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【発明の名称】 マグネットコネクタ
【発明者】 【氏名】品川 博司

【要約】 【課題】従来のコネクタは、ボタン結合の場合には経年変化によりボタンとホックが錆付き、ねじ結合の場合も腐蝕すると着脱が困難であった。

【解決手段】本発明によるマグネットコネクタは、各コネクタ(1,5)が突状テーパ部(3)と凹状テーパ部(7)によって結合され、各テーパ部(3,7)に設けたマグネット(4,8)が磁気結合することによって簡単かつ確実に結合することができ、経年変化に関係なく着脱を繰り返すことができる構成である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1接続部(2)を有する第1コネクタ体(1)と、前記第1コネクタ体(1)の端部(1b)に形成された突状テーパ部(3)と、前記突状テーパ部(3)に設けられた第1マグネット(4)と、前記第1コネクタ体(1)に着脱自在に設けられた第2コネクタ体(5)と、前記第2コネクタ体(5)に形成され前記突状テーパ部(3)と対応する凹状テーパ部(7)と、前記第2コネクタ体(5)内に位置し前記凹状テーパ部(7)の中心に設けられた第2マグネット(8)と、前記第2コネクタ体(5)に設けられた第2接続部(6)と、よりなり、前記突状テーパ部(3)と凹状テーパ部(7)とが接合し、前記各マグネット(4,8)が磁気結合することにより前記各コネクタ体(1,5)を互いに結合する構成としたことを特徴とするマグネットコネクタ。
【請求項2】 前記各接続部(2,6)は、リングよりなることを特徴とする請求項1記載のマグネットコネクタ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネットコネクタに関し、特に、一対のコネクタ体を突状テーパ部、凹状テーパ部及び1対のマグネットを介して着脱自在とし、魚釣り等の各種用品の結合及び解除を容易かつ確実に行うようにするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のコネクタとしては、例えば、魚釣り用の用品の網等を輪状にしてループに取付ける場合、ボタン結合構成又はねじ結合構成等により結合させることが採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、ボタン結合構成の場合、経時変化によりボタンとホックが錆付いて着脱が困難となることがあり、ねじ結合の場合も同様であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、一対のコネクタ体を突状テーパ部、凹状テーパ部及び1対のマグネットを介して着脱自在とし、魚釣り等の各種用品の結合及び解除を容易かつ確実に行うようにしたマグネットコネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるマグネットコネクタは、第1接続部を有する第1コネクタ体と、前記第1コネクタ体の端部に形成された突状テーパ部と、前記突状テーパ部に設けられた第1マグネットと、前記第1コネクタ体に着脱自在に設けられた第2コネクタ体と、前記第2コネクタ体に形成され前記突状テーパ部と対応する凹状テーパ部と、前記第2コネクタ体内に位置し前記凹状テーパ部の中心に設けられた第2マグネットと、前記第2コネクタ体に設けられた第2接続部と、よりなり、前記突状テーパ部と凹状テーパ部とが接合し、前記各マグネットが磁気結合することにより前記各コネクタ体を互いに結合する構成である。さらに、前記各接続部は、リングよりなる構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるマグネットコネクタの好適な実施の形態について説明する。図1及び図2において、符号1で示されるものは第1コネクタ体であり、この第1コネクタ体1の第1端部1aにはリング(他の形状でも可)からなる第1接続部2が作動自在に設けられている。この第1コネクタ体1の第2端部1b側には、突出したテーパ状をなす突状テーパ部3が形成されており、この突状テーパ部3にはS極着磁の第1マグネット4が埋設されている。
【0007】前記第1コネクタ体1には、第2コネクタ体5が着脱自在に設けられており、この第2コネクタ体5の第1端部5aにはリング(他の形状でも可)からなる第2接続部6が作動自在に設けられている。この第2コネクタ5の第2端部5b側には、凹状でかつテーパ状をなす凹状テーパ部7が形成され、この凹状テーパ部7の中心にはN極に着磁された第2マグネット8が設けられている。
【0008】次に、動作について説明する。まず、図2の状態で、各コネクタ体1,5を矢印の方向に接近させ、突状テーパ部3を凹状テーパ部7内に挿入すると、各マグネット4,8が磁気結合するため、図1で示すように各テーパ部3,7は接合し、各コネクタ体1,5が一体状に結合する。また、各コネクタ体1,5の結合を解除させる場合には、各コネクタ体1,5にマグネット4,8の磁気的結合力に抗する力を作用させると、簡単に解除されて図2のように二体となる。従って、この各接続部2,6に、例えば、魚釣り用の網又は袋等を接続しておくことにより、これらを二体又は一体とすることができる。なお、各コネクタ体1,5は、金属製又は樹脂である。
【0009】
【発明の効果】本発明によるマグネットコネクタは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、各コネクタ体が、突状テーパ部、凹状テーパ部、各マグネットにより磁気結合できるため、各コネクタが経年変化により腐蝕等が発生した場合でも各マグネットによる結合ができ、簡単かつ確実に着脱を行うことができる。
【出願人】 【識別番号】596171801
【氏名又は名称】株式会社キロワールド
【出願日】 平成9年(1997)8月12日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照 (外6名)
【公開番号】 特開平11−56183
【公開日】 平成11年(1999)3月2日
【出願番号】 特願平9−217687