| 【発明の名称】 |
施肥装置付きの湛水直播装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 仁史
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| 【要約】 |
【課題】多条型の施肥装置付きの湛水直播装置では、一度に8条以上の播種ができ効能率になっているが、路上走行時や倉庫における格納時には極めて不便であることから、これを簡単に折り畳んで路上走行や格納を容易にする。
【解決手段】播種装置の種籾収納ホッパ−22a,b,cを左右方向へ幅広く配置ならしめ、前記肥料収納ホッパ−38a,b及び種籾収納ホッパ−22a,b,cの各左右所定部分を幅狭くなるよう折畳む縮小機構S1,S3を設けると共に、左右端側の整地フロ−ト29bを上側に向けて折畳むフロ−ト左右幅縮小機構S2を設けたことを特徴とする施肥装置付きの湛水直播装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乗用型走行車体1の操縦座席13の後部に施肥装置37の肥料収納ホッパ−38を左右方向に幅広く配置ならしめ、前記走行車体1の後部に昇降リンク機構15を介して左右方向に所定の間隔をもって水田表土面に接して牽引される複数個の整地フロ−ト29を設け、この整地フロ−ト29に装着される作溝器43に前記施肥装置37で繰り出される肥料を搬送する肥料搬送ホ−ス42を経て供給する施肥機構を設け、この施肥機構37のフロ−ト装着用のフレ−ム18に種籾を播種する水稲用の播種装置20を装着し、この播種装置20の種籾収納ホッパ−22を左右方向へ幅広く配置ならしめ、前記肥料収納ホッパ−38及び種籾収納ホッパ−22の各左右所定部分を幅狭くなるよう折畳む縮小機構S1,S3を設けると共に、左右端側の整地フロ−ト29を上側に向けて折畳むフロ−ト左右幅縮小機構S2を設けたことを特徴とする施肥装置付きの湛水直播装置.
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、乗用型の施肥装置付きの湛水播種装置に関する。詳しくは、乗用型の走行装置に施肥装置と水稲用の播種装置とを装着するもので、その左右に幅広くなる多条播種装置における種籾収納ホッパ−等を折り畳んで路上走行に支障を起こさせないようにするものである。 【0002】 【従来技術】従来、乗用型の走行装置に施肥装置と水稲用の播種装置とを装着するものは公知であったが、この多条型の左右方向に広幅な肥料及び種籾収納ホッパ−を折り畳む構成にはなっていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来技術では、肥料収納ホッパ−及び種籾収納ホッパ−が左右方向に長く突出していて幅広い構成になっていたから路上走行時にはこれらを取り外ななければならなかった。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、乗用型走行車体1の操縦座席13の後部に施肥装置37の肥料収納ホッパ−38を左右方向に幅広く配置ならしめ、前記走行車体1の後部に昇降リンク機構15を介して左右方向に所定の間隔をもって水田表土面に接して牽引される複数個の整地フロ−ト29を設け、この整地フロ−ト29に装着される作溝器43に前記施肥装置37で繰り出される肥料を搬送する肥料搬送ホ−ス42を経て供給する施肥機構を設け、この施肥機構37のフロ−ト装着用のフレ−ム18に種籾を播種する水稲用の播種装置20を装着し、この播種装置20の種籾収納ホッパ−22を左右方向へ幅広く配置ならしめ、前記肥料収納ホッパ−38及び種籾収納ホッパ−22の各左右所定部分を幅狭くなるよう折畳む縮小機構S1,S3を設けると共に、左右端側の整地フロ−ト29を上側に向けて折畳むフロ−ト左右幅縮小機構S2を設けたことを特徴とする施肥装置付きの湛水直播装置とした。 【0005】 【実施例】この発明の一実施例について詳細に説明する。1は乗用型走行車体で、左右中心位置で前後方向に延びる機体2の前側にフロントミッションケ−ス3を取付け、後端側にリヤ−ミッションケ−ス4を取付けている。前記フロントミッションケ−ス3の左右両側に前輪駆動軸を包む軸筒ケ−ス3a,3aを突出させてこれら先端に下方に向かう操舵用伝動ケ−ス3b,3bを装着し、この伝動ケ−ス3b,3bの外側に突出する回転軸に前輪5を取り付けている。一方、前記リヤ−ミッションケ−ス4には左右側に突出する後輪軸を包む軸筒ケ−ス4a,4aを突出してその外端に後輪伝動ケ−ス4b,4bを固着し、この後輪伝動ケ−ス4b,4bに回転軸を突出ならしめて、これに後輪6を取り付けている。 【0006】7は搭乗フロア−で、前記機体2の上面に張設されている。8はエンジンで、前記機体2の前後中間部に搭載されている。9はエンジンカバ−を示す。10は操縦用フレ−ムで、前記搭乗フロア−7の前端側左右中央部に立設され、この上端部にステアリングポスト11を突出ならしめ、このステアリングポスト11で覆われたハンドル軸に操縦ハンドル12を取り付けている。 【0007】13は操縦座席で、前記エンジンカバ−9上面に設けられている。14はリンク取り付け用の支柱であり、機体2の後端側に設けたリヤ−ミッシュンケ−ス4に基端部を固着して立設ならしめている。15は昇降リンク機構で、上リンク16aと下リンク16bの基部側を前記支柱14に枢着し後方先端部を縦リンク16cで枢結し、機体2側に取り付けた油圧シリンダ−装置17の油圧シリンダ−部分17aから突出する油圧ピストンロッド17bと前記上リンク16aとを連結し、該油圧シリンダ−装置17でリンク機構を作動するよう構成している。 【0008】18は水田用の農作業機を装着するフレ−ムで、前記縦リンク16cに連結されている。このフレ−ム18は伝動ケ−スを兼ねており、前記走行車体1側から内部の伝動機構に動力が伝達されるよう構成されている。また、該フレ−ム18の左右中心部の前側はロ−リング軸19を介して前記縦リンク16cに固着のブラケットに連結されている。 【0009】20は水稲用の播種装置で、前記フレ−ム18に立設した支柱21に一挙に10条の播種が可能な種籾収納ホッパ−22とその繰出装置23とが装着されている。具体的に説明すると、種籾収納ホッパ−22は、左右両側の2条播種部分用のサイドホッパ−22b,22cと中央の6条播種部分用のセンタ−ホッパ−22aとに分離されており、前側連接部分で縦方向ピン24で屈折可能に構成されて折畳み縮小機構S1を構成している。24aはセット後の固定金具でボルトで締結して自由な回動を規制している。この種籾収納ホッパ−22の各下部側には、それぞれ種籾繰出装置23が一体的に構成され、この種籾繰出装置も前記センタ−ホッパ−22a部分とサイドホッパ−22b,22c部分に分離されて格別に設けられている。したがって、この種籾繰出装置23もサイド繰出部とセンタ−繰出部とに分離されていて、サイド繰出部は前記ピン24回りに屈折されてホッパ−22部と同じく折り畳み可能になっている。25は送風機で、左右に長い空気筒26の左端に取り付けられ、この空気筒26内へ空気を吹き込み、この空気筒26から前記各種籾繰出装置23に連接された種籾搬送ホ−ス27へ空気を供給して種籾を空気搬送するよう構成している。この空気筒26の左右側は屈折可能になっている。 【0010】28は各種籾繰出装置23の繰出ロ−ルを駆動するクランク機構である。29aはセンタ−整地フロ−ト、29bはサイド整地フロ−トであって、いずれも前記フレ−ム18に後部をピン30で枢支して前部が上下動自在に取り付けられている。センタ−整地フロ−ト29aは、前後に長くて左右の中央部分に配置され、前記フレ−ム18の前側に固着して前方に突出する突起枠31とフロ−ト29aの前部とを拡縮自在なリンク32で連結し、該フレ−ム18とフロ−ト29a前部との間に油圧切換バルブ33を介在し、フロ−ト29aの前側がフレ−ム18に一定範囲からそれ以上に近づくよう上動すると前記油圧シリンダ−装置17のピストン17bが突出してリンク機構を介してフレ−ム18を上昇させ、逆に、遠ざかるときは、ピストン17bが引っ込んでフレ−ム18を下降させるよう切換バルブ31が自動的に切り換えられるよう構成している。 【0011】サイド整地フロ−ト29bは、前記センタ−整地フロ−ト29aの側方に2個づつ所定の間隔を配して後部を枢支し、前部が上下動自在になるよう構成している。そして、これら各整地フロ−ト29a,29bの左右後端側から前方向へ所定の幅で切り欠いだ溝部(イ)に作溝器34を設け、この作溝器34内へ前記各種籾搬送ホ−ス27の前後に対応する1個づつの下端を介入させ、種籾が播種されるように構成している。 【0012】前記左右両端のサイド整地フロ−ト29b,29bは、前記フレ−ム18に対して内側へ約90度回動してセット可能に構成している。その回動支点は、前記最外側のサイド整地フロ−ト29bとその内側である第2番目のサイド整地フロ−ト29bとの中間部の、外方へ突出するフロ−ト支持枠35がボルト36,36を弛めることで屈折できて固定できるよう構成されている。即ち、このサイド整地フロ−ト29bはフロ−ト支持枠35を屈折固定できる構成でフロ−ト左右幅縮小機構S2となしている。 【0013】37は施肥装置で、上部に肥料収納ホッパ−38を下側に肥料繰出装置39を一体状に固定して設け、この肥料繰出装置39の下端側から繰り出された肥料が肥料搬送ホ−ス42内へ排出され、送風機40から空気が送り込まれる空気筒41を介して該空気が肥料搬送ホ−ス42へ送風され、肥料が後方側へ移送されて前記整地フロ−ト29に設けた作溝器43で形成される水田表土の溝内に放出され施肥されるよう構成している。 【0014】そして、この施肥装置37は、前記走行車体1の操縦座席13の後部に配設され、前記播種装置20と同じように左右横方向に長く延設され、前記走行車体1の支柱14に取り付けられている。そして、この施肥装置37の肥料収納ホッパ−38も左右中央部のセンタ−ホッパ−38aと左右側のサイドホッパ−38bとに分割され、その下部の肥料繰出装置39も同じように分割されており、このサイドホッパ−38b側が前方側に回動屈折可能にピン44で折り畳める構成になっている。45はサイドホッパ−38bを左右幅が狭くなるように屈折した状態でセットする固定金具で、ボルトで脱着可能に構成している。即ち、ピン44及び固定金具45が折畳み縮小機構S3を構成する。 【0015】上例の構成における作用を説明すると、走行車体1を水田圃場に乗り入れ、油圧シリンダ−装置17で播種装置20を下降すべく油圧切換弁33を切り換えて下動し、各整地フロ−ト29を圃場の表面に接地する。このとき、油圧切換弁33がセンタ−整地フロ−ト29aの前部接地で切り換えられて下動が自動的に停止され、適正な接地圧状態を保持する。 【0016】この状態で走行車体1を運転推進し、各回転部を駆動すると、施肥装置37により各条の肥料繰出装置39により少しずつ肥料が繰り出され、左右側に配設の肥料搬送ホ−ス42内に肥料が排出されて、これが送風機40で送られる空気が空気筒41を経て各ホ−ス42に送られ、肥料が空気搬送されて前記各整地フロ−ト29に取り付けた作溝器43で成形される溝内に放出される。 【0017】一方、播種装置20により種籾収納ホッパ−22から繰出装置23で各条毎に種籾が繰り出され左右所定間隔で配設された種籾搬送ホ−ス27に供給される。そして、送風機25で送られる空気が空気筒26を経て各ホ−ス27に送られ、種籾が空気搬送されて作溝器34で形成される溝(イ)内へ放出され播種されることになる。このように一挙に、施肥と播種が行なわれ、各整地フロ−ト29a,29bは一定範囲内の接地圧で水田圃場を滑走して所定深さに施肥と播種とが行なわれる。 【0018】上述の作業中においては、全ての播種装置20及び施肥装置37の繰出装置23を含む種籾収納ホッパ−22及び繰出装置39を含む肥料収納ホッパ−38が左右横方向に拡張して左右幅が広い状態になっているが、路上走行時や格納時には、播種装置20及び施肥装置37の横幅が広過ぎて一般の道路走行が困難であったり、格納時の倉庫に入らない事態が発生する。このような場合には、第2図の仮想線で描いたようにピン24及びピン44の回りに繰出装置23を含む種籾収納ホッパ−22及び繰出装置39を含む肥料収納ホッパ−38を矢印方向に回動して折り畳み、固定金具24a、45をボルトでセット状態の実線状態から取り外して仮想線状態にセットし直して固定する。 【0019】最外側のサイド整地フロ−ト29bは、第4図で示した通りボルト36を弛めて内側上方へ90度回動させた後、セットボルト36で固定する。このようにして、各者の左右横幅を縮小機構S1〜S3で縮めて路上走行や格納をすればよい。 乗用型の施肥装置付き田植機においては、近年肥料として養液肥料が使われることがある。この養液肥料はやや粘性が高く、ポンプで繰出ながら水田表土中に埋まるノズルから噴射させる構成になっている。しかるに、この施肥装置も地中深くに噴射させる深層施肥と浅くに噴射させる浅層施肥の2段施肥が要求されるが、この実施例を第5図及び第6図から説明する。 【0020】乗用型走行車体51は、左右中心位置で前後方向に延びる機体52の前側にフロントミッションケ−ス53を取付け、後端側にリヤ−ミッションケ−ス54を取付けている。前記フロントミッションケ−ス53の左右両側に前輪駆動軸を包む軸筒ケ−ス53a,53aを突出させてこれら先端に下方に向かう操舵用伝動ケ−ス53b,53bを装着し、この伝動ケ−ス3b,3bの外側に突出する回転軸に前輪55を取り付けている。一方、前記リヤ−ミッションケ−ス54には左右側に突出する後輪軸を包む軸筒ケ−ス54a,54aを突出してその外端に後輪伝動ケ−ス54b,54bを固着し、この後輪伝動ケ−ス54b,54bに回転軸を突出ならしめて、これに後輪56を取り付けている。 【0021】57は搭乗フロア−で、前記機体52の上面に張設されている。58はエンジンで、前記機体52の前後中間部に搭載されている。59はエンジンカバ−を示す。60は操縦用フレ−ムで、前記搭乗フロア−57の前端側左右中央部に立設され、この上端部にステアリングポスト61を突出ならしめ、このステアリングポスト61で覆われたハンドル軸に操縦ハンドル62を取り付けている。 【0022】63は操縦座席で、前記エンジンカバ−59上面に設けられている。64はリンク取り付け用の支柱であり、機体2の後端側に設けたリヤ−ミッシュンケ−ス54に基端部を固着して立設ならしめている。65は昇降リンク機構で、作業機を昇降ならしめるリンク杆66とこのリンク杆66を作動する油圧シリンダ−装置67とからなっている。 【0023】68は作業機としての田植機で、図例では6条植えの田植機を示す。これを簡単に説明すると、フレ−ムを兼ねた田植機伝動ケ−ス69の上側に苗載置台70を左右横移動可能に装着し、伝動ケ−ス69内の左右横移動機構の一例であるリ−ドカム機構の左右側へと突出する移動棒71に取り付けて左右に往復移動するよう設けられている。72が植付装置で回転ケ−ス73に植付爪を取り付けた移植具74が装備され、この植付爪が前記苗載置台70から苗を1株分づつ分離係合して下部側の整地フロ−トで整地された圃場面に植付けるよう構成している。 【0024】前記整地フロ−トは、センタ−整地フロ−ト75aとその左右両側に配置するサイド整地フロ−ト75bとからなり、前記伝動ケ−ス69側に左右横方向の支軸76を張出し、この軸76に支持杆77を取り付けてフロ−ト側に固着したブラケット78をピン79で前部が上下動自在になるよう取り付けている。前記センタ−整地フロ−ト75aの前端部と伝動ケ−ス69に一体の突起体80との間に前記油圧シリンダ−装置67の油圧切換弁81を設け、該フロ−ト75aの前側部分の上下動で切換弁81が自動的に切り換えられてフロ−トの接地圧が一定範囲内に収められるよう田植機68が自動昇降制御される構成になっている。 【0025】養液肥料を施肥する装置は、浅層施肥装置と深層施肥装置に分れており、82a,82b,82c,82dの4個の養液タンクが機体後部の左右側に2個づつバランスよく分離して配置され、車体1の適所から適宜支持されている。図例ではエンジンカバ−59で支架している。これらの各養液タンクは全て底部側でパイプ連結され、ポンプ83に連結されてそのポンプ83の吐出側が6等分されて移送ホ−ス84a,84b,84c,84d,84e,84fで移送されて前記各整地フロ−ト75a,75bに取り付けられた浅層ノズル85a〜85fに連結されている。この浅層ノズルは各苗植付位置に近い部分に施肥されることから側条施肥用のノズルとも呼ばれている。 【0026】86a,86bは深層施肥装置用の養液タンクで機体前部側の左右に分かれており、この両タンク86a,86bが直接あるいは間接的に下部側で互いにパイプ87で連結され、このパイプ87から後方側のポンプ88の吸引部までパイプ89で連結されている。そして、このポンプ88の吐出口を3等分して移送ホ−ス90a,90b,90cに繋がれ、このホ−スを各整地フロ−ト75a,75bに取付けられて深層ノズル91a,91b,91cに連結して深層施肥が行なわれるよう構成している。このように構成された施肥装置において、前記パイプ89は前側ほど位置が低くなる傾斜状態となし、その先端側あるいは前記パイプ87に肥料の残量を排出する栓92が設けられた排出口93を設け、この栓92の外せば簡単に走行車体1の前側から肥料養液が取り出せる構成になっている。 【0027】前記の養液施肥機付きの田植機の施肥機に直接関係のない乗用型田植機において、各整地フロ−トの前側付近に代掻ロ−タを設けて、田植作業の前工程で代掻を省略して田植と同時に代掻を行ないながら田植を行なう構成の代掻ロ−タ付き乗用型の田植機が最近商品化されているが、この代掻ロ−タを装備しないで代わりに高水圧で苗植付位置の前方の圃場面の土塊を破壊したり、空気圧で圃場面の土塊を破壊することが考えられる。そして、この流体圧による圃場面の土塊を破壊する方が細土されて、しかも藁屑や雑草が土の中に埋める効果が期待できる。 【0028】この一実施例が第7図及び第8図で開示されている。走行車体及び田植機部分は第5図と同じ構成のため省略し、新規な部分のみを説明する。第7図の実施例は、水圧式土塊破砕機付きのものであり、座席後部に水タンク101を設け、ホ−ス102を経て田植機の伝動ケ−スに噴射ポンプ103を取付け、このポンプ103から各苗植付条の植付位置前部にホ−ス104を介して噴射式散水ノズル105を配置している。この構成にすると、苗植付位置の前部側で高圧霧状水が圃場の表土面に当てられるから土塊は細かく砕けて高精度な苗植付ができる。 【0029】第8図の実施例では空気式土塊破砕機付きのものであり、座席後部にコンプレサ−106を設け、ホ−ス107を介して植付伝動ケ−スに設けた分配器108に空気を送り、この分配器108から各整地フロ−トの前側で左右横方向に苗植付位置付近前位の圃場表面に高圧空気が吹き付けられるよう分岐ホ−ス109を介して噴射ノズル110を設ける。この高圧空気の噴射位置は左右側にほぼ連続した状態で吹き付けられる構成にしてもよい。111は細土された微細な土や水が吹き上がらないようにしたカバ−である。この構成によっても、苗植付位置の前部側で高圧霧状水が圃場の表土面に当てられるから土塊は細かく砕けて高精度な苗植付ができる。 【0030】 【発明の作用効果】この発明によれば、路上走行時や格納時に播種装置及び施肥装置を内側に折り畳んで左右幅を狭くできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)8月18日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−56018 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−221284 |
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