| 【発明の名称】 |
苗植付装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山下 眞
【氏名】松木 直樹
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| 【要約】 |
【課題】レリーズワイヤを苗のせ台の下面に沿って配設することができるようにする。
【解決手段】苗のせ台16に載置された苗を苗取り出し口19側に移送する縦送りベルト21を駆動輪体22とテンション輪体23とにわたって巻回し、縦送りベルト21にテンションを掛けるテンション位置と縦送りベルト21を弛める弛め位置とにテンション輪体23を変更自在に取り付け、テンション輪体23をテンション位置に移動付勢するスプリング30を設け、操作具の弛め位置への操作動に伴ってテンション輪体23を付勢力に抗して弛め位置に移動させるレリーズワイヤ32を設け、レリーズワイヤ32のインナワイヤ32aの端部を苗のせ台16側の固定部33に連結し、レリーズワイヤ32のアウタワイヤ32bの端部をテンション輪体23に連結する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 駆動回転することにより苗のせ台に載置された苗を苗取り出し口側に移送する縦送りベルトを駆動輪体とテンション輪体とにわたって巻回し、駆動輪体から縦送りベルトに駆動力を伝達するように縦送りベルトにテンションを掛けるテンション位置と駆動輪体から縦送りベルトへの駆動力の伝達を断つように縦送りベルトを弛める弛め位置とに前記テンション輪体を変更自在に取り付け、前記テンション輪体をテンション位置に移動付勢するスプリングを設け、操作具の弛め位置への操作動に伴って前記テンション輪体を付勢力に抗して弛め位置に移動させるレリーズワイヤを設けてある苗植付装置であって、前記レリーズワイヤのインナワイヤの端部を苗のせ台側の固定部に連結し、レリーズワイヤのアウタワイヤの端部をテンション輪体に連結してある苗植付装置。 【請求項2】 前記苗のせ台の左右で隣合う苗のせ部間に膨出形成した仕切り壁内を前記レリーズワイヤを配置するための設置空間としてある請求項1記載の苗植付装置。 【請求項3】 前記縦送りベルトのうち苗を載置して移送する作用部分を摺動自在に支持するベルト支持板の長手方向中間部を苗のせ台の下面に取り付けたフレームに連結し、前記ベルト支持板の長手方向両端近くを苗のせ台に形成のベルト設置孔の周縁に載置支持させてある請求項1又は2記載の苗植付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、駆動回転することにより苗のせ台に載置された苗を苗取り出し口側に移送する縦送りベルトを駆動輪体とテンション輪体とにわたって巻回し、駆動輪体から縦送りベルトに駆動力を伝達するように縦送りベルトにテンションを掛けるテンション位置と駆動輪体から縦送りベルトへの駆動力の伝達を断つように縦送りベルトを弛める弛め位置とに前記テンション輪体を変更自在に取り付け、前記テンション輪体をテンション位置に移動付勢するスプリングを設け、操作具の弛め位置への操作動に伴って前記テンション輪体を付勢力に抗して弛め位置に移動させるレリーズワイヤを設けてある苗植付装置に関する。 【0002】 【従来の技術】操作具にテンション輪体をレリーズワイヤを介して連動させるに従来では、図8に示すように、レリーズワイヤ32のアウタワイヤ32bの端部を苗のせ台16に付設の固定部33に連結し、レリーズワイヤ32のインナワイヤ32aの端部をテンション輪体23に連結することにより、操作具を介するインナワイヤ32aの引き操作でテンション輪体23をスプリング30の付勢力に抗して弛み位置に移動させるようにしていた。他の構成は後述する実施の形態と同じであるため同一符号を付することによりその説明は省略する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、苗植付装置を後部に装着した田植機では、図示するように、一般に、苗のせ台が苗取り出し口を下方に位置させる状態で対地傾斜姿勢に配置され、テンション輪体が傾斜上方に位置する状態で配置され、操作具が苗のせ台の上方部や苗植付装置を連結する自走機体に装着されてレリーズワイヤがテンション輪体の傾斜上方から苗のせ台に導入される形態が採用されるから、固定部がテンション輪体と駆動輪体との間に形成されることになる。 【0004】その結果、上記従来の技術によるときは、傾斜上方から導入されたレリーズワイヤがU字形に曲げられて、そのアウタワイヤを固定部に連結するとともにインナワイヤをテンション輪体に連結する構造となるため、レリーズワイヤが苗のせ台の下面から斜め下方に大きく突出して、レリーズワイヤの取り回しを難しいものにしていた。 【0005】本発明の目的は、レリーズワイヤを苗のせ台の下面に沿って配設することができるようにする点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0007】〔特徴〕駆動回転することにより苗のせ台に載置された苗を苗取り出し口側に移送する縦送りベルトを駆動輪体とテンション輪体とにわたって巻回し、駆動輪体から縦送りベルトに駆動力を伝達するように縦送りベルトにテンションを掛けるテンション位置と駆動輪体から縦送りベルトへの駆動力の伝達を断つように縦送りベルトを弛める弛め位置とに前記テンション輪体を変更自在に取り付け、前記テンション輪体をテンション位置に移動付勢するスプリングを設け、操作具の弛め位置への操作動に伴って前記テンション輪体を付勢力に抗して弛め位置に移動させるレリーズワイヤを設けてある苗植付装置であって、前記レリーズワイヤのインナワイヤの端部を苗のせ台側の固定部に連結し、レリーズワイヤのアウタワイヤの端部をテンション輪体に連結してある点にある。 【0008】〔作用〕本第1発明によるときは、テンション輪体と駆動輪体との間に固定部を配置して、操作具によるインナワイヤの引き操作又はアウタワイヤの押し操作により、アウタワイヤの端部でテンション輪体をスプリングによる付勢力に抗して弛み位置に押し移動させるのであって、アウタワイヤを連結するテンション輪体が傾斜上方に位置する状態でテンション輪体と固定部とが並ぶから、斜め上方から苗のせ台の下方に導入させたレリーズワイヤのアウタワイヤ端部をテンション輪体に、かつ、インナワイヤの端部を固定部に連結する際、レリーズワイヤをU字形に屈曲させる必要がなく、レリーズワイヤを苗のせ台の下面に沿わせて配置することができる。 【0009】〔効果〕従って、本第1発明によれば、レリーズワイヤを屈曲の少ない取り回し性の良いものにして、レリーズワイヤの設置を容易に行えるようになった。 【0010】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0011】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、前記苗のせ台の左右で隣合う苗載せ部間に膨出形成した仕切り壁内を前記レリーズワイヤを配置するための設置空間としてある点にある。 【0012】〔作用〕本第2発明によるときは、レリーズワイヤを苗のせ台の下面に沿わせて設置することができることに着目して、左右で隣合う苗載せ部間の仕切り壁内をレリーズワイヤの配置するための設置空間としてあるから、仕切り壁内に設置されるレリーズワイヤ部分を、他物への引っ掛かりなどがないように苗のせ台の下面から突出させることなく設置できる。 【0013】〔効果〕従って、本第2発明によれば、専用のガードを設けることなく、構造簡単にレリーズワイヤに対する保護性能を向上できるようになった。 【0014】請求項3に係る本第3発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0015】〔特徴〕上記本第1発明や本第2発明の特徴において、前記縦送りベルトのうち苗を載置して移送する作用部分を摺動自在に支持するベルト支持板の長手方向中間部を苗のせ台の下面に取り付けたフレームに連結し、前記ベルト支持板の長手方向両端近くを苗のせ台に形成のベルト設置孔の周縁に載置支持させてある点にある。 【0016】〔作用〕本第3発明によるときは、縦送りベルトの作用部分を支持するベルト支持板の長手方向中間部をフレームに連結するのみならず、長手方向両端近くを苗のせ台に支持させてあるから、ベルト支持板を薄い板から構成しながらも、縦送りベルトに載置される苗の重量でベルト支持板が撓むことを防止して、ベルト支持板の平面性を良好に維持でき、その結果、ベルト支持板によるベルト支持を良好に行える。しかも、ベルト支持板の長手方向両端近くを苗のせ台に支持させるに、苗のせ台に形成のベルト設置孔の周縁に載置支持させるから、支持構造が簡単なもので済む。 【0017】〔効果〕従って、本第3発明によれば、縦送りベルトを良好に支持できることでその縦送りベルトによる苗送りを確実、正確に行え、しかも、構造簡単に実施できるようになった。 【0018】 【発明の実施の形態】乗用型田植機は、図1、図2に示すように、自走機体1の後部に六条植え式の苗植付装置2をリンク機構3と油圧シリンダ4とを介して昇降操作自在に連結して構成されている。 【0019】前記自走機体1は、左右一対の操舵用の駆動前輪5と左右一対の駆動後輪6とを備えた機体フレーム7にエンジン8と搭乗運転部9とを搭載して構成されている。前記駆動前輪5は、走行・植付用のミッションケース10を介して機体フレーム7に支持されており、駆動後輪6は、車軸ケース11を介して機体フレーム7に支持されている。前記搭乗運転部9は、駆動前輪5を操舵するためのステアリングホイール12と運転座席13とを備えている。 【0020】前記苗植付装置2は、施肥装置14を備えている。そして、前記リンク機構3と油圧シリンダ4とを介して昇降される植付フレーム15を設け、左右方向に設定ストロークで駆動往復移動する前倒れ姿勢の苗のせ台16と、走行に伴い泥面を滑走して植付予定泥面を整地する接地フロート17とを前記植付フレーム15に組み付け、前記苗のせ台16の移動に連動して作動することにより苗のせ台16の下端部を摺動自在に支持する摺動レール18に移動(摺動)方向に設定ストロークの間隔を隔てて形成の六つの苗取り出し口19それぞれから植付単位量の苗を取り出して整地された植付予定泥面に植え付ける六つの回転式の植付機構20を設けて構成されている。 【0021】前記苗のせ台16は、移動方向に並置する六つの苗のせ部16Aを備えていて、往移動することにより各苗のせ部16Aに載置したマット苗Aの下端部を左右一端側から前記苗取り出し口19に供給し、復移動することによりマット苗Aの下端部を左右他端側から苗取り出し口19に供給するものである。 【0022】前記植付機構20は、苗のせ台16が設定量移動する毎に苗植付爪20Aを苗取り出し口19を上方から下方に向かって通過させることにより、苗のせ部16Aに載置されたマット苗A下端部の設定左右幅の苗部分を取り出し、苗取り出し口19を通過させたのち苗植付爪20Aを泥面に突入させることにより、取り出した苗部分を泥面に植え付けるものである。 【0023】そして、前記苗のせ部16Aのうち左右で隣合うものは、上方に膨出形成した仕切り壁16Bで仕切られており、各苗のせ部16Aのそれぞれには、苗のせ台16が往復移動径路の端部に位置する毎に、つまり、マット苗Aの下端部の全部が取り出される毎にマット苗Aを苗取り出し口19側に設定量移送する縦送りベルト21が二つずつ設けられている。 【0024】前記縦送りベルト21は、図3〜図6に示すように、移送方向の下手側端部に位置する駆動輪体22と移送方向の上手側端部に位置するテンション輪体23とにわたって巻回されている。 【0025】前記駆動輪体22の全部は、一本の駆動軸24で一括駆動されるように駆動軸24に回り止め状態に装着されている。そして、駆動輪体22、つまり、駆動軸24を駆動する手段は、苗のせ台16が往復移動径路の端部に位置したときに常時回転アーム25により押されて付勢に抗して駆動軸軸芯周りで第1位置から第2位置に揺動させられる作動アーム26を設け、この作動アーム26の第1位置から第2位置への揺動力を駆動軸24に伝達して作動アーム26の揺動角だけ駆動軸24を苗送り方向に回転させるとともに作動アーム26の第2位置から第1位置への付勢力による復帰揺動力の駆動軸24への伝達を断って駆動軸24を回転させない一方向クラッチ27を設けて構成されている。つまり、苗のせ台16が往復移動径路の端部に位置する毎に駆動輪体22を設定量回転させるようになっている。 【0026】前記テンション輪体23は、駆動輪体22から縦送りベルト21に駆動力を伝達するように縦送りベルト21にテンションを掛けるテンション位置と駆動輪体22から縦送りベルト21への駆動力の伝達を断つように縦送りベルト21を弛める弛め位置とに変更自在に苗のせ台16に取り付けられている。その取付け手段は、テンション輪体23を回転自在に装着する支軸28を苗のせ台16に装着したブラケット29に移動自在に取り付ける手段である。前記支軸28は、各別に移動自在な三本の軸に分割構成されている。つまり、左右中央の支軸28で左右方向で隣合う中央二つの苗のせ部16に配設されるテンション輪体23群を支持し、左側の支軸28で左右方向で隣合う左側二つの苗のせ部16に配設されるテンション輪体23群を支持し、右側の支軸28で左右方向で隣合う右側二つの苗のせ部16に配設されるテンション輪体23群を支持するようになっている。 【0027】そして、苗植付装置2には、各支軸28の両端を引っ張ることによりテンション輪体23群をテンション位置に各別に移動付勢するスプリング30が設けられ、左右中央の二つの植付機構20群と左右左側の二つの植付機構20群と左右右側の二つの植付機構20群とへの動力伝達を各別に断続する三つの植付クラッチCが設けられ、前記自走機体1の運転座席13の左右一側に配置した3本の操作レバー(操作具の一例)31の入り・テンション位置P1から切り・弛め位置P2への操作動に伴ってインナワイヤ32aを引き操作されることにより操作された操作レバー31に対応するテンション輪体23群を付勢力に抗して弛め位置に移動させるとともに操作レバー31に対応する植付クラッチCを切り作動させる一方、操作レバー31の切り・弛め位置P2から入り・テンション位置P1への操作動に伴ってインナワイヤ32aを弛め操作されることにより操作された操作レバー31に対応するテンション輪体23群の付勢力によるテンション位置への移動を許容するとともに操作レバー31に対応する植付クラッチCを入り作動させる三本のレリーズワイヤ32が設けられている。 【0028】前記レリーズワイヤ32は、二股状のものであって、一端を操作レバー31に連係させ、他端の一方をテンション輪体23群に連係させるとともに他端の他方を植付クラッチCに連係させることにより、操作レバー31に対応するテンション輪体23群と植付クラッチCとを連係させるものである。つまり、左右中央に位置する操作レバー31を入り・テンション位置P1に操作することにより、左右中央のテンション輪体23群をテンション位置に位置させるとともに左右中央の植付クラッチCを入り作動させることで、植付作動に伴い左右中央の二つの植付機構20を作動させての左右中央二つの苗のせ部16Aに載置されたマット苗Aの植え付け及び苗のせ台16が往復移動径路の端部に位置する毎のマット苗Aの縦送りを行わせて、左右中央二条の植え付けを行わせ、左側に位置する操作レバー31を入り・テンション位置P1に操作することにより、左側のテンション輪体23群をテンション位置に位置させるとともに左側の植付クラッチCを入り作動させることで、植付作動に伴い左側の二つの植付機構20を作動させての左側二つの苗のせ部16Aに載置されたマット苗Aの植え付け及び苗のせ台16が往復移動径路の端部に位置する毎のマット苗Aの縦送りを行わせて、左側二条の植え付けを行わせ、右側に位置する操作レバー31を入り・テンション位置P1に操作することにより、右側のテンション輪体23群をテンション位置に位置させるとともに右側の植付クラッチCを入り作動させることで、植付作動に伴い右側の二つの植付機構20を作動させての右側二つの苗のせ部16Aに載置されたマット苗Aの植え付け及び苗のせ台16が往復移動径路の端部に位置する毎のマット苗Aの縦送りを行わせて、右側二条の植え付けを行わせるようになっている。従って、操作レバー31の全部を入り・テンション位置P1に操作することにより、植付機構20の全部を用いた通常の六条植えを実施でき、左側の操作レバー31のみを入り・テンション位置P1に操作することにより、左側二つの植付機構20のみを用いた畦際二条植えを実施でき、右側の操作レバー31のみを入り・テンション位置P1に操作することにより、右側二つの植付機構20のみを用いた畦際二条植えを実施でき、左側及び中央の操作レバー31のみを入り・テンション位置P1に操作することにより、左側二つの植付機構20及び中央二つの植付機構20のみを用いた畦際四条植えを実施でき、右側及び中央の操作レバー31のみを入り・テンション位置P1に操作することにより、右側二つの植付機構20及び中央二つの植付機構20のみを用いた畦際四条植えを実施できるのであって、植え付けに使用される植付機構20に対応する苗のせ部16Aのテンション輪体23のみがテンション位置に位置し、植え付けに使用されない植付機構20に対応する苗のせ部16Aのテンション輪体23は弛め位置に位置するから、植え付けに使用される植付機構20に対応する苗のせ部16Aでのマット苗Aの縦送りベルト21による縦送りは確実に行って植え付けを確実に行わせながらも、植え付けに使用されない植付機構20に対応する苗のせ部16Aでの縦送りベルト21による縦送りを確実に阻止できる。 【0029】前記レリーズワイヤ32を介する操作レバー31とテンション輪体23群との連係について次に詳述する。レリーズワイヤ32は、各支軸28を操作対象として各テンション輪体23群を移動させるものであって、レリーズワイヤ32のうちインナワイヤ32aの一端部は操作レバー31に連結され、他端部は、駆動輪体22とテンション輪体23との間に位置する苗のせ台16側の固定部33に連結されており、アウタワイヤ32bの一端部は自走機体1側の固定部に連結され、他端部は、支軸28のうち左右で隣合う二つの苗のせ部16A間の仕切り壁16Bに対応する箇所に連結されている。つまり、レリーズワイヤ32は、操作レバー31の入り・テンション位置P1から切り・弛め位置P2への操作動に伴ってインナワイヤ32aを引き操作されることによりアウタワイヤ32bの他端部を駆動輪体22に対して接近移動させて付勢力に抗してテンション輪体23を弛め位置に移動させ、操作レバー31の切り・弛め位置P2から入り・テンション位置P1への操作動に伴ってインナワイヤ32aを弛め操作されることによりアウタワイヤ32bの他端部を駆動輪体22に対して離隔移動させて付勢力によるテンション輪体23のテンション位置への移動を許容するものである。 【0030】かつ、前記苗のせ台16には、図7にも示すように、前記縦送りベルト21のうちマット苗Aを載置して移送する作用部分21Aを摺動自在に支持するベルト支持板34が設けられている。このベルト支持板34を苗のせ台16に取り付ける手段は、ベルト支持板34の長手方向中間部を苗のせ台16の下面に取り付けたフレーム35に連結し、ベルト支持板34の長手方向両端近くを苗のせ台16に形成のベルト設置孔36の周縁に載置支持させる手段である。前記フレーム35は、自走機体1からシャフト50を介して動力が伝達される苗植付装置2の植付ミッションケース51に装備させた横送り軸52の回転に伴って左右方向に設定ストロークで移動する移動部材53への苗のせ台16の連結部を構成するとともに苗のせ台16を補強するものであって、前記固定部33を兼用している。 【0031】また、前記仕切り壁16B内のうち支軸28よりも上方に位置する部分は、前記レリーズワイヤ32を配置するための設置空間となっている。 【0032】なお、前記施肥装置14は、各植付条に対応して設けた作溝施肥具14Aにタンク14Bの肥料を繰り出す繰り出し装置14Cを備え、各繰り出し装置14Cのうち左右中央二条に対応するものは左右中央の植付クラッチCを介して駆動され、左側二条に対応するものは左側の植付クラッチCを介して駆動され、右側二条に対応するものは右側の植付クラッチCを介して駆動されるようになっている。つまり、植付機構20を駆動しての植え付けが行われている条に対応する繰り出し装置14Cのみを駆動させて植え付けが行われている条にのみ施肥するように構成されている。 【0033】〔別実施形態〕上記実施の形態では、操作レバー、つまり、操作具31の弛め位置P2への操作動によりインナワイヤ32aの引き操作することでテンション輪体23を付勢力に抗して弛め位置に移動させるようにしたが、操作具31の弛め位置P2への操作動によりアウタワイヤ32bを押し操作することでテンション輪体23を付勢力に抗して弛め位置に移動させるようにしても良い。 【0034】上記実施の形態では、フレーム35を固定部33に兼用させたが、これらは別々に設けても良い。 【0035】上記実施の形態では、苗植付装置2として六条植え式のものを示したが、本発明は、四条植え式、八条植え式、十条植え式など各種植付条数の苗植付装置2に適用することができる。 【0036】上記実施の形態では、操作具31により、一つの二股状のレリーズワイヤ32を介してテンション輪体23と植付クラッチCとを操作するようにしたが、植付クラッチC操作用の専用のレリーズワイヤを別途設けて実施しても良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月31日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−127639 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−299973 |
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