| 【発明の名称】 |
草刈り装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】戸越 義和
【氏名】北村 純一
【氏名】江崎 善幸
【氏名】川原 好博
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| 【要約】 |
【課題】刈草をダクトで吸引させるように構成した各リールモーアにおいて、詰まりが生じることを抑制して円滑に刈草をダクトに送ることのできる草刈り装置を提供する。
【解決手段】走行機体の左右方向での中央域に配置される第1リールモーア6Aと、該第1リールモーア6Aの左右それぞれに、該第1リールモーア6Aと刈り幅の一部が重複するように配置された第2及び第3リールモーア6B,6Cとを備えるとともに、前記各リールモーア6A,6B,6Cに、刈草を吸引するダクト7をそれぞれ装備した草刈り装置であって、前記第2及び第3リールモーア6B,6Cにおける刈草の前記各ダクト7への送り向きが機体横幅方向での中央寄りに向かうように、前記第2及び第3リールモーア6B,6Cのリール刃47のお互いのねじり向きを逆向きに設定してある草刈り装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行機体の左右方向での中央域に配置される第1リールモーアと、該第1リールモーアの左右それぞれに、該第1リールモーアと刈り幅の一部が重複するように配置された第2及び第3リールモーアとを備えるとともに、前記各リールモーアに、刈草を吸引するダクトをそれぞれ装備した草刈り装置であって、前記第2及び第3リールモーアにおける刈草の前記各ダクトへの送り向きが機体横幅方向での中央寄りに向かうように、前記第2及び第3リールモーアのリール刃のお互いのねじり向きを逆向きに設定してある草刈り装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の左右方向での中央域に配置される第1リールモーアと、該第1リールモーアの左右それぞれに、該第1リールモーアと刈り幅の一部が重複するように配置された第2及び第3リールモーアとを備えるとともに、前記各リールモーアに、刈草を吸引するダクトをそれぞれ装備した草刈り装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の草刈り装置にあっては、第1、第2及び第3リールモーアの全てが同一のねじり向きに設定されたリール刃を設けて刈取するようにしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、第2及び第3リールモーアにおいては、第1リールモーアと重複する端部箇所では重複していない箇所よりも刈取量が少なくなるのでありますが、ダクトに刈草を吸引させるに、第2及び第3リールモーアのうち一方では、リール刃による刈草の送り方向がその第1リールモーアとの重複箇所に向かうものであるのに対して、他方では、リール刃による刈草の送り方向がその第1リールモーアとの重複箇所とは反対側つまり横外側に向かうものとなっていた。そのため、その横外側に向かうようになっている他方のリールモーアでは、通常リール刃の左右方向での中央箇所に位置設定されて設けられているダクトの吸引口から離れる側でかつ刈取量の多い状態で刈草がリール刃で送られる傾向があって、そのため、ダクトの吸引口へ刈草が至るのにもたついて詰まりが生じる虞れが高いという課題を有していた。 【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、刈草をダクトで吸引させるように構成した各リールモーアにおいて、詰まりが生じることを抑制して円滑に刈草をダクトに送ることのできる草刈り装置の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】(構成) 本発明の請求項1にかかる草刈り装置は、走行機体の左右方向での中央域に配置される第1リールモーアと、該第1リールモーアの左右それぞれに、該第1リールモーアと刈り幅の一部が重複するように配置された第2及び第3リールモーアとを備えるとともに、前記各リールモーアに、刈草を吸引するダクトをそれぞれ装備した草刈り装置であって、前記第2及び第3リールモーアにおける刈草の前記各ダクトへの送り向きが機体横幅方向での中央寄りに向かうように、前記第2及び第3リールモーアのリール刃のお互いのねじり向きを逆向きに設定してあることを特徴構成とする。 【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成によれば、第2及び第3リールモーアのリール刃のお互いのねじり向きを逆向きに構成して、それらの各リールモーアのリール刃によって送られる刈草の送り向きを機体横幅方向での中央寄りに設定しているので、第2及び第3リールモーアにおける刈取量が多い範囲、つまり第1リールモーアと刈取位置が重複していない左右の横外側箇所からの刈草はリール刃の回転に伴って機体横幅方向での中央寄りに向かってダクトに吸引されることになり、第2及び第3リールモーアにおける刈取量が少ない範囲、つまり第1リールモーアと刈取位置が重複している機体横幅方向での中央寄り箇所からの刈草は搬送量も比較的少ないため、詰まりの生じにくい状態でリール刃による送り向きとは逆向きとなってダクトの吸引口へ向かうことになる。 【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にかかる構成によれば、第2及び第3リールモーアにおいて詰まりの生じ易い刈取量の多い横外側箇所から刈り取られた刈草はリール刃の送り向きと同じ向きでダクトへ向かうようにできるので、刈草の送りが円滑になって詰まりの発生が抑制されるとともに、第2及び第3リールモーアにおいてもともと刈草の量が少ない機体左右幅方向での中央寄り箇所つまり第1リールモーアと刈取範囲が重複する箇所からの刈草はリール刃の送り向きと逆向きにダクトに向かうものであっても、刈草の量が少ないことから多少送りがもたついても詰まりが生じにくいものであって、よって、全体的にリールモーアにおいて刈草の詰まりが生じにくくなって刈取性能が低下することを抑制でき、良好な刈取作業を行うことができるものとなった。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図5に、草刈り装置の一例としての芝刈装置を装備した乗用型芝刈機を示している。この乗用型芝刈機は、駆動型の前車輪1,1、及び、操向操作される駆動型の後車輪2,2を備えた走行機体の後部にエンジンボンネット3に内装される状態でエンジン4を配置するとともに、このエンジンボンネット3の上方位置に集草容器5を配置し、走行機体の前端位置に3つのリールモーア6A,6B,6Cからなる芝刈装置Mを昇降自在に備え、それぞれのリールモーア6A,6B,6Cからの刈芝をダクト7、吸引ブロワ8を介して集草容器5に送り込むように構成している。 【0009】そして、走行機体の前部位置に前方及び両横側方に開放するステップ11を形成し、このステップ11の前部位置に操縦塔12を設け、この操縦塔12の上端位置にステアリングハンドル13を設け、ステップ11の後部位置に運転座席14を設け、さらに、この運転座席14周りの上部と横側部とを保護するループ状の保護フレーム15を設けている。図3及び図5に示すように、前記3つのリールモーア6A,6B,6Cは、走行機体を基準にして左右方向での中央位置に配置される第1リールモーア6Aと、この第1リールモーア6Aより少し後方側の左右両横側部位置にそれぞれ配置される第2リールモーア6B及び第3リールモーア6Cとで成るとともに、第1リールモーア6Aの刈り幅の左右両側端部のそれぞれと、第2リールモーア6Bの右側端部及び第3リールモーア6Cの左側端部とが小幅の範囲で重複する位置関係に設定されて配置している。 【0010】又、各ダクト7は、第1、第2及び第3リールモーア6A,6B,6Cのそれぞれからの刈草としての刈芝を送る可撓性の3つの第1ダクト7a,7a,7aと、この3つの第1ダクト7a,7a,7aを機体正面位置で合流させる合流部材7bと、この合流部材7bで合流した刈芝を送る第2ダクト7cとを備えて構成されている。この第2ダクト7cは、機体正面位置から機体右側部位置にわたって配置されて、走行機体の横側部位置の第2ダクト7cの中間位置に吸引ブロワ8が介装されている。 【0011】吸引ブロワ8から第2ダクト7cを介して上方に送り出される刈芝は、第2ダクト7cの上端に斜め姿勢で形成された開口を介して集草容器5の受け入れ筒16に送られるものとなっている。合流部材7bは、第1ダクト7aが接続する筒状部を前方及び左右方向に開口する形態で形成し、第2ダクト7cが接続する筒状部を上方に開口する形態で形成した金属製の部材で構成し、この合流部材7bは走行機体の左右方向での中央位置の前方位置に支柱17を介して位置固定状態で支持している。 【0012】図1に示すように、集草容器5は、同図に示す姿勢で後方に開放する開口が形成された容器本体5aと、開口上縁のヒンジ19を介して開閉自在に取り付けた蓋体5bとを備えて構成している。この集草容器5は、開口縁の下部位置に備えたブラケット20の下端を、走行機体後部の支持フレーム21に形成されたステー22に対して横向き姿勢の支軸23周りで揺動自在に連結することで、集草容器5の全体を同図に示す集草姿勢と図2に示す放出姿勢とに切り換え得るよう構成している。尚、受け入れ筒16から空気の流れと共に送り込まれた刈芝は、集草容器5の内部での空気の流速の低下により自重で集草容器5内に落下して回収されるものとなっており、空気は集草容器5の内部の上部空間から蓋体5bの後面側に形成された排気路(図示せず)を介して容器外に排出されるものとなっている。 【0013】集草容器本体5aの姿勢切換を行う放出シリンダ24をブラケット20と支持フレーム21とにわたって備えるとともに、集草容器本体5aの姿勢切換と連動して蓋体5bを開閉操作するリンク部材25をステー22と蓋体5bとに連結したアーム26とにわたって備えることで、放出シリンダ24の収縮側への駆動によって集草容器本体5aを集草姿勢に設定した場合は、同図に示すように蓋体5bを閉塞状態に維持し、放出シリンダ24の伸長側への駆動によって集草容器本体5aを放出姿勢に切り換えた場合には、図2に示すように、第2ダクト7cの上端から受け入れ筒16を分離させ、かつ、蓋体5bを開放した状態で集草容器本体5aの開口を下方に向けて刈芝の放出を行えるものとなっている。尚、図2及び図12に示すように、受け入れ筒16と接続される第2ダクト7cの上端箇所には、円錐状に先すぼまりのガイド筒71を連設しているとともに、このガイド筒71の第2ダクト7cとの連結箇所周りに設けたフランジ73にはスポンジ製のクッション材74を付設している。これにより、ダンプ姿勢の集草容器5を刈芝回収姿勢に戻す際に、受け入れ筒16が第2ダクト7cに対して多少芯ずれしても、ガイド筒71によって受け入れ筒16が案内されるので、受け入れ筒16と第2ダクト7cの上端部との芯ずれが解消できるものとなっている。尚、図12(ロ)に示すように、受け入れ筒16と第2ダクト7cとが斜めに接触してその間に刈芝が漏れ出るような隙間が生じた場合でも、ガイド筒71の先端が受け入れ筒16内に入り込むため、刈芝の集草容器5への移送による負圧で、受け入れ筒16側の方が外部より気圧が小さくなっているので、刈芝が隙間を通して外方に吹き出すことはほとんど無い。 【0014】図5に示すように、吸引ブロワ8は、前後向き姿勢の駆動軸8aを備えるとともに、この駆動軸8aに対してエンジン4からの動力がベルトテンション式クラッチ28、伝動軸29、この伝動軸29と駆動軸8aとにわたって設けられたベルト伝動機構30をそれぞれ介して伝動されるものとなっている。 【0015】図5に示すように、車体フレーム32の前端の左右方向での中央位置に対して、走行機体の前後方向に沿う姿勢の第1アーム33の基端部を横向き姿勢の軸芯X周りで揺動自在に軸支するとともに、車体フレーム32前端の左右両端位置に対して、前端側ほど走行機体の外側に屈曲する形状の第2アーム34の基端部を横向き姿勢の軸芯Xと同軸芯周りで揺動自在に軸支し、第1アーム33、第2アーム34の前端位置に第1、第2及び第3リールモーア6A,6B,6Cを連結支持している。 【0016】すなわち、図6に示すように、第1アーム33の基端部近傍に第1リフトシリンダ35で昇降駆動されるリフトアーム36を備え、このリフトアーム36と第1アーム33の基端部とをリンク材37を介して吊り下げ状態に連結し、図7に示すように、左右それぞれの第2アーム34,34の基端部にそれぞれの第2アーム34と一体揺動するアーム34aを備え、このアーム34aを操作する第2リフトシリンダ38を備えている。図8及び図9に示すように、第1アーム33、第2アーム34それぞれの先端位置には前方に開放するチャンネル状の支持ブラケット39を前後向き姿勢のローリング軸芯Y周りで回動自在に設け、この支持ブラケット39に対して各リールモーア6A,6B,6Cの上部の主フレーム40の左右方向での中央位置が上下向き姿勢のヨーイング軸芯Z周りで回動自在に支持されている。 【0017】図8及び図9に示すように、側面視におけるヨーイング軸芯Zに後倒れした傾斜角を与えており、ヨーイング軸芯Zと地面との交点Pが、前部接地ローラ49の接地点Qよりも進行方向で前方に寄る状態にヨーイング軸芯Zを設定している。つまり、後倒れ状のキャスター角設定によって交点Pと接地点Qとにトレールtを存在させており、牽引点となるヨーイング軸芯Zでリールモーア6A,6B,6Cを引きずり移動させることで、ふらふらすることなく安定して牽引できるとともに、牽引箇所である支持ブラケット39の位置を極力後方に寄せて、支柱材52が前に出過ぎないコンパクトなリールモーア支持部を実現させてある。 【0018】図3及び図4に示すように、走行機体の前端位置には、左右方向の外端ほど上方に向かう形状のフレーム材41を備え、このフレーム材41の左右両外端位置にゴム等の弾性材製の接当ローラ42,42を前後向き姿勢の軸芯周りで回動自在に支持している。そして、3つのリールモーア6A,6B,6Cを上昇させる場合には、第1リフトシリンダ35、第2リフトシリンダ38,38それぞれを同時に伸長駆動するものとなっており、この上昇時には図4に示すように、左右位置の第2及び第3リールモーア6B,6Cの主フレーム40に対して接当ローラ42,42が接当して、それぞれのリールモーア6B,6Cをローリング軸芯Y,Y周りで回動させて、その外端側を上方に向かわせる傾斜姿勢に切り換えるものとなっている。 【0019】3つのリールモーア6A,6B,6Cはそれぞれ同構造のものが用いられており、左側位置の第2リールモーア6Bを例に構造を以下に説明する。 【0020】図8乃至図11に示すように、第2リールモーア6Bは、左右に配置された側壁部材45a,45a、上部に配置された上壁部材45b、後部に配置された後壁部材45cそれぞれで成るケース本体45と、このケース本体45の前部位置に対して着脱自在に取り付けられたガイド部材46とでケースが構成されるとともに、側壁部材45a,45aに対し横向き姿勢の軸芯周りで回転自在にリール刃47を支承し、このリール刃47の下方側の外周に固定刃48を近接配置し、前部位置及び後部位置に対してゲージ輪としての前部接地ローラ49と後部接地ローラ50とを備え、一方の側壁部材45aにリール刃47を駆動する油圧モータ51を備えて構成している。 【0021】そして、左右の側壁部材45a,45aの前部位置を左右に貫通するロッド54周りで側壁部材45a,45aに対して相対揺動できるよう上方に延出した支柱材52,52の上端同士をリール刃47の回転軸芯と平行する姿勢で連結する形態に前記主フレーム40が備えられることで、作業時には第2リールモーア6Bのロッド54周りでのピッチングを許して地面に対する追従性を高めるものとなっており、さらに、左右の側壁部材45a,45aの上部位置には第2リールモーア6Bを地面から離間する高さまで上昇させた際に支柱材52との接当で第2リールモーア6Bのピッチング限界を決めるストッパー43が設けられている。 【0022】後壁部材45cは、横向き姿勢の揺動軸53周りで揺動開閉自在に備えられている。又、ガイド部材46は後方がケース本体45の内部と連通し、前部位置に上方に向けて開口する排出口46aが形成された袋状に成形され、排出口46aに対して刈芝を吸引するべく第1ダクト7aが接続するものとなっている。排出口46aは、平面視で左右方向で中央位置に設定され、この排出口46aに刈芝を導くよう平面視で左右方向で中央側ほど前方に張り出すよう先すぼまりの案内用の傾斜面46b,46bが形成されている。 【0023】そして、ケース本体45内部の前部開口の下方位置には、横向き姿勢の前記ロッド54が配置され、ガイド部材46の後方の開口縁の下端に、このロッド54を弾性的に挟み込むようバネ材製の左右一対の挟持部材55,55を備え、ガイド部材46の上面には上壁部材45aの一対の係合片56,56と係脱自在な左右一対のバックル57,57を備えることで、該ガイド部材46はケース本体45に対して着脱できるよう構成されている。 【0024】図8及び図9に示すように、左右の側壁部材45a,45aの前部位置と、地面との間に吸気用に十分の間隔の隙間を設定することで空気流入経路44を形成している。 【0025】第2リールモーア6Bにおけるリール刃47は、図9に矢印で示す方向、すなわち、外周の地面側が走行機体の後方側に移動するよう回転方向が設定されており、作業時にはリール刃47と固定刃48とで切断された刈芝が、リール刃47との接触、或いは、リール刃47の回転に伴う風圧によってケース下方位置からケース後方位置を介して上方及び右横側方に送られるものとなっており、このように送られる際に十分な強さの送り力の作用を受けてガイド部材46の内部を前方に送られ、このガイド部材46の傾斜面46bによって左右方向での中央位置に案内された後に、排出口46aから上方に送り出されるものとなっている。そして、このように送り出された後には、第1ダクト7a、合流部材7b、吸引ブロワ8、受け入れ筒16のそれぞれを介して前記集草容器5に送られて回収されるものとなっている。 【0026】さらに、左右の第2リールモーア6B及び第3リールモーア6Cにおいては、それぞれにおけるリール刃47,47のねじりの向きを逆向きに設定している。つまり、図5に示すように、第2リールモーア6Bは第1リールモーア6Aと同じねじり向きに設定しているのであって、そのリール刃47による刈芝の送り向きは機体右横向きであるから、大部分の刈芝はガイド部材46の左横側壁の傾斜面46bに沿う向きで中央に位置する排出口46aに向けて円滑に送られるものとなっている。一方、第3リールモーア6Cのリール刃47は、第1リールモーア6A及び第2リールモーア6Bと逆のねじり向きに設定しているのであって、そのリール刃47による刈芝の送り向きは機体左横向きであるから、大部分の刈芝はガイド部材46の右横側壁の傾斜面46bに沿う向きで中央に位置する排出口46aに向けて円滑に送られるものとなっている。そして、第2リールモーア6B、第3リールモーア6Cにおけるそれぞれの右端部、左端部に設定されている第1リールモーア6Aとの刈り取り範囲の重複箇所からの刈芝の送り量は少ないため、第2リールモーア6Bのガイド部材46における右側の傾斜面46b、及び、第3リールモーア6Cのガイド部材46における左側の傾斜面46bによってその少量の刈芝をダクト7に向けて案内させることになる。 【0027】次に、別の実施の形態について説明する。尚、上記実施の形態と同一の構造の部材については説明を省略するとともに、同一の符号を付す。図13に示すように、ガイド部材46における中央箇所に刈芝をそのガイド部材46の左右両側壁に沿って刈芝を側方に寄せてダクト7に向けて案内するための平面視菱形状に形成された板金製の分岐板75を設けている。この分岐板75は、リール刃47に臨むガイド部材46の開口部分からガイド部材46のダクト7と接続する排出口46aに至る経路の断面積を小さくするものであるから、その狭い経路を送られる刈芝の速度が分岐板75の無いものより高速になるので、刈芝のガイド部材46における滞留が抑制されるものとなっている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−275923 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−79593 |
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