| 【発明の名称】 |
システムガーデン構成部材及びシステムガーデン構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】柳部 宥茲
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| 【要約】 |
【課題】屋上或いはバルコニー等に構築されるシステムガーデンに効率よく配置させることが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデンを構築させることが可能なシステムガーデン構築部材を提供し、更に、景観性に優れたシステムガーデン構造を提供する。
【解決手段】植物が植生される植生部を具備したシステムガーデンを構成するシステムガーデン構成部材であって、前記システムガーデン構成部材(例えば、フラワーボックス2、花台3、ベンチ4、トレリス5)の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各寸法のうち、少なくとも一方向の寸法が予め設定された基準寸法単位に規格化されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 植物が植生される植生部を具備したシステムガーデンを構成するシステムガーデン構成部材であって、前記システムガーデン構成部材の幅方向、奥行き方向、或いは高さ方向の各寸法のうち、少なくとも一方向の寸法が予め設定された基準寸法単位に規格化されていることを特徴とするシステムガーデン構成部材。 【請求項2】 前記システムガーデン構成部材の基準寸法は、規格化された基準寸法に基づいて構築される住宅の該基準寸法と等しくされていることを特徴とする請求項1記載のシステムガーデン構成部材。 【請求項3】 前記システムガーデン構成部材には、花台、フラワーボックス、トレリス、ベンチ、プランタのうち少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項1又は2記載のシステムガーデン構成部材。 【請求項4】 前記請求項1〜3の何れかに記載のシステムガーデン構成部材を用いたシステムガーデン構造であって、前記システムガーデン構成部材を所定の位置に配置してなるシステムガーデン構造。 【請求項5】 前記システムガーデン構成部材及び前記ガーデンの床部は、同一材料より構成されてなることを特徴とする請求項4記載のシステムガーデン構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の屋上、或いはバルコニー等に配置されるプランタなどのシステムガーデン構成部材及びこのシステムガーデン構成部材が配置されたシステムガーデン構造に関する。 【0002】 【背景の技術】近年、住宅の屋上、或いはバルコニー等を緑化してシステムガーデンを構築することが一般に行われている。前記システムガーデンの構築は、例えば、屋上やバルコニーに、レンガ、ブロック、コンクリートで枠組みして、この枠組内に庭土を投入し、ここに植栽を施したり、或いは前記屋上やバルコニーに、単に植物が植えられたプランタや植木鉢等のガーデン構築部材を適当に配置する場合が多い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記レンガ、ブロック、コンクリートで枠組みして、この枠組内に庭土を投入し、ここに植栽するガーデンの場合、屋上或いはバルコニーの大きさに合ったガーデンを構築させることが出来るものの、ガーデン構築そのものが非常に大がかりで、一旦ガーデンを構築するとガーデンのレイアウト変更の自由度が小さいという問題点があった。 【0004】また、前記プランタや植木鉢などのガーデン構築部材を屋上やバルコニーに配置させる方法は、ガーデンのレイアウト変更は比較的容易であるものの、ガーデン構成部材の寸法は、様々であったので、これらを屋上やバルコニーに効率よく配置させることが難しいとともに、均整のとれた景観のシステムガーデンを構築することが難しいという問題点があった。 【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたものであって、屋上或いはバルコニー等に構築されるシステムガーデンに効率よく配置させることが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデンを構築させることが可能なシステムガーデン構築部材を提供し、更に、景観性に優れたシステムガーデン構造を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図6に示すように、植物が植生される植生部(例えば、フラワーボックス2、花台3、トレリス5)を具備したシステムガーデン1を構成するシステムガーデン構成部材であって、前記システムガーデン構成部材(例えば、フラワーボックス2、花台3、ベンチ4、トレリス5)の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各寸法のうち、少なくとも一方向の寸法が予め設定された基準寸法単位に規格化されていることを特徴としている。 【0007】請求項1記載の発明によれば、システムガーデン構成部材の幅、奥行き、高さの各寸法のうち、少なくとも一方向の寸法が予め設定された基準寸法単位に規格化されているので、これらのシステムガーデン構成部材2、3、4、5をガーデン10(例えば、屋上)に配置させることにより、効率よくシステムガーデン11を構築することが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデン1とすることが出来る。即ち、このシステムガーデン構成部材2、3、4、5は、一方向の寸法、例えば、幅方向の寸法がある基準寸法の倍数で構成されているので、それらを組み合わせることにより効率よくガーデンに配置させることが出来るとともに、各システムガーデン構成部材2,3、4、5の大きさが規則性をもっているので見た目にも均整がとれて美しい景観のシステムガーデン1にすることが出来る。 【0008】また、システムガーデン構成部材2、3、4、5の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各寸法全てが規格化されていることが望ましいが、少なくとも一方向が規格されることにより、システムガーデン構成部材2、3、4、5の配置がし易くなる。 【0009】ここで、システムガーデン構成部材2、3、4、5は、例えば、花台、フラワーボックス、トレリス、ベンチ、プランタなどであるが、これに限らずガーデンを構成する部材であればどのようなものであってもよい。基準寸法に規格化されているとは、例えば、1M(モジュール)=910mmを基準寸法として、システムガーデン構成部材2、3、4、5の各寸法が例えば、1/4M、1/3M、1/2M、1M、2M、4M等の何れかの寸法から構築されていることをいう。 【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシステムガーデン構成部材2、3、4、5において、前記システムガーデン構成部材2、3、4、5の基準寸法は、規格化された基準寸法に基づいて構築される住宅(例えば、パネル工法により構築される住宅)の該基準寸法と等しくされていることを特徴としている。 【0011】請求項2記載の発明によれば、システムガーデン構成部材2、3、4、5の基準寸法が規格化された基準寸法に基づいて構築される住宅の基準寸法と等しくされているので、例えば、システムガーデン構成部材2、3、4、5を住宅の屋上10、或いはバルコニーに配置させた場合のシステムガーデン構成部材2、3、4、5の納まりをよくすることが出来る。即ち、システムガーデン構成部材2、3、4、5の基準寸法と住宅の基準寸法とが等しいので、例えば、各システムガーデン構成部材2、3、4、5を、住宅の屋上10の床の縁部11に沿って配置させた場合に、システムガーデン構成部材2、3、4、5の端部と縁部11の端部とを揃えて配置させることが容易に出来ることとなって、効率のよい配置にすることが出来るとともに、外観性にも優れたシステムガーデン1を構築させることが出来る。 【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のシステムガーデン構成部材2、3、4、5であって、前記システムガーデン構成部材2、3、4、5には、花台3、フラワーボックス2、トレリス5、ベンチ4、プランタのうち少なくとも一つが含まれることを特徴としている。 【0013】請求項3記載の発明によれば、システムガーデン構成部材2、3、4、5には、花台3、フラワーボックス2、トレリス5、ベンチ4、プランタのうち少なくとも一つが含まれるので、これらのシステムガーデン構成部材2、3、4、5を使用することにより、より確実に、効率よくシステムガーデン1を構築することが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデン1とすることが出来る。 【0014】請求項4記載の発明は、前記請求項1〜3の何れかに記載のシステムガーデン構成部材2、3、4、5を用いたシステムガーデン構造であって、前記システムガーデン構成部材2、3、4、5を所定の位置に配置してなることを特徴としている。 【0015】請求項4記載の発明によれば、基準寸法単位に規格化された寸法のシステムガーデン構成部材2、3、4、5が所定の位置に配置されてシステムガーデン1が構築されるので、効率よくシステムガーデン1を構築することが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデン1とすることが出来る。即ち、このシステムガーデン構成部材2、3、4、5は、幅方向の寸法が、例えば、ある基準寸法の倍数で構成されているので、それらを組み合わせることにより効率よくシステムガーデン1に配置させることが出来るとともに、各システムガーデン構成部材2、3、4、5の大きさが規則性をもっているので見た目にも均整がとれた美しい景観のシステムガーデン1にすることが出来る。 【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載のシステムガーデン構造において、前記システムガーデン構成部材2、3、4、5及び前記ガーデン10の床部は、同一材料より構成されてなることを特徴としている。 【0017】請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、システムガーデン構成部材2、3、4、5及びガーデン10の床部は、同一材料より構成されているので、システムガーデン構成部材2、3、4、5とガーデン10全体が調和した更に美しい景観のシステムガーデン1にすることが出来る。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係るシステムガーデン構成部材及びシステムガーデン構造の実施の形態を詳細に説明する。図1に、本発明に係るシステムガーデン構成部材を使用したシステムガーデンの斜視図を示し、図2に、図1のシステムガーデンの平面図を示す。 【0019】図1に示したシステムガーデン1は、例えば、住宅の屋上10に設けられる。前記システムガーデン1には、システムガーデン構成部材としての箱状のフラワーボックス2…と、花台3、3と、ベンチ4、4と、トレリス5と、チェアー6、6と、テーブル7などが配置されている。また、前記フラワーボックス2…と、花台3、3と、トレリス5は、植生部となっている。 【0020】前記住宅は、いわゆるパネル工法により構築され、前記住宅を構成する各部材は、基準寸法(モジュール)化されている。即ち、前記住宅の各構成部材は、1モジュール(1M)=910mmを基準寸法として、1/4M、1/2M、1M、2M、4M…等の各寸法のものから形成されている。従って、前記屋上10の寸法も前記モジュールに従って構築されている。また、前記屋上10の床面には、木質の床板10aが貼設されている。前記床板10aとしては、例えば、セランガバトゥ材を使用する。このセランガバトゥ材は、耐久性が高く、防腐処理を必要としないので、屋外での利用に最適な木材である。 【0021】前記フラワーボックス2…は、前記セランガバトゥ材からなり、例えば、図3に示すように、凹部21を有している。そして、この凹部21に、用土を入れて直接植物を植生させたり、或いは植木鉢(図示省略)を入れることが出来るようになっている。また、前記フラワーボックス2…は、多段(例えば、3段)に重ねて使用することが出来るようになっている。前記フラワーボックス2…の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各々の寸法は、前記住宅と同様に、1モジュール(1M)=910mmを基準寸法として、幅=1M、奥行き=1/3M、高さ=1/4Mとなっている。 【0022】前記花台3,3は、例えば、図4に示すように、箱型の形状を有している。そして、前記花台3、3は、載置板31を備え、この載置板31に植木鉢8(図1参照)や花瓶などが載置されるとともに、前記載置板31は開閉可能となっていて、その下部には収納部32が設けられている。前記花台3、3の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各々の寸法は、前記住宅と同様に、1モジュール(1M)=910mmを基準寸法として、3方向ともに1/2Mとなっている。 【0023】前記ベンチ4、4は、例えば、図5に示すように、腰掛け部41と背もたれ部42とから形成されている。前記腰掛け部41は、箱型の形状を有し、その上部に開閉可能な座板41aを備え、その内部には収納部41bを備えている。前記ベンチ4、4もまた、幅方向、奥行き方向、高さ方向の各々の寸法が、前記住宅と同様に、1モジュール(1M)=910mmを基準寸法として、幅方向=2M、奥行き方向=1/2M、高さ方向=3/4M(腰掛け部41の高さ=1/2M、背もたれ部=1/4M)となっている。 【0024】前記トレリス5は、例えば、図6に示すように、格子状に枠組された垣であって、コ字状に配置されている。前記トレリス5…の角部5aには、補強用の火打ち梁51が設けられている。前記トレリス5の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各々の寸法は、1モジュール(1M)=910mmを基準寸法として、幅=3M、奥行き=1/2M、高さ=2Mとなっている。前記トレリス5の格子には、花などが植栽された植木鉢が掛けられるようになっている(図1参照)。 【0025】また、前記花台3、前記ベンチ4、前記トレリス5、前記チェアー6、前記テーブル7も、セランガバトゥ材が使用されている。従って、前記屋上10の床面と、前記システムガーデン構成部材とに同一のセランガバトゥ材が使用されているので、調和のとれた美しい景観のガーデンにすることが出来る。また、前記住宅の基準寸法と、前記システムガーデン構成部材としての前記フラワーボックス2…、前記花台3、前記ベンチ4、前記トレリス5の基準寸法とが等しくされているので、図2に示すように、例えば、屋上10の縁部11に前記フラワーボックス2…、前記花台3、前記ベンチ4、前記トレリス5を配置させた場合の納まりがよく、効率のよい配置にすることが出来るとともに、外観性にも優れたシステムガーデンを構築させることが出来る。 【0026】なお、システムガーデン構成部材は、本実施の形態に示したフラワーボックス2、花台3、ベンチ4、トレリス5に限るものではなく、ガーデンを形成する部材であれば、例えば、レンガ、プランタ、鉢などどのようなものであってもよい。 【0027】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、システムガーデン構成部材の幅、奥行き、高さの各寸法のうち、少なくとも一方向の寸法が予め設定された基準寸法単位に規格化されているので、これらのシステムガーデン構成部材をガーデンに配置させることにより、効率よくシステムガーデンを構築することが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデンとすることが出来る。即ち、このシステムガーデン構成部材は、一方向の寸法、例えば、幅方向の寸法がある基準寸法の倍数で構成されているので、それらを組み合わせることにより効率よくシステムガーデンに配置させることが出来るとともに、各システムガーデン構成部材の大きさが規則性をもっているので見た目にも均整がとれて美しい景観のシステムガーデンにすることが出来る。また、システムガーデン構成部材の幅方向、奥行き方向、高さ方向の各寸法全てが規格化されていることが望ましいが、少なくとも一方向が規格されることにより、システムガーデン構成部材の配置がし易くなる。 【0028】請求項2記載の発明によれば、システムガーデン構成部材の基準寸法が有りパネル工法により構築される住宅の基準寸法と等しくされているので、例えば、システムガーデン構成部材を住宅の屋上、或いはバルコニーに配置させた場合のシステムガーデン構成部材の納まりをよくすることが出来る。即ち、システムガーデン構成部材の基準寸法と住宅の基準寸法とが等しいので、例えば、各システムガーデン構成部材を、住宅のバルコニーの床の縁部に沿って配置させた場合に、システムガーデン構成部材の端部と縁部の端部とを揃えて配置させることが容易に出来ることとなって、効率のよい配置にすることが出来るとともに、外観性にも優れたシステムガーデンを構築させることが出来る。 【0029】請求項3記載の発明によれば、システムガーデン構成部材には、花台、フラワーボックス、トレリス、ベンチ、プランタのうち少なくとも一つが含まれるので、これらのシステム構成部材を使用することにより、より確実に、効率よくシステムガーデンを構築することが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデンとすることが出来る。 【0030】請求項4記載の発明によれば、基準寸法単位に規格化された寸法のガーデン構成部材が所定の位置に配置されてシステムガーデンが構築されるので、効率よくシステムガーデンを構築することが出来るとともに、景観性に優れたシステムガーデンとすることが出来る。即ち、このシステムガーデン構成部材は、幅方向の寸法が、例えば、ある基準寸法の倍数で構成されているので、それらを組み合わせることにより効率よくガーデンに配置させることが出来るとともに、各システムガーデン構成部材の大きさが規則性をもっているので見た目にも均整がとれた美しい景観のシステムガーデンにすることが出来る。 【0031】請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、システムガーデン構成部材及びガーデンの床部は、同一材料より構成されているので、システムガーデン構成部材とガーデン全体が調和した更に美しい景観のシステムガーデンにすることが出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000114086 【氏名又は名称】ミサワホーム株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】荒船 博司
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| 【公開番号】 |
特開平11−262333 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)9月28日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−67490 |
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