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【発明の名称】 ガーデン構造
【発明者】 【氏名】川元 邦親

【氏名】安達 譲治

【要約】 【課題】建物の屋上、バルコニーあるいは敷地内に、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを容易に造成することができるガーデン構造を提供すること。

【解決手段】規格化された複数のガーデン部材1,2を、ガーデンを造成すべき場所(バルコニー)3に碁盤目状に並設し、ガーデン部材1,2の底部に、互いに付着する一対の面状テープM1,M2で構成された面ファスナの一方の面状テープM1を設け、ガーデンを造成すべき場所(バルコニー)3に、前記面ファスナの他方の面状テープM2を設け、ガーデン部材1,2を、その底部に設けられた一方の面状テープM1を、前記ガーデンを造成すべき場所3に設けられた他方の面状テープM2に付着させることで、バルコニー3に設置固定することで、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを容易に造成することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 規格化された複数のガーデン部材を、ガーデンを造成すべき場所に並設してなり、前記ガーデン部材の底部には、互いに付着する一対の面状テープで構成された面ファスナの一方の面状テープが設けられ、前記ガーデンを造成すべき場所には、前記面ファスナの他方の面状テープが設けられ、前記ガーデン部材は、その底部に設けられた一方の面状テープを、前記ガーデンを造成すべき場所に設けられた他方の面状テープに付着させることで、該ガーデンを造成すべき場所に設置固定されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項2】 請求項1記載のガーデン構造において、前記他方の面状テープは、前記ガーデンを造成すべき場所において、並設されたガーデン部材のうち互いに隣接するガーデン部材どうしに亙って設けられていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項3】 請求項1または2記載のガーデン構造において、前記ガーデン部材が平面視正方形状をなしており、該ガーデン部材が平面視碁盤格子状に並設されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のガーデン構造において、前記前記ガーデン部材が、形状が等しくかつ少なくとも表面側の素材が異なる二種類あり、一方の種類のガーデン部材と他方の種類のガーデン部材とが互に縦横に隣接するように並設されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のガーデン構造において、前記ガーデンを造成すべき場所の平面的な大きさが、前記ガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のガーデン構造において、前記ガーデンを造成すべき場所に、異なる高さのガーデン部材が並設されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のガーデン構造において、前記ガーデンを造成すべき場所に並設されたガーデン部材のうちの一部に、ガーデン部材が積載されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のガーデン構造において、前記ガーデンを造成すべき場所の一部に、前記ガーデン部材より高さの高いプランタが設置されていることを特徴とするガーデン構造。
【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のガーデン構造において、前記複数のガーデン部材を並設することによって構成されたガーデン部材群の外縁部と、前記ガーデンを造成すべき場所の縁部との間に、これら間を埋める調整材が設置されていることを特徴とするガーデン構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋上、バルコニー、あるいは敷地内に容易にガーデンを造成することができるガーデン構造に関するものである。
【0002】
【背景の技術】建物の屋上、バルコニー等にガーデンを造る場合、レンガ、ブロック、コンクリート等でガーデンの枠組みをして、この枠組内に庭土を投入して均し、さらに、ここに植栽や玉砂利等を施したり、あるいは、前記屋上やバルコニーに、単に、植木鉢やプランタ等を適当に配置したりしている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の場合、ガーデンを造る部材が、レンガ、ブロック、コンクリート、庭土、植栽、玉砂利等と多岐にわたるため、これらを揃えて屋上やバルコニーに搬入するのは、相当の手間がかかるとともに、特に庭土はそれが多量になると、クレーン等を利用して搬入しなければならないので、かなり大掛かりなものとなっていた。一方、後者の場合、植木鉢やプランタを適当に配置したり、集合させただけでは、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンとするのは難しかった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、建物の屋上、バルコニー、あるいは敷地内に、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを容易に形成することができるガーデン構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の請求項1のガーデン構造は、例えば図1、図2に示すように、規格化された複数のガーデン部材1,2を、ガーデンを造成すべき場所(バルコニー)3に並設してなり、前記ガーデン部材1,2の底部に、互いに付着する一対の面状テープM1,M2で構成された面ファスナの一方の面状テープM1を設け、前記ガーデンを造成すべき場所3に、前記面ファスナの他方の面状テープM2を設け、前記ガーデン部材1,2を、その底部に設けられた一方の面状テープM1を、前記ガーデンを造成すべき場所3に設けられた他方の面状テープM2に付着させることで、該ガーデンを造成すべき場所3に設置固定したものである。
【0006】前記規格化されたガーデン部材1,2とは、その全体的な大きさ、形状が統一化されたもので、例えば、縦横の長さが400mm程度、高さが77mm程度の略直方体状のものが挙げられるが、該ガーデン部材1,2の大きさ、形状はこれに限ることなく、作業者が持ち運べる程度の大きさ、形状のものであればどのようなものでもよい。
【0007】また、ガーデン部材1,2の形状としては、前記直方体状のものの他に、所定の厚さを有し、かつ、平面視における形状が三角形状、長方形状、5角形以上の多角形状等のものが挙げられ、さらに、平面視における形状が円状、長円状、楕円状のものも挙げられる。
【0008】また、前記ガーデン部材の種類としては、ガーデンを構成する材料を使用した部材であり、下記のようなものが挙げられる。なお、ガーデン部材は下記のものに限定されるものではない。
■図3〜図5に示すように、平面視正方形状の枠体1aの上面に3枚の板1b…を固定し、これら板上に、平面視正方形板状の床仕上材1cを貼着したもの。なお、床仕上材1cとしては、御影石、人工大理石等の石や、木質の板等が上げられる。また、前記枠体1aの下面の四隅部には、前記面状テープM1が接着やタッカー打ち等によって取り付けられている。
【0009】■図6〜図8に示すように、平面視正方形状をなし、通水性を有する樹脂製のマット2aと、このマット2aの上面に設けられた保水性を有するマット2bと、このマット2bに植えられた芝生2cとから構成されたもの。なお、前記通水性を有する樹脂製のマット2bの下面の四隅部には、前記面状テープM1が接着やタッカー打ち等によって取り付けられている。
【0010】■図15および図16に示すように、発泡樹脂で形成された前記基板21a上に、合板、ムク板等からなる平面視正方形状の木板2bを貼着したもの。なお、前記基板21aの下面の四隅部には、前記面状テープM1が接着やタッカー打ち等によって取り付けられている。
【0011】■図17および図18に示すように、ステンレス製の枠体22aの内部に人工土壌22bを充填し、この人工土壌22b上に苔22cを植えたもの。なお、人工土壌上に苔22cを植える場合、例えば、苔の菌を植え付けた紙等のシート22dを人工土壌22b上に配することにより行う。なお、前記枠体22aの下面の四隅部には、前記面状テープM1が接着等によって取り付けられている。
【0012】■図19および図20に示すように、前記枠体22aの内部に発泡樹脂で形成され、かつ、高さが枠体の深さより低く設定された前記基板21aを挿入し、この基板21a上に砂利23aを敷き詰めたもの。
■図21に示すように、前記枠体22a自体を、生け花に使用する水盤として利用したものや、植物が植えられた鉢を装填したり、フラワーアレンジメントに使用される「オアシス」と称される植物を支持する支持部材を装填する箱体として利用したもの。
【0013】また、前記ガーデンを造成すべき場所とは、建物の屋上、バルコニー、サンルーム等の建物の一部であったり、また、敷地内の地盤上であってもよい。前記面ファスナとは、可撓性を有するテープに多数ループを備えた面状テープM1と、同じく可撓性を有するテープに、前記多数のループに係合・離脱する多数の鉤を備えた面状テープM2とからなるもので、互いに付着あるいは剥がれるようになっているもので、マジックテープ(商標名)と称されている。前記面ファスナの他方の面状テープM2は、前記ガーデンを造成すべき場所3の、ガーデン部材1,2が設置される場所に固定される。
【0014】請求項1のガーデン構造にあっては、規格化されたガーデン部材1,2を、ガーデンを造成すべき場所(バルコニー)3に並設することによって、建物の屋上、バルコニー、あるいは敷地内に、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンが造成される。また、並設されたガーデン部材1,2のうちの、少なくとも一部のガーデン部材1,2を他のガーデン部材と取り替えることによって、異なる景観のガーデンを容易に形成することができるとともに、ガーデン部材1,2の一部が破損したり、老朽化した場合等に、容易に復旧することができる。
【0015】さらに、前記ガーデン部材1,2を、その底部に設けられた一方の面状テープM1を、前記ガーデンを造成すべき場所3に設けられた他方の面状テープM2に付着させることで、該ガーデンを造成すべき場所3にガーデン部材1,2が容易かつ確実に設置固定され、また、ガーデン部材1,2を他のガーデン部材と取り替えるのも容易である。また、ガーデン部材1,2が規格されているので、これを規格化された大きさのパッケージ6(図11参照)に梱包して輸送することによって、輸送や取り扱いが簡単なものとなる。
【0016】請求項2のガーデン構造は、例えば図10に示すように、請求項1において、前記他方の面状テープM2を、前記ガーデンを造成すべき場所3において、並設されたガーデン部材1,2のうち互いに隣接するガーデン部材1,2どうしに亙って設けたものである。
【0017】前記他方の面状テープM2を、互いに隣接するガーデン部材1,2どうしに亙って設けるには、例えば、ガーデン部材1,2が平面視正方形状のものである場合に、平面視において4つのガーデン部材1,1,2,2の角部が集まる部位に、これら4つの角部に亙って設ける。
【0018】請求項2のガーデン構造にあっては、請求項1と同様の作用効果が得られるのは勿論のこと、前記他方の面状テープM2を、互いに隣接するガーデン部材1,2どうしに亙って設けたので、一つの面状テープM2に、複数のガーデン部材1,1の面状テープM1を付着させることができ、よって、効率的にガーデン部材1,2がガーデンを造成すべき場所3に設置固定される。
【0019】請求項3のガーデン構造は、例えば図1、図2および図10に示すように、請求項1または2において、前記ガーデン部材1,2が平面視正方形状をなしており、該ガーデン部材1,2を平面視碁盤格子状に並設したものである。
【0020】前記ガーデン部材1,2を平面視碁盤格子状に並設する場合、例えば、ガーデンを造成すべき場所3の平面視における角部3aに1番目のガーデン部材1(2)を配置し、この1番目のガーデン部材1(2)を基準として、順次ガーデン部材1,2を互に縦横に当接させつつ配置していくことにより行う。
【0021】請求項3のガーデン構造にあっては、請求項1または2と同様の作用効果が得られるのは勿論のこと、平面視正方形状のガーデン部材1,2を平面視碁盤格子状に並設しているので、ガーデン部材1,2どうしが隙間なく敷き詰められ、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを造成することができる。
【0022】請求項4のガーデン構造は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ガーデン部材1,2が、形状が等しくかつ少なくとも表面側の素材が異なる二種類あり、一方の種類のガーデン部材1と他方の種類のガーデン部材2とを互に縦横に隣接するように並設したものである。
【0023】前記二種類のガーデン部材1,2としては、例えば図3〜図5に示すように、平面視正方形状の枠体1aの上面に3枚の板1bを固定し、これら板上に、平面視正方形板状の床仕上材1cを貼着してなるガーデン部材1と、図6〜図8に示すように、平面視正方形状をなし、通水性を有する樹脂製のマット2aの上面に、保水性を有し芝生2cが植えられたマット2bを設けてなるガーデン部材2とが挙げられるが、これに限るものではない。
【0024】請求項4のガーデン構造にあっては、請求項1〜3のいずれかと同様の作用効果が得られるのは勿論のこと、二種類のガーデン部材1,2を、一方の種類のガーデン部材1と他方の種類のガーデン部材2とが互に縦横に隣接するように並設したので、平面視において市松模様を呈する総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを造成することができる。
【0025】請求項5のガーデン構造は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記ガーデンを造成すべき場所の平面的な大きさを、前記ガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定したものである。
【0026】この場合、例えば、前記ガーデン部材を平面視矩形状に形成するとともに、ガーデンを造成すべき場所を、平面視において格子状に区画する。そして、区画された各格子の縦横の長さを、前記ガーデン部材の縦横の長さと等しく設定することによって、前記ガーデンを造成すべき場所に、複数のガーデン部材を縦横に敷き詰めることができる。
【0027】請求項5ーデン構造にあっては、ガーデンを造成すべき場所の平面的な大きさを、ガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定することによって、ガーデンを造成すべき場所に、複数のガーデン部材が隙間なく敷き詰められる。したがって、規格化されたガーデン部材を所定個数用意し、これらをガーデンを造成すべき場所に並設するだけで、容易にガーデンを造成することができる。
【0028】請求項6のガーデン構造は、請求項1〜5のいずれかにおいて、前記ガーデンを造成すべき場所3に、例えば図25に示すような異なる高さのガーデン部材25を並設したものである。
【0029】前記異なる高さのガーデン部材を形成するには、例えば、該ガーデン部材が前記基板上に石板や木板を貼着したものの場合、該石板や木板の厚さは一定としておき、基板の厚さを変えることによって形成する。また、前記ガーデン部材25が前記枠体25aを有するものであれば、枠体25aの高さを変えることによって異なる高さのガーデン部材25を形成する。さらに、前記ガーデン部材25は、少なくとも高低の2種類の高さのものを使用すればよいが、これに限ることなく、3種類以上の高さのものを使用してもよい。
【0030】請求項6のガーデン構造にあっては、ガーデンを造成すべき場所に、異なる高さのガーデン部材25を並設することによって、ガーデンに凹凸が生じて立体感が醸し出される。また、前記ガーデン部材を、上述したような、生け花に使用する水盤や、植物が植えられた鉢等を装填する箱体として利用する場合において、高さの高いガーデン部材を、低いガーデン部材の後方に配置し、高いガーデン部材の枠体を低いガーデン部材の植物によって隠せば、ガーデンの景観として好ましいものとなる。
【0031】請求項7のガーデン構造は、例えば図26に示すように、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記ガーデンを造成すべき場所に並設されたガーデン部材25…のうちの一部に、ガーデン部材25を積載したものである。
【0032】前記ガーデン部材25を積載する場合、前記ガーデンを造成すべき場所に並設されたガーデン部材上に1層に積載してもよいし、2層以上に積載してもよい。また、前記ガーデン部材を積載する場合、上側のガーデン部材の底部に、下側のガーデン部材に係合する係合部を形成するのが望ましい。この係合部は、例えば、前記ガーデン部材25が枠体25aを有するものであれば、例えば図25および図26に示すように、この枠体25aの側板下部に切欠部25dを形成し、この切欠部25dを下側のガーデン部材25の枠体25aの側板上部に嵌合させるようにすればよい。
【0033】このようにすれば、ガーデン部材25を安定的に積載することができるとともに、上側のガーデン部材25の切欠部25dを、下側の互いに隣接するガーデン部材25,25の互いに当接している側板上部に嵌合することによって、下側のガーデン部材25,25どうしを連結することができる。なお、前記ガーデン部材25の下面にも、図示は省略するが、面状テープM1が設けられている。
【0034】請求項7のガーデン構造にあっては、ガーデンを造成すべき場所に並設されたガーデン部材25…のうちの一部に、ガーデン部材25を積載することによって、ガーデンに立体感が醸し出される。また、前記ガーデン部材25を、上述したような、生け花に使用する水盤や、植物が植えられた鉢等を装填する箱体として利用する場合において、上側のガーデン部材の枠体を下側のガーデン部材の植物によって隠せば、ガーデンの景観として好ましいものとなる。
【0035】請求項8のガーデン構造は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記ガーデンを造成すべき場所3の一部に、前記ガーデン部材3より高さの高いプランタ11,12,13を設置したものである。
【0036】前記プランタ11は、例えば図12〜図14に示すように、前記ガーデン部材より高さの高いフレーム15と、このフレーム15の上部に支持されたボックス16とから構成され、このボックス16内に、植物が植えられた鉢や、フラワーアレンジメントに使用される「オアシス」と称される植物を支持する支持部材を挿入するようにする。
【0037】請求項8のガーデン構造にあっては、ガーデンを造成すべき場所の一部に設置されたプランタ11,12,13は、ガーデン部材1,2より高さが高いので、該プランタ11,12,13に装填された植物等は、ガーデン部材によって隠されることがなく、ガーデンの景観の一部を構成することができる。また、前記ガーデン部材を、上述したような、生け花に使用する水盤や、植物が植えられた鉢等を装填する箱体として利用する場合において、前記プランタ11,12,13をガーデン部材の後方に配置し、プランタの前面部をガーデン部材の植物によって隠せば、ガーデンの景観として好ましいものとなる。
【0038】請求項9のガーデン構造は、例えば図1または図27に示すように、請求項1〜8のいずれかにおいて、前記複数のガーデン部材を並設することによって構成されたガーデン部材群10,31の外縁部と、前記ガーデンを造成すべき場所の縁部との間に、これら間を埋める調整材20,32を設置したものである。
【0039】つまり、ガーデンを造成すべき場所の平面的な大きさが、ガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定されていなければ、前記ガーデン部材群の外縁部と、ガーデンを造成すべき場所の縁部には、隙間が形成されるので、この隙間に調整材を設置するようにする。また、ガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定されている場合でも、ガーデン部材の並設の仕方によっては、前記隙間が形成される場合があるので、この隙間に調整材を設置するようにする。前記調整材としては、例えば、芝、人工芝、タイル等が挙げられるが、これに限ることはない。
【0040】請求項9のガーデン構造にあっては、ガーデン部材群10,31の外縁部と、ガーデンを造成すべき場所の縁部との間に調整材20,32を設置することによって、ガーデンを造成すべき場所が、ガーデン部材1,2,21と調整材20,32とによって隙間なく敷き詰められる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のガーデン構造の実施の形態例について説明する。図1および図2は本発明のガーデン構造の一例を示すものである。これらの図に示すように、本例のガーデン構造は、規格化されたガーデン部材1,2を、ガーデンを造成すべき場所に並設することによって構成されている。
【0042】前記ガーデンを造成すべき場所は、建物の2階のバルコニー3であり、該バルコニーの外周部には壁4が設けられており、また、バルコニー3には、建物の外壁に取付けられた掃出し窓5から出入りするようになっている。
【0043】前記ガーデン部材1,2は、それぞれ縦横の長さが400mm、高さが77mmに、大きさ、形状が統一化されてなる、平面視正方形状の略直方体状のものであり、以下のように構成されている。すなわち、ガーデン部材1は、図3〜図5に示すように、枠体1aと、この枠体1aの上面に固定された3枚の板1b…と、これら板1b上に固定された床仕上材1cと、前記枠体1aの下面四隅部にそれぞれ取り付けられた面状テープM1とから構成されている。
【0044】前記枠体1aは、長尺な板材を矩形枠状に組み付けてなるもので、その下面には、ガーデン部材1をバルコニー3に設置した際における水はけをよくするための切欠き1d…が形成されている。また、前記床仕上材1cは、平面視正方形板状の御影石で形成されたもので、前記板1b…の上面に接着剤等によって固定されている。前記面状テープM1は、面ファスナー(マジックテープ:商標名)の一方を構成するもので、前記枠体1aの下面の四隅部に接着やタッカー打ち等によって取り付けられている。なお、前記構成のガーデン部材1は、図5に示すようなダンボール製のパッケージ6に梱包されて、輸送されるようになっている。
【0045】また、前記ガーデン部材2は、図6〜図8に示すように、平面視正方形状をなし、通水性を有する樹脂製のマット2aと、このマット2aの上面に設けられた保水性を有するマット2bと、このマット2bに植えられた芝生2cと、前記マット2aの下面四隅部に取り付けられた面状テープM1とから構成されている。
【0046】前記マット2aは、ポリプロピレン繊維とポリエチレン繊維とを一体成形したマットであり、確実に通水性を有するとともに、強度も自然土壌に比して高くなっており、外圧に耐え得るものとなっている。また、前記マット2aの上面側の繊維密度は、下面側の繊維密度に比べ低く設定されている。つまり、マット2aの上面側の繊維密度は、必要以上に水を吸収して必要以上に水位が高くなることがないように設定されており、一方、マット2aの下面側の繊維密度は、芝生2cの根が成長できることを条件として可能な限り高く設定され、成長した芝生2cの根とマット2aの結合力を強めることができるようになっている。
【0047】前記マット2bは、保水性を有する材質のものから構成され、例えば、培土からできている。この培土としては、ヤシマット(商品名)が使用されている。このヤシマットは、落ち葉を採集後6ヶ月以上、18ヶ月以内の腐植のあまり進んでいないものを原料としており、保水性が高く水を十分に吸収することができるようになっている。また、前記ヤシマットには、薬液または低温(70℃〜90℃)による滅菌・消毒が施されている。したがって、該ヤシマットで形成された前記マット2bに植えられた芝生2cを育成する際において、農薬等の散布を最低限に抑制することができることとなって環境上好ましいものとなる。
【0048】さらに、ヤシマットは落葉土であるため、該ヤシマットで形成されたマット2bには、植物の育成に必要な養分が含まれている。したがって、芝生2cを育成する際における養分の供給も少なくてすむという利点がある。また、前記マット2aとマット2bとは、糸で縫い合わされることで結合されており、これによって、マット2aと2bとが一体化されることとなって、運搬や取り扱いが容易となる。
【0049】そして、上記構成のガーデン部材1,2は図10に示すように、バルコニー3上に碁盤目状に並設するが、この場合、バルコニー3のコーナ部3aから縦横に順次敷き詰めていき、さらに、ガーデン部材1と2とが互い違いになるように敷き詰めていく。また、前記ガーデン部材1,2を敷き詰めていく場合、前記バルコニー3の床面に、面状テープM2を所定間隔で固定していく。
【0050】この面状テープM2は、面ファスナー(マジックテープ:商標名)の他方を構成するもので、前記ガーデン部材1,2の下面に取り付けられた面状テープM1と互いに付着するものである。前記面状テープM2は、図9に示すように、面状テープ本体m1と、この面状テープm1の下面に貼付されたゴムシートm2とから構成されており、該面状テープM2は、バルコニー3の床面に接着剤等によって固定する。
【0051】前記面状テープM2…は互いに隣接するガーデン部材1,2どうしに亙るようにしてバルコニー3の床面に固定するが、前記ガーデン部材1,2が平面視正方形状のものであるので、平面視において4つのガーデン部材1,1,2,2の角部が集まる部位に、これら4つの角部に亙るようにして、前記バルコニー3の床面に固定する。面状テープM2…をバルコニー3の床面に固定する場合、ガーデン部材1,2を敷き詰める前に、予めバルコニー3の床面に配置固定してもよいし、ガーデン部材1,2を敷き詰めながら配置固定してもよい。そして、前記ガーデン部材1,2は、その底部に設けられた一方の面状テープM1を、前記バルコニー3の床面に設けられた他方の面状テープM2に付着させることで、該バルコニー3の床面に配置固定される。
【0052】このようにして、規格化されたガーデン部材1,2をガーデンを造成すべき場所(バルコニー3)に並設していくことで、ガーデン部材1,2どうしを隙間なく敷き詰めることができ、平面視において市松模様を呈する総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを造成することができる。また、並設されたガーデン部材1,2のうちの、少なくとも一部のガーデン部1,2材を他のガーデン部材と取り替えることによって、異なる景観のガーデンを容易に形成することができるとともに、ガーデン部材1,1の一部が破損したり、老朽化した場合等に、容易に復旧することができる。
【0053】さらに、前記ガーデン部材1,2を、その底部に設けられた一方の面状テープM1を、前記バルコニー3の床面に設けられた他方の面状テープM2に付着させることで、該バルコニー3の床面にガーデン部材1,2を容易かつ確実に設置固定することができ、また、ガーデン部材1,2を他のガーデン部材と取り替えるのも容易である。また、ガーデン部材1,2が規格されているので、これを規格化された大きさのパッケージ6(図11参照)に梱包して輸送することによって、輸送や取り扱いが簡単なものとなる。
【0054】さらに、バルコニー3の床面に固定された一つの面状テープM2に、4つのガーデン部材1,1,2,2の面状テープM1を付着させることができ、よって、最小枚数の面状テープM2で効率的にガーデン部材1,2をバルコニー3の床面に設置固定することができる。加えて、前記ガーデン部材1,2の全てが、面ファスナー(面状テープM1とM2)によって固定されるので、該ガーデン部材1,2のずれを防止することができる、さらに、バルコニー3の床面に固定された面状テープM2は、ゴムシートm2を有しているので、該ゴムシートm2によって、ガーデン部材1,2の不陸を調整することができる。
【0055】また、前記バルコニー3には、前記ガーデン部材1,2を並設してなるガーデン部材群10から所定間隔離間した位置に、プランタ11,12,13がバルコニー3の壁4に沿って設置されている。これらプランタ11,12,13は、前記ガーデン部材1,2より高さが高いものであり、その高さはプランタ11,12,13の順で高く設定されている。前記プランタ11,12,13は、高さが異なるだけでその他は同様の構成であるので、プランタ11の構成を以下に説明し、他のプランタ12,13の構成の説明は省略する。
【0056】すなわち、前記プランタ11は、図12〜図14に示すように、ガーデン部材1,2より高さの高いフレーム15と、このフレーム15の上部に支持されたボックス16とから構成されている。前記フレーム15は、棒状をなすフレーム材15a…を略直方体状に組み立てて形成されたもので、その底部四隅には、フレーム材15aから下方に突出可能に設けられて、突出長さを調整することによってフレーム15を鉛直に設置するための設置部17が設けられている。
【0057】また、前記ボックス16は植物が植えられた鉢等が装填されるもので、その開口部にはフランジ部16aが形成されている。そして、このボックス16は前記フレーム15の上部開口に挿入され、フランジ部16aをフレーム15の上部開口を構成するフレーム15aに上方から当接することによって、フレーム15に支持されるようになっている。
【0058】そして、前記プランタ11,12,13には、図1および図2に示すように、鉢に植えられた植物18…が装填されている。前記プランタ11,12,13はガーデン部材1,2より高さが高いので、該プランタ11,12,13に装填された植物18…は、ガーデン部材1,2によって隠されることがなく、ガーデンの景観の一部を構成することができる。
【0059】また、前記プランタ11,12,13と前記ガーデン部材群10との間には、植物19…が植えこまれるか、あるいは鉢植えされて設けられており、これら植物19…によって、プランタ11,12,13のフレームおよびボックスが隠されている。したがって、プランタ11,12,13のフレームおよびボックスはガーデンの景観から隠されるので、ガーデンの景観として好ましいものとなる。
【0060】さらに、図1および図2に示すように、前記ガーデン部材群10の右側の外縁部と、バルコニー3の右側の縁部との間には、これら間を埋める調整材20が設置されている。前記調整材20は芝生であり、この芝生20を植え込むことによって、バルコニー3が、ガーデン部材1,2、調整材(芝生)20、さらには上述したプランタ12,13,14に装填された植物18、プランタ12,13,14の前方に植えこまれるかあるいは鉢植えされた植物19によって隙間なく敷き詰められるので、美しい景観のガーデンを形成することができる。
【0061】上述したように、本例のガーデン構造では、規格化されたガーデン部材1,2バルコニー3に並設することによって、該バルコニー3に総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを容易に形成することができる。また、並設されたガーデン部材1,2のうちの、少なくとも一部のガーデン部材1,2を他のガーデン部材と取り替えることによって、異なる景観のガーデンを容易に形成することができるとともに、ガーデン部材1,2の一部が破損したり、老朽化した場合等に、容易に復旧することができる。さらに、ガーデン部材1,2が規格されているので、これを図11に示すようなパッケージ6に梱包して輸送することによって、輸送や取り扱いを簡単なものとすることができる。
【0062】なお、本例では、バルコニー3にガーデン部材1,2を並設しているが、並設するガーデン部材としては、前記ガーデン部材1,2の他にも以下のようなガーデン部材21,22,23,24が挙げられる。前記ガーデン部材21は、図15および図16に示すように、スタイロフォームと称される発泡樹脂で形成された基板21aとこの基板21a上に貼着された、合板、ムク板等からなる平面視正方形状の木板21bとから構成されている。なお、基板21aの下面には、水はけをよくするための溝21cが十字状に形成されている。
【0063】前記ガーデン部材22は、図17および図18に示すように、ステンレス製の枠体22aと、この枠体22aの内部に充填された人工土壌22bと、この人工土壌22bに植え付けられた苔22cとから構成されている。なお、人工土壌22b上に苔22cを植える場合、例えば、苔の菌を植え付けた紙等のシート22dを人工土壌22b上に配することにより行う。
【0064】前記ガーデン部材23は、図19および図20に示すように、前記枠体22aと、この枠体22aに装填された前記基板21aと、この基板21a上に敷き詰められた砂利23aとから構成されている。前記ガーデン部材24は、図21に示すように、前記枠体22aと、この枠体22aの4つの内側面からそれぞれ突出形成された突起24a…とから構成されている。
【0065】そして、このガーデン部材24は、生け花に使用する水盤として利用されたり、植物が植えられた鉢を装填したり、フラワーアレンジメントに使用される「オアシス」と称される植物を支持する支持部材を装填する箱体として利用されるようになっている。なお、前記突起24aは、前記鉢や支持部材を側面側から支える部材として使用されるものである。なお、前記ガーデン部材21,22,23,24は、ガーデン部材1,2と同形、同大に形成されており、図11に示すようなパッケージ6に梱包して輸送されるようになっている。また、前記ガーデン部材21,22,23,24の下面の四隅部には前記面状テープM1が取り付けられている。
【0066】また、上記の例では、高さの等しいガーデン部材1,2をバルコニー3に並設するようにしたが、ガーデン部材1,2の一部に代えて、該ガーデン部材1,2と高さの異なるガーデン部材25を並設してもよい。前記ガーデン部材25は、図22〜図24に示すように、ガーデン部材1,2より高さが高いもので、その高さは250mm程度に設定されている。また、ガーデン部材25の平面視における縦横の長さは前記ガーデン部材1,2と等しく設定されている。
【0067】前記ガーデン部材25は、ステンレス製のもので、四角筒状に形成された枠体25aと、この枠体25aの底部に設けられた底板25bとから構成されており、この底板25bは、枠体25の下端より若干上方に配設された上げ底となっている。また、前記底板25bの中央部には、水抜き用の孔25c…が形成されている。さらに、前記枠体25aの4枚の側板の下端部中央には、それぞれ矩形状をなす切欠部25dが形成されている。この切欠部25dは、ガーデン部材25を積み重ねる際に使用されるもので、その幅は、枠体25aの板厚の約2倍程度に設定されている。
【0068】そして、前記構成のガーデン部材25は、図25に示すように、前記枠体25a内に、直接植物26を植え込んだり、あるいは、鉢植えされた植物を鉢ごと装填することによって使用されるようになっている。したがって、前記植物26が植えこまれたガーデン部材25を、前記ガーデン部材群10を構成するガーデン部材1,2の一部に代えて、バルコニー3に設置すれば、ガーデンに凹凸が生じてガーデンの景観に立体感が醸し出されることになる。
【0069】また、前記ガーデン部材25は、図26に示すように、上下に積載してもよい。この場合、上側のガーデン部材25に形成された前記切欠部25dを下側のガーデン部材25の枠体25aの側板上部に嵌合させることにより行う。このようにすれば、ガーデン部材25…を安定的に積載することができるとともに、上側のガーデン部材25の切欠部25dによって、下側の互いに隣接するガーデン部材25,25どうしを連結することができる。
【0070】このように、ガーデン部材25を積載すれば、ガーデンの景観に立体感が醸し出され、より美しいガーデンを形成することができる。また、上側のガーデン部材25の枠体25aを下側のガーデン部材25の植物26によって隠せば、ガーデンの景観として好ましいものとなる。
【0071】図27は、本発明のガーデン構造の他の例を示すものである。この図は、建物の3階のバルコニーを示す平面図であり、該バルコニー30がガーデンを造成すべき場所とされている。前記バルコニー30には、前記ガーデン部材1と、ガーデン部材21とが碁盤目状に、かつ、ガーデン部材1と21とが互い違いになるように並設されている。また、前記バルコニー30に並設された多数のガーデン部材1,21…のうち、左右の外周側に位置するガーデン部材1,21は、コ字状の連結金具によって互いに連結されている。
【0072】さらに、前記ガーデン部材1,21を並設することによって構成されたガーデン部材群31の左右の外縁部と、バルコニー30の左右の縁部との間には、これら間を埋める調整材32が設置されている。この調整材32は芝生であり、この芝生32を植え込むことによって、バルコニー30が、ガーデン部材1,21、調整材(芝生)32、さらには、ガーデン部材群31の前方に設けられた植物33によって隙間なく敷き詰められるので、美しい景観のガーデンを形成することができる。なお、図27において符号34は椅子、符号35はテーブルを示している。
【0073】この例のガーデン構造においても、上述したガーデン構造と同様に、規格化されたガーデン部材1,21バルコニー30に並設することによって、該バルコニー30に総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを容易に形成することができる。
【0074】なお、上述した二つの例では、ガーデン部材1,2,21を並設することによって構成されるガーデン部材群10,31の外縁部と、バルコニー3,30との間に調整材20,32を設置するようにしたが、ガーデン部材を並設するバルコニーの平面的な大きさをガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定すれば、前記調整材20,32を設置しなくてもよい。
【0075】例えば、ガーデン部材を並設するバルコニーを、平面視において格子状に区画し、この区画された各格子の縦横の長さを、前記ガーデン部材の縦横の長さと等しく設定することによって、前記バルコニーに、複数のガーデン部材を縦横に敷き詰めることができる。したがって、この場合、規格化されたガーデン部材を所定個数用意し、これらをバルコニーに並設するだけで、容易にガーデンを形成することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1のガーデン構造によれば、規格化されたガーデン部材を、ガーデンを造成すべき場所に並設することによって、建物の屋上、バルコニー、あるいは敷地内に、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを造成することができる。また、並設されたガーデン部材のうちの、少なくとも一部のガーデン部材を他のガーデン部材と取り替えることによって、異なる景観のガーデンを容易に形成することができるとともに、ガーデン部材の一部が破損したり、老朽化した場合等に、容易に復旧することができる。
【0077】さらに、前記ガーデン部材を、その底部に設けられた一方の面状テープを、前記ガーデンを造成すべき場所に設けられた他方の面状テープに付着させることで、該ガーデンを造成すべき場所にガーデン部材を容易かつ確実に設置固定することができ、また、ガーデン部材を他のガーデン部材と取り替えるのも容易である。また、ガーデン部材が規格されているので、これを規格化された大きさのパッケージに梱包して輸送することによって、輸送や取り扱いが簡単なものとすることができる。
【0078】請求項2のガーデン構造によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記他方の面状テープを、前記ガーデンを造成すべき場所において、並設されたガーデン部材のうち互いに隣接するガーデン部材どうしに亙って設けたので、一つの面状テープに、複数のガーデン部材の面状テープを付着させることができ、よって、最小枚数の面状テープで効率的にガーデン部材をガーデンを造成すべき場所に設置固定することができる。
【0079】請求項3のガーデン構造によれば、請求項1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記ガーデン部材が平面視正方形状をなしており、該ガーデン部材を平面視碁盤格子状に並設したので、ガーデン部材どうしを隙間なく敷き詰めることができ、総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを造成することができる。
【0080】請求項4のガーデン構造によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記ガーデン部材が、形状が等しくかつ少なくとも表面側の素材が異なる二種類あり、一方の種類のガーデン部材と他方の種類のガーデン部材とを互に縦横に隣接するように並設したので、平面視において市松模様を呈する総合的に統一性のとれた美しい景観のガーデンを造成することができる。
【0081】請求項5のガーデン構造によれば、請求項1〜4のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記ガーデンを造成すべき場所の平面的な大きさを、前記ガーデン部材の平面的な大きさの整数倍に設定したので、ガーデンを造成すべき場所に、複数のガーデン部材を隙間なく敷き詰めることができる。したがって、規格化されたガーデン部材を所定個数用意し、これらをガーデンを造成すべき場所に並設するだけで、容易にガーデンを造成することができる。
【0082】請求項6のガーデン構造によれば、請求項1〜5のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記ガーデンを造成すべき場所に、異なる高さのガーデン部材を並設したので、ガーデンに凹凸が生じて立体感が醸し出すことができ、より美しい景観のガーデンを造成することができる。また、高さの高いガーデン部材を、低いガーデン部材の後方に配置し、高いガーデン部材の枠体を低いガーデン部材の植物に等によって隠すことにより、ガーデンの景観をさらに美しいものとすることができる。
【0083】請求項7のガーデン構造によれば、請求項1〜6のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記ガーデンを造成すべき場所に並設されたガーデン部材のうちの一部に、ガーデン部材を積載したので、ガーデンに立体感を醸し出すことができ、より美しい景観のガーデンを形成することができる。また、上側のガーデン部材の枠体を下側のガーデン部材の植物によって隠すことによって、ガーデンの景観をさらに美しくすることができる。
【0084】請求項8のガーデン構造によれば、請求項1〜7のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記ガーデンを造成すべき場所の一部に、前記ガーデン部材より高さの高いプランタを設置したので、該プランタに装填された植物等は、ガーデン部材によって隠されることなく、ガーデンの景観の一部を構成することができるので、さらに美しい景観のガーデンを形成することができる。
【0085】請求項9のガーデン構造によれば、請求項1〜8のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記複数のガーデン部材を並設することによって構成されたガーデン部材群の外縁部と、前記ガーデンを造成すべき場所の縁部との間に、これら間を埋める調整材を設置したので、ガーデンを造成すべき場所が、ガーデン部材と調整材とによって隙間なく敷き詰められ、よって、ガーデンの景観を美しくすることができる。
【出願人】 【識別番号】000114086
【氏名又は名称】ミサワホーム株式会社
【出願日】 平成10年(1998)1月30日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
【公開番号】 特開平11−215920
【公開日】 平成11年(1999)8月10日
【出願番号】 特願平10−19762