| 【発明の名称】 |
たばこ葉収穫機 |
| 【発明者】 |
【氏名】河村 幸一
【氏名】池田 秀幸
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| 【要約】 |
【課題】たばこ葉収穫後の後作業を楽にすること。
【解決手段】左右一対の走行部と、両走行部間に架設した門型フレーム体とを具備して、圃場の畝を跨ぐようにして自走可能としたたばこ葉収穫機であって、少なくともいずれか一方の走行部上に、作業者が着座する座席と、同座席の直前方位置に配置した計量器と、同計量器上に載置した梱包台とを具備した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右一対の走行部と、両走行部間に架設した門型フレーム体とを具備して、圃場の畝を跨ぐようにして自走可能としたたばこ葉収穫機であって、少なくともいずれか一方の走行部上に、作業者が着座する座席と、同座席の直前方位置に配置した計量器と、同計量器上に載置した梱包台とを具備することを特徴とするたばこ葉収穫機。 【請求項2】 計量器には、あらかじめ設定した重量を計量した際に、計量終了を報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のたばこ葉収穫機。 【請求項3】 計量器と梱包台は、走行部に一体的に着脱自在に取付けたことを特徴とする請求項1又は2記載のたばこ葉収穫機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、たばこ葉収穫機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、たばこ葉収穫機の一形態として、左右一対の走行部間に門型フレーム体を架設すると共に、各走行部に座席と荷箱を設けたものがある。 【0003】そして、たばこ葉を収穫する際には、圃場内で、畝を跨ぐようにして機体を走行させながら、座席に着座した作業者が畝上に植設したたばこの幹よりたばこ葉を摘み取って、荷箱に収容するようにしている。 【0004】そして、収穫後は、荷箱に大量に収容したたばこ葉を、多数の乾燥用ハンガーに一定重量(例えば、20kg)毎に吊下げて、かかる多数の乾燥用ハンガーを乾燥機内に横架して、たばこ葉を乾燥させている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した乾燥用ハンガーにたばこ葉を吊下する場合には、一つの乾燥用ハンガーに吊下するたばこ葉の重量をあらかじめ計量しなければならず、かかる計量作業に手間を要している。 【0006】また、たばこ葉の収穫作業時において、荷箱が一杯になると、同荷箱を門型フレーム体の天井部の上に載置して、別個に用意した空の荷箱内に収穫したたばこ葉を収容しているが、この際、荷箱が大きいと門型フレーム体の天井部の上に荷箱を載置する作業に労力を要するという不具合がある。 【0007】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、左右一対の走行部と、両走行部間に架設した門型フレーム体とを具備して、圃場の畝を跨ぐようにして自走可能としたたばこ葉収穫機であって、少なくともいずれか一方の走行部上に、作業者が着座する座席と、同座席の直前方位置に配置した計量器と、同計量器上に載置した梱包台とを具備することを特徴とするたばこ葉収穫機を提供せんとするものである。 【0008】また、本発明は、計量器には、あらかじめ設定した重量を計量した際に、計量終了を報知する報知手段を設けたこと、及び、計量器と梱包台は、走行部に一体的に着脱自在に取付けたことにも特徴を有する。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態について説明する。 【0010】すなわち、本発明に係るたばこ葉収穫機は、基本的構造として、左右一対の走行部と、両走行部間に架設した門型フレーム体とを具備して、圃場の畝を跨ぐようにして自走可能としている。 【0011】そして、かかるたばこ葉収穫機は、特徴的構造として、少なくともいずれか一方の走行部上に、作業者が着座する座席と、同座席の直前方位置に配置した計量器と、同計量器上に載置した梱包台とを具備している。 【0012】このようにして、あらかじめ梱包台上に梱包用シートを張設しておき、同梱包用シート上に収穫したたばこ葉を載置して、計量器により所定の重量を計量したところで、梱包用シートにより収穫したたばこ葉を梱包して、門型フレーム体の天井部の上に載設する、という作業を順次繰返すことにより、乾燥機に入れる前の計量作業の手間を省くことができる。 【0013】そして、梱包用シートにより所定の重量毎に梱包しているために、門型フレーム体の天井部の上へ載置する作業も、手軽に、かつ、効率良く行なえる。 【0014】しかも、計量器には、あらかじめ設定した重量を計量した際に、計量終了を報知する報知手段を設けている。 【0015】このようにして、収穫作業者は報知手段が報知したところで、収穫作業を一旦停止して、梱包作業、さらには、門型フレーム体の天井部上への載置作業を行なえばよく、収穫作業者は収穫作業に集中できると共に、計量作業が正確に行なえる。 【0016】さらに、計量器と梱包台は、走行部に一体的に着脱自在に取付けている。 【0017】このようにして、たばこ葉の収穫作業以外に、薬液散布等の管理作業を行なう際には、走行部より計量器と梱包台とを一体的に取外して、同走行部に薬液タンク等を取付けることができ、本機を管理作業機として有効利用することができる。 【0018】 【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。 【0019】図1及び図2に示すAは、本発明に係るたばこ葉収穫機であり、同たばこ葉収穫機Aは、自走可能な収穫機本体1に、計量器2と梱包台3とを一体的に着脱自在に取付けて構成している。 【0020】そして、収穫機本体1は、左右一対のクローラ式の走行部4,5間に門型フレーム体6を架設し、右側の走行部5上に原動機部7を設け、同原動機部7と右側の走行部5の駆動輪とを右側走行伝動機構8を介して連動連結する一方、原動機部7と左側の走行部4の駆動輪とを、門型フレーム体6に沿わせて門型に配置した左側走行伝動機構9を介して連動連設している。 【0021】また、原動機部7の後部には操作部10を設け、同操作部10の直後方位置に右側の座席12を配置すると共に、同座席12は、右側の走行部5の後端部に座席支持機枠14を介して後方張出し状に取付け、同様に、左側の走行部4の後端部にも座席11を座席支持機枠13を介して後方張出し状に取付けている。 【0022】門型フレーム体6は、左右側走行部4,5の前後部にそれぞれ立設した前後左右側支柱15,15,16,16 と、これら支柱15,15,16,16 の上端間に横架した前後左右側横フレーム17,17,18,18 とにより枠組構成して、前後左右側横フレーム17,17,18,18 間に格子状の支持フレーム(図示せず)を横架して天井部荷台19を形成すると共に、同天井部荷台19より前方へ張出し状に前方張出し荷台20を形成し、かつ、同天井部荷台19より後方へ張出し状に後方張出し荷台21を形成している。22は補強板、23は排気筒、24は把持用フレームである。 【0023】計量器2は、図4に示すように、制御部31の入力側に、検出重量を設定するための検出重量設定部32と、重量を計測するロードセル等の重量計測部33とを接続する一方、制御部31の出力側に、検出重量設定部32により設定された重量が重量計測部33により計測された際には、報知音を発生する報知手段としての報知音発生部34と、計測された重量をデジタル表示する重量表示部35とを接続して構成している。 【0024】そして、図1〜図3に示すように、制御部31と重量計測部33と報知音発生部34とを、扁平矩形板状に形成した計量器本体2a内に設ける一方、検出重量設定部32と重量表示部35とを設定表示体2bに設けて、同設定表示体2bを計量器本体2aにコード2cを介して接続している。 【0025】また、計量器本体2aは、上面に梱包台3を固設する一方、下面に前後方向に伸延する左右一対の可動側連結用レール36,36 を取付け、両連結用レール36,36 を、原動機部7の上面に取付けた前後方向に伸延する左右一対の固定側連結用レール37,37 に前方よりスライドさせて嵌合・離脱自在としている。38はストッパーピン、39は固定ピンである。 【0026】ここで、梱包台3は、計量器本体2aの上面に固設した底部3aと、同底部3aの左右側部より立上げて形成した左右側壁形成枠部3b,3b とから形成している。 【0027】設定表示体2bは、門型フレーム体6の後右側支柱16に取付けており、右側の座席12に着座した収穫作業者にとって、重量表示部35を視認しやすい位置に取付けている。 【0028】ここで、重量表示部35は、設定した検出重量よりも大きな重量を重量計側部33が計測した場合には、点滅表示して収穫作業者に視覚的に報知するようにしている。 【0029】次に、図5を参照しながら、たばこ葉収穫作業の手順を説明する。 【0030】■ 図5(イ)に示すように、梱包台3内に梱包用シート40を張設しておく。40a,40b は、梱包用シート40の側端縁部に設けた面ファスナーである。 【0031】■ 図5(ロ)に示すように、収穫したたばこ葉Tを梱包用シート40上に収容する。 【0032】そして、収容したたばこ葉Tの重量があらかじめ設定した重量に達すると、報知音発生部34が報知音を発生すると共に、重量表示部35が検出重量を点滅表示して、収穫作業者の聴覚と視覚に訴えて報知する。 【0033】■ 図5(ハ)に示すように、収穫作業者は、梱包用シート40の側端縁部を重合させると共に、面ファスナー40a,40b を介して接着させて、たばこ葉Tを簀巻き状態に梱包して、梱包物Kにする。 【0034】そして、梱包物Kを天井部荷台19、又は、前・後方張出し荷台20,21 上に載置する。 【0035】上記した■〜■の作業を順次繰返すことにより、収穫したたばこ葉Tを所定の重量毎に梱包しながら収穫作業を続けることができ、収穫作業終了後に乾燥機に入れる際の乾燥用ハンガーへの吊下作業を、各梱包物K毎に速やかに行なうことができる。 【0036】また、左側の走行部4上にも、右側の走行部5の場合と同様に、計量器2と梱包台3とを一体的に着脱自在に取付けている。 【0037】従って、左右側の座席11,12 にそれぞれ収穫作業者が着座して、各収穫作業者がそれぞれたばこ葉Tを収穫して梱包台3に収容し、さらに、梱包して梱包物Kとなし、同梱包物Kを各荷台19,20,21上に載置するという一連の作業を二人で個々に行なうことができる。 【0038】 【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得られる。 【0039】■ 請求項1記載の本発明では、少なくともいずれか一方の走行部上に、作業者が着座する座席と、同座席の直前方位置に配置した計量器と、同計量器上に載置した梱包台とを具備しているために、あらかじめ梱包台上に梱包用シートを張設しておき、同梱包用シート上に収穫したたばこ葉を載置して、計量器により所定の重量を計量したところで、梱包用シートにより収穫したたばこ葉を梱包して、門型フレーム体の天井部の上に載設する、という作業を順次繰返すことにより、乾燥機に入れる前の計量作業の手間を省くことができる。 【0040】そして、梱包用シートにより所定の重量毎に梱包しているために、門型フレーム体の天井部の上へ載置する作業も、手軽に、かつ、効率良く行なえる。 【0041】■ 請求項2記載の本発明では、計量器には、あらかじめ設定した重量を計量した際に、計量終了を報知する報知手段を設けているために、収穫作業者は報知手段が報知したところで、収穫作業を一旦停止して、梱包作業、さらには、門型フレーム体の天井部上への載置作業を行なえばよく、収穫作業者は収穫作業に集中できると共に、計量作業が正確に行なえる。 【0042】■ 請求項3記載の本発明では、計量器と梱包台は、走行部に一体的に着脱自在に取付けているために、たばこ葉の収穫作業以外に、薬液散布等の管理作業を行なう際には、走行部より計量器と梱包台とを一体的に取外して、同走行部に薬液タンク等を取付けることができ、本機を管理作業機として有効利用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000239725 【氏名又は名称】文明農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月10日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】松尾 憲一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−168945 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−339791 |
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