を得ることができる小動物飼育容器用換気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、この発明は、周壁に小動物が通過可能な出入口を有する略密閉型の小動物飼育容器の内部を換気するための小動物飼育容器用換気装置であって、空気導入口及び空気排出口を有する吸着剤容器と、その容器内に収納された吸着剤とを有する吸着剤カートリッジと、吸気口及び排気口を有するケーシングと、そのケーシング内に収容され、かつ前記吸気口から空気を吸引して排気口から排出するための送風ファンとを有する吸気手段とを備え、前記吸着剤カートリッジの空気導入口が前記小動物飼育容器の出入口に連通されるとともに、前記吸気手段の吸気口が前記吸着剤カートリッジの空気排出口に連通されるよう構成されてなるものを要旨としている。
【0007】本発明の小動物飼育容器用換気装置においては、吸着剤カートリッジの空気導入口が飼育容器の出入口に連通されるとともに、吸気手段の吸引口が吸着剤カートリッジの空気排出口に連通されるものであるため、吸気手段によって空気を吸引することにより、飼育容器内の空気が吸着剤カートリッジを通過して吸気手段の排気口から排出されるので、飼育容器内の空気がスムーズに循環排出する。更にこうして循環排出される空気は、吸着剤カートリッジ内の吸着剤中を通過するので、循環排出空気中の異臭成分や余剰水分が除去される。
【0008】また吸着剤が収納された吸着剤カートリッジを構成要素とするものであるため、仮にカートリッジ内の吸着剤の効力が弱くなってしまった場合には、カートリッジのみを取り替えるだけで、再び所定の吸着効果を得ることができる。
【0009】一方、本発明においては、前記小動物飼育容器の出入口に、小動物が通過可能な通路形成用チューブからなる小動物通路が連結され、その通路に、前記吸着剤カートリッジの空気導入口が連結されてなる構成を採用するのが良い。
【0010】すなわちこの構成を採用する場合には、吸着剤カートリッジや吸気手段を、位置的に制約されずに所望の位置に支障なく設置することができる。
【0011】更に本発明においては、前記小動物通路の途中に分岐口が設けられ、その分岐口に前記カートリッジの空気導入口が連結されてなる構成を採用するのが望ましい。
【0012】すなわちこの構成を採用する場合には、小動物通路を換気装置によって封鎖してしまう等の不具合を防止しつつ、飼育容器内の換気等を確実に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である換気装置が適用されたハムスター用飼育システムを示す斜視図である。
【0014】同図に示すように、このハムスター用飼育システムは、飼育容器(1)と、多数のハムスター通路形成用チューブ(5)(6)と、展望台(7)と、換気装置(10)とを基本的な構成要素として備えている。
【0015】図1及び図2に示すように、飼育容器(1)は、ベーストレー(2)と、上部カバー(3)と、両者(2)(3)を連結する口縁材(4)とを有している。
【0016】ベーストレー(2)は、底壁(21)と、底壁(21)の周縁から上方に延びるように一体形成された周側壁(22)とを有する上端開放箱型の硬質合成樹脂一体成形品をもって構成されており、左右側壁(22)(22)の中央上端には、U字状に切り欠かれるようにしてU字状切欠部(23)(23)が形成されている。
【0017】上部カバー(3)は、天井壁(31)と、その天井壁(31)の周縁から下方に延びるように一体形成された周側壁(32)とを有する下端開放箱型の透明な硬質合成樹脂一体成形品をもって構成されており、左右側壁(32)(32)の中央下端には、上記ベーストレー(2)のU字状切欠部(23)(23)に対応して、逆U字状切欠部(33)(33)が形成されている。また天井壁(31)には、その後部両側に、ハムスターが出入り可能な上部出入口(16)(16)が形成されるとともに、中央領域に、多数の通気孔(18)を有する開閉蓋(17)が開閉自在に設けられている。
【0018】この構成の上部カバー(3)をベーストレー(2)に、対向周縁部同士を一致させるように被蓋することにより、外観体裁の良好な飼育容器(1)が形成される。このときベーストレー(2)のU字状切欠部(23)に上部カバー(3)の逆U字状切欠部(33)が対応して配置されて、両切欠部(23)(33)により、側部出入口(15)(15)が形成される。
【0019】一方、口縁材(4)は、合成樹脂の一体成形品からなり、中央にハムスターが通過可能なハムスター通過口(42)が形成されるとともに、その通過口(42)の周縁に沿って、通路形成用チューブ(5)(6)を嵌着するためのチューブ嵌着手段(43)が形成されている。更に口縁材(4)は、その下部外周が上記ベーストレー(2)の切欠部(23)に着脱自在に構成されるとともに、上部外周が上部カバー(3)の切欠部(33)に着脱自在に構成されている。
【0020】そして、ベーストレー(2)の切欠部(23)に口縁材(4)の下部外周を着脱自在に取り付けるとともに、上部カバー(3)の切欠部(33)に口縁材(4)の上部外周を着脱自在に取り付けることにより、ベーストレー(2)及び上部カバー(3)が口縁材(4)(4)を介して互いに連結されるよう構成されている。なおこの連結状態においては、口縁材(4)のハムスター通過口(42)が飼育容器(1)の側部出入口(15)(15)に対応して配置される。
【0021】図1ないし図3に示すように、通路形成用チューブ(5)(6)は、透明ないし半透明の硬質合成樹脂成形品からなり、両端外周にフランジ(51)が形成されている。更にチューブ(5)(6)のうち、分岐口付チューブ(6)は、周側壁に、チューブ(5)(6)の内径と同じ口径を有する分岐口(62)が設けられ、その分岐口(62)の外周に、上記同様のフランジ(51)が形成されている。そして、軟質合成樹脂製のチューブ連結リング(52)を介して、各チューブ(5)(6)の端部と端部、端部と分岐口(62)、分岐口(62)と分岐口(62)をそれぞれ連結し得るように構成されており、必要に応じて所要形状のハムスター通路(55)(56)を形成できるよう構成されている。
【0022】また各通路形成用チューブ(5)(6)のフランジ(51)は、上記口縁材(4)のチューブ嵌着手段(43)に着脱自在に嵌着し得るよう構成されており、その嵌着状態においては、口縁材(4)のハムスター通過口(42)を介して飼育容器(1)の内部と通路形成用チューブ(5)(6)とが連通するよう構成されている。
【0023】更に通路形成用チューブ(5)(6)は、上部カバー(3)の上部出入口(16)(16)に挿通配置し、その状態でチューブ(5)(6)に嵌着されたチューブ連結リング(52)の外周面を、上部出入口(16)(16)の内周面に密着させることにより、上部カバー(3)の上部出入口(16)(16)に連結できるよう構成されている。なお上部出入口(16)(16)には、必要に応じて、図示しない閉塞部材を取り付けて、閉塞しておくことも可能である。
【0024】本実施形態においては、複数のチューブ(5)(6)が連結されて形成されるハムスター通路(55)の一端が、一方の側部出入口(15)の口縁材(4)に連結されるとともに、その通路(55)の他端がハムスター用展望台(7)に連結されている。
【0025】また、この通路(55)には、2つの分岐口付チューブ(6)が介在されており、その一方の分岐口付チューブ(6)の分岐口(62)には、複数のチューブ(5)からなる他のハムスター通路(56)の一端が連結されるとともに、その通路(56)の他端が、上部カバー(3)の一方の上部出入口(16)に連結されている。
【0026】更に他方の分岐口付チューブ(6)の分岐口(62)には、本実施形態のポイントとなる換気装置(10)が連結されている。
【0027】この換気装置(10)は、吸着剤カートリッジ(110)と、吸気手段(120)とを有している。
【0028】吸着剤カートリッジ(110)は、通路形成用チューブ(5)(6)と同径の硬質合成樹脂製の筒状吸着剤容器(111)を具備している。この容器(111)の一端側は閉塞されており、その閉塞壁には、多数の通気孔(112)が形成されている。なおこの容器(111)の一端側(閉塞側)端部によって、空気導入口(113)が形成されるとともに、他端側(開放側)端部によって、空気排出口(114)が形成されている。
【0029】吸着剤容器(111)の内部には、シリカゲル等の脱湿剤や、活性炭等の脱臭剤からなる吸着剤(116)が収納されるとともに、容器(111)の一端側閉塞壁内面及び他端側開放部には、吸着剤(116)が容器(111)外にこぼれ落ちるのを防止するために、不織布等からなるフィルター(117)(117)が取り付けられている。
【0030】また吸着剤カートリッジ(110)の空気導入口(113)及び空気排出口(114)の外周縁部には、それぞれフランジ(115)が形成されており、これらの導入口(113)及び排出口(114)を、上記チューブ(5)(6)の端部及び分岐口(62)に、チューブ連結リング(52)を介して連結できるとともに、上記口縁材(4)のハムスター通過口(42)に直接連結できるよう構成されている。
【0031】本実施形態においては、上記構成の吸着剤カートリッジ(110)が、その吸気導入口(113)を、チューブ連結リング(52)を介して、分岐口付チューブ(6)の分岐口(62)に連結した状態に配置されている。
【0032】一方、吸気手段(120)は、吸気口(123)及び排気口(124)が設けられたケーシング(121)を具備している。このケーシング(121)は、吸気口(123)及び排気口(124)の外周縁部にそれぞれフランジ(125)(125)が形成されており、これらの吸気口(123)及び排気口(124)を、上記チューブ(5)(6)の端部及び分岐口(62)に、チューブ連結リング(52)を介して連結できるとともに、上記口縁材(4)のハムスター通過口(42)に直接連結できるよう構成されている。
【0033】またケーシング(121)の内部には、送風ファン(126)と、そのファン(126)を回転駆動するための駆動手段(127)とが収容されており、駆動手段(127)の駆動により送風ファン(126)を回転させることにより、吸気口(123)からケーシング(121)内に空気が吸い込まれてその空気が排気口(124)から排出されるよう構成されている。
【0034】なお図1及び図3において、(128)は、駆動手段(127)に駆動電力を供給するための送電線である。
【0035】本実施形態においては、上記構成の吸気手段(120)が、排気口(124)を外部に開放するとともに、吸気口(123)を上記吸着剤カートリッジ(110)の空気排出口(114)に、チューブ連結リング(52)を介して連結した状態に配置されている。
【0036】以上の構成のハムスター飼育システムにおいて、換気装置(10)の送風ファン(126)を回転駆動すると、吸着剤カートリッジ(110)の内部が負圧に設定されて、飼育容器(1)の内部や、各通路形成用チューブ(5)(6)の内部等の飼育システム内部の空気が、吸着剤カートリッジ(110)にその空気導入口(113)から吸い込まれて、吸着剤容器(111)内を通過した後、吸着剤カートリッジ(110)の空気導出口(114)及び吸気手段(120)の吸気口(123)を通って、排気口(124)から外部に排出される一方、飼育容器(1)の通気孔(18)等から、適宜、飼育システム内部に空気が導入されることになる。
【0037】このように飼育システムの内部の空気が強制的に循環されて、システム内に十分な通気性を得ることができる。従って、システム内における温度や湿度の過度の上昇を確実に防止することができ、ハムスターにとって快適な飼育環境を提供することができる。
【0038】更に飼育システム内から排出される空気は、吸着剤カートリッジ(110)の吸着剤(116)中に通過させるようにしているため、排出空気中の異臭成分や余剰水分等の有害成分が除去されるので、飼育システム周辺に異臭が漂ったり、湿度が過度に上昇したりするようなことがなく、周辺環境も良好に維持することができる。
【0039】また換気装置(10)の吸着剤カートリッジ(110)を、吸気手段(120)に対し着脱自在に構成しているため、カートリッジ(110)内の吸着剤(116)の効力が弱くなってしまった場合等には、カートリッジ(110)のみを取り替えるだけで、所定の吸着効果を再び得ることができる。従って、面倒な吸着剤の詰め替え作業等を必要とせず、手間なく所定の吸着効果を維持することができる。
【0040】また本実施形態においては、ハムスター通路(55)に分岐口(62)を設けてその分岐口(62)に換気装置(10)を連結するようにしているため、換気装置(10)によってハムスター通路(55)を封鎖してしまう等の不具合を確実に防止しつつ、上記したような飼育システム内の換気等を確実に行うことができる。
【0041】また換気装置(10)は、飼育容器(1)の小動物出入口(15)に連通させるものであるため、飼育容器に換気装置取付口を設ける等の変更を加えることなく、既存の飼育容器(1)にそのまま適用することができる。
【0042】なお、上記実施形態においては、換気装置(10)の排気口(124)を外部に開放するようにしているが、本発明においては、換気装置(10)の排気口(124)を、チューブ(5)(6)等を介して、飼育容器(1)に連通するようにしても良い。この場合においても、飼育システム内の空気は循環するので、良好な通気性を確保することができるとともに、その循環空気は、吸着剤カートリッジ(110)を通って、異臭成分や余剰水分が除去されるので、システム内の飼育環境を快適に維持することができる。
【0043】もっとも、本発明においては、上記実施形態に示すように、換気装置(10)の排気口(124)を外部に開放しているため、飼育システム内の空気が外部に排出されるのに伴って、新鮮な空気が飼育システム内部に効率良く取り込まれるので、より一層快適な飼育環境を提供することができる。
【0044】また、本発明においては、分岐口(62)を有しないハムスター通路の一端を飼育容器(1)に連結するとともに、そのハムスター通路の他端を換気装置(10)に連結するようにしても良く、更に換気装置(10)における吸着剤カートリッジ(110)の空気導入口(113)を、飼育容器(1)の口縁材(4)に直接連結するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の小動物飼育容器用換気装置によれば、飼育容器の出入口に設けられる吸着剤カートリッジと、その吸着剤カートリッジの空気排出口に設けられる吸気手段とを備えるものであるため、吸気手段の吸引作用により、飼育容器内の空気が、吸着剤カートリッジを通過して吸気手段の排気口から排出される。このため、飼育容器内の空気が強制的に循環されて、容器内に十分な通気性が得られるので、飼育容器内における温度や湿度の過上昇を、確実に防止することができ、ハムスター等の小動物にとって快適な飼育環境を提供することができる。更に飼育容器から排出される空気を、吸着剤カートリッジ内の吸着剤中に通過させるようにしているため、排出空気中の異臭成分や余剰水分が除去される。従って、異臭が漂ったり、湿度が過度に上昇したりするようなことがなく、より快適な環境を提供することができる。特に排出空気を外部に放出するような場合であっても、その空気は上記したように異臭成分や余剰水分等の有害成分が除去されているので、周辺環境を汚染するようなことはない。また吸着剤カートリッジを吸気手段に対して別体に構成しているため、仮に吸着剤が収納された吸着剤カートリッジを構成要素とするものであるため、吸着剤の効力が弱くなってしまった場合には、面倒な吸着剤の詰め替え作業等を必要とせずに、カートリッジのみを取り替えるだけで、所定の吸着効果を維持することができるという効果がある。
【0046】また本発明において、飼育容器の出入口に、小動物通路形成用チューブからなる小動物通路を介して、吸着剤カートリッジの空気導入口を連結する場合には、吸着剤カートリッジや吸気手段を、位置的に制約されずに自由な位置に設置できるようになるので、所望の飼育システムを構築することができるという利点がある。
【0047】更に本発明において、飼育容器の出入口に連結された小動物通路に分岐口を設けて、その分岐口に吸着剤カートリッジの空気導入口を連結する場合には、小動物通路を封鎖してしまう等の不具合を防止しつつ、上記の効果を確実に行うことができるという利点がある。
【出願人】 【識別番号】393008418
【氏名又は名称】株式会社冨永樹脂工業所
【出願日】 平成10年(1998)2月27日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】清水 久義 (外2名)
【公開番号】 特開平11−239425
【公開日】 平成11年(1999)9月7日
【出願番号】 特願平10−46457