| 【発明の名称】 |
芝刈機 |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 茂生
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| 【要約】 |
【課題】研磨作業が簡易にでき、かつ回転刃の回転方向を確実に把握する。
【解決手段】本体の上面に設けられたスイッチ33は、「刈る」側または「研ぐ」側に切換え可能である。「研ぐ」側に切換えると、回転刃が研磨方向に回転可能となる。スイッチ33は、蓋35で覆われている。蓋35は、シャフト35sを中心に矢印α方向またはその逆方向に回動する。これにより、蓋35は、図3に示す状態(閉状態)または蓋35を開けた開状態に切換えられる。蓋35は、突起部35aを有している。突起部35aは、蓋35を閉状態とすると、スイッチ33を押圧してスイッチ33を「刈る」側に保持する。モータを回転させると、モータは図1にて、時計方向に回転し、回転刃8と固定刃14が当接して、回転刃8の刃先8Gが研磨される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】走行用の車輪が設けられた本体部、前記本体部に設けられ、作業者が前記本体部を刈り取り対象の芝が存在する領域を走行させるためのハンドル部、前記本体部に設けられた固定刃、第1回転方向に回転すると前記固定刃と当接して、前記刈り取り対象の芝を刈り取る回転刃、前記回転刃を回転駆動させるモータ、前記回転刃の回転方向を、前記第1の回転方向またはその逆方向に切換える切換え命令入力部、を備え、前記切換え命令入力部を、切換え状態が目視可能となるように前記本体部表面に設けたこと、を特徴とする芝刈機。 【請求項2】請求項1の芝刈機において、前記切換え命令入力部は、前記モータの回転方向を切換える切換えスイッチであり、前記切換えスイッチには蓋が設けられており、この蓋は、蓋閉状態では回転刃が第1回転方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態を保持すること、を特徴とする芝刈機。 【請求項3】請求項1の芝刈機において、前記切換え命令入力部は、前記モータの回転方向を切換える切換えスイッチであり、前記切換えスイッチには蓋が設けられており、この蓋は、蓋開状態では回転刃が前記第1回転方向とは逆方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態を保持すること、を特徴とする芝刈機。 【請求項4】請求項2または請求項3の芝刈機において、前記刈り取り後の芝を収納する刈り取り芝収納部であって、前記本体に着脱自在な芝収納部を備え、前記蓋開状態にて前記芝収納部を前記本体に取付けると、前記蓋は蓋閉状態となるよう前記蓋と前記芝収納部との関係付けがなされていること、を特徴とする芝刈機。 【請求項5】請求項2または請求項3の芝刈機において、前記刈り取り後の芝を収納する刈り取り芝収納部であって、前記本体に着脱自在な芝収納部を備え、前記芝収納部を前記本体から外さないと、蓋閉状態から蓋開状態にできないように、前記蓋を構成したこと、を特徴とする芝刈機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は芝刈機に関し、特に研磨動作に関する。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来、手押し式の芝刈機において、回転刃を通常とは逆回転させることにより、回転刃を研磨する機能が知られている。具体的には、本体裏面に、回転刃の回転方向を切換えるスイッチが設けられており、操作者はかかるスイッチを切換えてから、モータの回転スイッチをオンにする。これにより、回転刃が逆回転し、固定刃と摺れて、研磨が行なわれる。 【0003】しかし、上記研磨機能としては、前記回転方向の切換えスイッチを本体裏面に設けていた為、研磨作業を行なう際に、作業が煩雑であった。さらに、研磨作業後、前記切換えスイッチを元に戻すことなく作業を終了してしまった場合に、つぎの芝刈り作業の際に、回転刃は研磨方向に回転する。このように間違った回転方向で回転刃が回転しても、芝刈り作業ができないという問題があった。 【0004】この発明は上記問題を解決し、研磨作業が簡易にでき、かつ回転刃の回転方向を確実に把握できる芝刈機を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願発明にかかる芝刈機においては、走行用の車輪が設けられた本体部、前記本体部に設けられ、作業者が前記本体部を刈り取り対象の芝が存在する領域を走行させるためのハンドル部、前記本体部に設けられた固定刃、第1回転方向に回転すると前記固定刃と当接して、前記刈り取り対象の芝を刈り取る回転刃、前記回転刃を回転駆動させるモータ、前記回転刃の回転方向を、前記第1の回転方向またはその逆方向に切換える切換え命令入力部、を備え、前記切換え命令入力部を、切換え状態が目視可能となるように前記本体部表面に設けたこと、を特徴とする。 【0006】本願発明にかかる芝刈機においては、前記切換え命令入力部は、前記モータの回転方向を切換える切換えスイッチであり、前記切換えスイッチには蓋が設けられており、この蓋は、蓋閉状態では回転刃が第1回転方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態を保持することを特徴とする。 【0007】本願発明にかかる芝刈機においては、前記切換え命令入力部は、前記モータの回転方向を切換える切換えスイッチであり、前記切換えスイッチには蓋が設けられており、この蓋は、蓋開状態では回転刃が前記第1回転方向とは逆方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態を保持することを特徴とする。 【0008】本願発明にかかる芝刈機においては、前記刈り取り後の芝を収納する刈り取り芝収納部であって、前記本体に着脱自在な芝収納部を備え、前記蓋開状態にて前記芝収納部を前記本体に取付けると、前記蓋は蓋閉状態となるよう前記蓋と前記芝収納部との関係付けがなされていることを特徴とする。 【0009】本願発明にかかる芝刈機においては、前記刈り取り後の芝を収納する刈り取り芝収納部であって、前記本体に着脱自在な芝収納部を備え、前記芝収納部を前記本体から外さないと、蓋閉状態から蓋開状態にできないように、前記蓋を構成したことを特徴とする。 【0010】 【発明の効果】本願発明にかかる芝刈機においては、前記切換え命令入力部を、切換え状態が目視可能となるように前記本体部表面に設けている。したがって、作業者が切換え状態を確実に把握することができる。これにより、安全性の向上が図られ、誤操作を防止できる。さらに、切換え操作を容易に行なうこともできる。 【0011】本願発明にかかる芝刈機においては、前記切換え命令入力部は、前記モータの回転方向を切換える切換えスイッチである。さらに、前記切換えスイッチには蓋が設けられており、この蓋は、蓋閉状態では回転刃が第1回転方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態を保持する。したがって、前記切換えスイッチを本体表面に設けても、前記蓋閉状態では、回転刃が第1回転方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態が保持される。これにより、切換えスイッチを操作しやすい位置に設けても、作業者が誤って、操作することを確実に防止することができる。 【0012】本願発明にかかる芝刈機においては、前記切換え命令入力部は、前記モータの回転方向を切換える切換えスイッチである。さらに、前記切換えスイッチには蓋が設けられており、この蓋は、蓋開状態では回転刃が前記第1回転方向とは逆方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態を保持する。したがって、前記切換えスイッチを本体表面に設けても、前記蓋開状態では、回転刃が第1回転方向とは逆方向に回転するよう前記切換えスイッチの切換え状態が保持される。これにより、蓋を開状態とするだけで、研磨方向への切換えができる。 【0013】本願発明にかかる芝刈機においては、前記蓋開状態にて前記芝収納部を前記本体に取付けると、前記蓋は蓋閉状態となるよう前記蓋と前記芝収納部との関係付けがなされている。したがって、前記芝収納部を前記本体に取付けるだけで、前記刈り取り作業が可能となる。 【0014】本願発明にかかる芝刈機においては、前記芝収納部を前記本体から外さないと、蓋閉状態から蓋開状態にできないように、前記蓋が構成されている。したがって、作業者は、芝収納部の取付け状態を見るだけで、蓋閉状態か蓋開状態かを把握することができる。これにより、作業者が、前記回転刃の回転方向を視覚的に把握することができる。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。芝刈機としては、従来と同様である。簡単に説明すると、図2に示すように、本体2は駆動部であるモータ(図示せず)、回転刃8を内蔵している。回転刃8は回転刃軸(図示せず)を中心に回転し、この回転刃8には前記回転刃軸に対して螺旋状に複数の刃先8Gが設けられている。モータの駆動は、従来と同様に、小プーリ、大プーリおよびベルト(各々図示せず)によって減速されて回転刃8に伝達される。 【0016】回転刃8を反時計方向(第1回転方向)に回転させた状態で、作業者は、ハンドル部であるハンドル9を持ち、芝刈機1を、芝が存在する領域上で矢印90方向に走行させる。本体2には走行用のフロントホイール30、リヤホイール31が設けられている。本体2内には、刃先8Gの回転軌道上に近接する位置に、刃先8Gの受刃となる固定刃14が設けられている。回転刃8の刃先8Gと固定刃14との摺り合わせによって芝が刈り取られる。 【0017】刈り取られた芝は、回転刃8の回転風力によって芝収納部であるグラスキャッチャー4に導かれる。このグラスキャッチャー4は本体2に対して着脱可能(着脱自在)であり、内部に集積された芝を排除できるようになっている。 【0018】つぎに、切換えスイッチであるスイッチ33について説明する。図1、2に示すように、スイッチ33は、シーソ型のスイッチであり、本体2の表面の一例である上面に設けられている。スイッチ33は、モータの回転方向を切換えるスイッチである。すなわち、スイッチ33を図1に示す「刈る」側に切換えると、モータは図2において、反時計方向に回転可能となる。一方、スイッチ33を図1に示す「研ぐ」側に切換えると、モータは図2において時計方向に回転可能となる。なお、スイッチ33は、「研ぐ」側に付勢されている。 【0019】スイッチ33は、図3に示すように、蓋35で覆われている。蓋35は、シャフト35sを中心に矢印α方向またはその逆方向に回動する。これにより、蓋35は、図3に示す蓋閉状態、またはこの閉状態から蓋35を開けた蓋開状態(図4参照)に切換えられる。 【0020】また、蓋35は、図3に示す蓋閉状態にて先端部35cを矢印β方向に一度押すと、突部35dとロック機構39によるロック状態が解除され、蓋35が開けられる状態となる。また、図4に示す蓋開状態から蓋を閉じると、突部35dがロック機構39によって保持(ロック状態)される。 【0021】さらに、蓋35は、突起部35aを有している。突起部35aは、蓋35を閉状態とすると、スイッチ33を押圧してスイッチ33を「刈る」側に保持する。なお、既に説明したように、スイッチ33は、「研ぐ」側に付勢されているので、蓋35を開けると、突起部35aによるスイッチ33が解除され、スイッチ33は、「研ぐ」側に切換えられる。 【0022】つぎに、蓋35とグラスキッチャー4との関係について説明する。本実施形態においては、グラスキャッチャー4を本体2から取外さないと、蓋35を蓋開状態とすることができない。なぜなら、図3に示すように、グラスキャッチャー4の端部4aが係合凹部41に係合した状態では、端部4aによって、蓋35がシャフト35sを中心に矢印α方向へ回転することを阻止するからである。これにより、研磨状態とする為には、グラスキャッチャー4を本体2から取外す必要がある。このように、研磨状態とするためにグラスキャッチャー4を本体2から取外すことを強制することにより、作業中に誤って、研磨状態に切換えるおそれがない。また、作業者が研磨状態にするという特殊な状況を明確に把握してからでないと、研磨状態とすることができない。 【0023】また、本実施形態においては、蓋開状態で、グラスキャッチャー4を本体2に取り付けると、グラスキャッチャー4の端部4aによって、蓋35の一部が押圧されて、強制的に蓋閉状態となる。したがって、グラスキャッチャー4取付け後は、強制的にスイッチ33が「刈る」状態に切換えられる。これにより、グラスキャッチャー4を本体2に取り付けるだけで、強制的に「刈る」状態とすることができる。 【0024】なお、本実施形態においては、スイッチ33を本体2の上面に設けた。これにより、図3に示すような端部4aを有するグラスキャッチャー4を本体2に取付けた場合に、蓋の開閉状態と所定の関係に関係付けられる。しかし、かかる関係付けを行なわないようにしてもよい。 【0025】ただ、上面に設けることにより、作業者は閉じたと思ったにも拘わらず、なんらかの理由により蓋35が閉じていない場合には、現在の切換え状態を確実に把握することができる。したがって、安全性が向上する。 【0026】なお、スイッチ33を設ける位置は、上記実施形態に開示した位置に限定されず、本体2の表面に切換え状態が目視可能であれば上面以外のどの位置でもよく、例えば側面等に設けてもよい。この場合も、同様に、関係付けを行なっても行なわなくてもよい。 【0027】本発明にかかる芝刈機においては、切換えスイッチをシーソ型とするとともに、蓋の凸部で前記切換えスイッチの状態を保持するようにしたが、これに限定されず、研磨状態と刈り取り状態のいずれかを確実に保持できるものであれば、他の形状、構造を採用してもよい。例えば、スイッチは、回転(ロータリ)式スイッチとしてもよく、さらに、蓋はスライド式等であってもよい。 【0028】なお、本実施形態においては、モータの回転方向を逆転させることにより、研磨方向に回転可能としたが、これに限定されず、例えば、動力伝達機構としてギヤを用いて、ギヤの組合わせによって回転方向を切換え可能としてもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006943 【氏名又は名称】リョービ株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)11月28日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】古谷 栄男 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−155333 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月15日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−327314 |
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