| 【発明の名称】 |
育苗箱用播種装置の回収装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高木 忠夫
【氏名】三島 勲
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 育苗箱1の移送方向に長く形成した移送台の上方位置に、種子7または肥料粒8等の供給物を上方から供給する供給装置を設け、該供給装置の前記移送方向前側には前記移送方向と交差し前記育苗箱1の周壁上面に摺接する堰体10を設け、該堰体10の前記移送方向後側には移送方向と交差し下面側に前記育苗箱1の左右幅より長い主吸引口17を開口させた回収用吸引パイプ13を設けた育苗箱用播種装置の回収装置。 【請求項2】 請求項1において、前記回収用吸引パイプ13の一端には途中部分に容積を大きくして前記供給物を回収する回収室20を有して吸引装置に接続した接続ホース16を接続し、前記回収用吸引パイプ13の他端には小径吸引口15を形成した育苗箱用播種装置の回収装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記回収用吸引パイプ13の主吸引口17にはノズル22を設けた育苗箱用播種装置の回収装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は育苗箱用播種装置の供給物回収装置に係るものである。 【0002】 【従来技術】従来、育苗箱の移送方向に長く形成した移送台の上方位置に種籾繰出装置を有する育苗箱用播種装置において、前記種籾繰出装置の下手側の移送台の上方位置に位置固定式の種籾落しブラシを設けた育苗箱用播種装置は公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、種籾落しブラシにより育苗箱の前壁及び後壁上の種籾を掃き落すとき、前壁及び後壁上の種籾は、育苗箱の前壁のすぐ内側に落下し、そこだけ厚播きになってしまう。また、種籾落しブラシは前記育苗箱の側壁に常時接触しているから、この接触部分に付着した種籾が育苗箱内に塊りとなって落下する課題もあった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、育苗箱1の移送方向に長く形成した移送台の上方位置に、種子7または肥料粒8等の供給物を上方から供給する供給装置を設け、該供給装置の前記移送方向前側には前記移送方向と交差し前記育苗箱1の周壁上面に摺接する堰体10を設け、該堰体10の前記移送方向後側には移送方向と交差し下面側に前記育苗箱1の左右幅より長い主吸引口17を開口させた回収用吸引パイプ13を設けた育苗箱用播種装置の回収装置としたものである。本発明は、前記回収用吸引パイプ13の一端には途中部分に容積を大きくして前記供給物を回収する回収室20を有して吸引装置に接続した接続ホース16を接続し、前記回収用吸引パイプ13の他端には小径吸引口15を形成した育苗箱用播種装置の回収装置としたものである。本発明は、前記回収用吸引パイプ13の主吸引口17にはノズル22を設けた育苗箱用播種装置の回収装置としたものである。 【0005】 【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、1は育苗箱であり、左右側壁2と前後壁3の周壁および底板4を有して、上面を開放した引き出し形状に形成している。育苗箱1は図示は省略するが、移送台の始端部側から終端部側へ移送中に上方から床土6の供給を受け、次に種子7の供給を受けて播種される。また、肥料粒8の供給を受けることもある。 【0006】しかして、前記移送台の上方位置には、前記育苗箱1の側壁2および前後壁3上に載った種子7または肥料粒8等の供給物を回収する回収装置9を設ける。回収装置9は育苗箱1の移送方向と交差する左右方向の堰体10を設ける。堰体10は図1〜6の実施例では摺接ブラシ11により形成しているが、図7〜図9の実施例では弾性板部材12により構成している。堰体10はその左右側を任意の取付具により移送台に固定するが、高さ調節自在にすると、好適である。 【0007】堰体10の移送方向後側には回収用吸引パイプ13を設ける。回収用吸引パイプ13は左右方向のパイプにより形成し、一端は、閉塞して閉塞部14に形成し、閉塞部14には空気を吸引する小径の小径吸引口15を形成する。小径吸引口15は回収用吸引パイプ13の他端開口部に対峙するように形成すると、回収用吸引パイプ13内を均一に吸引するようになる。 実施例では、前記堰体10に回収用吸引パイプ13を接着剤等により固定している。 【0008】回収用吸引パイプ13の他端には、吸引装置24に接続した接続ホース16を接続する。回収用吸引パイプ13の下面側には主吸引口17を形成する。主吸引口17は少なくとも前記育苗箱1の左右幅より大に形成し、前記前後壁3上の種子7または肥料粒8等の供給物を吸引回収するように構成する。また、主吸引口17は図4のように先端側から基部側に至るに従い開口面積を広く形成して、吸引力を均等になるようにすると、好適である。 【0009】また、主吸引口17は周壁と前記堰体10とにより形成される供給物の堰き止められる空間に向けて開口させると、一層、吸引効果を向上させる。したがって、図2および図7の実施例では主吸引口17は堰体10に向けて開口させている。前記接続ホース16の所望位置には、容積を大きくして供給物を回収する回収室20を形成し、回収室20には開口部または出し入れ自在の回収箱21等を設ける。23はフィルタである。 【0010】図4は、他の実施例であり、前記回収用吸引パイプ13の主吸引口17にはノズル22を設ける。図5は、他の実施例であり、前記堰体10を前側に至るに従い高くなるように傾斜させ、堰体10に合わせてノズル22も傾斜させて設ける。図7〜図8は前記したように、ゴム等の弾性板部材12を堰体10にした実施例である。 【0011】 【作用】次に作用を述べる。本発明は前記の構成であるから、移送台に育苗箱1を供給し、移送中の育苗箱1は上方より種子7および/または肥料粒8等の供給物の供給を受け、前記堰体10の下方至り、種子7および肥料粒8は堰体10により堰き止められ、この堰体10の後側には回収用吸引パイプ13が設けられているから、堰体10により堰き止められた種子7(肥料粒8)は回収用吸引パイプ13の主吸引口17より吸引され、主吸引口17より吸引された種子7(肥料粒8)は回収用吸引パイプ13の他端に接続した接続ホース16に吸引され、接続ホース16の所望位置に設けた容積の大きい回収室20に至り、回収室20に回収される。 【0012】したがって、育苗箱1の前壁3の後側に種子7が集まることを防止してむらなく播種するだけでなく、供給物を回収する。前記の場合、堰体10は摺接ブラシ11でも実施可能であるが、弾性板部材12により構成すると、供給物の刺さりを防止し、また、耐久性を向上させる。 【0013】 【効果】本発明は、育苗箱1の移送方向に長く形成した移送台の上方位置に、種子7または肥料粒8等の供給物を上方から供給する供給装置を設け、該供給装置の前記移送方向前側には前記移送方向と交差し前記育苗箱1の周壁上面に摺接する堰体10を設け、該堰体10の前記移送方向後側には移送方向と交差し下面側に前記育苗箱1の左右幅より長い主吸引口17を開口させた回収用吸引パイプ13を設けた育苗箱用播種装置の回収装置としたものであるから、育苗箱1の側壁2および前後壁3上に落下した種子7は堰体10により堰き止められ、回収用吸引パイプ13により吸引されて回収され、育苗箱1内の床土上に落下するのを防止でき、それゆえ、むらなく美麗に播種・施肥できる効果を奏し、また、堰体10により堰き止めた種子7を回収用吸引パイプ13により吸引回収するので、従来のように、種籾落し回転ブラシに付着して塊りとなって落下するのを防止できる効果を奏する。本発明は、前記回収用吸引パイプ13の一端には途中部分に容積を大きくして前記供給物を回収する回収室20を有して吸引装置に接続した接続ホース16を接続し、前記回収用吸引パイプ13の他端には小径吸引口15を形成した育苗箱用播種装置の回収装置としたものであるから、回収した供給物の取出も簡単にできる。本発明は、前記回収用吸引パイプ13の主吸引口17にはノズル22を設けた育苗箱用播種装置の回収装置としたものであるから、吸引回収を一層確実にできる効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132219 【氏名又は名称】株式会社スズテック
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−123009 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月11日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−307877 |
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