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【発明の名称】 海苔採取用ゴミ取り装置及びそれを備えた海苔採取船及び海苔の採取方法
【発明者】 【氏名】永松 金次

【要約】 【課題】海苔の採取作業において海苔網を海苔採取船に引上げる際に、海苔網が浮遊しているゴミを掬い上げないようにして海苔原藻にゴミが混入しないようにし、良質の海苔製品が得られるようにする。

【解決手段】海苔採取船(A) は船体(1) と海苔採取機(2) 及び海苔採取用ゴミ取り装置(3)を備えている。海苔採取用ゴミ取り装置(3) は長円状に形成され所要間隔をおいて横方向へ並設された所要数のガイド部材(31)を備えている。ガイド部材(31)の底部側から後部側へかけては海苔網(N) の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有する掬い網(34)が設けてある。ガイド部材(31)は回動アーム(30)により船体(1) に上下動可能に取り付けてある。ガイド部材(31)の内部側にはガイド部材(31)と掬い網(34)に浮力を付与して、掬い網(34)を海面に浮遊するゴミを掬い取ることができる位置に位置させるフロート(35)が取り付けてある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド手段と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離手段と、を備えていることを特徴とする、海苔採取用ゴミ取り装置。
【請求項2】 海苔網(N) の上面側に接して海苔網(N) を案内するガイド部材(31)と、海苔網(N) の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離部材と、上記ガイド部材(31)と上記分離部材を海面上で上下動できるよう船体(1) に取り付ける取付手段と、上記分離部材を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子と、を備えていることを特徴とする、海苔採取用ゴミ取り装置。
【請求項3】 長円状または楕円状に形成され、所要間隔をおいて横方向へ並設された所要数のガイド部材(31)と、上記ガイド部材(31)の底部側から後部側へかけて設けられ、海苔網(N) の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有する掬い網(34)と、上記ガイド部材(31)と上記掬い網(34)を海面上で上下動できるよう船体(1) に取り付ける取付手段と、上記ガイド部材(31)の内部側に設けられ、上記掬い網(34)を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子と、を備えていることを特徴とする、海苔採取用ゴミ取り装置。
【請求項4】 上記取付手段は、上記船体(1) 上または上方に上記掬い網(34)を位置させる手段を有することを特徴とする、請求項3記載の海苔採取用ゴミ取り装置。
【請求項5】 船体(1) と、上記船体(1) に搭載された海苔採取機(2) と、請求項1、2、3または4記載の海苔採取用ゴミ取り装置(3) と、を備えていることを特徴とする、海苔採取船。
【請求項6】 船体(1) に引上げられる前の海苔網(N) を海面より沈めるステップ、沈められた海苔網(N) の上部の海面に浮遊しているゴミを掬い取るステップ、を含むことを特徴とする、海苔採取作業におけるゴミ取り方法。
【請求項7】 船体(1) に引上げられる前の海苔網(N) を海面より沈めるステップ、沈められた海苔網(N) の上部の海面に浮遊しているゴミを掬い取るステップ、船体(1) に引上げられた海苔網(N) に付着している海苔を摘み取るステップ、を含むことを特徴とする、海苔の採取方法。
【請求項8】 ガイド手段を船体(1) に引上げられる前の海苔網(N) の上に位置させて海苔網(N) を押えて海面より沈めるステップ、沈められた海苔網(N) の上部の海面に浮遊しているゴミを掬い網(34)で掬い取るステップ、船体(1) に引上げられた海苔網(N) に付着している海苔を摘み取るステップ、を含むことを特徴とする、海苔の採取方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海苔採取用ゴミ取り装置及びそれを備えた海苔採取船及び海苔の採取方法に関するものである。更に詳しくは、海苔採取船で海苔網を引上げながら海苔を採取するときに、海面に浮遊しているゴミ等を取り除き海苔網に付着しないようにする海苔採取用ゴミ取り装置及びそれを備えた海苔採取船及び海苔の採取方法に関する。
【0002】
【従来技術】海苔の養殖は、一般に干満の差が大きく養分が多い内海で行われている。内海は、河川からの流入量が多く、河川から流れてきた合成樹脂の袋や藁などの植物が海面に多く浮遊している。海苔は、海に張設してある海苔網を海苔採取船に引上げて海苔採取機によって摘み採っているが、海苔網を引上げる際に海面に浮遊しているゴミも掬い上げてしまうので、摘み採った海苔原藻にこれらが混入してしまう。このため、海苔採取後に海苔原藻とゴミを分離させるための様々な装置が提案されている。これらの装置は、一般的に、海苔原藻を海水で希釈してスリットなどの狭い箇所を通し、ゴミをこれにより引っ掛け、海苔原藻をのみを通すことにより分離するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したような従来の装置には、次のような課題があった。すなわち、海苔原藻の葉の間に挟まったり包まれたような細かなゴミを取り除くのは難しく、しかも、性能が十分でないものでも装置が大掛りとなってコスト高になりやすかった。
【0004】本発明は上記課題を解消するもので、海苔の採取作業において海苔網を海苔採取船に引上げる際に、海苔網が浮遊しているゴミを掬い上げないようにして海苔原藻にゴミが混入しないようにし、良質の海苔製品が得られるようにする海苔採取用ゴミ取り装置及びそれを備えた海苔採取船及び海苔の採取方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明にあっては、海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド手段と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離手段と、を備えていることを特徴とする、海苔採取用ゴミ取り装置である。
【0006】第2の発明にあっては、海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド部材と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離部材と、上記ガイド部材と上記分離部材を海面上で上下動できるよう船体に取り付ける取付手段と、上記分離部材を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子と、を備えていることを特徴とする、海苔採取用ゴミ取り装置である。
【0007】第3の発明にあっては、長円状または楕円状に形成され、所要間隔をおいて横方向へ並設された所要数のガイド部材と、上記ガイド部材の底部側から後部側へかけて設けられ、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有する掬い網と、上記ガイド部材と上記掬い網を海面上で上下動できるよう船体に取り付ける取付手段と、上記ガイド部材の内部側に設けられ、上記掬い網を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子と、を備えていることを特徴とする、海苔採取用ゴミ取り装置である。
【0008】第4の発明にあっては、上記取付手段は、上記船体上または上方に上記掬い網を位置させる手段を有することを特徴とする、第3の発明に係る海苔採取用ゴミ取り装置である。
【0009】第5の発明にあっては、船体と、上記船体に搭載された海苔採取機と、第1、第2、第3または第4の発明に係る海苔採取用ゴミ取り装置と、を備えていることを特徴とする、海苔採取船である。
【0010】第6の発明にあっては、船体に引上げられる前の海苔網を海面より沈めるステップ、沈められた海苔網の上部の海面に浮遊しているゴミを掬い取るステップ、を含むことを特徴とする、海苔採取作業におけるゴミ取り方法である。
【0011】第7の発明にあっては、船体に引上げられる前の海苔網を海面より沈めるステップ、沈められた海苔網の上部の海面に浮遊しているゴミを掬い取るステップ、船体に引上げられた海苔網に付着している海苔を摘み取るステップ、を含むことを特徴とする、海苔の採取方法である。
【0012】第8の発明にあっては、ガイド手段を船体に引上げられる前の海苔網の上に位置させて海苔網を押えて海面より沈めるステップ、沈められた海苔網の上部の海面に浮遊しているゴミを掬い網で掬い取るステップ、船体に引上げられた海苔網に付着している海苔を摘み取るステップ、を含むことを特徴とする、海苔の採取方法である。
【0013】ガイド手段(部材)と分離手段(部材)は、一体的に設けてもよいし、別体に設けてもよい。また、分離手段自体を高強度に形成して、ガイド手段としての機能を持たせることもできる。分離部材としては、海水とゴミを分離できるものであれば、その構造は特に限定されるものではないが、植物繊維や合成樹脂繊維あるいは金属線で形成された網体の他、例えば合成樹脂板や金属板に多数の穴を設けたもの、木や竹をひご状に形成してこれをざる状に編んだもの等が使用される。
【0014】(作用)海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド手段と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離手段とを備えている海苔採取用ゴミ取り装置では、海苔採取用ゴミ取り装置を船体に取り付けて進行方向側の海面に下ろし、船体に引上げられる前の海苔網をガイド手段によって押えて海面より沈めるようにすれば、海苔網に付着していたゴミは大部分が離れて海面に浮き上がる。この状態で、海苔採取船を移動させて海苔網を船体に引上げ、海苔採取機によって海苔を摘み取る。海面に浮遊しているゴミは分離手段により海水と分離され回収される。海苔網はガイド手段によって上方から押えられているために海面に浮遊しているゴミを掬い取ることなく移動して、ガイド手段の後方より海中から引上げられる。従って、摘み取られる海苔にはゴミが混入しにくく、良質の海苔製品が得られる。
【0015】海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド部材と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離部材と、ガイド部材と分離部材を海面上で上下動できるよう船体に取り付ける取付手段と、分離部材を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子とを備えている海苔採取用ゴミ取り装置では、更に、ガイド部材や分離部材は取付手段によって上下動可能であるので、海面からの沈み量はそれらの重さと浮子の浮力によってほぼ一定に保たれ、波で船体が揺れても、ガイド部材や分離部材は海面にほぼ追従するので、浮遊するゴミの掬い取りを確実に行うことができる。
【0016】長円状または楕円状に形成され、所要間隔をおいて横方向へ並設された所要数のガイド部材と、ガイド部材の底部側から後部側へかけて設けられ、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有する掬い網と、ガイド部材と掬い網を海面上で上下動できるよう船体に取り付ける取付手段と、ガイド部材の内部側に設けられ、掬い網を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子とを備え、取付手段は、船体上または上方に掬い網を位置させる手段を有する海苔採取用ゴミ取り装置では、更に、取付手段によって掬い網を船体上または上方に位置させることにより、掬い網にたまったゴミを取り除く作業が容易にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る海苔採取船の実施の形態を示し、海苔の採取作業を行っている状態の概略側面図、図2は図1に示す海苔採取船の概略平面図、図3はゴミ取り装置を構成する押圧体の要部斜視図、図4はゴミ取り装置を船体に上げた状態を示す概略側面図である。
【0018】符号Aは海苔採取船で、平面視でほぼ長方形状の船体1と、船体1に搭載されている海苔採取機2と、ゴミ取り装置3を備えている。船体1の上縁部10は海苔網を滑らせて引上げやすくするために滑らかに形成してある。船体1の後端中央部には、船外機11が設けてある。船体1の中央部には、海苔採取機2が配設してある。海苔採取機2は、二本の連結部材12を介して上縁部10に取り付けてある。海苔採取機2は、両側端部に設けられた逆U字状の支脚20を備えている。支脚20間には、回転軸に螺旋刃を取り付けたカッター21が設けてある。カッター21は、原動機22により駆動される。また、海苔採取機2の頂部から上記船外機11にかけて、カバー板23が設けられている。
【0019】上記海苔採取機2の各支脚20には、上記したゴミ取り装置3が取り付けてある。ゴミ取り装置3は、取付手段を構成する回動アーム30を備えている。各回動アーム30はステンレス製で入子構造となっており、先部側の角パイプ状の受管302と基部側の同じく角パイプ状の挿入管301を備えている。挿入管301は受管302内で固定ピン303により固定可能であり、各回動アーム30は基端部から先端部までの長さが調整できるようになっている。また、各回動アーム30の基端部(挿入管301の基端部)は軸ピン305によってスライド体306に回動可能に取り付けてある。スライド体306は支脚20の頂部に立設されている保持管307に上下方向にスライド可能に収容してある。なお、挿入管301も保持管307に収容できる太さに設定されている。
【0020】各回動アーム30の先端部には、五つのガイド部材31を所要の間隔で連結した押圧体32が取り付けられている。ガイド部材31は、合成樹脂製のパイプで長円状に形成されている。押圧体32は、各ガイド部材31を両側の曲り始点部分の内部側に掛け渡してある四本の連結部材33により連結することにより枠組されている。
【0021】上記した四本の連結部材33のうち、下部側前部の連結部材33から下部側後部の連結部材33及び上部側後部の連結部材33にかけて、分離部材である掬い網34が張設されている。掬い網34の網目の細かさは、海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができるように適宜設定される。また、押圧体32の内部には、浮子であるフロート35が両側寄りの二箇所に取り付けてある。フロート35の浮力及び取付位置は、押圧体32が海中に入ったとき、掬い網34の水平部が海面よりやや下方に位置するように設定されている。
【0022】両端側のガイド部材31の中間部には、縦方向に取着部材36が固定されている。取着部材36には、縦方向に等間隔で四箇所にピン孔37が設けてある。そして、押圧体32は、各回動アーム30の受管302の先端部に設けてある取着ピン304を任意のピン孔37に挿着して取り付けてある。なお、両端側のガイド部材31に網体等の分離部材を張設したり板体を取り付けることによりゴミの取り込みをより確実に行うこともできる。
【0023】(作 用)図1ないし図4を参照して、海苔採取船Aの作用を説明する。まず、海苔を摘み取る海苔網Nの端部を海苔採取船Aの上に引上げ、海苔採取機2の上に位置させる。次に、回動アーム30を下方へ回動させてゴミ取り装置3の押圧体32を船体1の進行方向側の海面に下ろし、引上げられる前の海苔網Nをガイド部材31によって押えて海面より沈めるようにする。このときの押圧体32の沈み量はフロート35の浮力によってほぼ一定に保たれるので、海苔網Nを必要以上に沈めてしまうことを防止できる。なお、海苔採取作業を行う前に海苔網Nが海面にあるとき、海面に浮遊しているゴミは、海苔網Nに一定間隔で設けてある浮竹4(通常は合成樹脂でつくられている)に大半が引っ掛っている。従って、この浮竹4を沈めてゴミを浮かせることによって、ゴミを効率よく掬い取ることができる。
【0024】この状態で、海苔採取船Aを移動させて海苔網Nを船上に引上げ、海苔採取機2によって海苔を摘み取る。このとき、海苔網Nは押圧体32のガイド部材31により押えられているため海面より下を移動し、更に海面に浮遊しているゴミは掬い網34で掬い取られるので、海苔網Nは海面に浮遊しているゴミを掬い取ることなく、押圧体32の後方より海中から引上げられる。また、ガイド部材31は長円状に形成されているために、海苔網Nは両端部の湾曲部分によってスムーズに送られる。従って、摘み取られる海苔にはゴミが混入しにくく、これにより良質の海苔製品が得られる。
【0025】また、掬い網34にたまったゴミを取り除く場合や海苔採取船Aの方向を変える場合等は回動アーム30を垂直に立てるようにする。この場合は、まず、回動アーム30を垂直に立て、スライド体306と共に挿入管301の基端部を保持管307に収容し、回動アーム30が倒れないように固定する。そして、固定ピン303を抜いて受管302を下降させ、挿入管301を収容し、回動アーム30を短くして押圧体32を下降させる。これによって、掬い網34にたまったゴミを取り除く作業が容易にできるようになる。
【0026】なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド手段と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離手段とを備えている海苔採取用ゴミ取り装置では、海苔採取用ゴミ取り装置を船体に取り付けて進行方向側の海面に下ろし、船体に引上げられる前の海苔網をガイド手段によって押えて海面より沈めるようにすれば、海苔網に付着していたゴミは大部分が離れて海面に浮き上がる。この状態で、海苔採取船を移動させて海苔網を船体に引上げ、海苔採取機によって海苔を摘み取る。海面に浮遊しているゴミは分離手段により海水と分離され回収される。海苔網はガイド手段によって上方から押えられているために海面に浮遊しているゴミを掬い取ることなく移動して、ガイド手段の後方より海中から引上げられる。従って、摘み取られる海苔にはゴミが混入しにくく、良質の海苔製品が得られる。
【0028】(b)海苔網の上面側に接して海苔網を案内するガイド部材と、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有し海水とゴミを分離する分離部材と、ガイド部材と分離部材を海面上で上下動できるよう船体に取り付ける取付手段と、分離部材を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子とを備えている海苔採取用ゴミ取り装置では、上記効果に加えて、更に、ガイド部材や分離部材は取付手段によって上下動可能であるので、海面からの沈み量はそれらの重さと浮子の浮力によってほぼ一定に保たれ、波で船体が揺れても、ガイド部材や分離部材は海面にほぼ追従するので、浮遊するゴミの掬い取りを確実に行うことができる。
【0029】(c)長円状または楕円状に形成され、所要間隔をおいて横方向へ並設された所要数のガイド部材と、ガイド部材の底部側から後部側へかけて設けられ、海苔網の幅と実質的に同一またはそれより広い幅を有する掬い網と、ガイド部材と掬い網を海面上で上下動できるよう船体に取り付ける取付手段と、ガイド部材の内部側に設けられ、掬い網を海面に浮遊しているゴミを掬い取ることができる位置に位置させる浮子とを備え、取付手段は、船体上または上方に掬い網を位置させる手段を有する海苔採取用ゴミ取り装置では、上記効果に加えて、更に、取付手段によって掬い網を船体上または上方に位置させることにより、掬い網にたまったゴミを取り除く作業が容易にできる。
【出願人】 【識別番号】591028717
【氏名又は名称】永松 金次
【出願日】 平成9年(1997)10月21日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】梶原 克彦
【公開番号】 特開平11−123019
【公開日】 平成11年(1999)5月11日
【出願番号】 特願平9−307897