| 【発明の名称】 |
ローヤルゼリーの採取と保管方法及びその採乳框 |
| 【発明者】 |
【氏名】オ クム ソク
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| 【要約】 |
【課題】異物質等の混入によって希釈されていない純粋なローヤルゼリーを採取でき、また、ローヤルゼリーの原型状態をそのまま保存可能として活性成分の破壊なしに保管できるローヤルゼリーの採取と保管方法及びその採乳框を提供する。
【解決手段】上側の両端に載置顎(12)が形成され、その下部に弾性を有する多数の挿入溝(14)がお互いに相応するように形成される胴体(10)と;この胴体(10)の挿入溝(14)には、両端にキャップ(21a)が被せられる挿入部(21)が形成され、その下面にガイド顎部(22)が突出するように形成された多数の採乳台(20)が回動できるように結合されることと、;前記ガイド顎(22)には一端に締結溝(32)が形成された締結部(34)が、他の端には結合顎(35)と収容溝(36)が一体に形成された多数の王椀(30)が締結されることと;前記王椀(30)の結合顎(35)には保護キャップ(30a)が結合される構成とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ローヤルゼリーを採取して保管する方法において、巣箱内部に設置される採乳框の採乳台に王椀を脱着可能に設置し、この王椀の内部の底面に働き蜂が花と花粉を摂取して働き蜂の頭にある咽頭腺を介して再分泌されたローヤルゼリーを分泌するように女王蜂の孵化3日たった有精卵の幼虫を挿入し、48〜72時間経過後、ローヤルゼリーが充填されたら透明な王椀保護キャップを王椀にかぶせ、前記保護キャップで密封された王椀を採乳台から分離し、この分離された原型状態で−15〜−20℃で冷凍保管することを特徴とするローヤルゼリーの採取と保管方法。 【請求項2】 巣箱内に挿入されローヤルゼリーを採取するために使用される採乳框において、上側の両端に載置顎(12)が形成され、その下部に弾性を有する多数の挿入溝(14)がお互いに相応するように形成される胴体(10)と;この胴体(10)の挿入溝(14)には、両端にキャップ(21a)が被せられる挿入部(21)が形成され、その下面にガイド顎部(22)が突出するように形成された多数の採乳台(20)が回動できるように結合されることと、;前記ガイド顎(22)には一端に締結溝(32)が形成された締結部(34)が、他の端には結合顎(35)と収容溝(36)が一体に形成された多数の王椀(30)が締結されることと;前記王椀(30)の結合顎(35)には保護キャップ(30a)が結合されることを特徴とするローヤルゼリー採取用採乳框。 【請求項3】 前記採乳台(20)の下面には挿入棒(301)と内部に掛け溝(302)が形成され差し込み溝(304)が形成される多数の固定部(300)が形成され、この固定部(300)には王椀(30)の締結部(34)が外周縁に掛け突起(306)が形成され切開される差し込み部(308)から構成され相互結合されることを特徴とする請求項2記載のローヤルゼリー採取用採乳框。 【請求項4】 前記採乳台(20)は内部に空間部を形成して下面が切開されているガイド溝部(20a)が形成され、このガイド溝部(20a)に挿入されるように王椀(30)の締結部(34)に掛け突起部(20b)が形成され相互結合されることを特徴とする請求項2記載のローヤルゼリー採取用採乳框。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はローヤルゼリーの採取と保管方法及びその採乳框に関するもので、より詳細には、異物質等の混入により希釈されていない純粋なローヤルゼリーを採取できるだけでなく、ローヤルゼリーの原型状態をそのまま保存して、活性成分の破壊なしに保管できるローヤルゼリーの採取と保管方法及びその採乳框に関するものである。これにより、品質に優れ、信頼性の高いローヤルゼリーの供給を可能にする。 【0002】 【従来の技術】一般的に養蜂用の巣箱には、平均して50,000〜60,000余匹の蜂が飼育されている。この巣箱内では、種族保存を目的に、一日におおよそ2,000〜3,000個程度を産卵する一匹の女王蜂と、蜂蜜又は花粉などを採集する50,000余匹の働き蜂と、3,000余匹の雄蜂が、互いの役割を遂行しながら共生している。 【0003】前記女王蜂は、有精卵で約三日間の孵化期間を経た後、再び三日間ミルクを摂取し、再びローヤルゼリーを摂取することにより女王蜂として誕生する。誕生後は約5年間生存する。前記働き蜂は、女王蜂の誕生以前のミルクを摂取する期間は同じで、このミルクを摂取する期間が終わると蜂蜜と花粉を摂取しながら約21日ぶりに生まれ、活動期に約45日、越冬期に約6カ月にわたり働き蜂として生活する。前記雄蜂は、無精卵で約3日ぶりに孵化し、約24日間の幼児期間を経て雄蜂として誕生する。 【0004】前記働き蜂から得られる蜂蜜は、働き蜂が花等から蜂蜜と花粉を採取して巣箱内の巣脾に蓄積するものであるのに対し、ローヤルゼリーは、蜂蜜と花粉を体内に摂取した働き蜂が分泌する物質を成分とする。図9は、従来におけるローヤルゼリーの採取を説明する概略的な要部の斜視図である。図において、巣箱100の内部に蜂蜜を採取するための多数の巣脾90が挿入されている。符号80は採乳框であり、この採乳框80は、巣脾90と巣脾90の間に挿入されている。そして、採乳框80には、所定本数の王乳台88が、型枠85両端の縦枠間に水平に取付けられており、各王乳台88には、ローヤルゼリーが充填されるように多数の王乳キャップ86が一定の間隔を維持しながら密蝋87などで付着されている。前記王乳台88の両端部は、取付けられる両側の縦枠に回動可能に差し込まれる。 【0005】前記、巣箱100内に採乳框80が挿入された状態でのローヤルゼリーの採取は、前記王乳台88に付着されている王乳キャップ86の内部に女王蜂が産卵した幼虫を挿入し、大略48〜72時間程度経過すると、働き蜂が、前記王乳キャップ86の内部に分泌物を分泌し、この分泌物がローヤルゼリーとして充填される。同時に、その下側に王乳キャップ86が密封されるように密蝋部(図示せず)を形成する。このように、一定の時間が経過した後にローヤルゼリーを採取するためには、王乳台88に密蝋されている王乳キャップ86を王乳台88から離脱させた後、王乳キャップ86に形成された密蝋部を除去し、さらに、幼虫を除去した後、王乳キャップ86内に充填されているローヤルゼリーを引き出し、別途のガラス又は陶器のような保管容器に入れ替え、保管していた。 【0006】前記ローヤルゼリーの採取が完了した王乳キャップ86は再使用され、前記のような方法にて取付けられて、繰り返しローヤルゼリーを採取している。しかし、前記のような方法でローヤルゼリーを採取する過程では、王乳台88に、王乳キャップ86をその都度取付け、さらに離脱させる作業を行うが、この作業が相当に煩わしく、また、王乳キャップ86からローヤルゼリーを保管容器に入れ替える際に、ローヤルゼリーに含まれる栄養分である活性成分が破壊されたり、異物質が混入する等の問題点が発生していた。又、前記王乳キャップ86を取付け、また、離脱させる過程で、王乳台88に密蝋を付着し、除去する過程が更に煩わしいという問題点が生じていた。 【0007】図10は従来のローヤルゼリーを採取するための別な例を説明する概略的な要部斜視図である。この例では、前記図9に示した上述の問題点を解決するために、合成樹脂材の採乳框を一体に成形し、この成形された採乳框80aの中に多数の王乳キャップ86aが一体に取付けられる採乳框88aを、型枠85a(図9参照)に連結口81と一緒に回動可能に設置し、前記王乳キャップ86aの内部には、上側から押し込める押し板(図示せず)を設置する構成にて、ローヤルゼリーを採取していた。 【0008】このような採乳框80aは、前記上述した採乳框80で不便だった点、つまり王乳キャップ86をいちいち取付けたり離脱させたりする煩わしさを改善したもので、王乳キャップ86aにローヤルゼリーが充填される過程は前記のとおりであり、王乳キャップ86aにローヤルゼリーが充填されると、密蝋部を除去した後、王乳キャップ86aの内部に設置された押し板を上側から押し込み、王乳キャップ86aの内部に充填されているローヤルゼリーを容易に保管容器に入れ替えて保管できる長所があった。しかし、この実施の例においても、やはり、前記王乳キャップ86aからローヤルゼリーを保管容器に移しかえる際に、ローヤルゼリーの栄養分である活性成分が破壊される問題点が発生していた。 【0009】上述のように従来におけるローヤルゼリーを採取する過程でさまざまな問題点が発生するが、このような問題点とは別な大きな問題点は、ローヤルゼリーの供給量に比べ需要が多いことを悪用し、より多くのローヤルゼリーを採取する目的で、採取者が、王乳キャップ86,86aに蜂蜜などと同じ糖分を有する添加物を添加し、短時間でより多くの量のローヤルゼリーを採取しようとしたり、あるいは、王乳キャップ86,86aから採取される純粋なローヤルゼリーを保管容器に入れ替える過程で、前記のような添加物を一緒に添加させて増量を図ったりすることである。このような行為が行われると、消費者には純粋なローヤルゼリーであることを確認するてだてがないことから、品質の劣る不良のローヤルゼリーを購買してしまうという問題があった。 【0010】又、採取されたローヤルゼリーを日常的に保管する際において、保管容器に保管されたローヤルゼリーをそのまま室内に放置したり、冷暗所などに保管する場合には、この特別な保管容器を使用しなければならないという煩わしさがある。さらに、保管過程でも、ローヤルゼリーの栄養分である活性成分が破壊されるという問題点が発生していた。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような諸般の問題点を解決するために創案されたものであり、異物質等の混入によって希釈されていない純粋なローヤルゼリーを採取でき、また、ローヤルゼリーの原型状態をそのまま保存可能として活性成分の破壊なしに保管できるローヤルゼリーの採取と保管方法及びその採乳框の提供を目的としている。ひいて、販売されるローヤルゼリーの品質を保ち、消費者に自然そのままの新鮮なローヤルゼリーを提供することができるようにする。 【0012】 【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成するために本発明は、ローヤルゼリーを採取して保管する方法において、巣箱内部に設置される採乳框の採乳台に王椀を脱着可能に設置し、この王椀の内部の底面に働き蜂が花と花粉を摂取して働き蜂の頭にある咽頭腺を介して再分泌されたローヤルゼリーを分泌するように、女王蜂の孵化3日たった有精卵の幼虫を挿入し、48〜72時間経過後、ローヤルゼリーが充填されたら透明な王椀保護キャップを王椀にかぶせ、前記保護キャップで密封された王椀を採乳台から分離し、この分離された原型状態で−15〜−20℃で冷凍保管することを特徴とするものである。 【0013】また、巣箱内に挿入されローヤルゼリーを採取するために使用される採乳框において、上側の両端に載置顎(12)が形成され、この両端の載置顎(12)近傍から垂設される縦枠部分に、弾性を有する多数の挿入溝(14)が、互いの縦枠のそれぞれの位置に相応するように形成される胴体(10)を備え、;この胴体(10)の挿入溝(14)には、採乳台(20)が回動自在に挿入,結合される。この採乳台(20)は、その両端にキャップ(21a)が被せられる挿入部(21)が形成され、その下面にガイド顎部(22)が突出するように形成される。;このガイド顎(22)には、一端に締結溝(32)が形成された締結部(34)が、他の端には結合顎(35)と収容溝(36)が一体に形成された多数の王椀(30)が締結され、;前記王椀(30)の結合顎(35)には保護キャップ(30a)が結合される構成とするものである。 【0014】また、前記採乳台(20)の下面には、内部に挿入棒(301)と掛け溝(302)を備える差し込み溝(304)が形成された多数の固定部(300)が取付けられ、この固定部(300)は、王椀(30)の締結部(34)が外周縁に掛け突起(306)が形成されて切開される差し込み部(308)から構成されており、この差し込み部(308)と前記固定部(300)とが相互に結合される構成とし、また、前記採乳台(20)は、内部に形成された空間部と、下面が切開されているガイド溝部(20a)を備え、このガイド溝部(20a)に、前記王碗(30)に備える締結部(34)の掛け突起部(20b)が挿入,係合されて相互に結合される構成とするものである。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る採乳框を示した概略的な斜視図、図2は本発明の使用状態を示した概略的な要部の斜視図、図3は図2により採乳台に王椀の結合された状態を示した概略的な要部の断面図である。図において、採乳框1は、上端の長手方向両側に、巣箱(図示せず)の上端に掛かるように載置顎12が形成されるとともにこの両端近傍から垂設される縦枠に弾性を有する多数の挿入溝14が相互に相応する位置に合成樹脂材で成形される胴体10を備えている。この胴体10の挿入溝14には採乳台20が取付けられる。すなわち、採乳台20は、両端にキャップ21aがかぶせられる挿入部21が形成され、その下面にガイド顎部22が突出されるように形成されている。取付けにあたっては、前記挿入部21にキャップ21aを被せて、この部分を前記胴体10の挿入溝14にその両端を挿入する。これにより採乳台20は、両端の挿入部21を回動軸として回動可能に取付けられる。 【0016】採乳台20のガイド顎22には、その一端に締結溝32が形成された締結部34が、他端には、結合顎35とローヤルゼリーが充填される収容溝36が一体に形成された王椀30が締結される。また、前記王椀30の結合顎35には透明な保護キャップ30aが被せられる。 【0017】図4は本発明の採乳台と王椀の別の実施の形態を、図5は図4により結合された状態の要部の断面を示す図である。図において、胴体10の挿入溝14にて締結される採乳台20の下面には多数の固定部300が取付けられる。この各固定部300は、挿入棒301と内部に掛け溝302が形成された差し込み溝304が形成されている。そして、各固定部300には、王椀30の締結部34が外周縁に前記掛け溝302が符合される掛け突起306が形成され切開される差し込み部308から構成され結合され、王椀30の結合顎35には保護キャップ30aが被せられる。 【0018】図6は本発明の採乳台と王椀のまた別の実施の形態を示す図であり、図7は図6により結合された状態の要部の断面図である。図において、この実施の形態における採乳台20は、内部に空間部が形成され、その下面には幅方向略中間位置にその長手方向にわたって切開されたガイド溝部20aが形成されている。王碗30には、このガイド溝部20aに挿入可能なような掛け突起部20bがその締結部34に形成されている。王椀30の結合顎35には保護キャップ30が被せられる。採乳台20は、前記実施の形態と同様に、胴体10の挿入溝14に回動可能に挿入取付けられる。 【0019】図8は本発明の王椀が保管される状態を図示した概略図で、所定の時間、この場合は約48〜72時間が経過し、前記王椀30の収容溝36にローヤルゼリーが充填されると、王椀30の結合顎35に透明な保護キャップ30aを被せ、採乳台20から王椀30を離脱させた後、合成樹脂材等にて形成される保管ケース2に挿入し、この状態で運搬可能とする。また保管の場合には、−15〜−20℃で冷凍保管される。前記保管ケース2には、王椀30内に充填されたローヤルゼリーを消費者が簡単に取り出せるように小型のスプーン様の棒等を備えてもよい。 【0020】前記のような本発明のローヤルゼリーの採取と保管方法及びその採乳框を添付の図面を参照に、より具体的に説明する。まず、採乳台20の両端にキャップ21aが被せられて形成された挿入部21を、図1及び図2,図3に示すように胴体10の挿入溝14に挿入し、この挿入された採乳台20を、図2に示すように下面に形成されたガイド顎部22が一側に向かうように挿入溝14部分で回動させた後、前記ガイド顎部22に、王椀30の締結部34に形成された締結溝32を弾力的に押し込むと合成樹脂材で形成された王椀30が採乳台20のガイド顎部22に締結される。あるいは、前記胴体10の挿入溝14に採乳台20を先に挿入させるのではなく、採乳台20のガイド顎22に多数の王椀30の締結部34を先に締結した後に、採乳台20を胴体10の挿入溝14に挿入するようにしてもよい。 【0021】前記、ガイド顎22に多数の王椀30の締結を終えると、王椀30の収容溝36に幼虫を挿入し、再び採乳台20を回動させ、王椀30の収容溝36が下側に向かうように位置させ、巣箱100内に胴体10の載置顎12を利用して採乳框1を挿入,載置し収容する。前記、胴体10の挿入溝14部分で、採乳台20の挿入部21が円滑に回動できるのは、採乳台20の両端部の挿入部21に被せられたキャップ21a部分が回転するからである。また、このキャップ21aにより、回転により生じる摩耗等も防止することができる。 【0022】前記のように、採乳框1の王椀30の内部に幼虫を挿入しておくと、働き蜂が蜂蜜と花粉を摂取した分泌物、つまりローヤルゼリーを幼虫のために王椀30の内部に分泌する。これにより、王椀30の内部にローヤルゼリーが順次、充填される。内部の幼虫は、ローヤルゼリーが充填される過程でローヤルゼリーにより押されながら、その上面に上昇してゆく。このローヤルゼリーが充填される過程で、働き蜂の分泌物により王椀30の下側に、図3に示すように、蜜蝋部(A)が形成される。 【0023】前記、王椀30にローヤルゼリーが充満される過程で形成される蜜蝋部(A)の端に、働き蜂が往来できる大きさの穴(A′)が形成された場合に、ローヤルゼリーの充填が完了したことが分かる。この時期が過ぎ、蜜蝋部(A)が完全に密封されると、王椀30に挿入されていた幼虫が、生殖機能を有しながら充填されたローヤルゼリーを摂取してしまう。 【0024】前記のように幼虫がローヤルゼリーを摂取できず王椀30にローヤルゼリーが充填される所要時間は大略48〜72時間程度である。この時間経過後に、王椀30の収容溝36にローヤルゼリーが充填され、蜜蝋部(A)が形成されると、採乳框1を巣箱100内から引出し、各々の王椀30の結合顎35に図3に示すように、蜜蝋部(A)の外周面に保護キャップ30aを被せ、採乳台20のガイド顎22から王椀30の締結部34を離脱させ、図8に示すように、合成樹脂等で形成された保管ケース2に挿入し冷凍保管する。これにより、採取された状態のままの純粋なローヤルゼリーを得ることができる。 【0025】前記、王椀30を採乳台20から離脱させる前に保護キャップ30aを先にかぶせる過程を説明したが、採乳台20から王椀30を離脱させた後、保護キャップ30aを被せてもよい。前記、王椀30に充満されたローヤルゼリーを最も理想的に保管できる温度は約−15〜−20℃程度である。この温度帯が、ローヤルゼリーの栄養分である活性成分を破壊せずに半永久的に保管できる条件である。このように、保管ケース2に挿入した状態で保管し、運搬を行う。前記保管ケース2には、王椀30内に充填されたローヤルゼリーを消費者が容易に摂取できるように棒様のスプーン等を備えるようにする。前記のような保管状態において、ローヤルゼリーを摂取する際には、一つのカプセル形式に保管された王椀30を保管ケース2から引出した後、保管ケース2に具備される前記スプーン等で、王椀30の内部に充填されたローヤルゼリーを取り出す。これにより、消費者は所望の量のローヤルゼリーを取り出し、摂取することかできる。 【0026】一方、図4,図5及び図6,図7は別の実施の形態を示したものであり、この実施の形態では、ローヤルゼリーを採取して保管する方法は上述の実施の形態と同様であるが、ローヤルゼリーを採乳するための過程が異なる。つまり、図4及び図5に示すように、胴体10の挿入溝14に挿入,締結される採乳台20の下面に、挿入棒301と内部に掛け溝302が形成され差し込み溝304が形成された多数の固定部300が取付けられる。この取付けられた固定部300には、王椀30の締結部34が差し込まれて結合されるが、この緊結部34は、外周縁にかけて突起306が形成されて、切開されている。この緊結部34が前記固定部300に結合されることから、上述の実施の形態における王椀30に比べ、更に緊密に締結されるようになっている。 【0027】また、図6及び図7に示す例では、胴体10の挿入溝14に締結される採乳台20は、内部に空間部が形成され、また、下面が切開されたガイド溝部20aが形成されている。そして、このガイド溝部20aに挿入可能なように、王椀30の締結部34には突起部20bが形成され、この突起部20bと前記ガイド溝20aが係合して締結される。このような構成により、王椀30を締結して離脱させる作業を、上述の実施の形態における王椀30に比べて、作業が便利なように構成されている。 【0028】なお、前記説明の実施の形態は単に例示的なものに過ぎず、本発明は、当業者においては多様な実施の形態をとりうるものであることは当然である。 【0029】 【発明の効果】以上説明のように本発明に係るローヤルゼリーの採取と保管方法及び採乳框においては、異物質などの混入によって希釈されていない純粋なローヤルゼリーを採取でき、また、ローヤルゼリーの原型状態をそのまま保存可能とし、活性成分の破壊なしに保管できるようになる。したがって、消費者に対して自然そのままの新鮮かつ高品質で信頼のおけるローヤルゼリーを供給することが可能となる。また、消費者は所望する量だけのローヤルゼリーを取り出して摂取することができる等の様々な優れた効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598128052 【氏名又は名称】オ クム ソク
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)9月18日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】瀬谷 徹 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−225607 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月24日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−265150 |
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