| 【発明の名称】 |
球根等の植付装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】蛯沢 薫
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| 【要約】 |
【課題】球根等を植付けする孔の成形具の土の付着を排除しようとするものである。
【解決手段】球根等を植付けする孔を畦の土中に成形する砲弾状の成形具を備えた植付装置であること。この成形具を焼玉状態に加熱する手段を具備して、孔あけ時に土中の成形孔内面を瞬時に焼結、乾燥化させて、摺らせることによって、土の付着をなくして連続した孔あけ作業を可能にした構成。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 球根等を植付けする孔を畦の土中に成形する砲弾状の成形具を備え、この成形具を焼玉状態に加熱する手段を具備したことを特徴とした球根等の植付装置。 【請求項2】 電気ヒータを成形具に内装した請求項1記載の球根等の植付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、球根等を植付けする植付機の植付孔を成形する成形具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、球根等の植付け孔を成形する装置として種々の提案がなされている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の植付け孔の成形具では栽培しようとする畦の土中に植付孔を成形する時、連続作業をすると成形具の外面に土が付着し、やがて塊状に成長して孔の内面形状が乱れ、作業が困難になることがあった。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記した課題を解決するために、球根等を植付けする孔を畦の土中に成形する砲弾状の成形具を備え、この成形具を焼玉状態に加熱する手段を具備したことを特徴とした球根等の植付装置を提供したものである。又、前記した植付装置において、電気ヒータを成形具に内装したことを特徴とした構成である。 【0005】 【作用】本発明の植付け孔を成形する成形具を圃場に持ち込んで、畦の土中に貫入させると、焼玉状態に加熱された砲弾状の成形具の外面と接触した土中の内面は瞬間的に焼結される。この後、成形具が機械的に上昇するが、成形具への外面と孔内面の乾燥土とは摺り抜けるので、成形具の外面に対する土の付着が発生しないので長期間の連続作業ができる。又、成形具の内部に電気ヒータを装てんしたので、常に芯部から滞熱、蓄熱されるので、外面からの放熱を常に補充されて一定した焼玉状の温度を保持できる。 【0006】 【実施例】本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。図1は本発明を実施した平面図、図2は正面図、図3は側面図、図4は後面図、図5は孔あけ作用説明を示す図で、図6は動力伝達を示す展開図で、図7は成形具の加熱手段を示す図である。 【0007】本発明の植付機は、前輪3及び駆動輪7を支承したフレーム17に孔あけ部A、座席部B、駆動部C及び覆土部Dと順次配列されて構成される。本実施例では、マルチフィルムを被覆後に植付をする場合で説明している。 【0008】Aの孔あけ部は、マルチフィルムの上面を回転するウレタンローラ13、マルチフィルムの上面を滑るシュー12を有し、シュー12間に上下にカム14によって運動する砲弾状の成形具11が4条配列されてなる。成形具11がマルチフィルムに突入する時は、周囲がシュー12によって押圧するように設定されている。 【0009】座席部Bは作業台車の中央部で進行方向に向けて直交させ、本実施例においては作業者が横向きで、2人が向い合うように座席18を設けてなる。本実施例においては、作業者4はコンテナ16から球根を取り出し、前記した成形具11によって、土中に砲弾状に形成された植付孔35に対し、適宜な深さと球根の上下方向を整えながら、刺し込んで2条を千鳥状に植付けをする。向い合った2人が相互に2条を千鳥に植付け、併わせて4条植えに構成されている。 【0010】駆動部Cはエンジン5、発電機6を搭載してなる。エンジン5は走行用ミッション8、孔あけ部A及び覆土部Dへ動力を伝達する。図7に示した加熱手段について説明すると、発電機6がフレームに搭載され、成形具11に連結されたリード線20に通電される。リード線20は、砲弾状に形成された成形具11の中心部に設置したヒータ34に連結される。 【0011】覆土部Dは畝19の球根を植付けた孔にマルチフィルムの上面から覆土するもので、溝部を土あげ羽根9によって切削して放てきし覆土する。マルチフィルムの全面に放散した覆土は案内板によって予じめ設定された植付孔に筋状に集約盛土する。 【0012】1のハンドルは畝間の移動時等に使用し、畝に沿って作業位置にセットすると1対のガイド輪2は機体の前後に装備されて畝の左右の肩部に押圧され、畝に走行機体を合致させて自動的に走る。 【0013】図6は動力伝達図を示したもので、エンジン5に設けた主プーリ26は走行用ミッションの入力プーリ27と回転軸32に動力分配される。 【0014】回転輪32は左右の土あげ羽根9に回転力を伝動するとともに、回転軸32に設けた駆動スプロケット29より、減速スプロケット30を介して植付部Aのカム30を駆動すると主軸19に設けた最終スプロケット31を伝動する。 【0015】次に、図5に基づいて植付孔35の孔あけ作用を説明する。主軸19が回転するカム14が回転し、ローラ23と接触回転させながら、クランクアーム21を第1支軸24に対して上下に揺動させる。成形具11は砲弾状をなし連結材22の下端に連結され、連結材22の基部は前記したクランクアーム21の一端に設け、第2支軸25に連結されている。 【0016】20のリード線は前記した発電機6と連結され、作業開始前に通電して、予じめ、成形具11の全体を加熱して焼玉状態にしておく。 【0017】33は弾性体を示し、成形具11を有したクランクアーム21を常時、前記カム14に押圧しているものである。 【0018】以上のように成形具11は、ヒータ20によって内部から常に加熱されているので、マルチフィルム材に接触すると瞬間的に孔をあけ、次いで畝の土中内に突入して設定した砲弾状の植付孔を形成する。この時、加熱された砲弾状の成形具11の表面に、接触付着した土壌は瞬間的に焼結され、乾燥状態となって摺り抜ける。従って、成形具11の表面に土壌が付着し成長して障害となることがない。 【0019】 【発明の効果】以上のように構成したので、地域別による土質や水分状態にも係らず、球根等の植付孔の成形作業も連続して可能となり、植付作業効率も著しく向上した。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000171746 【氏名又は名称】株式会社ササキコーポレーション
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)1月13日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−196616 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−4443 |
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