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【発明の名称】 根菜収穫機
【発明者】 【氏名】川口 弘道

【氏名】鈴木 弘二

【氏名】岩永 憲二

【氏名】黒岩 二三男

【要約】 【課題】分草体が圃場面に突っ込んだ場合の反力を小さくして各部の破損を防止すると共に、分草体ないし引起し装置を従来より低い位置に調節し得るものとなして茎葉部の引起しを円滑に行えるものとする。

【解決手段】根菜の茎葉部を分草する分草体9,12と、該分草体9,12によって分草された茎葉部を引起す引起し装置2とを設けた根菜収穫機において、前記分草体9,12を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起し装置2の引起しラグ4作用域下端よりも前方下方に配置する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 根菜の茎葉部を分草する分草体9,12と、該分草体9,12によって分草された茎葉部を引起す引起し装置2とを設けた根菜収穫機において、前記分草体9,12を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起し装置2の引起しラグ4作用域下端よりも前方下方に配置したことを特徴とする根菜収穫機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、玉ねぎ等の根菜の収穫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の根菜収穫機として、特開昭53−7444号公報や特開昭53−48828公報に開示されているように、根菜の茎葉部を分草する分草体と、該分草体によって分草された茎葉部を引起す引起し装置とを設けた根菜収穫機において、前記分草体を板状に形成すると共に、該分草体の先端部を引起し装置の引起しラグ作用域下端よりも前方下方に配置したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】根菜の収穫作業においては、倒伏した茎葉部の引起しを円滑に行うために、引起し装置の引起しラグ作用域下端をできるだけ圃場面に近付けて作業走行することが望ましい。しかしながら、このように引起し装置を低くして作業走行する場合、分草体が圃場面に突っ込み易くなり、上述の従来の根菜収穫機のように分草体が板状に形成されていると、この分草体が圃場面に突っ込んだ場合の反力が非常に大きくなって、この分草体の取付部のみならず機体の各部に破損を来す虞がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上のような課題を解決するために、以下の如き技術的手段を講じる。すなわち、根菜の茎葉部を分草する分草体9,12と、該分草体9,12によって分草された茎葉部を引起す引起し装置2とを設けた根菜収穫機において、前記分草体9,12を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起し装置2の引起しラグ4作用域下端よりも前方下方に配置したことを特徴とする根菜収穫機としたものである。
【0005】これにより、収穫作業を行う際には、機体を前進させながら、圃場に植生する根菜の茎葉部を分草体9,12によって分草し、この分草された茎葉部を引起し装置2の引起しラグ4の作用によって引起す。この際、引起し装置2の引起しラグ4による引起し作用を円滑に行わせるために、引起し装置2を低い位置に調節することがあり、このような場合、分草体9,12はその先端部が引起し装置2の引起しラグ4作用域下端よりも前方下方に配置されているため、根菜の茎葉部をすくい上げ易くなる反面、圃場面に突っ込み易くなる。
【0006】しかしながら、この分草体9,12は杆状に形成されているために、例え圃場面に突っ込んだとしても、この際に受ける反力が従来の板状のものに比べて小さくなり、該分草体9,12の取付部や機体各部に破損を生じにくくなる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、この発明は、根菜の茎葉部を分草する分草体9,12と、該分草体9,12によって分草された茎葉部を引起す引起し装置2とを設けた根菜収穫機において、前記分草体9,12を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起し装置2の引起しラグ4作用域下端よりも前方下方に配置したことを特徴とする根菜収穫機としたので、分草体9,12が圃場面に突っ込んだ場合の反力を小さくして各部の破損を防止することができると共に、分草体9,12ないし引起し装置2を従来より低い位置に調節し得るものとなして茎葉部の引起しを円滑に行えるものとし、根菜収穫の作業能率を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図中、2は引起し装置、4は引起しラグを示す。まず、第1図と第2図に示す第1実施例は、押え杆(分草体)9をフレ−ム10から前方へ延長させ、引起し開始位置の下方を経て更に前方へ延長して構成している。
【0009】そして、押え杆9は、先端部が分草体となっている。5は茎葉切断装置である。次に、第3図と第4図に示す第2実施例は、左右両外側の押え杆9を中間で枢着して前部を分草体12としている。そして、分草体12は、後部のプ−リ−13からクランク14、ロット15、連杆16を介して連結され、上下に揺動して茎葉を分草しながら引起すように構成している。
【0010】17は掘取刃、18はコンベアを示す。
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成1年(1989)6月17日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−332344
【公開日】 平成11年(1999)12月7日
【出願番号】 特願平11−134384