| 【発明の名称】 |
人造藻による魚礁の装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】一瀬 弘光
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| 【要約】 |
【課題】遮光ネットや塩化ビニールシートを帯状にし、浮力材、または重りを接合させる人造藻である。
【解決手段】遮光ネット人造藻1に浮力材3を付着させ、紐12で重り17とを連結する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 網(8)をブイ(10)で海面または湖面に浮かべ、ロープ(9)を重りB(11)で垂らし、浮力材(3)付きの人造藻(1)を設置する人造藻による魚礁の装置。 【請求項2】 人造藻(1)に浮力材(3)(発泡スチロールや発泡スタイロホーム)等の粒を接合させ、三角形の重り(17)とを紐(12)で連結する人造藻による魚礁の装置。 【請求項3】 セメントの重りA(2)の中心に孔(5)を設け、重りA(2)の裏側に凹み(4)を施し、セメントの重りA(2)の孔(5)に人造藻(1)を通し、上下を締め付けバンド(6)で束ねて重りA(2)に固定する人造藻による魚礁の装置。 【請求項4】 湖底や海底に網(8)を敷設、重り(11)を施し、浮力材(3)付きの人造藻(1)を設置する人造藻による魚礁の装置。 【請求項5】 網(8)からロープ(9)を重りB(11)で垂らし、紐(12)で枝状に浮力材(3)付きの人造藻(1)を設置する人造藻による魚礁の装置。 【請求項6】 ロープ(9)を重りB(11)で垂らし、紐(12)に人造藻(1)に付着させた重り(13)を設置する人造藻による魚礁の装置。 【請求項7】 二本の針金(14)で浮力のない人造藻(1)を挟み、ねじって二本の針金(14)に固定する人造藻による魚礁の装置。 【請求項8】 浮力材(3)付きの人造藻(1)の根元をセメントで埋め固める重り(7)を付加する人造藻による魚礁の装置。 【請求項9】 塩化ビーニルシート(18)を帯状にし、浮力材(3)を付着させ紐(12)で三角形の重り(17)に固定する人造藻による魚礁の装置。 【請求項10】 塩化ビーニルシート(18)を帯状にし、付着させる重り(13)を実施し、紐(12)で三角形の重り(17)に固定する人造藻による魚礁の装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、人造藻による魚礁の装置である。 【0002】 【従来の技術】岩礁をもじったコンクリート製品の種類は多く、各地で盛んに用いられている。が、恒久的な人造藻魚礁はきわめて稀な存在である。理由は比較的割高ゆえである。大量に海底、湖底に投棄するとなると巨額を必要とする。 【0003】 【発明が解決しょうとする課題】限りなく天然の藻に近ずけようとする従来の人造藻の在り方に問題はある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、遮光ネットや塩化ビニールシートを帯び状にして、浮力材を付加し、天然の藻に類似した着色をする。緑、濃緑、青、紺、濃紺、褐色等の色彩を施す。根元に重りを取り付け水中、海中において、あたかも藻の如く人造藻を直立させる。 【0005】また、人造藻にセメント粒を接合させ逆さに垂らせる。浮力材や重りは人造藻魚礁の効果を演出させる不可欠の脇役である。 【0006】 【発明の実施の形態】河川、海、湖において魚介類の生息環境には、それぞれ好みに適合した砂地、岩礁、藻類の繁茂する場所などある。例えば、シイラー漁において従来は、竹筏を魚礁として海面に浮かべ流れ藻の漂着を待った。藻に小魚が群れ、小魚を餌にシイラーが集まる。このように自然界は弱肉強食、食物連鎖のあくなき世界である。 【0007】昔からシイラー漁は、竹筏を浮かべて集まったところを捕獲する。従来からのこのような自然まかせの漁法ではなく、人為的に人造藻を使って積極的かつ効率的な漁労を営もうとする企てである。 【0008】アワビをはじめ、魚介類には天然の藻を食む種類も少なくない。もちろん人造藻を食むことはできない。が、これらの魚介類の集まる環境作りにはなる。海中、水中の人造藻は一定期間を得るとコケが付着する。このコケを食む魚介類も少なくない。 【0009】藻を隠れ家にして生息する魚介類はことのほか多い。海や湖、河川の環境作りに、その点からも人造藻の設置は一役買うことになる。 【0010】アワビの養殖が各地で盛んである。アワビの稚貝のコケを与える。軒といなどを海底に沈めてコケを付着させている。しかし、人造藻は立体的に海中に構築できるので、より多くのコケの収穫を得ることができる。 【0011】河川において、瀬の小石や岩にコケが生える。アユはこれを食む。だから成長したアユの鼻先は丸く潰れている。つまり、アユは小石や岩にぶち当たるようにして、こすって藻を食む。アユは激減している。その根源は河川の汚染にあるという。 【0012】アユは清流の女王といわれている。が、アユの激減は家庭用水の垂れ流しで、アユの餌の藻が生えないためではなく。逆に水質に肥料分が多く、藻が異常成長したことが最大の要因である。アユの習性上、藻が異常に伸びると、食むことができない。そこで、これを逆手にとって、人造藻を河川に沈めコケを採集して、養殖アユの人工餌に混入し与え、病気に強い美味しアユの生産ができる。 【0013】 【実施例】実施例について図面を参照にして説明すると、図1、図2において、遮光ネットの人造藻1に浮力材3(発泡スチロールや発泡スタイロホーム)等の粒を接合させる。 【0014】セメントの重りA2の中心に孔5を設け、重りA2の裏側に凹み4を施す。 【0015】セメントの重りA2の孔5に人造藻1を通し、上下を締め付けバンド6で束ねて重りA2に固定する。 【0016】図3は、湖底や海底に網8を敷設し、浮力材3付きの人造藻1を設置する。 【0017】図4は、網8をブイ10で海面または湖面に浮かべ、ロープ9を重りB11で垂らし、浮力材3付きの人造藻1を設置する。 【0018】図5は、浮力材3付きの人造藻1の根元に、セメントで巻いた重り7を付加する。 【0019】図6は、網8からロープ9を重りB11で垂らし紐12で枝状に、浮力材3付きの人造藻1を設置する。 【0020】図7は、重り11の中心に孔5を設ける。 【0021】図8は、ロープ9を重りB11で垂らし、重りを付着させた人造藻13を設置する。 【0022】図9は、二本の針金14で浮力のない人造藻1を挟み、ねじって二本の針金14に固定する。 【0023】図10は、浮力材3付きの人造藻1の根元の紐12を、逆三角形の重り16に固定する。 【0024】図11において、浮力材3付きの人造藻1の根元の紐12を三角形の重り17に固定する。 【0025】図12は、塩化ビーニルシート18を帯状にし、浮力材3を付着させ紐12で三角形の重り17に固定する。 【0026】図13は、塩化ビーニルシート18を帯状にし、付着させる重り13を実施し、紐12で三角形の重り17に固定する。 【0027】 【発明の効果】遮光ネットや、塩化ビニールシートは主として農業用作物栽培のものである。遮光ネットは太陽光線を遮るネットである。従って、あくまで天然藻の模造品でしかない。が、水中、海中にあって期間が経過すると天然の藻が付着して、より天然藻に近ずく。 【0028】遮光ネット及び塩化ビニールシートの人造藻は、きわめて製作は簡単にして廉価であるがゆえ、大量使用も可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591239416 【氏名又は名称】一瀬 弘光
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)1月30日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−215931 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−19326 |
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