| 【発明の名称】 |
結球野菜収穫機の揚上移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】寺元 省二
【氏名】松井 幹夫
【氏名】福田 幸広
【氏名】入江 信行
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| 【要約】 |
【課題】結球野菜収穫機において、首部挟持移送装置が葉部挟持移送装置から結球野菜を受け継ぐ場合、詰まりが発生しないようにする。
【解決手段】結球野菜Cを引き抜く葉部挟持移送装置15aより首部挟持移送装置15bに鱗茎部C2を受け継いで、後方に搬送して収穫する野菜収穫機であって、前記首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の前部を支持する連動プーリー30及びガイドプーリー31と、前記挟持ベルト20の後部を支持するプーリー32とを、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の従動プーリー23の後方内側に配置して、前記連動プーリー30、ガイドプーリー31及びプーリー32に巻回した挟持ベルト20の前端を、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の内側に挿入した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 結球野菜Cを引き抜く葉部挟持移送装置15aより首部挟持移送装置15bに鱗茎部C2を受け継いで、後方に搬送して収穫する野菜収穫機であって、前記首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の前部を支持する連動プーリー30及びガイドプーリー31と、前記挟持ベルト20の後部を支持するプーリー32とを、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の従動プーリー23の後方内側に配置して、前記連動プーリー30、ガイドプーリー31及びプーリー32に巻回した挟持ベルト20の前端を、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の内側に挿入したことを特徴とする結球野菜収穫機の揚上移送装置。 【請求項2】 請求項1記載の結球野菜収穫機の揚上移送装置において、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19と首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の搬送方向を後方側とし、前記挟持ベルト19と挟持ベルト20とが互いに離間するように配置し、前記挟持ベルト19と挟持ベルト20の搬送面を同一面とし、前記挟持ベルト20の下面を、挟持ベルト19に挟持された結球野菜の鱗茎部C2が通過すべく構成したことを特徴とする結球野菜収穫機の揚上移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、引き抜き後の、玉葱やニンニク等の鱗茎を有する結球野菜を、効率良く後方に搬送する移送装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、地中より掘り起こした結球野菜の茎葉部を挟持して、後方へ搬送し、不要な茎葉部を切断し排出し、収穫対象である鱗茎部のみを収穫する技術は公知となっている。その構成は、左右対称状に挟持ベルトを巻回した葉部挟持移送装置と首部挟持移送装置の挟持ベルトの挟持面にて茎葉部を挟持して後方に移送するものであり、前低後高に配設した葉部挟持移送装置装置の下方に、略水平状に配設した首部挟持移送装置の前端部(挟持面の始端部)に結球野菜の茎葉部を受渡し、結球野菜の首部が位置決めされながら後方へ搬送され、不要な茎葉部をカッターにより取り除いた後の鱗茎部を収穫する構成であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術において、前記首部挟持移送装置の前端部(挟持面の始端部)に前記葉部挟持移送装置により搬送される結球野菜の茎葉部が搬送される場合は受け継ぎできるが、前端部に鱗茎部が搬送されると左右のベルトに挟まれ鱗茎部が詰まるという欠点があった。その為に、サブソイラによる結球葉菜の掘り上げが良く、鱗茎部が浮き上がった際に、葉部挟持移送装置が鱗茎部の直上方を挟持して搬送すると、首部挟持移送装置の前端部に鱗茎部を送り込むことになり、挟持ベルトに鱗茎部が詰まり、首部挟持移送装置に受け継ぐことのできない場合があった。また、鱗茎部が小さいと、首部挟持移送装置に引っ掛かることもなく通り抜けて、そのまま葉部挟持移送装置により搬送され排出される場合もあった。これらの不具合を解消するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を用いる。請求項1においては、結球野菜Cを引き抜く葉部挟持移送装置15aより首部挟持移送装置15bに鱗茎部C2を受け継いで、後方に搬送して収穫する野菜収穫機であって、前記首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の前部を支持する連動プーリー30及びガイドプーリー31と、前記挟持ベルト20の後部を支持するプーリー32とを、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の従動プーリー23の後方内側に配置して、前記連動プーリー30、ガイドプーリー31及びプーリー32に巻回した挟持ベルト20の前端を、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の内側に挿入したものである。請求項2においては、請求項1記載の結球野菜収穫機の揚上移送装置において、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19と首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の搬送方向を後方側とし、前記挟持ベルト19と挟持ベルト20とが互いに離間するように配置し、前記挟持ベルト19と挟持ベルト20の搬送面を同一面とし、前記挟持ベルト20の下面を、挟持ベルト19に挟持された結球野菜の鱗茎部C2が通過すべく構成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び構成は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の一実施例を説明する。図1は玉葱やニンニク等の鱗茎を有する結球野菜を収穫する収穫機の側面図、図2は同じく収穫機の平面図、図3は本発明の首部挟持移送装置の前端部の配置構成を示す側面断面図、図4は同じく首部挟持移送装置の配置構成を示す平面図、図5は首部挟持移送装置の前方に円板を配設した構成を示す側面図、図6は同じく円板を配設した構成を示す平面図、図7は円板の形状を変更した正面断面図、図8は外周面に三角形状の弾性体を固着した挟持ベルトの側面図部分断面図、図9は同じく三角形状の弾性体を固着した挟持ベルトの正面断面図、図10はブレーキ機構の操作を可能にした主クラッチレバーの側面図、図11はファイナルケース内部の動力伝達構成を示すスケルトン図である。 【0006】図1、図2を用いて結球野菜(玉葱)用の収穫機Aにおける全体構成から説明する。該結球野菜収穫機Aは、下部に前後方向に複数の下部フレーム7・7を配設し、該下部フレーム7の後端部に、主フレーム5を左右向きに配設し、該主フレーム5の後方位置には、該主フレーム5に支持されるエンジン1と、その出力部に連動する伝動機構を内装したミッションケース2を上下に配設している。前記ミッションケース2の下部より左右側方に筒状ケース40を突出し、該筒状ケース40の端部にファイナルケース3・3を固設して、該ファイナルケース3・3の前端部に軸支した走行車輪4・4を駆動している。また、前記主フレーム5の両端部より上後方に向かって操縦ハンドル6を突出し、操向クラッチレバー46、主クラッチレバー49を配設している。 【0007】次に、前記ファイナルケース3の内部の動力伝達構成について、図11を用いて説明する。該ファイナルケース3の後端部側面に筒状ケース40を固設しており、該筒状ケース40の内部には、ミッションケース2による変速後の動力を伝達する伝達軸41を軸支している。該伝動軸41にはブレーキ機構42を配設しており、該ブレーキ機構42は、後述する主クラッチレバー49により操作可能であり、機体を停止することができる。更に、前記伝達軸41の端部をファイナルケース3に嵌挿し、ファイナルケース3内において、スプロケット41aを固設している。前記ファイナルケース3の前部には駆動軸43を軸支している。該駆動軸43にはスプロケット43aを遊嵌し、該スプロケット43aと前記スプロケット41aとの間にチェーンを巻回している。更に、前記スプロケット43aの側面にボールクラッチ式にサイドクラッチ44を配設しており、スプロケット43aの動力はサイドクラッチ44を介して前記駆動軸43に伝達される。該サイドクラッチ44は、前記操向クラッチレバー46と連動するホーク45を操作することで、動力を断続することができる。 【0008】そして、前記駆動軸43と同一軸芯上において車軸47を軸支している。該車軸47の内側端部と、駆動軸43の外側端部との間には、遊星歯車48を介装しており、駆動軸43の回転数を減速した動力を車軸47に伝達している。その為に、前記車軸47に同じ動力を伝達する場合に、遊星歯車48を介することで駆動軸43の回転数を高回転に維持するこができ、駆動軸43に発生するトルクを低くすることができる。結果的に前記サイドクラッチ44に発生するトルクを小さくすることができ、ブレーキ機構42を用いて機体を停止させる場合にサイドクラッチ44に過剰な負荷が掛かることがなくなる。更に、前記サイドクラッチ44の操作力を小さくすることができる。 【0009】次に、本実施例における主クラッチレバー49について、図10を用いて説明する。該主クラッチレバー49の下端部を支点軸50の外周面に固設し、該支点軸50には、クラッチ操作板51を外嵌している。該クラッチ操作板51の他端の側面には、操作ピン51aを突出している。前記支点軸50の近傍には枢支軸53を横設し、該枢支軸53には前後進カム54を枢支している。該前後進カム54には、前記操作ピン51aの当接するピン摺動部54aを前方に向かって側面視で円弧状に延出し、該ピン摺動部54aの後端部おいて前記枢支軸53を枢支する基端部54bを形設し、該基端部54bの下方にクラッチワイヤー55を締結する締結ピン54cを固設している。前後進カム54はピン摺動部54aを上方に回動するように付勢されており、前記操作ピン51aに当接し、回動が規制されている。 【0010】そして、本実施例において、前記主クラッチレバー49によって回動する支点軸50にブレーキカム56を外嵌し、枢支軸53にブレーキレバー57を枢支した。前記ブレーキカム56、側面視略扇型であり、円弧部の略中央部に溝56aを欠切している。前記前後進カム54を外嵌する枢支軸53には更にブレーキレバー57を外嵌している。該ブレーキレバー57は、側面視「く」字状であり、一端に係合ピン57aを側方に突出し、他端にブレーキ締結ピン57bを側方に突出している。該ブレーキ締結ピン57bには、ブレーキワイヤー58を締結し、該ブレーキワイヤー58の他端を前記ブレーキ機構42の作動レバー59に締結している。該作動レバー59はバネ59aによってブレーキを作動させる方向に付勢しており、ブレーキワイヤー58を介してブレーキレバー57を前方回動する様に付勢している。この付勢力によって前記係合ピン57aを溝56aに係合するようにブレーキカム56を位置させており、この位置で主クラッチレバー49を前後変速の中立位置に保持する構成にしている。 【0011】そして、機体を前進または後進させるために、主クラッチレバー49を操作すると、ブレーキカム56を一体的に回動し、前記係合ピン57aを溝56aよりブレーキカム56の円弧上に図10の二点鎖線で示す57a’の如くに押し上げて、ブレーキレバー57を57’の如くに揺動して、ブレーキワイヤー58を介して作動レバー59を前方に回動してブレーキ機構42を解除することができる。この様に、一本の主クラッチレバー49を用いてブレーキ操作と前後進操作を可能にしており、前記主クラッチレバー49を中立位置に戻すことでブレーキ機構42を作動させることができるので、ブレーキの掛け忘れを防ぐことができる。 【0012】また、図1、図2に示す様に、前記下部フレーム7・7の前端部に支持され、この前端部より斜め後上方に上部フレーム8・8を配設し、該上部フレーム8・8の後端部と下部フレーム7・7の後端部を連結する伝動支持ケース9により、側面視略三角形状の枠組形成している。更に、前記各下部フレーム7・7より前方に分草フレーム10・10を突出して作業フレームを構成している。該分草フレーム10より側方にアームを介して上下位置変更可能にゲージホイル11を枢支して、畝の表面を転動するように傾斜して設けられている。 【0013】そして、前記作業フレームには、各種の装置を取り付けて、収穫作業部Bを構成している。該収穫作業部Bは、分草装置12、掻込装置13、サブソイラ14、揚上移送装置15、切断装置17より構成されている。前記分草装置12・12は、各々の前記分草フレーム10の前端に前低後高向きに固設し、複数のタイン12a・12a・・・を外周面に突出する、図示せぬベルトを巻回している。前記分草装置12の下端より前方に固定分草板12b・12bを突出し、畝立圃場に植立している結球野菜Cの茎葉部C1を分草整姿するようにしている。 【0014】そして、前記揚上移送装置15は、上部フレーム8に沿って前低後高に配設する葉部挟持移送装置15aと、その下方に傾斜角度の緩い首部挟持移送装置15bとで構成されている。前記葉部挟持移送装置15aは、前記上部フレーム8・8に軸支する輪体群に挟持ベルト19・19を巻回して、左右の挟持ベルト19・19の対向接触面間により、結球野菜Cの茎葉部C1を挟持して斜め後上方に移送するようにしている。同様に、前記首部挟持移送装置15bは挟持ベルト20・20を巻回して、左右の挟持ベルト20・20の対向接触面間により結球野菜Cの首部を挟持して移送するようにしている。前記首部挟持移送装置15bの上部にはカッター17を配設しており、茎葉部C1を鱗茎部(玉葱)C2側に必要長さ残して切断し、切断した茎葉部C1を前記葉部挟持移送装置15aにて引き続き移送するとともに、鱗茎部(玉葱)C2側を首部挟持移送装置15bで移送している。 【0015】そして、前記分草装置12から葉部挟持移送装置15aへの茎葉部C1の受け継ぎを容易にする為に、葉部挟持移送装置15aの始端部には、平面視において前方広がりの八字状に配設する左右一対の掻込みベルトを巻回した掻込装置13を配設している。該掻込装置13は、前記分草装置12の後方に位置しているので、分草整姿した茎葉部C1を左右中央に掻き込んで葉部挟持移送装置15aに受け継がせることができる。また、前記上部フレーム8の下端部両外側に、鍬状のサブソイラ14・14を揺動可能に枢支している。該サブソイラ14の下端部を地中に挿入して、前記掻込装置13が結球野菜Cの茎葉部C1を掻き込んだ後に、鱗茎部(玉葱)C2を掘り取るべく地中を掘削することができる。 【0016】そして、前記葉部挟持移送装置15aと首部挟持移送装置15bへの動力伝達構成について説明する。前記、伝動支持ケース9の内部には、図示せぬ伝動軸を軸支しており、ミッションケース2より前方に突出するPTO軸21より動力を得て、前記伝動軸の上端部に固設する駆動プーリー22・22を駆動している。該駆動プーリー22・22の駆動により、葉部挟持移送装置15aを駆動している。該葉部挟持移送装置15aの前部には、従動プーリー23・23を、図3に示す如く配設しており、挟持ベルト19の移動に伴われて回転している。前記従動プーリー23の枢支軸の24の上端部にはスプロケット24aを固設している。前記従動プーリー23の後方に支持筒25を固設し、該支持筒25の内部に支持軸26を枢支している。該支持軸26の上端部にスプロケット26aを固設しており、前記スプロケット24aとの間に巻回するチェーン27を介して支持軸26を駆動している。また、前記チェーン27を別のスプロケットに巻回して、該スプロケットを固設する軸を介して、分草装置12に動力を伝達している。 【0017】そして、前記支持筒25は側面視「く」字状に屈曲しており、支持軸26の下端に固設するベベルギア29を介して軸芯を略鉛直方向にする連動軸28に動力を伝達している。該連動軸28の下部に連動プーリー30を固設し、該連動プーリー30に巻回する挟持ベルト20を駆動することができ、首部挟持移送装置15bにて結球野菜Cを後方に搬送することができる。 【0018】そして、本発明においては、前記連動プーリー30を、図4に示す様に葉部挟持移送装置15aの左右方向略中央位置に配設し、図3に示す如く側面視において連動プーリー30に巻回した挟持ベルト20・20を、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19とラップする位置に配設している。そして、前記ガイドプーリー31を連動プーリー30の後方内側(該ガイドプーリー31を挟持ベルト19とラップすることの無い位置)に配設し、後部に配設するプーリー32との間に前記挟持ベルト20を巻回している。 【0019】この様に、従来、鱗茎部C2を挟み込んで詰まりの生じていた、前記首部挟持移送装置15bの前端を葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19内に挿入し、該挟持ベルト20の下面を鱗茎部C2が通過する構成としている。また、首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20・20の挟持面の始端を、可能な限り挟持ベルト19に近づけているので、小さい鱗茎部C2の通り抜ける隙間を無くす構成となっている。 【0020】また、ガイドプーリー31を用いずに、首部挟持移送装置15bの前端部を葉部挟持移送装置15aに挿入することのない従来と同様の構成において、図5・図6に示す様に、前記支持筒25・25より前方にステー35・35を突出し、該ステー35・35の前端部に軸芯を左右方向に持つ円板36・36を配設する構成にすることもできる。該円板36・36を、鱗茎部C2を後方に搬送する回動可能なワンウエイクラッチによって軸支し、円板36の外周面をゴム等の弾性体を巻回している。その為に、前記葉部挟持移送装置15aによって結球野菜Cの首部を挟持した場合に、円板36・36に鱗茎部C2を当接させて、挟持ベルト20・20の前端に搬送することなく、鱗茎部C2を首部挟持移送装置15bの下面に受け渡すことができる。更に、前記円板36の外周面を外側に湾曲させた図7に示す36’の如くに構成することで、鱗茎部C2上部を左右両側より支持することができ、鱗茎部C2の上部に傷を付けることは無い。 【0021】更に、図8、図9の如く首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20・20の外周面に、断面視略三角形状の弾性体20aを固着する構成について説明する。左右の挟持ベルト20・20の当接面を上部の弾性体20aの頂部となり、図9の如く鱗茎部C2の上部を包み込む如くに搬送することができ、鱗茎部C2の詰まる部分を無くした構成となる。 【0022】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。従来の技術においては、首部挟持移送装置の前端部(挟持面の始端部)に前記葉部挟持移送装置により搬送される結球野菜の茎葉部が搬送される場合は受け継ぎできるが、前端部に鱗茎部が搬送されると左右のベルトに挟まれ鱗茎部が詰まるという欠点があった。その為に、サブソイラによる結球葉菜の掘り上げが良く、鱗茎部が浮き上がった際に、葉部挟持移送装置が鱗茎部の直上方を挟持して搬送すると、首部挟持移送装置の前端部に鱗茎部を送り込むことになり、挟持ベルトに鱗茎部が詰まり、首部挟持移送装置に受け継ぐことのできない場合があった。また、鱗茎部が小さいと、首部挟持移送装置に引っ掛かることもなく通り抜けて、そのまま葉部挟持移送装置により搬送され排出される場合もあった。請求項1においては、前記首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の前部を支持する連動プーリー30及びガイドプーリー31と、前記挟持ベルト20の後部を支持するプーリー32とを、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の従動プーリー23の後方内側に配置して、前記連動プーリー30、ガイドプーリー31及びプーリー32に巻回した挟持ベルト20の前端を、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19の内側に挿入したので、結球野菜Cの茎葉部C1を挟持する位置によらず葉部挟持移送装置15aより首部挟持移送装置15bに結球野菜Cの受け継ぎを効率良く行うことができるようになったのである。 【0023】請求項2においては、葉部挟持移送装置15aの挟持ベルト19と首部挟持移送装置15bの挟持ベルト20の搬送方向を後方側とし、前記挟持ベルト19と挟持ベルト20とが互いに離間するように配置し、前記挟持ベルト19と挟持ベルト20の搬送面を同一面とし、前記挟持ベルト20の下面を、挟持ベルト19に挟持された結球野菜の鱗茎部C2が通過すべく構成したにより、鱗茎部C2が小さくても、首部挟持移送装置15bを構成する挟持ベルト20の下面を鱗茎部C2が通過するので、必ず引っ掛かる。よって、従来のように通り抜けて、そのまま葉部挟持移送装置15aにより搬送され排出されるという不具合を解消することが出来たのである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成7年(1995)9月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−103630 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月20日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−233230 |
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