| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】岡崎 正晴
【氏名】入江 信行
【氏名】片岡 聖実
【氏名】松井 孝広
|
| 【要約】 |
【課題】コンバインの機体フレームの左右一側に脱穀装置を配し、その前方の機体フレーム2に載置フレーム29を立設し、刈取装置を回動自在に支持する油圧シリンダーの伸縮距離が長く、機体フレームより下方に配置されていた。
【解決手段】刈取装置4を昇降させる刈取昇降シリンダー36を機体フレーム2前上方に固設した取付ブラケット38と刈取装置上下回動支点より前方へ突出した縦フレームの間に枢支した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体フレームの前部に載置フレームを立設し、該載置フレーム上に刈取装置の上下回動支点を回動自在に支持したコンバインにおいて、刈取装置を昇降させる刈取昇降シリンダーを、機体フレーム前上部に固設した取付ブラケットと刈取装置の縦フレームに枢支したことを特徴とするコンバイン。 【請求項2】 機体フレームの前部に載置フレームを立設し、該載置フレーム上に刈取装置の上下回動支点を回動自在に支持したコンバインにおいて、前記機体フレームの前部に潤滑油タンクとポンプとを配置し、載置フレーム上部に潤滑油の取り出し用のコックを配置したことを特徴とするコンバイン。 【請求項3】 脱穀装置へ穀稈を搬送するフィードチェーン後方に排藁搬送チェーンを配置し、機体前部上に配した潤滑油圧送ユニットに注油ホースを接続し、該注油ホース端部をフィードチェーンの挟扼杆後端部に接続したことを特徴とするコンバイン。 【請求項4】 脱穀装置へ穀稈を搬送するフィードチェーン後方に排藁搬送チェーンを配置し、機体前部上に配した潤滑油圧送ユニットに注油ホースを接続し、該注油ホースの途中部より二方向に分岐し、該注油ホースの一方をフィードチェーンの挟扼杆後端部に配置し、他方を排藁搬送チェーン前上方に配置したことを特徴とするコンバイン。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの刈取装置を昇降させる昇降シリンダーの配置構成と、刈取装置の搬送チェーンやフィードチェーンに潤滑油を注油する構成に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来からコンバインの左右一側に刈取部を配置し、その後方に脱穀部を配置し、その左右逆側にグレンタンクを配置し、その前方に運転部を配置し、刈取部で刈り取った穀稈の株元側をフィードチェーンで挟持するように受け継ぎ、穀稈の穂先側を脱穀部内に案内しながら後方に搬送し、脱穀し、選別後の一番物をグレンタンクに貯留し、排藁をフィードチェーン後端部より排藁搬送チェーンに受け継いで機体後部の排藁処理装置内に投入して切断処理したり、結束して機体後方に排出していた。 【0003】また、機体フレーム前部に支持フレームが立設され、該支持フレーム上部に刈取部の回動支点となる横フレームが枢支され、該横フレームより前下方に縦フレームが突出され、この縦フレームの途中部と機体フレーム前下部との間に刈取昇降シリンダーが介装され、該刈取昇降シリンダーを伸縮駆動することで、刈取り高さを調整したり、刈取部を上方に回動させて路上走行時に邪魔にならないようにしている。 【0004】また、前記フィードチェーンの上側に沿って挟扼杆が配置され、該挟扼杆が脱穀部の上部カバーの外側に弾性支持され、挟扼杆とフィードチェーンとの間に穀稈の株元が挟持されながら後方の排藁搬送チェーンに受け継ぐように搬送されていた。また、前記機体フレーム上に潤滑油タンクを載置し、該タンクよりポンプを用いて潤滑油を吸引し、該潤滑油を圧送する注油ホースを二方向に設け、一方を刈取部の搬送チェーンに延出し、他方の注油ホースを脱穀部側のフィードチェーン及び排藁搬送チェーンに延出して潤滑油を注油する技術は公知となっていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術において、刈取部の刈高さを調整する刈取昇降シリンダーの基部側の枢支位置は、機体フレームの前下方に配置され、刈取部の回動支点である横フレームとの間の距離が長く、刈取部を高く回動させるには刈取昇降シリンダーのストロークが長いものを使用なければならず、高価なものとなっていた。また、刈取昇降シリンダーを機体フレームの前下方に配置する構成においては、刈取昇降シリンダーが地面に近くクローラ式走行装置の側方位置となっており、該クローラ式走行装置で跳ね上げられた土や藁等が刈取昇降シリンダーとクローラ式走行装置との間に堆積して、クローラ式走行装置の駆動の抵抗となる不具合を生じたり、刈取昇降シリンダーに付着してさびを発生させたり、ロッドに付着して伸縮駆動の妨げとなることもあった。 【0006】また、刈取部側へ潤滑油を圧送する注油ホースが刈取部の回動支点より離れて配置されていると、刈取部を回動させる毎に刈取部側へ延出される注油ホースが撓み、他の機器に引っかかったりしてホースが折れ曲がり、内部の流れが堰止められ安定して注油できないことがあった。さらに、刈取部を取り外してメンテナンス作業を行う際に刈取部側の注油ホースのポンプ側連結位置が刈取部の回動支点より離れていると、同じ位置より刈取部の着脱作業ができず、該作業を煩雑とするものであった。 【0007】また、前記脱穀部の上部カバーを回動させてメンテナンスする際に挟扼杆も同時に上方回動されるが、該挟扼杆にフィードチェーンに注油するホースが引っかかったり、また、ホースが残されていると清掃作業時の邪魔となるものであった。更に、脱穀部側のフィードチェーン及び排藁搬送チェーンの両側に潤滑油を注油する構成においては、前記排藁搬送チェーンがフィードチェーンの後方に配置されており、両チェーンにそれぞれ注油ホースを延出するとホースの長さが異なり、両ホースに等しい圧力をかけることができないものであった。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題点を解消するために、機体フレームの前部に載置フレームを立設し、該載置フレーム上に刈取装置の上下回動支点を回動自在に支持したコンバインにおいて、刈取装置を昇降させる刈取昇降シリンダーを、機体フレーム前上部に固設した取付ブラケットと刈取装置の縦フレームに枢支したものである。また、機体フレームの前部に載置フレームを立設し、該載置フレーム上に刈取装置の上下回動支点を回動自在に支持したコンバインにおいて、前記機体フレームの前部に潤滑油タンクとポンプとを配置し、載置フレーム上部に潤滑油の取り出し用のコックを配置したものである。また、脱穀装置へ穀稈を搬送するフィードチェーン後方に排藁搬送チェーンを配置し、機体前部上に配した潤滑油圧送ユニットに注油ホースを接続し、該注油ホース端部をフィードチェーンの挟扼杆後端部に接続したものである。また、機体前部上に配した潤滑油圧送ユニットに注油ホースを接続し、該注油ホースの途中部より二方向に分岐し、該注油ホースの一方をフィードチェーンの挟扼杆後端部に配し、他方を排藁搬送チェーン前上方に配置したものである。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1はコンバインの右側面図、図2はコンバインの左側面図、図3は本発明の刈取昇降シリンダーを配した刈取装置の部分側面図、図4は機体フレーム前端部上方に配した潤滑油の取出コックを示す斜視図、図5は潤滑油の注油口を配したフィードチェーンの挟扼杆を示す側面図、図6は脱穀装置側に配した注油ホースを示す斜視図、図7は注油口を配したフィードチェーンの挟扼杆の後面図一部断面図である。 【0010】まず、図1、図2を用いてコンバインの全体構成を説明する。クローラ式走行装置1に機体フレーム2を載置し、この機体フレーム2の進行方向右側前部に運転部9を配置し、この運転部9には運転シート50を配設し、この運転シート50の前部にフロントコラム51を立設している。このフロントコラム51に操向レバー52やアクセルレバー等を配置している。運転シート50側方のサイドコラム53上に作業クラッチレバーや変速レバー54、後述する潤滑油の圧送方向を切り換える注油方向切替レバー56等が配置されている。 【0011】前記機体フレーム2の進行方向左側前方に引起し・刈取装置4を配置して、穀稈を引き起して株元を刈刃によって刈り取り、搬送装置によって後方へ搬送する。引起し・刈取装置4の後部には脱穀装置5が配置され、搬送装置によって搬送された穀稈の株元を機体側部のフィードチェーン7によって挟持して後方へ搬送しながら、扱胴6によって脱粒する。脱粒後の残された排藁は、フィードチェーン7後端部より排藁搬送チェーン14に受け継がれ、機体後部に配置する排藁カッター等の排藁処理装置8に搬送して切断し、圃場に放出されている。 【0012】前記脱穀装置5の下部には選別装置が配置され、該選別装置によって選別された後の二番物は再度扱胴6または処理胴へ還元され、ゴミや細かい藁屑等の一部は、脱穀装置5後部内に横架された吸引ファン10で吸引され、機体側面のフィードチェーン7後方に設けた放出口11より排出し、籾は一番コンベアや揚穀コンベア26を介して運転部9後方に配置したグレンタンク3に搬送される。 【0013】また、図1、図3に示すように、前記刈取装置4は後部を中心に上下に回動自在に支持されている。前記刈取装置4は、搬送チェーンやタインより成る図示せぬ複数の搬送装置と、刈刃12、引起し装置13等が刈取フレームによって支持されている。該刈取フレーム後上部は、回動支点となる筒状の横フレーム30が形成され、該横フレーム30より前下方に縦フレーム31を突設している。前記横フレーム30には、図示せぬ刈取一軸(刈取入力軸)が軸支され、縦フレーム31に刈取二軸を軸支して、各搬送装置や刈刃12、引起し装置13等に動力を伝達するようにしている。 【0014】一方、図3、図4に示すように、前記機体フレーム2前上部に左右に取付フレーム32を横架し、後述する刈取昇降シリンダー36や潤滑油圧送ユニットの潤滑油タンク41等を取付け可能としている。また、前記取付フレーム32上部の左右途中位置より前上方に左右一対の載置フレーム29・29を立設している。該載置フレーム29・29上端部には凹部29a・29aが形成され、該凹部29a・29a上に前記横フレーム30両端部が載置され、上方より挟持体33が載置固定され、横フレーム30が回動自在に枢支され、該横フレーム30を刈取装置4の回動支点としている。また、前記挟持体33を取り外すことで横フレーム30が外れて刈取装置4を取り外すことができる。 【0015】そして、本発明において、前記縦フレーム31の前後途中部の後面にブラケット37を固設し、該ブラケット37に刈取昇降シリンダー36のロッドを着脱自在に枢支している。一方、前記刈取昇降シリンダー36基部は、前記取付フレーム32前面に固設した取付ブラケット38に枢支されている。この取付ブラケット38は、機体フレーム2の上方であり、横フレーム30(即ち、刈取装置4の回動支点)の近傍位置となっており、刈取昇降シリンダー36の伸縮長さを短くし、安価な油圧シリンダーを用いることができる。また、前記刈取昇降シリンダー36基部が機体フレーム2より上方に配置され、左右のクローラ式走行装置1・1の間に配置されておらず、刈取昇降シリンダー36とクローラ式走行装置1との間に土や藁屑が堆積されて走行駆動の抵抗を生じることがなくなっている。更に、クローラ式走行装置1によってはね上げられた土や藁屑等が刈取昇降シリンダー36に付着しにくくなっている。 【0016】次に、前記脱穀部5側部に配したフィードチェーン7や排藁搬送チェーン14、刈取装置4の搬送装置に、潤滑油圧送ユニットより延出される注油ホースを介して潤滑油を注油する構成について説明する。図3、図4に示すように、潤滑油圧送ユニットは、潤滑油タンク41や圧送ポンプ43、潤滑油が取り出される取出コック44・45等より構成されている。前記取付フレーム32の左端部に載置台40が固定され、該載置台40上に潤滑油タンク41が載置される。また、前記載置フレーム29・29後面には、支持フレーム42が固設され、該支持フレーム42後面左側に圧送ポンプ43が取付けられている。更に、前記支持フレーム42後面の右側に潤滑油を取り出す取出接続部となる取出コック44と、その左側に潤滑油が取り出される取出コック45とが左右に配置されている。 【0017】前記潤滑油タンク41と圧送ポンプ43の吸入口とがホース46を介して連通され、圧送ポンプ43の吐出口にホース47が接続され、該ホース47をサイドコラム内に配した図示せぬ分岐弁まで延出し、二本に分岐されたホース47a・47bが各々前記刈取部用取出コック44、脱穀部用取出コック45の一端に接続されている。前記刈取部用取出コック44と脱穀部用吐出口45の各他端部には、注油ホース48・49が接続され、刈取装置4の搬送装置と脱穀部5側のチェーンに注油するようにしている。尚、前記ホース47が接続される分岐弁は、前記注油方向切替レバー56に連動され、刈取部用取出コック44若しくは脱穀部用取出コック45に潤滑油を圧送する方向が切り換えられる。 【0018】前記注油ホース48・49が接続される刈取部用取出コック44と脱穀部用取出コック45とを配置した載置フレーム29・29後面の上下途中部は、刈取装置4の回動支点の近傍となっているので、刈取装置4を昇降回動させても、刈取装置4側へ延出される注油ホース48が大きく撓むことがなく、他の部材に引っかかり折り曲げられて潤滑油の圧送が堰き止められる等の不具合を生じることがなくなっている。 【0019】また、前記取出コック44・45を載置フレーム29・29後方に配置したので、前記刈取装置4を機体側より取り外す際に、作業者が機体フレーム2前部と刈取装置4後部との間の空間より載置フレーム29上部の挟持体33を取り外し、刈取昇降シリンダー36のロッドと縦フレーム31との連結を取り外す作業をするとともに、同じ位置より前記刈取部用取出コック44と脱穀部用取出コック45より各注油ホース48・49を取り外すことができ、刈取装置4の取り外し作業を容易としている。 【0020】また、図5、図6に示すように、前記注油ホース49を脱穀部カバー64の回動支点64a側(右側)を通過させて、扱胴6の後部を覆う後方カバー62の後方まで延出されている。この位置で注油ホース49は、フィードチェーン7に注油するフィードチェーン側注油ホース49aと排藁搬送チェーン14に注油する排藁搬送チェーン側注油ホース49bとに分岐されている。フィードチェーン側の前記注油ホース49aを後方カバー62の後面に沿って左側(フィードチェーン7側)に延出し、注油ホース49aをフィードチェーン7の挟扼杆64の後端部に設けた注油口63上部に接続し、フィードチェーン7後部に注油可能としている。同様に、前記排藁搬送チェーン側注油ホース49bも後方カバー62の後面に沿うように左側(フィードチェーン7側)に延出し、排藁搬送チェーン14前端部に上方の注油口65に接続している。 【0021】よって、前記注油ホース49aと注油ホース49bとは略等しい長さに設けられ、両側のホース内に等しい圧力をかけても注油量が偏ることなく均等に注油することができる。 【0022】また、前記挟扼杆60は、弾性支持部材61・61・・・を介して脱穀部カバー64に取り付けられ、該脱穀部カバー64の上方回動とともに挟扼杆60も上方に回動される。また、前記挟扼杆60は、断面視において「コ」字状に形成され、開放面を下方に向けて配置され、図7に示すようにフィードチェーン7の左側を跨ぐように配置されている。これに対して、前記吐出口63は、挟扼杆60の後部の左側に嵌合されており、吐出口63をフィードチェーン7の左右中央部に配置して、吐出口63より吐出される潤滑油をフィードチェーン7上に均等に吐出することができる。 【0023】このように構成したことによって、収穫作業の作業開始時や終了時にフィードチェーン7や排藁搬送チェーン14を駆動した状態とし、前記切替レバー56を切り換えるとともに、圧送ポンプ43を駆動して潤滑油を注油ホース49を介してフィードチェーン7と排藁搬送チェーン14とに注油することができる。また、脱穀部カバー64を上方に回動させることで、挟扼杆60とともに吐出口63及び注油ホース49aが上昇し、扱胴6やフィードチェーン7上部に注油ホース49が配置されることがなく、内部の清掃等のメンテナンス作業を容易としている。 【0024】 【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1記載のように、機体フレームの前部に載置フレームを立設し、該載置フレーム上に刈取装置の上下回動支点を回動自在に支持したコンバインにおいて、刈取装置を昇降させる刈取昇降シリンダーを、機体フレーム前上部に固設した取付ブラケットと刈取装置の縦フレームに枢支したので、取付ブラケットが刈取装置の回動支点の近傍位置に配置され、刈取昇降シリンダーの伸縮長が短くても、刈取装置を十分に上方まで回動させることができ、ストロークの短い安価な油圧シリンダーを用いることができる。また、左右のクローラ式走行装置の間位置に刈取昇降シリンダーを配置することがないので、クローラ式走行装置ではね上げられた土や藁屑等が堆積することがなく、クローラ式走行装置の走行駆動を抵抗を生じることがないようにしている。更に、クローラ式走行装置によってはね上げられた土や藁屑等が届きにくくなり、その付着が少なくなり、錆等の発生を防止でき油圧シリンダーの耐久性を向上できる。 【0025】また、請求項2記載のように、機体フレームの前部に載置フレームを立設し、該載置フレーム上に刈取装置の上下回動支点を回動自在に支持したコンバインにおいて、前記機体フレームの前部に潤滑油タンクとポンプとを配置し、載置フレーム上部に潤滑油の取り出し用のコックを配置したので、刈取装置を昇降回動させても、刈取装置側へ接続される注油ホースが大きく撓むことがなく、他の部材に引っかかり折り曲げられて潤滑油の圧送が堰き止められる等の不具合を生じることがなくなる。また、前記取出コックを載置フレーム後方に配置したので、前記刈取装置を機体側より取り外す際に、作業者が機体フレーム前部と刈取装置後部との間の空間より刈取装置の各連結部を取り外すと同時に、同じ位置より取出コックより注油ホースを取り外すことができ、刈取装置の着脱作業を容易としている。 【0026】また、請求項3記載のように、脱穀装置へ穀稈を搬送するフィードチェーン後方に排藁搬送チェーンを配置し、機体前部上に配した潤滑油圧送ユニットに注油ホースを接続し、該注油ホース端部をフィードチェーンの挟扼杆後端部に接続したので、注油状態を機体側部より確認することができる。また、脱穀装置のカバーを上方に回動することで、挟扼杆とともに注油ホースも上方に回動されるので、内部のメンテナンスを行う際にホースが邪魔となることがなく、作業性が向上される。 【0027】また、請求項4記載のように、脱穀装置へ穀稈を搬送するフィードチェーン後方に排藁搬送チェーンを配置し、機体前部上に配した潤滑油圧送ユニットに注油ホースを接続し、該注油ホースを脱穀部上部カバーに沿って後方に延出し、該注油ホースの途中部より二方向に分岐し、該注油ホースの一方をフィードチェーンの挟扼杆後端部に配し、他方を排藁搬送チェーン前上方に配置したので、二方向に分岐した注油ホースの両側を等しい長さに構成でき、両ホース内に等しい圧力がかけられ、フィードチェーンと排藁搬送チェーンに均等に潤滑油を注油することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
|
| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月7日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
|
| 【公開番号】 |
特開平11−313527 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−124574 |
|