| 【発明の名称】 |
擬似餌 |
| 【発明者】 |
【氏名】谷黒 英雄
【氏名】齋藤 秀雄
【氏名】村坂 晃一
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| 【要約】 |
【課題】水を含浸させる前は、乾燥していて、保存管理が容易であり、流通コストも低廉となり、投釣りの遠投にも耐えうる構成であり、さらに、水を含浸させた後にあっては、瞬時または所定の時間経過後に弾力性を有し、餌喰いの良い柔らかい状態での擬似餌として作用し、餌持ちもよく、誘引作用をも発揮する擬似餌を提供すること。
【解決手段】水に濡れると瞬時に乾燥状態から弾力性を有する状態に変化する素材により形成されていることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水に濡れると瞬時に乾燥状態から弾力性を有する状態に変化する素材により形成されていることを特徴とする擬似餌。 【請求項2】 水に濡れた後、所定時間経過後に弾力性を有する所望の状態に変化する素材により形成されていることを特徴とする擬似餌。 【請求項3】 発泡形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の擬似餌。 【請求項4】 前記素材は、誘引物質を含有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の擬似餌。 【請求項5】 前記素材は、生分解性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の擬似餌。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はスポーツフィッシングや漁業等における竿釣り・延縄・篭等の餌として利用される擬似餌に関する。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】魚や他の水棲生物を漁獲する場合の釣り餌としては、一般には天然餌を用いるが、近年では天然餌の供給量不足を補ったり一定品質の餌を得るために、各種の擬似餌が用いられるようになってきた。 【0003】そして、このような擬似餌としては、天然餌による釣果と比して劣らないものとすべく、形状を天然餌に似せたり、魚等を誘引する誘引物質を含ませたり、その感触や肉質を天然餌と酷似させたりするような工夫がなされている。前記誘引物質としては、魚等を臭いによって擬似餌の方へ誘引する物質であり、例えば、オキアミエキス、その他の天然物から抽出されるエキス類やオイル等の油や骨材、化学合成による誘引剤等を用いられている。また、前記擬似餌の肉部は、擬似餌本体に天然餌と同様の柔らかさやみずみずしさを付与させるために、ゲル状やゲルとゾルの中間状に形成されたり、例えばいくらのように薄膜外皮等のカプセル内に液状物を充填したりして形成されている。 【0004】しかしながら、このような従来の擬似餌は、例えば、その保管や運搬に専用の収納ケースが必要であったり、重量が嵩んだり、保管の際に冷凍ないし冷却を要したりと、その保存管理が困難なものであり、余分な流通コストがかかっていた。また、ゲル状等の擬似餌は、その材質や重量次第では、餌持ちが悪くなったり、餌喰いを良くするため柔らかいゲルにすると遠投に耐えられず、遠投に耐えうる強いゲルにすると、餌喰いが悪くなるという問題があった。 【0005】本発明は前記した点に鑑みなされたもので、水を含浸させる前は、乾燥していて、保存管理が容易であり、流通コストも低廉となり、投釣りの遠投にも耐えうる構成であり、さらに、水を含浸させた後にあっては、瞬時または所定の時間経過後に弾力性を有し、餌喰いの良い柔らかい状態での擬似餌として作用し、餌持ちもよく、誘引作用をも発揮する擬似餌を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため本発明の請求項1に係る擬似餌は、水に濡れると瞬時に乾燥状態から弾力性を有する状態に変化する素材により形成されていることを特徴とする。 【0007】本発明の擬似餌は、乾燥した状態においては、軽量で嵩ばらず、保存管理が容易であり、流通コストも低廉となり、投げ釣りの遠投にも耐えることができ、水を含ませた場合においては、瞬時に弾力性を有することとなり、擬似餌として作用し、餌持ちを良好に保つとともに、魚等には天然餌を食いちぎった時と同様の感触を与えることができる。 【0008】また、請求項2に記載の擬似餌は、水に濡れた後、所定時間経過後に弾力性を有する所望の状態に変化する素材により形成されていることを特徴とする。 【0009】本発明の擬似餌は、乾燥した状態においては、軽量で嵩ばらず、保存管理が容易であり、流通コストも低廉となり、投げ釣りの遠投にも耐えることができ、水を含ませた場合においては、所定時間経過後に弾力性を有することとなり、擬似餌として作用し、餌持ちを良好に保つとともに、魚等には天然餌を食いちぎった時と同様の感触を与えることができる。 【0010】請求項3に記載の擬似餌は、請求項1または請求項2に記載の擬似餌が発泡形成されていることを特徴とする。 【0011】本発明の擬似餌は、乾燥した状態の擬似餌の吸水性を良好にできる。また、請求項4に記載の擬似餌は、請求項1および請求項3のいずれか1項に記載の擬似餌の素材に誘引物質を含有させたことを特徴とする。 【0012】本発明の擬似餌は、予め素材中に含有せしめられた誘引物質が水に溶出することで、誘引物質の誘引作用を即効で発揮することができるものである。 【0013】さらに、請求項5に係る擬似餌は、請求項1および請求項4のいずれか1項に記載の擬似餌の素材を生分解性のものとしたことを特徴とする。 【0014】本発明の擬似餌は、食いちぎられたり、釣り鈎から外れたとしても、池や海などの水中において、素材が生分解処理されるものであり、環境汚染の心配がない。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1および図2を参照して説明する。 【0016】図1は本発明の擬似餌の第1実施形態を示しており、本実施形態の擬似餌1は沙蚕等の環状の天然餌に似せて製せられている。 【0017】この擬似餌1は、図2に示すように、誘引物質2を含有する素材を長尺な紐状に発泡形成させた状態で流通され得るものであり、使用時に擬似餌1本体に水を含浸させることにより、発泡体表面から誘引物質2を水を介して外部へ溶出させるように形成されている。 【0018】この擬似餌1は水に濡れると瞬時に乾燥状態から弾力性を有する状態に変化する素材により形成されている。本実施形態においては、前記素材は水溶性の高分子物質とされているとともに、内部に予め誘引物質2が含有されている。そして、前記素材は発泡性を有するものとされている。このように、発泡性を有する素材とすることで、擬似餌1の吸水性を良好にすることができる。 【0019】前記の水に濡れると瞬時に乾燥状態から弾力性を有する状態に変化する性質、水溶性ならびに発泡性の性質を共に有する擬似餌1の素材としては、デンプン系組成物を例示することができる。 【0020】本実施形態に用いるデンプン系組成物は、デンプン、ポリビニルアルコール及び水からなる。組成物がデンプンのみであると、得られた発泡体に強度が無く、脆いものとなるが、ポリビニルアルコールをデンプンに配合することにより、成形加工性や強度の向上した組成物を得ることができる。なお、前記ポリビニルアルコールとしては、重合度は1000以上、鹸化度は90%以上あることが必須要件であり、重合度1500以上、鹸化度95%以上が更に好ましい。又、その配合量は乾量ベースでデンプン系組成物中12重量%以上、20重量%以下であるのが好ましく、15重量%以上、20重量%以下であるのが特に好ましい。 【0021】重合度1000未満、鹸化度90%未満では、何れも膨潤状態を保つ事が出来ず水中で崩壊してしまう。配合量が12重量%未満では、膨潤状態保持時間が十分でなく、20重量%を超えると発泡状態が不良となる傾向がある。 【0022】組成物の水分は、前記組成物を紐状に押出成形する押出機の出口直前の含水組成物の水分が8%以上20%以下の範囲に成るように調整することが好ましい。水分が少なすぎると押出機背圧がかかりすぎて発泡体の成形精度が劣り、また水分が多すぎると、水分凝縮によるセル収縮が起こり易くなるためである。なお、押出機に供給する組成物中の水分は、押出機の出口直前の組成物中の水分より多くする方が混練作業性が良く、その場合、押出機のベント口から余分の水分を放出して前記範囲に収まるように調整すればよい。 【0023】組成物には、さらに適宜、核剤、滑剤、可塑剤、浮力調整剤等を添加することができる。 【0024】核剤は、発泡を均一かつ微細なセルサイズで発生させるのに有効であり、数μサイズのタルクが好適に用いることができる。添加量は0.05%ないし2%程度でよい。 【0025】滑剤は、スクリューへの焼きつきを防止し、剪断による内部発熱を抑えるのに有効であり、ステアリン酸等が好適に用いられる。添加量は0.5%ないし2%程度でよい。 【0026】可塑剤は、デンプンやポリビニルアルコールの成形性向上に有効であり、グリセリンや尿素、ポリエチレングリコール等が好適に用いられる。添加量は10%以下の範囲で用いることができる。 【0027】浮力調整剤は、擬似餌1の比重を調整するためのものであり、ガラスバルーン、セラミックバルーン等が好適に用いられる。擬似餌1の比重を水より大きくすれば、擬似餌1は海中に沈む擬似餌1となり、また逆に、擬似餌1の比重を水より大きくすれば、水面に浮く擬似餌となる。 【0028】さらに、組成物の成形加工において、水のみで発泡力が不足する場合、アゾジカルボンアミドや重曹のような化学発泡剤を補助的に用いることもできる。 【0029】また、前記誘引物質2は魚等を臭気によって擬似餌1の方へ誘引するものであり、誘引成分を有するものであればよく、例えばオキアミエキスあるいはその他の天然物から抽出されるエキス類やオイル等の油や骨材およびまたは化学合成による誘引物質2等が挙げられる。本実施形態においてはこれらを紛状または粒状とし、必要に応じて1種または複数種選出して用いている。 【0030】本実施形態においては、前記のような性質を有する素材に所定比率の誘引物質2を混合させたものを、通常の押出機により、図2に示すように、断面が円形の天然餌と同じように紐状に発泡形成して製造し、乾燥させた後、所定長に切断して流通できる擬似餌1とする。 【0031】なお、前記押出の温度は、樹脂温で180℃から220℃の範囲が好ましい。温度が低すぎると混練不十分となり、また高すぎると、一部熱分解を生じることがあるためである。なお、この押し出し条件は、押出機特性に基づく自己発熱等を考慮して、適宜決定することもできる。また、擬似餌1の形成方法は、前述の押出形成によらなくてもよく、例えばインジェクションやブローなどの方法により形成してもよい。さらに、前記誘引物質2等の添加物は、前述のように混合させて内部に添加させてもよいし、注入等により内部に添加させてもよく、表面に塗布することで添加してもよい。 【0032】またさらに、前記断面環形の紐状の擬似餌1は、その径や長さ寸法を、目的の魚の種類に適合させて決定することが望ましい。例えば、鰹を釣りの目的とし、カタクチイワシの小型のものを基準とした擬似餌1とするならば、その直径は、6ないし10mm程度が適当であり、その長さ寸法は、擬似餌の水平方向の動きを具備させるために、直径の6ないし20倍の長さとすることが好ましい。この長さ寸法は、短すぎると擬似餌1の遊泳運動が乏しく、単なる浮上となり、また長すぎると遊泳運動が湾曲し易く回転運動となって、餌の魚としての泳ぎ方が不自然なものとなるからである。 【0033】擬似餌1の断面形状は前述の環状に限ることなく、海老、小魚、沙蚕、本虫などの生物や楕円、星形、四角、三角等の幾何学的な形を模したものやこれらを任意の厚さにスライスしてもよい。 【0034】このように製造された本実施形態の擬似餌1は、乾燥した発泡体として形成されるため、水に含浸される前は軽量で嵩ばらず、保存管理が容易であり、流通コストも低廉となり、安価なものとなり、しかも、擬似餌1に含有される誘引物質2から発生される臭気も軽減されたものとなる。よって、保存管理にも特別の収納ケースや包装も必要とせず、冷凍や冷却の必要もないので極めて簡単になり、よって、流通コストを大幅に削減することが可能となる。また、乾燥した紐状に形成された擬似餌1は、釣り人が簡単に手でちぎれるものであり、適当な長さにちぎった際にも水を含浸する前は臭気を放たないので釣り人を不快にさせることがなく、その臭気が手に付着することも防止することができる。また、前述のように軽量であるため、投げ釣りの時に、餌がその重さでちぎれたり、餌自体が遠心力で脱落したりという不都合も解消することができる。 【0035】また、本実施形態の擬似餌1は、一旦、水に含浸されると、発泡体の擬似餌1はその素材の本来の特質を発揮し、瞬時に柔らかさや弾力性が付与され、釣り鈎に対してしっかり引っかかるとともに、素材に含有された誘引物質2が水中に溶出して、魚等を誘引するように作用することとなる。こうして、弾力性等が付与された擬似餌1は、天然餌例えば沙蚕等の環形動物と酷似しており、しかもこれらの感触および全体形状が海水中等において前記環形動物と似た感触および形状のままで長時間維持され、その天然餌とかわらぬ感触により魚等を吸引することができ、さらには、魚等が擬似餌1の一部を食い千切った時に実感される天然餌と同様の感触を与えることができるので魚等の食いつきをより良好にすることができる。 【0036】さらに、本実施形態の擬似餌1を構成する素材は生分解性の素材を用いているので、擬似餌1が食いちぎられたり、釣り鈎から外れたとしても、池や海などの水中において生分解処理されるため、環境を汚染する心配もない。 【0037】次に、前述の第1実施形態の擬似餌1の組成物および添加物の組成分を変えることにより、擬似餌1の吸水速度を調節した場合を第2実施形態として説明する。 【0038】本第2実施形態の擬似餌1は、擬似餌1の組成物および添加物の組成分を変えることにより、水に濡れた後、所定時間経過後に弾力性を有する所望の状態に変化する擬似餌1とされている。 【0039】つまり、擬似餌を漁場で実際に使用する場合の条件によっては、より耐水性を要することがある。例えば、海面から深い位置にセットする場合、水中滞留時間が長くなり餌が途中で溶けてしまったり、擬似餌同志が接着してしまうことを防止しなければならない。水温の高い漁場での操業も溶解速度が速まるので、同様のことがいえる。このような場合には、前記第一実施形態の組成物に、さらにエチレン−ビニルアルコールコポリマーおよび/または脂肪族ポリエステルを少量添加することにより、組成物の水溶性をコントロールして、ゆっくりと吸水し、その後、弾力性と誘引作用を発揮する擬似餌1とすることができる。 【0040】エチレン−ビニルアルコールコポリマーは、エチレン含量20ないし50モル%、ケン化度90%以上のものが好適に用いられる。エチレン含量が小さすぎると水溶性が著しく、また大きすぎるとデンプン組成物への相溶性が劣り、かつ生分解し難くなる。 【0041】脂肪族ポリエステルは、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸との縮合重合物の他、ヒドロキシカルボン酸の縮合重合物、脂肪族ラクトンの開環重合物、脂肪族ラクチドの開環重合物及びこれらのコポリマーから選択して用いられる。具体的には、ポリブチレンサクシネート、ポリリンゴ酸、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸等が好適に用いられる。 【0042】なお、エチレン−ビニルアルコールコポリマーと脂肪族ポリエステルはそれぞれ単独に用いてもまた併用しても差し支えない。使用量としては、これらの合計で10重量%以下が好ましい。10重量%を越える使用量は、含有水分の発泡力が不足となり、また、コスト高になるからである。 【0043】なお、水に含浸されてから所望の弾性力等を有する擬似餌1へと変化するまでの所要時間は、漁獲の目的の魚の棲息する水深等にあわせて、その組成分の配合、発泡の有無、発泡の状態等を変更することによって調整する。 【0044】例えば、デンプン(二村化学製コーンスターチ、平衡含水率12.5%)にポリビニルアルコール(クラレ製ポバール、ケン化度99%、重合度1700)を5%、発泡核剤としてタルク2%、滑剤としてステアリン酸1%を添加した発泡棒状体試料(径約10mm)に対して、さらに、エチレン−ビニルアルコールコポリマー(クラレエバール(商品名)、エチレン44モル%、ケン化度99%、MI5.5)を5%、および脂肪族ポリエステル(昭和高分子ビオノーレ(商品名)、#1000:コハク酸−/1,4−ブタンジオール縮合物)を5%添加することにより、弾性力等を有する擬似餌1へと変化するまでの所要時間を約5倍とすることができた。 【0045】なお、この耐水性の評価は、水温約20℃の水を満たした水槽の水面下50mmの位置に、20mmの間隔で2本の支柱を水平に設置し、この支柱で浮上を防ぐ様に100mm長の発泡棒状体試料(径約10mm)をこの支柱の下部にセットし、セット後棒状体が崩壊、浮上する迄の時間を計測することにより行ったものである。より具体的には、エチレン−ビニルアルコールコポリマーおよび脂肪族ポリエステルを添加していない発泡棒状体試料は、浮上までの時間が38秒であったのに対し、エチレン−ビニルアルコールコポリマーおよび脂肪族ポリエステルを添加した発泡棒状体試料は、浮上までの時間が172秒となった。 【0046】そして、この第2実施形態の擬似餌1を延縄漁業に用いる場合、乾燥状態の擬似餌1を鉤針に直接取付けて投縄すると猛烈なスピードで擬似餌1も海中に引き込まれるが、未だ十分に吸水していない状態での擬似餌1は、そのときの縄の振動や海中での流水抵抗によって振り落とされることなく、目的の水深に到達する。そして、擬似餌1は、水に含浸されてから所定の時間が経過するとともに、徐々に柔らかさや弾力性が付与され、その素材の本来の特質を発揮して、鉤針に対してしっかり引っかかるとともに、素材に含有された誘引物質2が水中に溶出して、魚等を誘引するように作用し、摂餌を促進させ、漁獲量アップにつながるものとなる。その他の効果については、前述の第一実施形態の場合と同様である。 【0047】このように、水に含浸してから所定時間経過後に弾力性を発揮するようにその組成等を調整された擬似餌1は、天然餌の自動供給ができないために開発が困難だった自動餌付け機の開発による省力化にも寄与することが期待されるものである。 【0048】なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。例えば、前記擬似餌の素材である誘引物質による誘引作用の他に、視覚的な誘引作用を備えた擬似餌も製することができる。また、前記実施形態においては、前記素材を水の浸透性が良好である多孔性物質としての発泡体をもって説明したが、発泡体は連続気泡、独立気泡のいずれか一方または両方を含むものであってもよい。また、前記素材は発泡体に限るものではない。 【0049】 【発明の効果】以上述べたように本発明に係る擬似餌は構成され作用するものであるから、水を含浸させる前は、乾燥していて保存管理が簡単であり、流通コストの大幅削減を可能とし、軽量であるので投げ釣りの遠投にも耐え、水を含浸させた後にあっては、瞬時に、または所定時間経過後に弾力性を有して擬似餌として作用し、餌持ちもよく、誘引作用をも発揮し、さらには、素材が生分解処理されるものであり、環境汚染も生じない等の効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000110882 【氏名又は名称】ニチモウ株式会社 【識別番号】000002071 【氏名又は名称】チッソ株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)10月7日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】中尾 俊輔 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−187784 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月13日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−285541 |
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