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【発明の名称】 穀物乾燥貯留設備
【発明者】 【氏名】岩下 正弘

【氏名】大島 康広

【氏名】清水 健二

【氏名】木津 晴彦

【氏名】細川 和彦

【要約】 【課題】柱部材や梁部材等の各部材の加工精度を上げて組付け時の調整等の手間を極力少なくして、作業者の労力を軽減しながら、穀物貯留空間を円滑かつ迅速に形成できるようにする。

【解決手段】設置箇所において、夫々別個に形成された柱部材5,7と梁部材6とが組付けられ、さらに、上記柱部材5,7及び梁部材6とは別個に形成されたパネルPが、上記組付けられた柱部材5,7及び梁部材6に組付けられるように、柱部材5,7、梁部材6及びパネルPが前記設置箇所において組付けられて、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する穀物貯留空間Di,Siが形成されるともに、上記パネルPにて穀物貯留空間Di,Siの側壁部Wが形成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する穀物貯留空間を備えた穀物乾燥貯留設備であって、柱部材と梁部材とが、別個に形成されて、設置箇所において組付け自在に構成され、前記柱部材及び前記梁部材とは別個に形成されたパネルが、前記設置箇所において組付けられた前記柱部材及び前記梁部材に対して組付け自在に構成され、前記柱部材、前記梁部材及び前記パネルが前記設置箇所において組付けられて、前記パネルにて前記穀物貯留空間の側壁部が形成される状態で、前記穀物貯留空間が形成されるように構成されている穀物乾燥貯留設備。
【請求項2】 前記パネルが、パネル厚さ方向に間隔を隔てて位置して、一対のパネル表面部を形成する一対の矩形状の板状部と、パネル厚さ方向での強度を補強すべく、それら一対の板状部の間の内部空間に位置して、一対の板状部を接続する補強部とを備えて構成され、前記一対のパネル表面部のうちの少なくとも前記穀物貯留空間に面するものが、平坦面状に形成されている請求項1記載の穀物乾燥貯留設備。
【請求項3】 前記柱部材と前記梁部材とが、ネジ式締結手段にて組付けられ、且つ、そのネジ式締結手段にて組付けられた前記柱部材及び前記梁部材に対して、前記パネルがネジ式締結手段にて組付けられている請求項1又は2記載の穀物乾燥貯留設備。
【請求項4】 前記柱部材及び前記梁部材にて区画形成されるパネル取付け用の矩形状の枠部分の内周部に配置される枠体が設けられ、前記柱部材及び前記梁部材に対して前記パネルを組付けるネジ式締結手段が、パネル厚さ方向に沿う締め付けによって前記パネルを前記枠体に組み付け、且つ、前記枠体と前記枠部分との間のパネル幅方向に沿う隙間に隙間調整用の調整部材を配置した状態で、パネル幅方向に沿う締め付けによって前記枠体を前記枠部分に組み付けるように構成されている請求項3記載の穀物乾燥貯留設備。
【請求項5】 前記穀物貯留空間として、隣接して配置された複数の貯留空間が備えられ、且つ、それら隣接する貯留空間同士で、前記柱部材と前記梁部材と前記側壁部とが共用されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の穀物乾燥貯留設備。
【請求項6】 前記複数の貯留空間が、穀物を貯蔵処理する貯蔵用貯留空間と、その貯蔵用貯留空間の両側に設けられて、穀物を乾燥処理する乾燥用貯留空間とにて構成され、前記貯蔵用貯留空間と、前記乾燥用貯留空間とで、前記側壁部が共用されている請求項5記載の穀物乾燥貯留設備。
【請求項7】 前記貯蔵用貯留空間及び前記乾燥用貯留空間の夫々を覆う覆いが、前記柱部材にて支持される状態で設けられている請求項6記載の穀物乾燥貯留設備。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する穀物貯留空間を備えた穀物乾燥貯留設備に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の穀物乾燥貯留設備において、従来では、例えば平面視で角型形状の穀物貯留空間を形成する場合に、その貯留空間の柱部材や梁部材は、長材を施工現場(設備の設置箇所)において所定寸法に切断して、溶接やネジ止めにて各部材同士を連結して組み立て、さらに、貯留空間の側壁部を形成する板材を所定寸法に切断・加工して、上記柱部材と梁部材とに溶接やネジ止めにて組み付けて、上記穀物貯留空間を形成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来技術では、穀物乾燥貯留設備の施工現場において、長材や板材等の材料を切断・加工して組み立てていたので、作業者の労力が増大するととともに、柱部材や梁部材等の各部材の加工精度が低下して組付け時に調整等のための余分な手間が増え、組み立て作業が円滑かつ迅速にできないという不具合があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記従来技術の不具合を解消すべく、柱部材や梁部材等の各部材の加工精度を上げて組付け時の調整等の手間を極力少なくして、作業者の労力を軽減しながら、穀物貯留空間を円滑かつ迅速に形成できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、設置箇所において、夫々別個に形成された柱部材と梁部材とが組付けられ、さらに、上記柱部材及び梁部材とは別個に形成されたパネルが、上記組付けられた柱部材及び梁部材に組付けられるように、柱部材と梁部材とパネルとが前記設置箇所において組付けられて、上記パネルにて前記穀物貯留空間の側壁部が形成される状態で、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する穀物貯留空間が形成される。従って、穀物貯留空間を形成するための柱部材と梁部材とパネルを別個に、工場等において寸法精度が良い状態で製作して、それら各部材を設置箇所において組み付けるので、従来のように、施工現場において長材や板材等の材料を切断・加工して組み立てるようにすると、作業者の労力が増大するととともに、各部材の加工精度が低下して組付け時に調整等の余分な手間が増え、組み立て作業が円滑かつ迅速にできないのに対して、かかる不具合を解消して、作業者の労力を軽減しながら、穀物貯留空間を円滑かつ迅速に形成することができる。
【0006】請求項2によれば、請求項1において、パネルが、パネル厚さ方向に間隔を隔てて位置して、一対のパネル表面部を形成する一対の矩形状の板状部と、パネル厚さ方向での強度を補強すべく、それら一対の板状部の間の内部空間内に位置して、一対の板状部を接続する補強部とを備えて構成され、その一対のパネル表面部のうちの少なくとも穀物貯留空間に面するもののパネル表面部が、平坦面状に形成されている。従って、穀物貯留空間の内方側からパネル厚さ方向にかかる圧力を、その内方側の板状部ばかりでなく、補強部と貯留空間の外方側の板状部とで支えて、パネル厚さ方向での強度を確保しながら、各板状部の厚みを合わせた厚みを、パネルを単板にて構成する場合の厚みよりも薄くすることができるので、パネルの重量を極力軽くすることができる。そして、このような重量が軽いパネルを用いることにより、施工の際の作業者の労力を軽減でき、又、パネルを支持する柱部材や梁部材の強度を下げることができて、穀物貯留空間を形成するための材料費を低減して、穀物乾燥貯留設備の製作コストを低減することができる。更に、平坦面状のパネル表面部が穀物貯留空間に面するので、デッドスペースが生じることなく貯留空間を形成することができ、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0007】請求項3によれば、請求項1又は2において、前記柱部材と前記梁部材とがネジ式締結手段にて組付けられ、そのネジ式締結手段にて組付けられた柱部材及び梁部材と前記パネルとが、ネジ式締結手段にて組付けられている。従って、例えば溶接等の連結手段にて、柱部材と梁部材とを固着し、且つ、柱部材及び梁部材とパネルとを固着して組み付けるものでは、組み立て作業に多くの手間を要するのに比べて、ネジ止めによって極力少ない手間で組み立てることができ、さらに、一部の部材を交換等する場合も比較的容易に行うことができ、もって、請求項1又は2の好適な手段が得られる。
【0008】請求項4によれば、請求項3において、柱部材及び梁部材にて区画形成されるパネル取付け用の矩形状の枠部分の内周部に配置される枠体に、パネル厚さ方向に沿う締め付けによってパネルを組み付け、且つ、上記枠体と枠部分との間のパネル幅方向に沿う隙間に隙間調整用の調整部材を配置した状態で、パネル幅方向に沿う締め付けによって前記枠体を前記枠部分に組み付けるようにして、前記パネルが柱部材及び梁部材に対してネジ式締結手段にて組付けられる。従って、柱部材及び梁部材にて区画形成されるパネル取り付け用の枠部分の内周部に配置される枠体を介して、パネルを柱部材及び梁部材に対して組付けるので、パネルを柱部材及び梁部材に確実に組付けることができるとともに、パネル取り付け用の部材(枠体)が貯留空間に出っ張ることを極力抑制することができ、さらに、上記枠体と枠部分との間に生じる隙間を調整部材にて塞ぐようにするので、貯留空間の内部の温度等の状態が外部から極力影響されないようにすることができ、もって、請求項3の好適な手段が得られる。
【0009】請求項5によれば、請求項1〜4のいずれか1項において、前記穀物貯留空間として、隣接して配置された複数の貯留空間が備えられ、且つ、それら隣接する貯留空間同士で、前記柱部材と、前記梁部材と、前記パネルにて形成される前記側壁部とが共用されている。従って、隣接して配置される複数の穀物貯留空間を形成するための柱部材と梁部材と側壁部とが共用されるので、各穀物貯留空間毎に、別個の柱部材と梁部材と側壁部とを用いるのに比べて、設備費用の低減を実現することができ、もって、請求項1〜4のいずれか1項の好適な手段が得られる。
【0010】請求項6によれば、請求項5において、複数の貯留空間が、穀物を貯蔵保管する貯蔵用貯留空間と、その貯蔵用貯留空間の両側に設けられて、穀物を乾燥処理する乾燥用貯留空間とにて構成され、その貯蔵用貯留空間と乾燥用貯留空間とで、側壁部が共用されている。従って、大容量化して大型になり易い貯蔵用貯留空間を真ん中に位置させて、その両側に、乾燥用貯留空間をバランス良く配置させることができるとともに、両貯留空間で側壁部を共用して、設備費用の低減を実現することができ、もって、請求項5の好適な手段が得られる。
【0011】請求項7によれば、請求項6において、前記貯蔵用貯留空間及び前記乾燥用貯留空間の夫々を覆う覆いが、柱部材にて支持される状態で設けられている。従って、上記貯蔵用及び乾燥用の各貯留空間を覆う覆いを、貯留空間を形成するための柱部材を利用して支持するようにしたので、例えば、上記貯蔵用貯留空間及び乾燥用貯留空間の全てを収める建屋を建設する場合に比べて、設備費用を大幅に低減させることができ、もって、請求項6の好適な手段が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る穀物乾燥貯留設備の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1に示すように、穀物処理設備が、納入者が投入する穀物の荷受け処理を行う荷受け部A、穀物を貯留するとともに乾燥処理する貯留ビンD、乾燥後の穀物を貯蔵処理するサイロS、穀物の籾摺調整を行う籾摺調整部E及び出荷処理を行う出荷部F等を備えて構成されている。ここで、貯留ビンDの貯留空間が穀物を乾燥処理する乾燥用貯留空間Diに対応し、サイロSの貯留空間が穀物を貯蔵処理する貯蔵用貯留空間Siに対応して、貯留ビンDとサイロSとによって、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する穀物貯留空間Di,Siを備えた穀物貯留乾燥設備が構成される。
【0013】荷受け部Aは、穀物を受け入れる荷受けホッパー21、荷受けホッパー21からの穀物を横送りする荷受けコンベア22、穀物を揚送する第1揚送コンベア23、穀物を一旦貯留する流量調整タンク24、穀物から藁屑等の異物を除去するための粗選機25、精選処理時には粗選機25から排出される穀物を精選別する精選機26、荷受け処理時には粗選機25から排出される穀物を計量し、精選処理時には精選機26から排出される穀物を計量する荷受け用計量機27、粗選機25から排出される枝梗付き籾等から枝梗等を除去する脱芒機28、精選機26から排出される脱ぷ米を貯留する脱ぷ米タンク29等を備えている。又、籾摺調整部Eには、調整タンク61、籾摺調整装置62、石抜機63等が備えられ、出荷部Fには、計量タンク64、出庫用計量機65、自動給袋機66等が備えられている。
【0014】荷受け時において、荷受け用計量機27から排出される計量後の穀物は、第2揚送コンベア67によって揚送され、供給用コンベア68によっていずれかの貯留ビンDに貯留されることになる。貯留ビンDに貯留されて乾燥処理された穀物は、各下端部の排出部69から後述のように送風によって排出されて横送りコンベア70によって搬送され、第3揚送コンベア71により揚送搬送されて、第4揚送コンベア72及び供給コンベア73によりいずれかのサイロSへ供給されることになる。そして、サイロSに供給されている穀物は、下方の排出口74から横送りコンベア75によって横送りされ、第4揚送コンベア30によって揚送された後、精選処理時には、荷受け部Aの第1揚送コンベア23に搬送されて精選処理されたのち、戻され、又、出荷処理時には、籾摺調整部Eに供給され更に出荷部Fを通して出荷されるようになっている。ちなみに、貯留ビンDは、サイロSが満杯のときなどにおいては、サイロとしても用いられるものであって、上記サイロSと同様に、荷受け部Aの第1揚送コンベア23や籾摺調整部Eに向けて、貯留穀物を搬送できるように構成されている。
【0015】尚、上記荷受け部Aにおける流量調整タンク24、粗選機25、精選機26、荷受け用計量機27、脱芒機28、脱ぷ米タンク29等は、それらの各装置を穀物が上方から下方に向けて流下するように上下方向に積み重ねて一体的に固定した段積み構成として、設置スペースを少なくするようにしてある。
【0016】次に、上記貯留ビンDとサイロSの各穀物貯留空間Di,Siを形成するための構成について説明する。図2〜図4に示すように、主柱5と梁6を組み付けるとともに、主柱5同士の間の中央において、上下の梁6に対して間柱7を組み付けて、左右方向に並ぶ主柱5と間柱7、及び、上下の梁6にて、パネル取付け用の矩形状の枠部分wbが区画形成されている。ここで、主柱5と間柱7とによって柱部材5,7が構成され、梁6によって梁部材6が構成され、柱部材5,7と梁6とは、別個に形成されて、設置箇所において組付け自在に構成されている。また、上記主柱5、間柱7及び梁6とは別個に形成されたパネルPが、上記設置箇所において組付けられた主柱5、間柱7及び梁6つまり各枠部分wbに対して組付け自在に構成されている。そして、主柱5、間柱7、梁6及びパネルPが前記設置箇所において組付けられて、そのパネルPにて穀物貯留空間Di,Siの側壁部Wが形成される状態で、穀物貯留空間Di,Siが形成されている。
【0017】ここで、枠部分wbを形成する主柱5、間柱7及び梁6にパネルPを組み付けた状態では、パネルPに対しては、上下方向並びに横方向での荷重がほとんどかからず、貯留穀物によるパネル厚さ方向での圧力のみがかかるようにして、後述のように中空状態にして軽量化したパネルPでも、要求される強度を充分に確保できるようにしてある。パネルPは上下方向に複数枚(本実施形態では3枚)を取り付けるが、同一サイズのパネルPにて各貯留空間の側壁部を形成するように、パネルPを共通化するとともに、上下方向での位置に応じて、パネル厚さ方向での強度が異なる3種類のパネルPを用意し、各位置で要求されるパネル厚さ方向での強度に充分耐え得る強度を備えたパネルPを配置するようにしてある。ちなみに、下方側には強度大のパネルPを、上方側には強度小のパネルPを配置する。以上のようにして、各穀物貯留空間Di,Siを形成することにより、構造物全体を形成する材料の総重量を軽量化して、コストダウンを図っている。
【0018】前記穀物貯留空間Di,Siとして、隣接して配置された複数の貯留空間Di,Siが備えられ、且つ、それら隣接する貯留空間Di,Si同士で、主柱5、間柱7、梁6及び側壁部Wが共用されている。つまり、複数の貯留空間Di,Siが、前記サイロSの貯蔵用貯留空間Siと、その貯蔵用貯留空間Siの両側に設けられた前記貯留ビンDの乾燥用貯留空間Diとにて構成され、その貯蔵用貯留空間Siと、乾燥用貯留空間Diとで、側壁部Wが共用されている。尚、各貯留空間Di,Siは、夫々平面視で矩形状に形成してある。具体的には、貯留ビンDの複数(図ではサイロSの列の左右に各5個で計10個)が、貯留ビンDとサイロSとが隣接して並ぶ並び方向と交差する方向に隣接して設けられて、その隣接する貯留ビンDの間の側壁部Wが共用され、サイロSの複数(図では5個)が、上記貯留ビンDとサイロSとの並び方向と交差する方向に隣接して設けられて、その隣接するサイロSの間の側壁部Wが共用され、さらに、上記10個の貯留ビンD及び5個のサイロSのうちで、前記並び方向に隣接する各貯留ビンDと各サイロSとの間の側壁部Wが共用されている。
【0019】更に、上記5個の貯蔵用貯留空間Si及び10個の乾燥用貯留空間Diの夫々を一括して覆う覆い8が、主柱5にて支持される状態で設けられている。つまり、覆い8を支持する柱を、穀物貯留空間Di,Siを形成する主柱5にて共用することにより、例えば、5個のサイロS及び10個の貯留ビンDの全てを収める建屋を建設する場合に比べて、コストダウンが可能になる。又、図示はしないが、上記貯留ビンDとサイロSを集合させた構造物の直線状の外周面を囲むように、断熱材が配置されて断熱施工が行われる。
【0020】前記柱部材5,7(主柱5及び間柱7)と梁6とが、ネジ式締結手段Niにて組付けられ、且つ、そのネジ式締結手段Niにて組付けられた柱部材5,7及び梁6に対して、パネルPがネジ式締結手段Njにて組付けられている。
【0021】次に、図5〜図7に基づいて、主柱5と梁6、及び、梁6と間柱7との組み付け構造について説明を加える。主柱5は角柱状に形成してあり、間柱7及び梁6夫々は横断面形状がH形状に形成してある。梁6において、主柱5に対する組み付け部分である両端部を除いた部分には、予め、H形状の両側の凹部を蓋するように板状材9を溶接にて取り付けてあり、残りの部分は、後述するように梁6を主柱5に組み付けた後で、蓋部材10をネジ止めして蓋をするようにしてある。又、同様に、間柱7において、梁6に対する組み付け部分である両端部を除いた部分には、予め、H形状の両側の凹部を蓋するように板状材9を溶接にて取り付けてあり、残りの部分は、後述するように間柱7を梁6に組み付けた後で、蓋部材10をネジ止めして蓋をするようにしてある。これは、穀物を貯留したときに、梁6や間柱7の凹部に穀物が溜まるのを防止するためである。
【0022】主柱5における梁6の組み付け箇所には、複数のボルト挿通孔を形成した取り付け板11を突設してあり、梁6の両端部夫々には、取り付け板11の複数のボルト挿通孔に対応させて複数のボルト挿通孔を形成してある。そして、取り付け板11のボルト挿通孔と梁6のボルト挿通孔とにボルト12を挿通してナット13を締め付けることにより、主柱5と梁6とを組み付ける。同様に、梁6における間柱7の組み付け箇所には、複数のボルト挿通孔を形成した取り付け板11を突設してあり、間柱7の両端部夫々には、取り付け板11の複数のボルト挿通孔に対応させて複数のボルト挿通孔を形成してある。そして、取り付け板11のボルト挿通孔と間柱7のボルト挿通孔とにボルト12を挿通してナット13を締め付けることにより、梁6と間柱7とを組み付ける。以上より、上記ボルト12とナット13とが、柱部材5,7(主柱5及び間柱7)と梁6とを組み付けるネジ式締結手段Niに対応する。
【0023】次に、枠部分wbを形成する主柱5、間柱7及び梁6に対するパネルPの取り付け構造を説明する。左右方向に並ぶ主柱5、間柱7、上下の梁6夫々の枠内面に対応する部分には、枠全周にわたるように取り付け板14を溶接接続してあり、取り付け板14には、枠内外方向(パネル幅方向に相当する)を向く複数のネジ孔14hを周方向に沿って間隔を隔てて形成してある。尚、取り付け板14にて形成される枠内周の大きさは、パネルPの外周つまり額縁材4の外周よりもやや大きくなるように構成してある。
【0024】外形形状がパネルPの額縁材4と同一形状に形成されて、前記枠部分wbの内周部に配置される枠体としての取り付け枠15が設けられ、この取り付け枠15には、枠内外方向(パネル幅方向に相当する)を向く複数の長孔15oを取り付け板14の複数のネジ孔14hに対応させて形成するとともに、枠厚さ方向(パネル厚さ方向に相当する)に向く複数のボルト挿通孔15hを額縁材4の複数のボルト挿通孔4hに対応させて形成してある。そして、ボルト17を取り付け枠15の長孔15oに挿通して取り付け板14のネジ孔14hにねじ込むことにより、取り付け枠15を主柱5、間柱7及び梁6に対して取り付け、取り付け枠15と取り付け板14との間の隙間には、シム16を挿入してその隙間を塞ぐ。続いて、図6に示すように、パネルPを、取り付け枠15がパネル全周部の端面における額縁材4の不存在箇所に嵌まり込むように配置して、ボルト18を額縁材4のボルト挿通孔4h及び取り付け枠15のボルト挿通孔15hに挿通してナット19を締め付けることにより、パネルPを主柱5、間柱7及び梁6に対して組み付ける。又、梁6におけるパネル厚さ方向の幅はパネルPの厚さよりも大きいので、パネルPとその下方側の梁6とにより形成される角部に穀物が溜まらないように、覆い板20をビス止めするようにしてある。
【0025】以上より、柱部材5,7及び梁部材6に対してパネルPを組付けるネジ式締結手段Njが、ボルト18とナット19との組み合わせ、及び、ボルト17とネジ孔14hとの組み合わせにて構成されて、パネル厚さ方向に沿う締め付けによってパネルPを取り付け枠15に組み付け、且つ、取り付け枠15と枠部分wbとの間のパネル幅方向に沿う隙間に隙間調整用の調整部材としてのシム16を配置した状態で、パネル幅方向に沿う締め付けによって取り付け枠15を枠部分wbに組み付けるように構成されている。ここで、パネル厚さ方向に沿う締め付けには、ボルト18とナット19とを用い、パネル幅方向に沿う締め付けには、ボルト17とネジ孔14hを用いる。
【0026】以上のようなパネルPの取り付け構造を採用することにより、以下に説明するような利点がある。つまり、パネルPの額縁材4、取り付け枠15、主柱5、間柱7及び梁6等の各部材は、工場にて製作するので寸法精度が高いが、主柱5、間柱7及び梁6の組み付けは現場で行うので、主柱5、間柱7及び梁6にて形成されるパネル取り付け用の枠部分については寸法精度が低下する。そこで、主柱5、間柱7、上下の梁6にて形成される枠部分に対して、枠内周の大きさがパネルPの額縁材4の外周よりもやや大きくなるように、取り付け板14を枠状に取り付け、その取り付け板14に対して、額縁材4と同一形状の取り付け枠15を、パネル幅方向に締め付けるネジ式締結手段(ボルト17とネジ孔14h)によってシム16を介して取り付け、その取り付け枠15に対してパネルPを額縁材4を用いて取り付けるようにしてある。従って、主柱5、間柱7及び梁6にて形成されるパネル取り付け用の枠部分の寸法がばらついても、パネルPを確実に取り付けることができる。
【0027】次に、図8〜図12に基づいて、パネルPについて説明する。パネルPは、パネル厚さ方向に間隔を隔てて位置して、一対のパネル表面部を形成する一対の矩形状の板状部Bと、パネル厚さ方向での強度を補強すべく、それら一対の板状部Bの間の内部空間内に位置して、一対の板状部Bを接続する補強部Rとを備えて構成され、上記一対のパネル表面部のうちの少なくとも前記穀物貯留空間Di,Siに面するものが、平坦面状に形成されている。この例では、両側に穀物貯留空間Di,Siが存在するパネルPのみならず、片側だけに穀物貯留空間Di,Siが存在するパネルPについても、一対のパネル表面部の両方を平坦面状に形成しているが、片側だけに穀物貯留空間Di,Siが存在する場合には、その穀物貯留空間Di,Siに面する側のパネル表面部のみを平坦面状に形成するようにしてもよい。更に、パネル全周部の端面に、額縁材4を設けてある。
【0028】一対の板状部Bの一部分を形成するための板状部形成用の板部Tb及び補強部Rの一部分を形成するための補強部形成用の板部Trとを備えるように、横断面形状が矩形状に形成された角筒状体Tの複数を、隣り合う角筒状体Tの補強部形成用の板部Tr同士を接続した状態で、パネル幅方向に並設し、並設した複数の角筒状体Tにおける、一対の板状部形成用の板部Tbにて一対の板状部Bを、且つ、補強部形成用の板部Trにて補強部Rを構成してある。更に、角筒状体Tの内部に、一対の板状部形成用の板部Tb同士を接続する補強材Tcを設けてあり、その補強材Tcも補強部Rを構成するようにしてある。
【0029】角筒状体Tについて、説明を加える。板状材を、長方形状の平板部1aと、その平板部1aの両端からその平板部1aに垂直な方向に延びる屈曲部1bと、屈曲部1b夫々の端部から平板部1aと平行に内方側に突出した鍔部1cを備えるように成形して、横断面形状が略C型のC形材1を形成する。平板部2aとその平板部2aの一端からその平板部2aに垂直な方向に延びる屈曲部2bを備えた横断面形状が略L形で長尺状のL形材2の2本を、夫々の長手方向をC形材1の幅方向(屈曲部1bを形成した端縁に直交する方向)に向けて、C形材1における屈曲部1bの側の面に、C形材1を長手方向(屈曲部1bを形成した端縁の延びる方向)に略等間隔に3分割する位置に配置して、溶接接続してある。C形材1にL形材2を溶接した状態では、L形材2の屈曲部2bの外方側の面がC形材1の鍔部1cの外方側の面と略同一面を形成するとともに、L形材2の屈曲部2bがC形材1の両側の鍔部1c間の略全長にわたる状態となるようにしてある。更に、C形材1における屈曲部1bが存在しない両端には、端部を蓋するように板状材3を溶接接続してある。
【0030】そして、一対のC形材1を、夫々の鍔部1c同士、L形材2の屈曲部2b同士、及び、板状材3の端縁同士を夫々を当付けた状態で対向させて、一対のC形材1夫々の屈曲部1b同士、及び、一対の板状材3同士を溶接接続して、横断面形状が矩形状の角筒状体Tを形成してある。つまり、C形材1の平板部1aを板状部形成用の板部Tbとして、一対のC形材1夫々の屈曲部1b同士を接続した状態のものを、補強部形成用の板部Trとして、一対のC形材1夫々に接続したL形材2同士が互いに接当した状態のものを補強材Tcとして、夫々機能させるようにしてある。
【0031】そして、3個の角筒状体Tを、互いに補強部形成用の板部Trを接当させた状態でパネル幅方向に密接状態に並べ、隣合う角筒状体Tの補強部形成用の板部Tr同士を溶接接続してある。つまり、並設した3個の角筒状体Tにおける、一対の板状部形成用の板部Tbにて一対の板状部Bを構成してある。又、並設した3個の角筒状体Tにおける、補強部形成用の板部Tr、角筒状体Tの内部の補強材Tc、及び、板状材3にて、補強部Rを構成してある。従って、パネル厚さ方向視において、補強材Tc及び板状材3夫々と補強部形成用の板部Trとは互いに直交する状態となる。つまり、補強部Rは、パネル厚さ方向視にてパネルの縦横の幅方向に沿う縦方向補強部と横方向補強部とを備えるように形成してある。
【0032】しかも、縦方向補強部に相当する補強材Tc及び板状材3を略等間隔で並設し、並びに、横方向補強部に相当する補強部形成用の板部Trを略等間隔で並設してあり、そのことによって、補強部Rを、パネル幅方向の全体において同じ強度になるように補強するように構成してある。そして、筒壁の厚み(具体的には、C形材1の厚み)の異なる角筒状体Tを用いることにより、板状部Bの厚みが異なることによってパネル厚さ方向での強度が異なる2種類のパネルPを製作するようにしてある。
【0033】尚、角筒状体Tは、横断面形状が偏平長方形状となる偏平状に形成してあり、そのような偏平状の角筒状体Tを用いることにより、パネルPを形成するための角筒状体Tの個数を少なくして、コストダウンを図っている。
【0034】額縁材4について、説明を加える。額縁材4は、横断面形状が略正方形状の角筒材を用いて、並設した3個の角筒状体Tが内部に嵌め込み可能な形状の矩形枠状に形成してある。更に、額縁材4には、組み付け用として、パネル厚さ方向を向く複数のボルト挿通孔4hを周方向に沿って間隔を隔てて形成してある。額縁材4は、パネル厚さ方向での幅がパネルPの厚さの略半分になるように形成してある。そして、パネルPの一方のパネル表面部と額縁材4の表面部とが面一状になるように、額縁材4にパネルPを嵌め込んで、額縁材4とパネルPとを溶接接続してある。つまり、額縁材4を、パネル全周部の端面におけるパネル厚さ方向での一端側に偏らせて設けてある。
【0035】次に各貯留ビンDの構成について説明する。図15に示すように、並列配置される5個の各貯留ビンDに対して多孔状で通気可能な床部31の下方側から導入して貯留ビンDの上部から排出するように通風させる送風機32を設け、5個の貯留ビンD夫々の上部に対して排気作用する排風機33を設けている。そして、各貯留ビンDの上部側の穀物投入口34には投入用シャッター35を設け、下部の穀物の排出部33にはそれを開閉する排出用シャッター36を設けてある。送風機32は5個の貯留ビンD夫々に対して設け、送風機32による通流空気を貯留ビンDの床部31に導入する状態と、5個全部の送風機32による通流空気を合流して、5個の貯留ビンDのうちから選択自在な1つの貯留ビンDの下方側に導入する状態とに切り換え自在に構成されている。
【0036】詳述すると、図14に示すように、貯留ビンDの床部31と下方側の底部37との間を隔壁38により上下二つに仕切り、隔壁38と底部37との間を、隔壁39,40により貯留ビンDの並設方向と直交する方向に3つに仕切ってある。貯留ビンD内において床部31と隔壁38とによって仕切られる空間と、隔壁38の下方に隔壁39,40によって仕切られる空間とは、連通口41によって互いに連通させてあり、これら互いに連通する二つの空間によって、送風機32からの空気を床部31の下方側から貯留空間に導入するための導風路42を形成している。隔壁38、隔壁39、貯留ビンDの下部前壁57及び底部37にて仕切られる仕切空間に臨む部分には、送風機32の連通口を形成し、前記仕切空間を5個の貯留ビンDにわたって一連に連通させて連通風路44を形成してある。又、貯留ビンDの隣接するもの同士で共有する壁部における前記連通風路44を形成するための開口には、開閉操作される合流制御用ダンパ45を設け、各貯留ビンDの隔壁39に形成した連通口には各貯留ビンDの導風路42と連通風路44とを連通する状態と遮断する状態とに切り換えるための通風制御用ダンパ46を設けてある。尚、送風機32夫々の吸い込み口付近には、吸い込み口に吸い込まれる空気を加熱するヒータ43を設けている。
【0037】隔壁38、隔壁40、貯留ビン2の下部後壁58及び底部37にて仕切られる空間を、5個の貯留ビンDにわたって一連に連通させて、そのように連通した通路内に排出用の横送りコンベア70を配置してある。
【0038】そして、図14に示すように、貯留ビンDにおける穀物貯留空間の床部31は、金属板を打ち抜いて多数の通気孔31aを形成するとともに、打ち抜きの際に舌片31bが排出部69側に延びる状態で形成されるようにして、下方側から供給される空気を上方側に通過させるとともに、排出部69側に変向するように構成している。
【0039】前記各貯留ビンDの内部の穀物貯留空間には、穀物を上下方向に移動しながら攪拌する攪拌装置Mを設けてある。攪拌装置Mは、貯留ビンDの上部に平行状態で設けた一対のネジ軸47と、そのネジ軸47に夫々噛合する一対のコマ部材48と、それら一対のコマ部材48に連結した軸体49と、その軸体49を往復移動させるべくネジ軸47を夫々回動させる一対の移動用電動モータ50と、軸体49に出力軸を下方に向けて取付けた一対の回転用電動モータ51と、回転用電動モータ51夫々の出力軸に連結した一対の螺旋体52とを備えて構成し、回転用電動モータ51夫々を駆動させて螺旋体52夫々を回転させながら、移動用電動モータ50を正逆方向に交互に駆動させて、軸体49を往復移動させることにより、貯留空間の略全域にわたって貯留されている穀物を上下方向に攪拌移動させるように構成してある。
【0040】そして、各送風機32、排出用シャッター36、各ダンパ45,46、各電動モータ50,51等の作動を制御する制御装置53と、作動内容を指令する操作盤54とが備えられ、制御装置53は、切換スイッチ54aにて通風モードが指令されると、図15に示すように、全ての排出用シャッター36及び合流制御用ダンパ45を閉じ状態とし、選択スイッチ54aにて選択された貯留ビンDに対して通風制御用ダンパ46を開状態とするとともに、送風機32、各電動モータ50,51を作動させて、通風乾燥が行われる。そして、排出モードが指令されると、図16に示すように、全ての合流制御用ダンパ45を開状態とし、全ての送風機32を作動させ、選択スイッチ54cにて選択された貯留ビンDの排出用シャッター36及び通風制御用ダンパ46のみ開状態として、他の全ての排出用シャッター36及び通風制御用ダンパ46を閉じ状態とする。このようにして、全ての送風機32の通流空気を合流して選択された貯留ビンDの床部31の下方側から導入して、その空気によって穀物を排出口側に流動させることにより、貯留ビンD内の穀物を全て排出することができる。
【0041】そして、各サイロSは、貯蔵される穀物を自然流下によるホッパー式排出部より外部に排出するように構成されている。つまり、図1に示すように、サイロSの底部を下窄まりの漏斗状に形成し、その先端部に穀物排出口74を形成してあり、この穀物排出口74には排出用シャッター56が備えられ、この排出用シャッター56を開操作させると自然流下により穀物が下方側の横送りコンベア75上に排出されるように構成してある。各サイロSがこのようにホッパー式排出部を備えていることから、図3に示すように、サイロSの下方側には排出部の左右両側に空きスペースが形成されることになり、この空きスペースを利用して各送風機32を配置してある。又、このような空きスペースを利用して、作業者がメンテナンス作業用の通路として利用することもできるようになっている。
【0042】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明する。
(イ)上記の実施形態においては、穀物貯留空間として、隣接配置された複数の貯留空間Di,Siを備えて、それら隣接する貯留空間Di,Si同士で、柱部材5,7と梁部材6と側壁部Wとを共用するようにしたが、このような形態に限るものではなく、種々の形態で構成することができる。例えば、単一の貯留空間を備えるようにしたり、あるいは、複数の貯留空間を隣接させない状態で備えるようにしてもよく、これらの場合には、上記柱部材等は共用されない。又、上記の実施形態においては、複数の穀物貯留空間を設ける場合に、乾燥用の貯留空間Diと、貯蔵用の貯留空間Siとを備えるようにしたが、乾燥用の貯留空間Di又は貯蔵用の貯留空間Siの一方のみを備えるものでもよい。
【0043】(ロ)上記の実施形態においては、側壁部Wを、パネル厚さ方向に間隔を隔てて位置して、一対のパネル表面部を形成する一対の矩形状の板状部Bと、パネル厚さ方向での強度を補強すべく、それら一対の板状部Bの間の内部空間に位置して、一対の板状部Bを接続する補強部Rとを備えて構成されたパネルにて形成したが、このようなパネルに限らず、例えば、単板にて形成してもよい。尚、パネルにて構成する場合に、パネル厚さ方向での強度が異なる3種類のパネルPを備える場合について例示したが、パネルPの種類としては、パネル厚さ方向での強度が異なる2種類のパネル、あるいは強度が同一の1種類だけ備えるようにしてもよい。
【0044】(ハ)上記の実施形態においては、柱部材5,7と梁部材6とを、ネジ式締結手段Niにて組付け、柱部材5,7及び梁部材6に対してパネルPをネジ式締結手段Njにて組付けるようにしたが、溶接等のネジ式以外の締結手段で組み付けるようにしてもよい。又、上記実施形態では、柱部材5,7及び梁部材6に対してパネルPを組付けるネジ式締結手段Njとして、パネルPの周囲に取り付けた額縁材4を介してパネルPを、パネル厚さ方向に締め付けによって枠体15(取り付け枠15)に組付け、且つ、その枠体15を、パネル幅方向に締め付けによって柱部材5,7及び梁部材6にて形成されるパネル取り付け用の枠部分wbに組み付ける組み付け構造を採用したが、パネルPの柱部材5,7及び梁部材6に対するネジ式の締結手段Njの具体構成は種々変更可能である。尚、上記実施形態では、先ず枠体15を枠部分wb(柱部材5,7及び梁部材6)に組み付け、次に、パネルPを枠体15に組み付けるようにしたが、この順序は逆でもよい。
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【出願日】 平成10年(1998)5月8日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【公開番号】 特開平11−313534
【公開日】 平成11年(1999)11月16日
【出願番号】 特願平10−125869