| 【発明の名称】 |
コンバインの電装品ボックス |
| 【発明者】 |
【氏名】杉村 恒雄
【氏名】笹浦 寛之
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| 【要約】 |
【課題】電装品の保守点検が容易に行える電装品ボックスを提供する。
【解決手段】コンバインのフロントコラム兼用の第1電装品ボックス20の前面パネル22の下縁を蝶番23で開閉自在にボックス本体21に取り付け、前面パネル22の裏面に各種電装品26を取り付ける。コンバインの運転席後方に配置した第2電装品ボックス30の前面パネル32と後面パネル35のそれぞれの下縁を蝶番33でボックス本体31に開閉自在に取り付け、両パネル32、35の裏面に各種電装品26を取り付ける。各パネルを開くと、その上に電装品26が載った状態となるので、作業性が向上する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】コンバインのフロントコラム兼用の電装品ボックスであって、該電装品ボックスの前面パネルを、その下縁を蝶番で開閉自在にボックス本体に取り付け、その上縁にボックス本体に係脱自在な係合金具を取り付け、前記前面パネルの裏面に各種電装品を取り付けたことを特徴とするコンバインの電装品ボックス。 【請求項2】コンバインの運転席後方に配置した電装品ボックスであって、該電装品ボックスの前面パネルと後面パネルを、それぞれの下縁を蝶番でボックス本体に開閉自在に取り付け、それぞれの上縁にボックス本体に係脱自在な係合金具を取り付け、前記両パネルの裏面に各種電装品を取り付けたことを特徴とするコンバインの電装品ボックス。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの電装品ボックスに関する。さらに詳しくは、穀桿を刈り取って脱穀し、殻粒を貯蔵し排出する作業を自動的に行うコンバインに用いられる電装品ボックスに関する。 【0002】 【従来の技術】コンバインはエンジンの動力を走行装置と脱穀装置に分配して、これらを駆動しているが、同時に各種電気機器で制御することによって、多数の機器、部材を正確に作動させている。そして、このための電装品が数多く用いられているが、これらは主操作レバーを立設したフロントコラムを兼用する電装品ボックスに収容するか、運転席後方の電装品ボックスに収容されている。従来の電装品ボックスでは、各種電装品はボックス内の取付板にビス等で取り付けられており、ボックスのフタも、ビス等でボックス本体に着脱自在に取り付けられるようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来例では、一々数個所(通常4〜8個所)のビスをねじ戻してフタを取り外さなければならないので、手間がかかり、また、電装品はボックスの内部にあるので、取り付け取り外しが面倒であるという問題があった。 【0004】本発明はかかる事情に鑑み、電装品の保守点検が容易に行える電装品ボックスを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1のコンバインの電装品ボックスは、コンバインのフロントコラム兼用の電装品ボックスであって、該電装品ボックスの前面パネルを、その下縁を蝶番で開閉自在にボックス本体に取り付け、その上縁にボックス本体に係脱自在な係合金具を取り付け、前記前面パネルの裏面に各種電装品を取り付けたことを特徴とする。請求項2のコンバインの電装品ボックスは、コンバインの運転席後方に配置した電装品ボックスであって、該電装品ボックスの前面パネルと後面パネルを、それぞれの下縁を蝶番でボックス本体に開閉自在に取り付け、それぞれの上縁にボックス本体に係脱自在な係合金具を取り付け、前記両パネルの裏面に各種電装品を取り付けたことを特徴とする。 【0006】請求項1の発明では、前面パネルの上縁の係合金具を解錠位置にすると、下縁の蝶番を支点にして前面パネルを上縁を手前に倒して開けることができる。この状態で、各種電装品は手前に倒した前面パネルの上面に位置するので、保守点検に当たっての作業空間が広く開放されたものとなり、作業性が向上する。請求項2の発明でも、前面パネルと後面パネルを開けば、それぞれの上面に電装品が位置するので、保守点検時の作業がやりやすくなる。 【0007】 【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。 【0008】図4は本発明の電装品ボックスを取り付けたコンバインの斜視図である。同図において、1はクローラ等の走行装置で、該走行装置1の上面には機台2が取り付けられている。機台2の前方には刈取部3が取り付けられ、機台2の上面にはフィードチェーンや扱胴等からなる脱穀部、脱穀された殻粒を貯える殻粒タンク8、殻粒タンク8内の殻粒を搬出する排出オーガ9、運転操作部10と運転席11、コンバインの動力源であるエンジン13などを搭載している。20は操作レバー等を立設させたフロントコラムを兼用する第1電装品ボックスであり、30は運転席11の後方であり殻粒タンク8の前方に配置された第2電装品ボックスである。 【0009】運転席11は前方へずらせたり、取り外し可能であり、殻粒タンク8は側方に旋回可能であり、こうした場合、第2電装品ボックス30の前後両面に、後述する前後パネル32、35を開いて作業する空間が生じるようになっている。 【0010】図1は請求項1の発明の一実施形態に係る第1電装品ボックス20の側面断面図である。21はボックス本体で、22は前面パネルである。前面パネル22の下縁は蝶番23でボックス本体21に取り付けられており、前面パネル22は開閉自在である。前面パネル22の上縁は係合金具24等でボックス本体21に係脱自在に係止できるようになっている。なお、係合金具24としては、つまみを廻すとロック板が係脱できる公知の金具や、ビス、ノブネジなどを任意に用いてよい。前面パネル22の裏面には各種電装品26が取り付けられている。 【0011】通常は前面パネル22を閉じておくが、保守点検時には、係合金具24を外して前面パネル22を手前に開く。すると、電装品26は裏面を上向きにした前面パネル22の上に載った状態となるので、作業空間を広く使え、作業がやりやすくなる。 【0012】図2は請求項2の発明の一実施形態に係る第2電装品ボックス30の側面断面図、図3は同電装品ボックス30のパネル32、35を開いた状態の側面断面図である。 【0013】図2において、31はボックス本体で、32は前面パネル、35は後面パネルである。前面パネル32と後面パネル35は、いずれもその下縁で蝶番33でボックス本体31に取り付けられ、開閉自在となっている。また両パネル32、35の上縁は係合金具34でボックス本体31に止められるようになっている。電装品26は両パネル32、35の裏面に取り付けられている。 【0014】通常の使用状態では、前面パネル35も閉じておくが、保守点検時には、係合金具34を外して、前後に開く。すると、電装品26は、裏面を上向きにした前後面パネル32、35の上に載った状態となるので、作業空間を広く使え、作業がやりやすくなる。 【0015】 【発明の効果】請求項1の発明では、前面パネルの上縁の係合金具を解錠位置にすると、下縁の蝶番を支点にして前面パネルを上縁を手前に倒して開けることができる。この状態で、各種電装品は手前に倒した前面パネルの上面に位置するので、保守点検に当たっての作業空間が広く開放されたものとなり、作業性が向上する。請求項2の発明でも、前面パネルと後面パネルを開けば、それぞれの上面に電装品が位置するので、保守点検時の作業がやりやすくなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月24日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】山内 康伸
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| 【公開番号】 |
特開平11−127659 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−309904 |
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