| 【発明の名称】 |
苗株トレイからの苗株取出し方法とその装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】少覺 三千宏
【氏名】三川 勲
【氏名】梶 昌幸
【氏名】山本 信弘
【氏名】松田 真
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| 【要約】 |
【課題】苗株トレイの搬送姿勢に拘わらず、さらには、該苗株トレイが摩耗,変形している場合にも、苗株収容セルと苗株押出しロッドとを的確に対向一致させられるようにして、苗株を確実に取り出すこと。
【解決手段】本発明方法は、複数の苗株収容セルTa…が形成されている苗株トレイTをトレイ位置決めロッド51,51で所定の位置に位置決め状態とし、その位置決め状態を保持したまま、苗株収容セルTaに苗株押出しロッド60…の挿入を行うことを内容としている。また、本発明装置は、苗株トレイTを所定の位置に位置決めするトレイ位置決めロッド51,51と、該トレイ位置決めロッド51,51で苗株トレイTを所定の位置に位置決めした状態を保持したまま、上記各苗株収容セルTaに対する挿入動作を行う苗株押出しロッド60…とを設けた構成のものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一定方向に搬送される苗株トレイに所定のピッチで配列形成された苗株収容セルがなすセル列毎に、その各苗株収容セルにそれらの底部に形成されているロッド挿入孔を通じ苗株押出しロッドを挿入することにより、各苗株収容セルに収容されている苗株を取り出す苗株トレイからの苗株取出し方法において、上記苗株トレイをトレイ位置決めロッドで所定の位置に位置決め状態とし、その位置決め状態を保持したまま、苗株押出しロッドの上記挿入を行うことを特徴とする苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項2】 トレイ位置決めロッドを、苗株押出しロッドを正に挿入しようとしている苗株収容セルがなすセル列を除く他のセル列の一部の苗株収容セルに挿入することにより苗株トレイを位置決めする請求項1記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項3】 苗株トレイに、トレイ位置決めロッドを挿入する複数のトレイ位置決め用孔を所定の間隔で列設し、トレイ位置決めロッドを、それらトレイ位置決め用孔に挿入することにより苗株トレイを位置決めする請求項1記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項4】 苗株トレイを、これの第N列目のセル列の一部の苗株収容セルにトレイ位置決めロッドを挿入して位置決めし、その挿入位置決め状態を保持したまま、第N+1列目のセル列をなす苗株収容セルに対して苗株押出しロッドの挿入を行う請求項1又は2記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項5】 苗株トレイの第N列目のセル列をなす各苗株収容セルに苗株押出しロッドを挿入して苗株を取り出し、その後、トレイ位置決めロッドを該セル列の一部の苗株収容セルに挿入した状態を保持したまま、該トレイ位置決めロッドを苗株トレイの搬送方向下流側に、苗株収容セルの配列ピッチだけ移動するとともに、第N+1列目のセル列の各苗株収容セルに対して苗株押出しロッドの挿入を行う請求項2記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項6】 上記苗株トレイの前端面をトレイ位置決めロッドに当接させて、該苗株トレイを位置決めし、その当接位置決め状態を保持したまま、該第N列目のセル列をなす各苗株収容セルに苗株押出しロッドを挿入して苗株を取り出し、その後、トレイ位置決めロッドを該第N列目のセル列の一部の苗株収容セルに挿入して苗株トレイを位置決めし、その挿入位置決め状態を保持したまま、該トレイ位置決めロッドを苗株トレイの搬送方向下流側に、苗株収容セルの配列ピッチだけ移動するとともに、第N+1列目のセル列をなす苗株収容セルに対して苗株押出しロッドの挿入を行う請求項2記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項7】 苗株保持針を、苗株収容セルの上面開口から内部に下降移動して、該苗株保持針により、その苗株収容セルに収容されている苗株を刺衝保持した後、苗株押出しロッドを上昇移動させて、該ロッドの苗株当接面を苗株保持針により刺衝保持されている苗株の底面に押し当てた状態にして、該苗株を、それら苗株保持針と苗株押出しロッドを同じ速度で上昇させながら押し上げる請求項1,2,3,4,5又は6記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項8】 トレイ位置決めロッドを一部のトレイ位置決め用孔に挿入した状態を保持したまま、該トレイ位置決めロッドを苗株トレイの搬送方向下流側に、苗株収容セルの配列ピッチだけ移動するとともに、苗株収容セルに対して苗株押出しロッドの挿入を行う請求項3記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項9】 一定方向に搬送される苗株トレイに所定のピッチで配列形成された苗株収容セルがなすセル列毎に、それら各苗株収容セルに収容されている苗株を取り出す苗株トレイからの苗株取出し装置において、上記苗株トレイを所定の位置に位置決めするトレイ位置決めロッドと、該トレイ位置決めロッドで苗株トレイを所定の位置に位置決めした状態を保持したまま、上記各苗株収容セルに対する挿入動作を行う苗株押出しロッドとを有していることを特徴とする苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項10】 苗株トレイの前端面に、トレイ位置決めロッドを当接させて該苗株トレイを位置決めする請求項1,2,3,4,5,7,8又は9記載の苗株トレイからの苗株取出し方法。 【請求項11】 一定方向に搬送される苗株トレイに所定のピッチで配列形成された苗株収容セルがなすセル列毎に、それら各苗株収容セルに収容されている苗株を取り出す苗株トレイからの苗株取出し装置において、上記苗株押出しロッドを挿入しようとする苗株収容セルがなすセル列を除く他のセル列の一部の苗株収容セル内に挿入することにより、該苗株トレイの位置決めを行うトレイ位置決めロッドと、該トレイ位置決めロッドを一部の苗株収容セルに挿入した状態を保持したまま、上記各苗株収容セルに対する挿入動作を行う苗株押出しロッドとを有していることを特徴とする苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項12】 一定方向に搬送される苗株トレイに所定のピッチで配列形成された苗株収容セルがなすセル列毎に、それら各苗株収容セルに収容されている苗株を取り出す苗株トレイからの苗株取出し装置において、上記苗株トレイに配列形成された複数の苗株収容セルのうち、第N列目のセル列の一部の苗株収容セルに挿入することにより、該苗株トレイを位置決めするトレイ位置決めロッドと、該トレイ位置決めロッドを一部の苗株収容セルに挿入した状態を保持したまま、第N+1列目のセル列をなす苗株収容セルに対して挿入動作を行う苗株押出しロッドとを有することを特徴とする苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項13】 苗株トレイの一部の苗株収容セルにトレイ位置決めロッドを挿入した状態を保持したまま、該トレイ位置決めロッドを、苗株トレイの搬送方向下流側に、苗株収容セルの配列ピッチずつ移動させて苗株トレイを間欠搬送するトレイ搬送装置を設けた請求項11又は12記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項14】 トレイ位置決めロッドと苗株押出しロッドは、苗株トレイの搬送方向において、苗株収容セルの配列ピッチに一致した間隔にして配設されている請求項11,12又は13記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項15】 トレイ位置決めロッドと苗株押出しロッドは、苗株トレイの搬送方向においては互いの間隔を一定に保持して同時に移動し、また、上下方向においては互いに独立して移動するように支持されている請求項11,12,13又は14記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項16】 トレイ位置決めロッドと苗株押出しロッドを、互いに独立して上下移動可能に支持する2つのリンク機構と、各リンク機構毎に設けた空圧,油圧等の流体圧シリンダとからなる苗株押上げ機構と、この苗株押上げ機構を苗株トレイの搬送方向で苗株収容セルの配列ピッチと同ストロークで往復移動させるトレイ搬送駆動部を設けた請求項14又は15記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項17】 トレイ位置決めロッドは、セル列をなす苗株収容セルの最外側に配置されている苗株収容セルに対向する位置に配設されている請求項11,12,13,14,15又は16記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項18】 トレイ位置決めロッドは、先端部が尖塔形に形成されているとともに、該先端部に続く中間部が、ロッド挿入孔の内径に一致嵌合する外径にして形成されている請求項11,12,13,14,15,16又は17記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項19】 一定方向に搬送される苗株トレイに所定のピッチで配列形成された苗株収容セルがなすセル列毎に、それら各苗株収容セルに収容されている苗株を取り出す苗株トレイからの苗株取出し装置において、苗株トレイに、複数の位置決めロッド挿入孔を、該苗株トレイの搬送方向と平行に、かつ、所定の間隔にして列設し、それらのうちの一部の位置決めロッド挿入孔に挿入することにより苗株トレイを位置決めするトレイ位置決めロッドと、その挿入位置決め状態を保持したまま、上記各苗株収容セルに対する挿入動作を行う苗株押出しロッドとを有していることを特徴とする苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項20】 一部の位置決めロッド挿入孔にトレイ位置決めロッドを挿入した状態を保持したまま、該トレイ位置決めロッドを、苗株トレイの搬送方向下流側に、苗株収容セルの配列ピッチずつ移動させて苗株トレイを間欠搬送するトレイ搬送装置を設けた請求項19記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。 【請求項21】 位置決めロッド挿入孔は、苗株収容セルの配列ピッチに一致した間隔にして列設されている請求項19又は20記載の苗株トレイからの苗株取出し装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、苗株トレイに形成されている複数の苗株収容セルから、それらに収容されている苗株を取り出す苗株トレイからの苗株取出し方法とその装置に関する。 【0002】 【従来の技術】本出願人は、苗株収容セルの配列ピッチや該苗株収容セルの大きさが相違しあるいはシートタイプ,ボードタイプ等のように異なる形態の苗株トレイであっても、常に苗株収容セルを所定の苗株取出し位置に停止させて苗株を取り出せるようにすることを目的として、苗株トレイの搬送方向前端面をトレイ検知センサにより検知して、該苗株トレイの第1列目のセル列を苗株取出し位置に停止させ、その後、そのトレイ検知センサによって苗株トレイの搬送方向前端面を検出した位置からの、該苗株トレイの搬送距離を算出するとともに、その算出した搬送距離が上記所定ピッチに一致するか否かを判断し、その搬送距離が該所定ピッチに一致するごとに苗株トレイを停止して、第2列目以降のセル列を順次苗株取出し位置に停止させるようにした苗株トレイの搬送装置を開発し、それを特願平8−99576号として出願中である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の苗株トレイの搬送装置では、実際の苗株トレイの搬送距離とは拘わりなく、算出した搬送距離が所定ピッチに一致したときに苗株トレイを停止しているので、たとえば搬送距離の算出の基準となる測定値の累積誤差や苗株トレイの搬送機構部が有するガタによって苗株トレイの実際の搬送距離と算出した搬送距離とが一致しない場合が生じる。 【0004】このような場合には、苗株押出しロッドと苗株トレイの苗株収容セル底部のロッド挿入孔とが対向一致しないことになって、苗株収容セル内に苗株押出しロッドを挿入することができず、従って、該苗株トレイから苗株を取り出すことができない。 【0005】また、苗株トレイの搬送経路には、該苗株トレイが直進するように、それをガイドするガイドレール等を配設するのが一般的であるが、それらガイドレールと苗株トレイとの間の間隙の設定の仕方によっては、苗株トレイが斜行した姿勢のまま搬送されることになる。すなわち、この場合にも、苗株押出しロッドと苗株トレイの苗株収容セル底部のロッド挿入孔とが対向一致せず、苗株トレイから苗株を取り出すことができない。さらに、そのような苗株トレイの斜行姿勢のままでの搬送は、該苗株トレイが摩耗,変形しているような場合にも生じやすい。 【0006】そこで本発明は、苗株トレイの搬送姿勢に拘わらず、さらには、該苗株トレイが摩耗,変形している場合にも、苗株収容セルと苗株押出しロッドとを的確に対向一致させられるようにして、苗株を確実に取り出せるようにした苗株トレイからの苗株取出し方法とその装置を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明苗株トレイからの苗株取出し方法は、複数の苗株収容セルTa…が形成されている苗株トレイTをトレイ位置決めロッド51,51で所定の位置に位置決め状態とし、その位置決め状態を保持したまま、苗株押出しロッド60…の挿入を行うことを内容としている。 【0008】本発明苗株トレイからの苗株取出し装置は、苗株トレイTを所定の位置に位置決めするトレイ位置決めロッド51,51と、該トレイ位置決めロッド51,51で苗株トレイTを所定の位置に位置決めした状態を保持したまま、上記各苗株収容セルTaに対する挿入動作を行う苗株押出しロッド60…とを設けた構成のものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明苗株トレイからの苗株取出し装置を組み込んだ苗移植機について説明する。 【0010】苗移植機は、トラクタ(図示しない)に連結するための上下連結片1,2を前側に突出形成するとともに、後側に駆動輪3,3を設けたメインフレーム4と、そのメインフレーム4の前側に横架した駆動軸5を中心として上下回動する可動フレーム6とを備えている。その可動フレーム6には、夾雑物を切断するためのローリングコルタ7,7、畝溝を作るオープナ8,8、その畝溝に苗株Pを植え付ける苗株植付け輪9,9(一方は図示しない)及び植え付けた苗株Pを鎮圧する2組の鎮圧輪10,10が、それの前側から後側に順次配設されているとともに、苗株植付け輪9,9にそれぞれ苗株Pを供給する左右1対の苗株供給ユニットA,Aが搭載されている(図1,2)。 【0011】苗株供給ユニットAは、苗株トレイTから苗株Pを取り出す苗株取出し装置Bと、その苗株取出し装置Bに向けて苗株トレイTを搬送するトレイ搬送装置Cと、苗株取出し装置Bで取り出した苗株Pを搬出コンベアDに移載する移載装置Eとからなり、それらが、可動フレーム6とこれの前側に立設した機枠11に一体的関係にして搭載されている。 【0012】苗株トレイTは、発泡スチロール製のトレイ本体に、円筒孔形の複数の苗株収容セル(以下単に「セル」という)Ta…を、前後左右ともに所定ピッチαの格子状配列にしている。各セルTaは、上面開口Tbより底部Tcに向けて漸次径細にして形成されており、かつ、その底部Tcにロッド挿入孔Tdを形成している(図5〜7)。また、当該苗株トレイTの前端面Teと第1列目のセル列(苗株トレイの搬送方向βと直交する方向)の間も所定ピッチαにして形成している。このような苗株トレイTは、各セルTa内に収容した苗株Pの葉部Paを上側にした起立姿勢で、トレイ搬送装置C上に水平にして乗載される。 【0013】トレイ搬送装置Cは、1対の横長側板12,13の中央下部に吊設したトレイ搬送駆動部Fと、これによって駆動されるトレイ搬送コンベアGとからなる(図1,3)。 【0014】トレイ搬送コンベアGは、横長側板12,13間に、それらの後側端部と中間部に配設した2本のベルト張設ローラ14,15にトレイ搬送ベルト16を張架するとともに、それらベルト張設ローラ14,15間に、トレイ搬送ベルト16の上側走行部分16aが平坦な面となるように保持するベルト保持板17を配設してなる。 【0015】ベルト張設ローラ15の一端部には、それの一方向への回転、すなわち、トレイ搬送ベルト16の上側走行部分16aが苗株トレイTの搬送方向β下流側にのみ移動することを許容する電磁クラッチ18(図4,5)を介して歯車19が取り付けられており、これら電磁クラッチ18及び歯車19を介し、後記のトレイ搬送駆動部Fからの駆動力がベルト張設ローラ15に伝達される(図5)。 【0016】横長側板12,13の中間部から前側端部にかけては、トレイ搬送コンベアGから移載される苗株トレイTを支持する一対のトレイ支持板20,20が、側板12,13間に横設した横架部材20a,20a及びこれらに固着したブラケット(図示しない)によって、該トレイ搬送ベルト16の上側走行部分16aとほぼ面一にして配設されている。また、トレイ支持板20の後側端部上側には、該トレイ支持板20上に移載された苗株トレイTの浮き上がりを押さえるトレイ押さえローラ21,21が苗株トレイTの搬送経路を挟む両側に配設されている。 【0017】トレイ搬送駆動部Fの構成は次の通りである。上記横長側板12,13の中間部には、それらの間に横架材22,22(一方は図示しない)が架設固定されており、それらのうちの搬送方向β上流側の横架材22には、図5に示すように、それの両端部に配設したブラケット26,26を介してリンク支持軸25が取り付けられている。そのリンク支持軸25には、歯車19に噛合する欠歯歯車23を一端部に固着し、また、両端部に配設された吊下げリンク24,24を介して側板支持軸29が吊下げ支持されている。搬送方向β下流側の図示しない横架材22には、それの両端部に配設したブラケットを介してリンク支持軸28が取り付けられており、そのリンク支持軸28には、吊下げリンク27,27を介して側板支持軸30が吊下げ支持されている。 【0018】側板支持軸29,30の両端部には1対の可動側板31,31がそれぞれ吊支されている。 【0019】側板支持軸29の中央部には、ブラケット32が固着されており、そのブラケット32に、空圧,油圧等の流体圧シリンダ33の駆動ロッド34を取り付けている。また、トレイ搬送コンベアG下方の横長側板12,13間に横架した横架材35の中央部にはブラケット36が固着されており、それには、上記流体圧シリンダ33のシリンダ本体37を取り付けている。 【0020】流体圧シリンダ33の駆動ロッド34を伸縮することにより、欠歯歯車23がリンク支持軸25を中心とする所要角度範囲内で回動し、それに伴って歯車19及び電磁クラッチ18を介してベルト張設ローラ15を一方向に間欠的に回転させるようにしてある。従って、トレイ搬送ベルト16は、上側走行部分16aを搬送方向βに向けて、苗株トレイTのセルTaの配列ピッチαと同じ間隔で間欠走行する。また、駆動ロッド34の上記伸縮に伴って、可動側板31,31も前後に揺動する。 【0021】苗株取出し装置Bは、苗株Pに刺衝してこれを保持する苗株保持針38を上下に移動させる苗株保持機構Hと、苗株トレイTのセルTa内に収容されている苗株Pを押し上げる苗株押上げ機構Iとからなる(図1,3,8)。 【0022】苗株押上げ機構Iの構成は次の通りである。可動側板31,31の前側上下端部間には2本のリンク支持軸39,40が横架されている。リンク支持軸39には1対の揺動リンク42,42の基端部が軸支されているとともに、リンク支持軸40には、1対の揺動リンク43,43の基端部が軸支されている。また、それら上下の揺動リンク42,43ね42,43の遊端部間には各々縦動リンク41が軸支されている。揺動リンク42,42間には連結部材44が横設されており、これには、中央部に設けたブラケット45を介して油圧等の流体圧シリンダ46の駆動ロッド47が取り付けられている。また、それのシリンダ本体48は、可動側板31,31中央下端部に横設した連結部材49の中央部に設けたブラケット50に軸支されている(図3,5,8)。 【0023】縦動リンク41,41の上端部間には、苗株トレイTの各セル列の最両側に配置されている2つのセルTa,Taに対向一致する間隔にしてトレイ位置決めロッド51,51を立設したロッド支持部材51′が横設されている。 【0024】トレイ位置決めロッド51は、先端部51aが尖塔形に形成されているとともに、該先端部51aに続く中間部51bが、ロッド挿入孔Tdの内径に一致嵌合する外径にして形成されており、また、基端部51cを、ロッド挿入孔Tdよりも大径にして形成した円柱形のものである。すなわち、苗株トレイTが多少位置ずれしているときにも、尖塔形にした先端部51aがロッド挿入孔Tdに対向していさえすれば、当該トレイ位置決めロッド51のロッド挿入孔Tdへの挿入に伴って、苗株トレイTの位置ずれを矯正しながら該苗株トレイTの位置決めを行えるようにしている。さらに、中間部51bを該ロッド挿入孔Tdに挿入嵌合することにより、苗株トレイTを正確に位置決めできるようにしてある。 【0025】流体圧シリンダ46の駆動ロッド47を伸縮することにより、揺動リンク42,42、43,43を介して縦動リンク41,41を上下に移動し、これによって、トレイ位置決めロッド51,51を、苗株トレイTのセルTaに挿入して、該苗株トレイTを位置決めするトレイ位置決め位置(ロ)と、該トレイ位置決めロッド51,51を苗株トレイTの下方に移動させた待機位置(ハ)との間で往復移動させることができるようにしてある。 【0026】また、リンク支持軸39には、1対の揺動リンク53,53の基端部が軸支されているとともに、リンク支持軸40には、1対の揺動リンク54,54の基端部が軸支されている。また、上下の揺動リンク53,54、53,54の遊端部間には縦動リンク52,52が軸支されている。さらに、揺動リンク53,53間には連結部材55が横設されており、その連結部材55の中央に固着したブラケット56には、空圧,油圧等の流体圧シリンダ57の駆動ロッド58が取り付けられている。また、それのシリンダ本体59は、可動側板31,31の中央下端部に設けたブラケット50に軸支されている。 【0027】縦動リンク52,52の上端部間には、苗株トレイTに配列形成されている各セルTa内に収容されている苗株Pを押し上げる苗株押出しロッド60…を上面に立設した押出しロッド支持部材61を横設している。苗株押出しロッド60…は、トレイ位置決めロッド51から苗株トレイTの搬送方向β上流側に、苗株トレイTのセルTaの配列ピッチαに等しい距離だけ離間して配置されている(図1,3,8)。 【0028】各苗株押出しロッド60は、苗株トレイTのセルTaのロッド挿入孔Tdに挿入できる太さにした丸棒材であり、セル列をなす各セルTa…にそれぞれ対向するように、それらと同ピッチαで同じ数だけ列設されているものである。 【0029】流体圧シリンダ57の駆動ロッド58を伸縮することにより、揺動リンク5353、54,54を介して縦動リンク52,52を上下に移動して、苗株押出しロッド60…の苗株当接面を、苗株トレイTの上面よりも上側に突出した押上げ完了位置(ニ)と、苗株トレイTの下方の押上げ待機位置(ホ)との間で往復移動させることができるようにしてある(図8,9)。 【0030】トレイ位置決めロッド51が上昇移動されるトレイ位置決め位置(ロ)の苗株トレイTの搬送方向β上流側には、該トレイ位置決めロッド51に向けて搬送されてきた苗株トレイTを検出するトレイ検出センサ62,62が配置されている。トレイ位置決めロッド51,51がトレイ位置決め位置(ロ)に移動されているときに、該トレイ検出センサ62,62により苗株トレイTを検出することで、上記苗株押出しロッド60…を上昇駆動するようにしている。 【0031】上記構成のトレイ搬送装置Cと苗株押上げ機構Iの動作について、図8〜図14を参照して説明する。トレイ搬送コンベアGに載置された苗株トレイTは、流体圧シリンダ33の駆動ロッド34の伸縮に伴って搬送方向β下流側に向けて間欠的に搬送される(図8)。このとき、トレイ位置決めロッド51はトレイ位置決め位置(ロ)に移動されており、また、苗株押出しロッド60は押上げ待機位置(ホ)に移動されている。 【0032】流体圧シリンダ33の駆動ロッド34を複数回伸縮駆動させることにより、苗株トレイTの前端面Teがトレイ位置決めロッド51の中間部51bに当接する。また、苗株押出しロッド60が苗株取出し位置(イ)に一致するように、流体圧シリンダ33の駆動ロッド34を伸び出した状態にして停止させる。苗株トレイTの前端面Teがトレイ位置決めロッド51の中間部51bに当接することにより、苗株トレイTの第1列目のセル列をなすセルTa…が苗株取出し位置(イ)に移動されるとともに、この状態がトレイ検出センサ62,62によって検出される。その検出によって、苗株押出しロッド60…が上昇駆動して第1列目のセル列をなす各セルTa…内に挿入され、これにより、各セルTa内に収容されていた苗株Pが押し上げられて取り出されることになる(図9)。 【0033】苗株トレイTを停止させている状態で、トレイ位置決めロッド51を待機位置(ハ)に下降駆動させるとともに、苗株押出しロッド60を押上げ待機位置(ホ)に下降駆動させた後(図10)、流体圧シリンダ33の駆動ロッド34を縮退駆動することにより、トレイ位置決めロッド51を苗株取出し位置(イ)に移動させるとともに、苗株押出しロッド60を苗株トレイTの第2列目のセル列に対向一致させる(図11)。その苗株取出し位置(イ)において、トレイ位置決めロッド51を上昇駆動してトレイ位置決め位置(ロ)に移動し、これを、苗株トレイTの第1列目のセル列の最外側のセルTa,Taに挿入する(図12)。これにより、トレイ位置決めロッド51により苗株トレイTを位置決めした状態になる。 【0034】次に、流体圧シリンダ33の駆動ロッド34を伸出駆動すると、トレイ位置決めロッド51を苗株トレイTの第1列目のセル列のセルTa,Taに挿入した位置決め状態で、該苗株トレイTを搬送方向β下流側に、セルTaの配列ピッチα分だけ移動させることができるとともに、今度は、第2列目のセル列をなすセルTa…が苗株取出し位置(イ)に移動される(図13)。 【0035】そして、トレイ位置決めロッド51を苗株トレイTの第1列目のセル列の最外側のセルTa,Taに挿入した位置決め状態のまま、苗株押出しロッド60…を上昇駆動して押上げ完了位置(ニ)に移動して、第2列目のセル列をなすセルTa…内に収容されていた苗株Pを押し上げて取り出す(図14)。このようにして、苗株トレイTの第N列目のセル列をなす各セルTa…内に苗株押出しロッド60…を挿入して苗株Pを取り出し、その後、トレイ位置決めロッド51,51を該第N列目のセル列の一部のセルTa,Taに挿入した状態のまま、該トレイ位置決めロッド51を苗株トレイTの搬送方向β下流側に、苗株収容セルTaの配列ピッチだけ移動し、その後、第N+1列目のセルTa内に苗株押出しロッド60を挿入するようにして、第1列目のセル列から順次後列のセル列のセルTaに収容されている苗株Pの取り出しを行う。 【0036】苗株保持機構Hは、苗株取出し位置(イ)に移動されているセル列をなすセルTa…に収容されている苗株Pに刺衝する苗株保持針38…を、該セルTa…の上面開口Tb至近位置に配置する苗株刺衝位置(へ)と、それらの苗株Pを搬出コンベアDに移載する該搬出コンベアD上方の苗株リリース位置(ト)との間で、移載装置Eによって往復移動自在に支持されている。その構成について、該苗株保持機構Hを苗株刺衝位置(へ)に移動させているときを基準として説明する。 【0037】1対の側板63,63の後側端部側には、先端部に複数の苗株保持針38…を1列に垂設した針支持部材64と、該針支持部材64の両側に配設したローラ65,65をガイドする縦溝66を形成したガイド板67が配設されており、針支持部材64は縦溝66に沿って上下移動自在になっている。 【0038】針支持部材64は、基端部を左右1対の側板63,63の前側端部間に横架した軸68に軸支した揺動アーム69,69の遊端部間に軸支されており、また、軸68の中央部に設けたブラケット70と側板63,63の下端部中央に横設した横架材71の中央に設けたブラケット72との間に、空圧,油圧等の流体圧を利用した流体圧シリンダ73が介設されている(図15,16)。流体圧シリンダ73は、トレイ検知センサ62による苗株トレイTの検知により、苗株押上げ機構Iと同期して駆動されるようになっている。 【0039】苗株保持針38は真っ直ぐなもので、それが2本ずつ、上記苗株トレイTのセルTa間のピッチαごとにセル列に沿う方向で列設されている。また、側板63,63の後側端部側には、各苗株保持針38を遊挿する針遊挿孔(図示しない)を列設した苗株リリース用板74が設けられている。 【0040】苗株刺衝位置(ヘ)において、トレイ検知センサ62によって苗株トレイTが検知されると、流体圧シリンダ73の駆動ロッド73aが縮退駆動し、苗株保持針38…を、セルTa…内に収容されている苗株Pに刺衝するように下降駆動する。ほぼ同時に、苗株押出しロッド60が、それの苗株当接面をセルTa内の苗株Pの底面に当接するように上昇移動させる(図17)。 【0041】苗株押出しロッド60の苗株当接面がセルTa内の苗株Pの底面に当接した後は、該苗株押出しロッド60の上昇駆動に同期して、該ロッド60と同じ速度で苗株保持針38を上昇駆動する(図18)。換言すると、苗株Pは、苗株保持針38に刺衝保持された状態のまま、さらに、苗株押出しロッド60で抜け落ちを阻止するように下側から支持した状態で押上げ完了位置(図19)に移動される。 【0042】移載装置Eの構成は次の通りである。左右1対の側板75,75の上端部間には連結パイプ76が横架されており、それに垂設した支持脚77〜79間に、それらを横断するようにして、両端にブラケット80,80を固定した支持軸81が回転自在に横架されている。また、支持脚77,78間には、モータMが固定されているとともに、そのモータMの駆動軸に固定したギヤ82に噛合する駆動ギヤ83を内端部に固定した回転軸84が回転自在に横架されている。 【0043】側板75,75の後側上端部間に横架したアーム支持軸85には、下端部に苗株保持機構Hの側板63,63を軸86,86を介して回動自在に支持した1対の回動アーム87,87の上端部が軸支されている。さらに、その1対の回動アーム87,87間に横設した連結部材88には、それの中央にブラケット89が設けられており、そのブラケット89と上記駆動ギヤ83の偏心軸83aとに連結ロッド90の両端をそれぞれ回転自在に取り付けている。 【0044】駆動ギヤ83の偏心軸83aを駆動開始位置(チ)と駆動終了位置(リ)との間で正逆回転させると、苗株保持機構Hを苗株刺衝位置(ヘ)と苗株リリース位置(ト)との間で移動させるように、上記回動アーム87,87が揺動する。 【0045】上記支持軸81の中央部には、上記駆動ギヤ83に噛合する小ギヤ91が固定されているとともに、その支持軸81の両端部に設けた上記ブラケット80,80に、これらの下端部間に設けた軸92を介して、苗株保持機構Hの側板63,63を軸支した支持アーム93,93の上端部が取り付けられている。 【0046】駆動ギヤ83の回転に従って、それの偏心軸83aが駆動開始位置(チ)から駆動終了位置(リ)に向けて移動のに従ってブラケット80,80が上方回動する。これにより苗株保持機構Hの側板63,63には、回動アーム87,87の軸86を中心として上方に回動する力が働き、該苗株保持機構Hは、軸86を中心して90度だけ上方回動して、苗株保持針38をほぼ水平にした姿勢になり、その姿勢を維持したまま、苗株リリース位置(ト)に移動される。 【0047】モータMをそれまでとは逆に回転させると、苗株保持機構Hは、上記の移動軌跡を逆に辿るようにして苗株リリース位置(ト)から苗株刺衝位置(ヘ)に復帰移動する。 【0048】搬出コンベアDは、前記機枠11の上端部であって、1対の左右側板12,13の前側端部に形成したトレイスペースSPの上方に支持されており、それの搬出終端部には、前記苗株植付け輪9,9に向けて苗株Pを搬送する垂直コンベア94が設けられている(図1)。 【0049】苗株Pの刺衝終了後、苗株押出しロッド60が押上げ待機位置(ホ)に復帰すると、苗株保持機構Hが苗株刺衝位置(ヘ)から苗株リリース位置(ト)に向けて移動し、その間に苗株保持機構Hが軸86を中心として90度上方回動する。 【0050】苗株保持機構Hが苗株リリース位置(ト)に移動されると、苗株保持機構Hの流体圧シリンダ73の駆動ロッドが伸出駆動されて、苗株保持針38が急速に側板63,63間に引き込まれる。 【0051】その引込み動作によって、苗株保持針38に刺衝されていた各苗株Pが、苗株リリース用板74によって抜き出され、下方の搬出コンベアD上に解放される。搬出コンベアD上に解放された苗株Pは、その後、垂直コンベア94に転載された後、該垂直コンベア94によって苗株植付け輪9に向けて搬送される。 【0052】苗株Pの解放とともに、苗株保持機構Hが苗株刺衝位置(ヘ)に向けて復帰移動し、苗株押上げ機構Iの苗株押出しロッド60が押上げ待機位置(ホ)に復帰移動され、次列のセル列が苗株取出し位置(イ)に移動するように苗株トレイTが間欠搬送される。 【0053】このようにして、先行する苗株トレイTに収容した苗株Pの取り出しが完了すると、後続の苗株トレイTに収容されている苗株Pが、同様にして取り出される。 【0054】なお、本発明は前述した実施形態に限るものではなく、その要旨の範囲内で様々に変形実施が可能である。 【0055】上記では、トレイ位置決めロッドを、苗株押出しロッドを正に挿入しようとしている苗株収容セルがなすセル列を除く他のセル列の一部の苗株収容セルに挿入することにより、苗株トレイを位置決めする例について説明したが、次のようにして位置決めしてもよい。 【0056】図20に示す苗株トレイT′は、これの底面両側部に、複数の位置決めロッド挿入孔95…を、該苗株トレイT′の搬送方向βと平行に、かつ、セルTa…の配列ピッチαに一致した間隔で列設形成したものである。位置決めロッド挿入孔95は、上記したセルTaと同じ形状にして形成してもよく、また、苗株トレイT′の底面に、換言すると、該苗株トレイT′の上面からは見えないように凹陥形成してもよい。 【0057】複数の位置決めロッド挿入孔95…を、苗株トレイT′の底面両側部であって、該苗株トレイT′の搬送方向βと平行に、かつ、セルTa…の配列ピッチαに一致した間隔で列設形成したものであれば、上述した苗株押上げ機構Iのトレイ位置決めロッド51,51の配設位置を、左右1対のロッド挿入孔95,95に対向一致する間隔に配置するだけで、苗株トレイT′を搬送させられるようになる。 【0058】なお、複数の位置決めロッド挿入孔95…としては、セルTa…の配列ピッチαに一致した間隔で列設形成したものに限らず所要の間隔で形成してもよい。この場合、セルTa…の配列ピッチαの整数分の1に設定すると、上記苗株トレイT′を苗株Pの配列ピッチで搬送させやすい。 【0059】上記では、同一のセル列の2つのセルにトレイ位置決めロッドを挿入する例について説明したが、これに限るものではなく、互いに異なったセル列の2つのセルにトレイ位置決めロッドを挿入することにより、苗株トレイを位置決めしてもよい。さらに、2つのセルにトレイ位置決めロッドを挿入することに限らず、3つ以上のセルにトレイ位置決めロッドを挿入することにより苗株トレイを位置決めしてもよい。 【0060】 【発明の効果】請求項1〜21記載の発明によれば、苗株トレイの搬送姿勢に拘わらず、さらには、該苗株トレイが摩耗,変形している場合にも、苗株収容セルと苗株押出しロッドとを的確に対向一致させることができ、これにより、苗株を確実に取り出すことができる。 【0061】請求項5記載の発明によれば、苗株トレイを確実に所定配列ピッチずつ搬送することができるとともに、所定配列ピッチ搬送した後での苗株トレイの位置決めを再度行う必要がなく、苗株の取り出しに要する時間を短縮することができる。 【0062】請求項7記載の発明によれば、苗株保持針で刺衝保持した苗株が脱落することを防止することができる。さらに、苗株収容セル内に収容している苗株を刺衝しているので、苗株を正立させた姿勢にしたままで確実に刺衝保持することができる。 【0063】請求項8記載の発明によれば、苗株トレイを確実に所定配列ピッチずつ搬送することができるとともに、所定配列ピッチ搬送した後での苗株トレイの位置決めを再度行う必要がなく、苗株の取り出しに要する時間を短縮することができる。 【0064】請求項13記載の発明によれば、トレイ位置決めロッドで苗株トレイを位置決めすることにより、苗株押出しロッドを苗株収容セルに一致対向させることができ、これにより、位置決めのための機構を簡略化できるとともに、位置決めに要する時間を短縮できる。 【0065】請求項16記載の発明によれば、トレイ位置決めロッドを、セル列をなす苗株収容セルの最外側に配置されている苗株収容セルに挿入するようにしているので、簡易な構成にしながらも確実な位置決めを行うことができる。 【0066】請求項17記載の発明によれば、苗株トレイが多少位置ずれしているときにも、トレイ位置決めロッドの先端部がロッド挿入孔に対向していさえすれば、当該トレイ位置決めロッドのロッド挿入孔への挿入に伴って、苗株トレイの位置ずれを矯正しながら該苗株トレイの位置決めを行うことができる。また、中間部をロッド挿入孔の内径に一致嵌合する外径にして形成しているので、苗株トレイの位置決めを正確に行うことができる。 【0067】請求項18記載の発明によれば、苗株トレイの肉厚の薄い底部に形成したロッド挿入孔、換言すると、強度的に低い部分にトレイ位置決めロッドを挿入しなくともよいので、苗株収容セルの破損を防止できる。 【0068】請求項21記載の発明によれば、苗株トレイの前端面をトレイ位置決めロッドに当接させているので、該苗株トレイの最初の位置決めを正確に行える。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000130455 【氏名又は名称】株式会社サークル鉄工
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月8日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】原田 信市
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| 【公開番号】 |
特開平11−75436 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月23日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−257927 |
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