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【発明の名称】 田植えや除草を省く稲作法
【発明者】 【氏名】伊藤 勝也

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】イ、ロール紙1に、縦、横 一定間隔に8cm程度の直径の中に細かな切り込み3を入れるロ、切り込み3の中心に種籾4を数粒づつ並べる。
ハ、このロール紙1の上より、水溶性のロール紙2を水溶性の糊にて接着する。
以上の如く構成された、稲作用の種付きロール紙である。
【請求項2】 切り込み3の大きさや形を加減したり、ロール紙1,2の材質や添加物、及び表面加工をする事に寄って他の植物の栽培や耕作地以外の土地にでも使用出来る、種付きロール紙である。
【発明の詳細な説明】【0001】(産業上の利用分野)この発明は、稲作の基本である、苗代作りから始まり、田植え、除草の作業を一度の農作業で済ませる為に、考案したものである。
【0002】(従来の技術)従来の稲作は、苗代作りから始まり、田植え、除草と、米造りの労働の半分を占め4月から8月始めまで、大変な農作業が続くのであります。米国などでは、飛行機などで直接水田に種を蒔き、大量の除草剤を使用する方法が採用されているが、田んぼの狭い我が国では、余り採用されていない。草取りには、危険な除草剤を大量に使用し地下水や河川を汚している。又草が生えない様にビニールや紙で土の表面を覆い、穴を開けて苗を植える事は、今迄にもイチゴの栽培等によく使われていたが、種を蒔いてから、紙などで覆っては発芽しなくなる。
【0003】(発明が解決しようとする課題)田んぼに直接種を蒔き、雑草が生えない稲作。これは農業関係者ならずとも渇望していた、稲作法である。
【0004】(課題を解決するための手段)いま、その構成を説明すると、(イ) ロール紙1に丸く鱗状の切り込み3を一定間隔で入れる。
(ロ) 切り込み3の中心に種籾4を数粒づつ並べる。
(ハ) このロール紙1の上より、水溶性のロール紙2を水溶性の糊にて接着し、ロール紙1を表側とする。
以上のように作成する。
【0005】(作用)次に本発明の作用を述べると、耕した田んぼに種付きロール紙を敷き詰め水を田に入れる、籾が水を吸い発芽が始まる、当然裏の吸水性の良い紙2は水を十分に吸って土と種とを取り持ち稲の根を大地に導く。稲の芽は上部に向かい紙1に開けられた細かな隙間3より漏れる光りを感知してロール紙1の切り込みを押上て地上に芽を出す、又 雑草の種も発芽する、然し 紙の繊維に絡まり大気に触れる事なく死滅してしまう、ロール紙が分解して土に変わるまでの四か月間は除草の効果がある。
【0006】(実施例)なお、ロール紙1に小穴を数箇所単位で開ける事も出来るが繊維を通過する、雑草の芽が在るから切り込みにして、雑草の芽を出にくくする、稲の分けつ作用を促進する為に直径8cm程度の円の中に丸い鱗状の切り込みを入れる。又、他の植物の栽培に応用する為に、形や大きさは加減する。又、ロール紙1,2の材質などは使用する目的や場所により変える、例えば寒い地方では、炭の粉を紙に抄き込み吸熱効果高めたり、水不足の地方には澱粉などより作られた高分子フィルムを表面に張ったロール紙1を使用する。勿論、使用する紙は国内で余っている大量の故紙を使った再製紙である。
【0007】(発明の効果)この種付きロール紙を使用する殊により、農作業の量及び時間の多大の節約となり、除草剤の使用量を減らす事になる、又 寒冷地の作付けも吸熱性のよいロール紙を使用する事により早く始める事が出来る。又 発水性の少ないロール紙を使用する事により、地面からの水分の蒸発を押さえる為に大量の水資源の節約となる。また、この種付きロール紙を稲に限らず他の植物に応用が出来、又 どんな場所にでも使用出来る、この為に乾燥地帯でも少ない水で植物を栽培する事ができる。
【出願人】 【識別番号】592225825
【氏名又は名称】伊藤 勝也
【出願日】 平成9年(1997)7月30日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−46518
【公開日】 平成11年(1999)2月23日
【出願番号】 特願平9−237624