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【発明の名称】 高設栽培用保持棚
【発明者】 【氏名】山本 浩平

【要約】 【課題】組立および分解が簡単で、高さ調整も容易な高設栽培用保持棚を提供する。

【解決手段】高設栽培用保持棚10は、支柱11,12と、支柱11,12に連結具15,16を介して連結された栽培容器保持材13とを備え、培土17を充填した複数の栽培容器14は栽培容器保持材13に係止され起立状態に保持されている。支柱11は、係合孔11bを有する外支柱11aと、外支柱11a内でスライド可能で係合孔11yを有する内支柱11xとを備え、係合孔11bと係合孔11yとを合致させた状態で固定するため、着脱可能な係合部材18を用いている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 植物栽培容器を起立状態に保持するための保持棚であって、地面に立設可能で伸縮機構を有する支柱と、前記支柱に着脱可能に連結された栽培容器保持材とを備えた高設栽培用保持棚。
【請求項2】 前記伸縮機構として、筒状の外支柱と、前記外支柱内でスライド可能な内支柱と、前記外支柱と内支柱とを段階的に異なる位置で係合可能な係合手段とを備えた請求項1記載の高設栽培用保持棚。
【請求項3】 前記係合手段として、前記外支柱に形成された係合孔と、前記内支柱に形成された係合凹部と、前記係合孔および係合凹部に着脱可能に係合する係合部材とを備え、前記係合孔、前記係合凹部の少なくとも一方を複数形成した請求項1,2記載の高設栽培用保持棚。
【請求項4】 前記係合部材が、前記外支柱に装着可能な本体と、前記本体に形成され前記係合孔および係合凹部に嵌入可能な係合突起とを備えたものである請求項3記載の高設栽培用保持棚。
【請求項5】 前記係合手段として、前記内支柱に形成された複数の係合孔と、前記係合孔に着脱可能に係合する係合部材とを備えた請求項1,2記載の高設栽培用保持棚。
【請求項6】 前記係合部材が、前記内支柱に装着可能な本体と、前記本体に形成され前記係合孔に嵌入可能な係合突起とを備えたものである請求項5記載の高設栽培用保持棚。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苺や野菜、花卉などを地面より高い位置で栽培する高設栽培において、植物栽培容器を起立状態に保持するための高設栽培用保持棚に関する。
【0002】
【従来の技術】苺などの農作物の栽培は、従来、土耕栽培が主であったが、育苗から収穫に至る一連の作業は、中腰やしゃがんだ姿勢での作業が多く、重労働である。このような過酷な労働条件を改善するため、育苗容器の改良などが行われ、地面よりも高い位置において苺などの栽培を行う、いわゆる高設栽培が実施されている。
【0003】苺などの高設栽培を行う場合、例えば、図7に示すような装置が使用されている。この高設栽培装置においては、培土を充填した筒状の栽培容器2を係止具2cで保持棚3に係止することによって畝1上に立設し、栽培容器2に苺などの種を蒔くか、苗を植えて栽培が行われている。栽培容器2を支える保持棚3に沿って配置された灌水用チューブ7から点滴チューブ8を通して各栽培容器2への灌水を行うことができる。また、畝1には、温度調節のための蓄熱用水封ダクト6が配設されている。
【0004】このような高設栽培法を採用することにより、苺などの生育に必要な培土の使用量を低減することができ、これに伴って水や肥料などの使用量も低減することができ、労働条件も改善され、作業者の肉体的負担が軽減できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来の高設栽培装置において使用されている保持棚3は、合成樹脂製のバーまたはパイプを組み合わせて形成されたものであるため、組み立て作業に多くの時間と労力を要している。特に、地面に立設される支柱部材と、栽培容器2と係合する水平部材との連結作業が面倒である。また、栽培期間が終了すると高設栽培装置を分解して、撤収する必要があるが、これらの作業にも多くの労力を必要としている。
【0006】また、従来の保持棚3は、合成樹脂製のバーまたはパイプを組み合わせて形成されるため、支柱部分の高さによって栽培容器2を保持する高さが定まっており、栽培する植物の種類に応じて栽培容器2の保持高さを変更する必要がある場合、支柱部分を構成する部材を取り替えなければならない。
【0007】さらに、従来の保持棚3は、栽培期間中に、栽培容器2の保持高さを変更することが困難であるため、植物の成長に応じて栽培容器2の保持高さを徐々に高くしたり、低くしていく必要がある場合、容易に対処することができない。
【0008】そこで、図8に示すように、保持棚の支柱部分に高さ調整機構を設けることによって対処することが考えられる。この高さ調整機構は、外筒50と、外筒50内にスライド可能に挿入された内筒51と、固定具54とからなり、内筒51に形成された係止孔53と、外筒50に形成された係止孔52とを合致させて固定具54を挿入することによって両者を係止する。
【0009】そして、内筒51に形成された複数の係止孔53のうちのいずれかを選択して固定具54を挿入することによって支柱全体の長さを変えることが可能であり、これによって、栽培容器の保持高さの調整を行うことが可能となる。
【0010】しかし、図8に示す高さ調整機構の場合、高さ変更を行う際には、固定具54先端の係止ピン55を外して係止孔52,53から固定具54を抜き取り、外筒50または内筒51を移動させて係止孔52,53を合致させ、再び固定具54を係止孔52,53に挿入し、その先端に係止ピン55を取り付ける、という面倒な手順をとる必要がある。すなわち、高さ変更を行う際には、その都度、係止ピン55を外して固定具の着脱を行う必要があるため、これらの作業に多くの手間と時間が費やされる。
【0011】また、固定具54は外筒50および内筒51を直径方向に貫通する長さであるため、係止孔52,53からの抜き取り作業、および係止孔52,53を合致させた後の再挿入作業も容易ではない。
【0012】そこで、本発明が解決しようとする課題は、組み立て、分解作業が簡単で、植物栽培容器の高さ調整も容易な高設栽培用保持棚を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、本発明の高設栽培用保持棚は、地面に立設可能で伸縮機構を有する支柱と、支柱に着脱可能に連結された栽培容器保持材とを備えたことを特徴とする。
【0014】このような構成とすることにより、支柱と栽培容器保持材との連結および分離が容易となるため、組み立て、分解作業が簡単となる。また、支柱は伸縮機構を有しているため、栽培容器保持材の高さを容易に変更することが可能であり、これによって、植物栽培容器の高さ調整も容易となる。なお、支柱と栽培容器保持材との連結手段としては、支柱の一部に、栽培容器保持材が挿入可能な連結具を設けた構造などを採用することができる。
【0015】前記支柱の伸縮機構としては、筒状の外支柱と、外支柱内でスライド可能な内支柱と、外支柱と内支柱とを段階的に異なる位置で係合可能な係合手段とを設けた構造とすることができる。このような構造とすることにより、係合手段を解除した状態で、外支柱内にある内支柱をスライドさせ、外支柱と内支柱の係合位置を変えた後、再び係合手段で係合させるだけで、支柱全体の長さを容易に変えることができる。
【0016】また、前記外支柱と内支柱の係合手段として、外支柱に形成された係合孔と、内支柱に形成された係合凹部と、これらの係合孔および係合凹部に着脱可能に係合する係合部材とを備え、係合孔、係合凹部の少なくとも一方を複数形成した構造を採用することができる。
【0017】このような構造とすることにより、少なくとも一方が複数形成された係合孔、係合凹部の中から適当な組み合わせを選択して両者を合致させた後、係合部材を係合孔および係合凹部に係合させれば外支柱と内支柱とが固定され、支柱全体を所定長さにすることができる。
【0018】すなわち、少なくとも一方が複数形成された係合孔、係合凹部を選択的に組み合わせることにより、外支柱と内支柱との固定位置関係が変わるため、支柱全体の長さを変更することができる。
【0019】この場合に係合孔および係合凹部に着脱可能に係合する係合部材としては、外支柱に装着可能な本体と、その本体に形成され係合孔および係合凹部に嵌入可能な係合突起とを備えた構造のものとすることができる。
【0020】このような構造とすることにより、係合部材の本体部を外支柱に装着して係合突起を係合孔および係合凹部に嵌入すれば係合孔と係合凹部とを固定することができ、また、係合部材の本体部を外支柱から離脱させれば係合孔と係合凹部との固定を解除することができる。
【0021】また、前記外支柱と内支柱の係合手段として、内支柱に形成された複数の係合孔と、これらの係合孔に着脱可能に係合する係合部材とを備えた構造を採用することができる。
【0022】このような構造とすることにより、複数形成された係合孔のいずれかを選択して係合部材を係合孔に係合させれば、外支柱と内支柱の相対的な動き係合位置で停止され、支柱全体を所定長さにすることができる。
【0023】この場合に係合孔に係合する係合部材としては、内支柱に装着可能な本体と、その本体に形成され係合孔に嵌入可能な係合突起とを備えた構造のものとすることができる。
【0024】このような構造とすることにより、係合部材の本体部を内支柱に装着して係合突起を係合孔に嵌入すれば外支柱の位置を固定することができ、また、係合部材を内支柱から離脱させれば外支柱の位置固定を解除することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態の高設栽培用保持棚を示す斜視図、図2の(a)は図1の高設栽培用保持棚の支柱部分を示す斜視図、同(b)は内支柱の別の例を示す図、図3は図2のA−A線における断面図、図4は図1の高設栽培用保持棚の別の支柱部分を示す斜視図である。
【0026】本実施形態の高設栽培用保持棚10は、地面に立設された支柱11,12と、支柱11,12に連結された栽培容器保持材13とを備えており、培土17を充填した複数の栽培容器14は栽培容器保持材13に係止され起立状態に保持されている。また、支柱11,12の上端部分には、栽培容器保持材13が着脱可能な連結具15,16を備え、支柱11,12は、後述するような伸縮機構を有している。
【0027】このように、支柱11,12の上端部分の連結具15,16に対して、栽培容器保持材13が着脱可能であるため、支柱11,12と栽培容器保持材13とを連結具15,16を介して連結すれば高設栽培用保持棚10を簡単に形成することができ、また、栽培期間終了後の分解作業も容易である。
【0028】ここで、図2,3を参照して、高設栽培用保持棚10のコーナー部分を構成する支柱11の伸縮機構について説明する。支柱11は、筒状の外支柱11aと、外支柱11a内でスライド可能な内支柱11xとを備え、外支柱11aには係合孔11bが形成され、内支柱11xには係合孔11yが形成されている。
【0029】また、係合孔11bと係合孔11yとを合致させた状態で固定するために係合部材18を用いている。係合部材18は、弾性を有し外支柱11aに着脱可能な本体18aと、本体18aに形成され、合致した状態にある係合孔11bおよび係合孔11yに嵌入可能な一対の係合突起18bとを備え、本体18aには摘み部18cが形成されている。
【0030】したがって、支柱11を伸縮させる場合には、係合部材18を取り外した状態にして、外支柱11a内に内支柱11xをスライドさせ、内支柱11xの高さ方向の複数位置に形成された係合孔11yのいずれかと外支柱11aの係合孔11bとを合致させ、係合部材18を外支柱11aに装着して係合突起18bを係合孔11bおよび係合孔11yに嵌入させれば外支柱11aと内支柱11xとが固定される。
【0031】この場合、係合部材18の本体18aは弾性を有しているため外支柱11aに対する着脱作業は容易であり、手指などで摘み部18cを摘んで着脱することができるため作業性も良好である。
【0032】なお、図2の(b)に示すように、係合孔11yを有する内支柱11xの代わりに、複数の係合溝11sが形成された内支柱11tを用いることもできる。内支柱11tも外支柱11a内でスライド可能であり、複数の係合溝11sのいずれを選択するかによって、支柱11の長さを段階的に変化させることができる。内支柱11tの場合、係合溝11sが全周に渡って形成されているため、外支柱11aの係合孔11bと係合溝11sとを合致させる際、高さ位置を合わせるだけでよいため、位置合わせが極めて簡単である。
【0033】なお、本実施形態では、支柱11を段階的に伸縮させる機構として、外支柱11aに係合孔11bを一対形成し、内支柱11xに係合孔11yを複数対形成して、これら係合孔11bと11yとの組み合わせを採用しているが、逆に、外支柱11aに係合孔11bを複数対形成し、内支柱11xに係合孔11yを一対形成するようにしてもよい。
【0034】次に、図4を参照して、高設栽培用保持棚10の直線部分を構成する支柱12の伸縮機構について説明する。支柱12の伸縮機構は、支柱11の伸縮機構と同様であり、係合孔(図示せず)を有する外支柱12aと、外支柱12a内でスライド可能な内支柱12xとを備え、内支柱12xには高さ方向の複数位置に係合孔12yが形成されている。また、外支柱12aと内支柱12xとを固定するため、支柱11の場合と同様の係合部材18を用いている。
【0035】したがって、外支柱12aの係合孔と、内支柱12xの係合孔12yのいずれかを合致させ、係合部材18を外支柱12aに装着することにより、支柱11と同様、支柱12の長さを段階的に変化させることができる。なお、内支柱12xの代わりに、図2の(b)に示した内支柱11tを使用することができる。
【0036】このように、支柱11,12は、その長さを段階的に変えることができるため、栽培容器14で栽培される植物20に適した高さに栽培容器14を保持することが可能であり、高さ調整作業も簡単である。また、栽培期間中における高さ調整も簡単であるため、植物20の成長に応じて保持高さを変える必要がある場合にも容易に対処することができる。
【0037】次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態の高設栽培用保持棚を示す部分斜視図である。なお、図5において、高設栽培用保持棚10を構成する部材と同じ部材については、図1〜図3における符号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0038】本実施形態において、高設栽培用保持棚30のコーナー部分を構成する支柱31は、外支柱32と、外支柱32内でスライド可能な内支柱33とを備え、外支柱32は係合スリット34が形成され、内支柱33は複数の係合溝35が形成されている。また、外支柱32と内支柱33とを固定するため、外支柱32の係合スリット34部分に着脱可能に装着する係合部材36を用いている。
【0039】また、外支柱32の上方には、栽培容器保持材13と着脱可能に連結する連結部19が外支柱32と一体的に形成されている。なお、高設栽培用保持棚30の直線部分を構成する支柱については図示していないが、支柱31の外支柱32の上方に形成された連結部19の代わりに、図4に示す連結具16と同様の構造をした連結部を形成したものを使用することができる。
【0040】高設栽培用保持棚30の場合、外支柱32の係合スリット34と、内支柱33の係合溝35のいずれかとを合致させ、係合部材36を外支柱32の係合スリット34部分に装着することによって、外支柱32と内支柱33とを固定することができる。すなわち、係合溝35のいずれを選択するかによって、支柱31の長さを段階的に変えることができる。
【0041】係合部材36は、弾性を有する本体38と、本体38に形成され係合スリット34および係合溝35に嵌入可能な係合片37と、摘み部39とを備えている。したがって、係合部材36は、係合スリット34と係合溝35とを合致させた状態で、外支柱32の係合スリット34部分に着脱自在である。
【0042】このように、支柱31は、その長さを段階的に変えることができるため、図示していないが、図1に示した高設栽培用保持棚10と同様、栽培容器14で栽培される植物20に適した高さに栽培容器14を保持することが可能であり、高さ調整作業も簡単である。また、栽培期間中における高さ調整も簡単であるため、植物20の成長に応じて保持高さを変える必要がある場合も容易に対処することができる。
【0043】高設栽培用保持棚30の場合、外支柱32には円周方向に広い係合スリット34が形成され、内支柱33には全周に渡って係合溝35が形成されているため、係合スリット34と係合溝35とを合致させる際の位置合わせが容易であり、また、係合部材36の係合片37を係合スリット34および係合溝35へ嵌入させる作業も簡単である。
【0044】次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態における外支柱と内支柱の係合手段を示す部分斜視図である。
【0045】本実施形態において、支柱41は、外支柱42と、外支柱42内でスライド可能な内支柱43とを備え、内支柱43には複数の係合孔45が形成されている。また、外支柱42と内支柱43とを固定するため、内支柱43の係合孔45に着脱可能に装着する係合部材46を用いている。
【0046】本実施形態の場合、内支柱43の複数の係合孔45のいずれかを選択し、係合部材46を選択した係合孔45に装着することによって、外支柱42の下方への動きを停止させる位置を決めることができる。すなわち、係合孔45のいずれを選択するかによって、支柱41の長さを段階的に変えることができる。
【0047】係合部材46は、第2実施形態における係合部材36と同様に、弾性を有する本体48と、本体48に形成され係合孔45に嵌入可能な係合突起47と、摘み部49とを備えている。したがって、係合部材46は、内支柱43と係合孔45に着脱自在である。
【0048】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0049】(1)地面に立設可能で伸縮機構を有する支柱と、支柱に着脱可能に連結された栽培容器保持材とを備えることにより、支柱と栽培容器保持材との連結および分離が容易となるため、組み立て、分解作業が簡単となる。また、支柱は伸縮機能を有しているため、栽培容器保持材の高さを容易に変更することが可能であり、これによって、植物栽培容器の高さ調整が容易となる。
【0050】(2)支柱の伸縮機構として、筒状の外支柱と、外支柱内でスライド可能な内支柱と、外支柱と内支柱とを段階的に異なる位置で係合可能な係合手段とを設けることにより、係合手段を解除した状態で、外支柱内にある内支柱をスライドさせ、外支柱と内支柱の係合位置を変えた後、再び係合手段で係合させるだけで、支柱を伸縮させることができる。
【0051】(3)外支柱と内支柱の係合手段として、外支柱に形成された係合孔と、内支柱に形成された係合凹部と、係合孔および係合凹部に着脱可能に係合する係合部材とを備え、係合孔、係合凹部の少なくとも一方を複数形成することにより、係合孔、係合凹部を選択的に組み合わせ係合部材を係合させるだけで、外支柱と内支柱との固定位置関係を変えることができるようになるため、支柱を容易に伸縮させることができる。
【0052】(4)外支柱の係合孔および内支柱の係合凹部に着脱可能に係合する係合部材を、外支柱に装着可能な本体と、その本体に形成され係合孔および係合凹部に嵌入可能な係合突起とを備えたものとすることにより、係合部材の係合突起を係合孔および係合凹部に嵌入すれば両者を固定することができ、また、係合部材を外支柱から離脱させれば係合孔と係合凹部との固定を解除することができるため、支柱の伸縮作業が容易となる。
【0053】(5)外支柱と内支柱の係合手段として、内支柱に複数形成された係合孔と、この係合孔に着脱可能に係合する係合部材とを備え、係合孔、係合凹部の少なくとも一方を複数形成することにより、係合孔、係合凹部を選択的に組み合わせ係合部材を係合させるだけで、外支柱と内支柱との固定位置関係を変えることができるようになるため、支柱を容易に伸縮させることができる。
【0054】(6)内支柱の係合孔に係合する係合部材を、内支柱に装着可能な本体と、その本体に形成され係合孔に嵌入可能な係合突起とを備えたものとすることにより、係合部材の係合突起を係合孔に嵌入すれば外支柱の位置を固定することができ、また、係合部材を内支柱から離脱させれば外支柱の位置固定を解除することができるため、支柱の伸縮作業が容易となる。
【出願人】 【識別番号】591038026
【氏名又は名称】福岡丸本株式会社
【出願日】 平成10年(1998)2月26日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
【公開番号】 特開平11−239419
【公開日】 平成11年(1999)9月7日
【出願番号】 特願平10−45681