| 【発明の名称】 |
土壌液体注入機におけるサブ注入装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】滝本 秀夫
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| 【要約】 |
【課題】車体走行の行い難い果樹の根元近くでの土壌液体注入作業を行い易くする。
【解決手段】ノズル1を有するメインビーム3を車体に装着して、ポンプ5の駆動でタンク6内の液体を液体供給回路7へ圧送しながらコントローラ8からのバルブ2の開きでノズル1から噴出させる土壌液体注入機において、該液体供給回路7に対してホースコネクタ9で連結可能のホース10にノズル11とバルブ12を有した形態可能のサブブーム13を設け、かつ該コントローラ8に対してハースコネクタ14で連結されてこのサブブーム13のバルブ12を開閉するハーネス15を設けてなるサブ注入装置の構成。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ノズル1を有するメインビーム3を車体に装着して、ポンプ5の駆動でタンク6内の液体を液体供給回路7へ圧送しながらコントローラ8からのバルブ2の開きでノズル1から噴出させる土壌液体注入機において、該液体供給回路7に対してホースコネクタ9で連結可能のホース10にノズル11とバルブ12を有した形態可能のサブブーム13を設け、かつ該コントローラ8に対してハースコネクタ14で連結されてこのサブブーム13のバルブ12を開閉するハーネス15を設けてなるサブ注入装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタ等の車体に搭載されて移動しながら土壌中に土壌消毒液等の液体を注入する土壌液体注入機におけるサブ注入装置に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】トラクタ車体に搭載される形態の土壌液体注入装置では、車体の走行し易い領域に限られ易く、果樹園のように果樹根元部等の狭い個所での作業が行い難いことがある。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、ノズル1を有するメインビーム3を車体に装着して、ポンプ5の駆動でタンク6内の液体を液体供給回路7へ圧送しながらコントローラ8からのバルブ2の開きでノズル1から噴出させる土壌液体注入機において、該液体供給回路7に対してホースコネクタ9で連結可能のホース10にノズル11とバルブ12を有した形態可能のサブブーム13を設け、かつ該コントローラ8に対してハースコネクタ14で連結されてこのサブブーム13のバルブ12を開閉するハーネス15を設けてなるサブ注入装置の構成とする。 【0004】 【発明の効果】車体4に乗席した状態で運転しながら液体注入作業を行うときは、コントローラ8を経る操作でバルブ2を開閉しながら、ポンプ5の駆動でタンク6内の液体が、液体供給回路7、バルブ2を経てメインビーム3のノズル1から土壌中へ注入される。サブ注入装置を用いるときは、サブブーム13のホースコネクタ9とハーネス15のコネクタ14とを該液体供給回路7及びコントローラ8に対して連結して、このサブブーム13におけるバルブ12を該コントローラ8を経る操作で、ハーネス15からの出力で開閉させることにより、このサブブーム13のノズル11から土壌中へ液体注入を行わせることができる。 【0005】このように、サブ注入装置を用いて土壌中への液体注入作業を行うときは、サブブーム13におけるホースコネクタ9を液体供給回路7側に連結し、ハーネスコネクタ14をコントローラ8側に連結することによって、作業者は車体4から離れた携帯位置でバルブ12操作をしながら、この車体4側の液体供給回路7やコントローラ8からの液体供給及び連動を受けて、液体注入作業を行わせることができ、特殊な個所への液体注入を容易に行うことができる。 【0006】 【実施例】車体4は、ステアリングハンドル16で操向する前車輪17と、後車輪18とを、前部に搭載のエンジンEで伝動駆動して走行する四輪走行駆動形態で、この後側のリフトアーム19で昇降される三点リンク機構20に、土壌液体注入機Aが装着される。21はフェンダー、22は操縦席、23は安全フレームである。 【0007】前記液体注入機Aは、液体を収容するタンク6、車体4側の動力取出軸24で駆動されてこのタンク6の液体を液体供給回路7へ汲出すポンプ5、この液体供給回路7を経て送られる液体を噴出するノズル1を有したメインブーム3、このメインブーム3への液体の流出を開閉するコントローラ8、及び、このコントローラ8を操作するスイッチボックス25等を有する。 【0008】該液体供給回路7には、調圧弁26、アキュームレータ27、切替弁28、電磁ソレノイドバルブ2等が配置されて、ポンプ5の駆動によって、タンク6から吸入する薬液、又は肥料等の液体をタンク6の後側において左右に亘って架設の各メインブーム3のノズル1から土壌中へ高圧で注入しうる。29は余った液体をタンク6へ還元するホースである。 【0009】又、この液体供給回路7のバルブ2や切替弁28等は、スイッチボックス25のバルブスイッチSWを操作することによって、コントローラ8を経て開閉及び調節されるもので、作業者は操縦席22に着座した状態で操作できる。30はバッテリーである。前記液体供給回路7には、切替弁28を介して切替えられる取出ホース31にホースコネクタ32を設けている。又、前記コントローラ25側の取出ハーネス33にはハーネスコネクタ34を設けている。 【0010】前記バルブスイッチSWには、バルブ2を操作して噴出させる噴出スイッチSW1や、電磁出力の間隔を設定してパルス作動されるバルブ2の間欠的開閉作動間隔を調節、乃至変更する間隔スイッチSW2、噴出量を調節する量スイッチSW3、及び、複数のバルブ2をいずれの電磁ソレノイドバルブV1,V2,V3によるからを選択するバルブ切替スイッチSW4等を有する。該電磁バルブV1,V2は、畑作用噴出装置として使用されるもので、両者V1,V2間にはタイムチャートにおいてタイムライズtを設定している。又、電磁バルブV3は、果樹園用噴出装置として使される。 【0011】又、サブ注入装置Bは、前記液体供給回路7のホースコネクタ32に着脱するホースコネクタ9を有するホース10、バルブ12、及びノズル11を有するサブブーム13等と、コントローラ8側のハーネスコネクタ34に着脱するハーネスコネクタ14、及び該バルブ12を開閉作動するハーネス15等を有する。35は該サブブーム13を操作するハンドルでこのハンドル35を持って携帯移動することができ、ハンドル35の内側にはスイッチレバー36を有して、このスイッチレバー36の操作によっても該コントローラ8を介してバルブ12の開閉を行いうる構成としている。更に、該切替弁28を切替操作できるスイッチをもこのハンドル35部近くに設けるもよい。該バルブ12は、パルス出力信号が前記電磁バルブV3と同じに設定されている。 【0012】サブ注入装置Bによる土壌中への液体注入作業では、このホース10のコネクタ9を取出ホース31のコネクタ32に連結すると共に、ハーネス15のコネクタ14を取出ハーネス33のコネクタ34に連結して、スイッチボックス25におけるスイッチ操作で、切替弁28をサブブーム13側へ切替えて、ハンドル35のスイッチレバー36でバルブ12を開いて、前記液体供給回路7の液体をホース10を経てサブブーム13に流し、ノズル11から土壌中へ注入させる。 【0013】図6において、上例と異なる点は、前記のようにコントローラ8からサブ注入装置Bのバルブ12へ電磁バルブV3で間欠的に出力させて間欠噴出させる形態において、バルブ12をサブブーム13に一体的に設けて、このノズル11とバルブ12との間隔を短かくしてホースによる連結をなくしたものである。これによってコントローラ8からの間欠出力パルスによる間欠噴出を崩さないで正確に行わせる。ノズル11とバルブ11とバルブ12との間を長くしたり、ホースで連結するような構成では、噴出間隔が長くなったり、早くなることが多く、パルスによる圧力波形特性により間欠噴出ができなくなったり、又、波形特性が重なり連続噴出と同様になるなどの欠点を有するが、上記のような構成ではこのような欠陥も少くなる。 【0014】図7〜図10において、上例と異なる点は、前記タンク6内にフロート37を設け、このフロート37の上下動によってON,OFFされるフロートスイッチSW5を作動し、タンク6内の液体の一定量以下の減少によりフロート37が下動して、フロートスイッチSW5がONすると、自動的にバルブ2の噴出を停止し、又ポンプ5の圧力を減少させて、高圧の液体噴出作業を停止させるように構成する。復帰の際には、自己復帰はしないため、リセットスイッチSW6を押して復帰させる。又、この自動停止時には、リフトシリンダ38を出力させて、前記メインブーム3やバルブ2ユニット等を上昇させて非作業状態とする。この停止は上限停止リミットスイッチSW7によって自動的に行われる。 【0015】又、ポンプ5の空運転を防止するために、前記フロートスイッチSW5のONで、ポンプ5の動力取出軸24から入力される入力電磁クラッチ39を切りにして、ポンプ5を停止させる。このクラッチ39を入りにするときは、自己復帰しないためリセットスイッチSW6を押す。図12において、上例と異なる点は、二液混合形態の液体注入装置のマニホールド40内を、単路41と複路42とに交互に連接して、分離と合流とを繰返しながら、例えば、タンク43からの水とタンク44からの薬液との二液を混合させながら直接前記ポンプ5、又はタンク6等の液体供給回路7側へ供給させることによって、薬液の撹拌混合を速かに効率よく行わせるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月3日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−103628 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月20日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−271463 |
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