| 【発明の名称】 |
脱穀装置の唐箕 |
| 【発明者】 |
【氏名】河瀬 宗之
【氏名】福富 純一郎
【氏名】中瀬 敬之
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| 【要約】 |
【課題】吸気性能を向上する。
【解決手段】唐箕ケース11に形成の吸気口12を横断する状態で唐箕ケース11に、唐箕軸を支承する軸受けステー14を取り付け、前記軸受けステー14うち軸受け22を取り付ける軸受け取付け部位14Aと、唐箕ケース11への取り付け部位14Bとの間の部分に内外方向に貫通する吸気孔23を形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 唐箕ケースに形成の吸気口を横断する状態で唐箕ケースに、唐箕軸を支承する軸受けステーを取り付けてある脱穀装置の唐箕であって、前記軸受けステーに内外方向に貫通する吸気孔を形成してある脱穀装置の唐箕。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主として、コンバインやハーベスタなどに搭載される脱穀装置の唐箕に関する。 【0002】 【従来の技術】唐箕は、唐箕ケースの両側面に形成した吸気口から外気を吸入して周方向に送出する構造であり、その為、例えば特開平9‐56250号公報に開示されているように、唐箕ケースに形成した吸気口を横断する状態で、唐箕軸を支持する軸受けステーを取付けていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】近年、脱穀装置においては脱穀能力の増大、および、選別能力の増大が望まれており、これに伴って唐箕における風量を増大することが必要となっている。しかし、唐箕ケースの吸気口に横断配置した軸受けステーが吸気性能を低下させる一因となっていた。つまり、この軸受けステーは、唐箕軸を支承するためのベアリングを取り付けるとともに、唐箕軸を十分な強度をもって支持する必要から、相当大きい幅を有した部材で構成されており、そのために、吸気口のうち軸受けステーで覆われる部分を除いた、実際に吸気にたずさわる開口部分の面積が小さくなり、吸気抵抗が大きくなって吸気量を多くすることが難しいものとなっていた。その結果、唐箕の回転速度を大きくしたり、起風羽根の送風性能を上げてもその割りには十分な風量アップが期待できないものとなっていた。また、唐箕の回転速度を上げることで、むしろ駆動騒音の増大や駆動負荷の増大を招くものであった。 【0004】本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、唐箕における軸受け箇所に改良を加えることで吸気性能を向上できるようにすることを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0006】〔特徴〕唐箕ケースに形成の吸気口を横断する状態で唐箕ケースに、唐箕軸を支承する軸受けステーを取り付けてある脱穀装置の唐箕であって、前記軸受けステーに内外方向に貫通する吸気孔を形成してある点にある。 【0007】〔作用〕本第1発明によるときは、軸受けステーに内外方向に貫通する吸気孔を形成して、この吸気孔からも唐箕ケース内に吸気するようにしてあるから、軸受けステーが吸気口を横断するものでありながらも、吸気面積を大きくすることができる。 【0008】〔効果〕従って、本第1発明によれば、吸気抵抗を小さくして吸気性能の向上でき、その結果、唐箕回転速度をむやみに上げるようなことなく風量の増大を図ることができ、脱穀装置の性能アップに貢献することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】脱穀装置は、図1に示すように、フィードチェーン1で搬送される穀稈に対して扱作用する回転扱胴2を備えた扱室3を設け、この扱室3の下方に、回転扱胴2の下側周面に沿って張設した受け網4を漏下してきた処理物を選別処理する選別室5を形成し、この選別室5に選別風を供給する唐箕6と処理物を揺動送りしつつ選別する揺動選別体7とを設け、前記選別室5の底部に、選別一番物を回収して一番スクリュー8aを介して搬出する一番物回収部8と、選別二番物を回収して二番スクリュー9aを介して搬送する二番物回収部9とを配設し、搬送されてくる二番物を前記揺動選別体7の搬送始端部に還元する還元コンベア10を設けて構成されている。 【0010】前記唐箕6は、図2,図3にも示すように、唐箕ケース11のうち脱穀装置の左右の側板から構成される側板部11aに吸気口12を形成し、唐箕軸13を支承する軸受けステー14を前記吸気口12を横断する状態で唐箕ケース11に取り付け、前記唐箕軸13に、周方向複数の起風羽根15を唐箕軸13と一体に回転するようにステー16を介して取り付け、前記唐箕軸13のうち唐箕ケース11から外方に突出する一端部に、エンジン17からの動力を受け入れるための入力プーリ18と前記回転扱胴2への出力プーリ19とを装着し、他端部に、揺動選別体7や一番スクリュー8a、二番スクリュー9a、還元コンベア10などへの二つの出力プーリ20,21を取り付けて構成されている。 【0011】前記軸受けステー14は、板金加工品であって、そのうち軸受け22を取り付ける軸受け取付け部位14Aと、唐箕ケース11への取り付け部位14Bとの間の部分には、内外方向で貫通する吸気孔23が形成されている。 【0012】従って、上記の構成によれば、軸受けステー14が吸気口12を横断するも、その軸受けステー14に吸気孔23が形成されていることで、十分な吸気面積を確保することができる。 【0013】〔別実施形態〕上記実施の形態では、軸受けステー14として、板金加工品を示したが、軸受けステー14としては、図4に示すように、一対のフレーム材14aを、軸受け取付け板14bと唐箕ケース11への取付け板14cとを介して連結した構造のものであっても良く、この場合、軸受け取付け板14bと取付け板14cとの間に吸気孔23が形成されている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−299336 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−113474 |
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