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【発明の名称】 播種施設
【発明者】 【氏名】天 野 明 男

【要約】 【課題】播種コストの低減などを図ると共に、催芽籾搬送構造の簡略化並びに取扱い性向上などを図る。

【解決手段】育苗箱(17)を搬送する播種コンベヤ(8)(9)に播種機(11)を取付け、育苗箱(17)に連続的に播種する播種施設において、種籾貯蔵部(28)と播種機(11)の間に搬送ホース(40)を延設させ、種籾貯蔵部(28)の催芽籾を播種機(11)に空気搬送させるように構成したことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 育苗箱を搬送する播種コンベヤに播種機を取付け、育苗箱に連続的に播種する播種施設において、種籾貯蔵部と播種機の間に搬送ホースを延設させ、種籾貯蔵部の催芽籾を播種機に空気搬送させるように構成したことを特徴とする播種施設。
【請求項2】 複数列の播種コンベヤの各播種機に切換部材を介して搬送ホースの出口側を連結させ、各播種機の満量センサによって籾量を検出して切換部材を作動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の播種施設。
【請求項3】 搬送ホースの入口側に詰センサと振動部材を設け、搬送ホース入口側の籾詰りを詰センサによって検出して振動部材を作動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の播種施設。
【請求項4】 複数列の播種コンベヤの各播種機に切換部材を介して搬送ホースの出口側を連結させると共に、切換部材を作動させる選択部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の播種施設。
【請求項5】 搬送ホースの出口にサイクロンを設け、搬送空気から催芽籾を分離して播種機に送出させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の播種施設。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は育苗箱がコンベア上で順次移動する間に、土入れ及び播種及び覆土などの播種作業を自動的に行う播種施設に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、育苗箱を搬送する播種コンベヤに播種機を取付け、育苗箱に連続的に播種する技術があるが、育苗箱の床土上面に播種する催芽籾を播種機の播種ホッパーに作業者が運んで投入していたから、労力の軽減及び省力化などを容易に行い得ず、播種コストの低減などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、育苗箱を搬送する播種コンベヤに播種機を取付け、育苗箱に連続的に播種する播種施設において、種籾貯蔵部と播種機の間に搬送ホースを延設させ、種籾貯蔵部の催芽籾を播種機に空気搬送させるように構成したもので、播種機に搬送ホースを介して催芽籾を空気搬送させるから、催芽籾を播種機に作業者が運んで投入する作業を不要にし、労力の軽減及び省力化などを容易に行い得、播種コストの低減などを容易に図り得ると共に、狭少場所に蛇行させて搬送ホースを張設し得、催芽籾搬送構造の簡略化並びに取扱い性向上などを容易に図り得るものである。
【0004】また、複数列の播種コンベヤの各播種機に切換部材を介して搬送ホースの出口側を連結させ、各播種機の満量センサによって籾量を検出して切換部材を作動させるもので、各播種機に搬送ホースなどを兼用して搬送構造の簡略化及び低コスト化を容易に行い得ると共に、各播種機の籾量を作業者が確認する手間を省き得、適量の催芽籾を播種機に自動的に供給し得るものである。
【0005】また、搬送ホースの入口側に詰センサと振動部材を設け、搬送ホース入口側の籾詰りを詰センサによって検出して振動部材を作動させるもので、搬送ホース入口側で催芽籾が詰る不具合をなくし得、略一定量の催芽籾を搬送ホースに連続的に供給し得、催芽籾搬送効率の向上並びに搬送ホース途中での籾詰り防止などを容易に図り得るものである。
【0006】また、複数列の播種コンベヤの各播種機に切換部材を介して搬送ホースの出口側を連結させると共に、切換部材を作動させる選択部材を設けたもので、特定の播種コンベヤだけを用いて播種作業を行うときに該コンベヤの播種機にだけ催芽籾を供給し得、催芽籾の消費量低減並びに損傷防止などを容易に図り得るものである。
【0007】また、搬送ホースの出口にサイクロンを設け、搬送空気から催芽籾を分離して播種機に送出させるもので、搬送ホースの出口と播種機の間の連結部から催芽籾が外部に漏出するのを容易に防止し得ると共に、搬送ホースの出口で空気搬送力によって催芽籾が損傷するのを容易に防止し得、搬送ホース出口と播種機の連結部構造の簡略化並びに前記連結部での籾詰り防止などを容易に図り得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は育苗施設の全体平面図、図2は播種作業室の断面説明図であり、図中(1)は種子(種籾など)を水に浸漬させて催芽する浸種槽並びに塩水消毒槽などを備える種子処理室、(2)は床土及び覆土を形成する原料土並びに前記床土に混合させる肥料及び農薬などを格納する培土置室、(3)は前記処理室(1)の消毒済み催芽籾並びに前記培土置室(2)の床土及び覆土を搬入する播種作業室、(4)はボイラー室(5)を備えていて前記作業室(3)の播種済み育苗箱を搬入して出芽させる出芽室、(6)(7)は一定期間育苗する第1及び第2緑化室であり、稲苗並びに各種野菜の苗を多量に連続して育成するように構成している。なお、各室(4)(6)(7)は引戸などで仕切られ稲苗並びに各種野菜の苗の発育に応じた温度及び湿度に調節するように構成している。
【0009】また、図中(8)及び(9)は土入れ機(10)及び播種機(11)及び覆土機(12)を備えるA列及びB列播種コンベヤ、(13)は前記土入れ機(10)の上方に備えて床土を貯留する床土タンク、(14)及び(15)は前記播種機(11)の上部に備えて種子を貯留する種子供給A列及びB列サイクロン、(16)は前記覆土機(12)の上方に備えて覆土を貯留する覆土タンクであり、播種コンベヤ(8)(9)上で育苗箱(17)が移動する間に床土入れ及び播種及び覆土の各作業を行うもので、2系列のA列及びB列播種コンベヤ(8)(9)を略平行に配設している。
【0010】また、前記播種コンベヤ(8)(9)の送り始端側に育苗箱自動供給装置(18)を配設させ、前記供給装置(18)から順次送り出される育苗箱(17)をA列及びB列播種コンベヤ(8)(9)に供給すると共に、前記コンベヤ(8)(9)の送り終端側に箱排出コンベヤ(19)を配設させ、前記箱排出コンベヤ(19)から送出される播種済みの育苗箱(17)を育苗台車(20)に積重ね搭載し、後工程の出芽室(4)に搬送するように構成している。
【0011】また前記播種作業室(3)を1階に形成する建屋(21)の2階フロア(22)にタンク台(23)(24)を介して前記床土タンク(13)及び覆土タンク(16)を設置し、2階フロア(22)下面の播種作業室(3)天井に吊下げる支柱(25)下端に前記サイクロン(14)(15)を取付け、前記各播種機(11)(11)のホッパー形のA列及びB列タンク(26)(27)上方にサイクロン(14)(15)を配設させ、A列及びB列播種コンベヤ(8)(9)の各播種機(11)(11)のタンク(26)(27)にサイクロン(14)(15)から催芽籾を供給し、播種機(11)に到達した育苗箱(17)に催芽籾を播くように構成している。
【0012】さらに、図3、図4、図5に示す如く、前記播種コンベヤ(8)(9)の一側に種籾供給装置(28)を設置させるもので、レバー(29)によって開閉させるシャッタ(30)を備えた浸漬コンテナ(31)を上載させる四角枠フレーム(32)と、該フレーム(32)上部に固定させる受入ホッパー(33)と、電動コンベヤモータ(34)を備えた振動コンベヤ(35)と、電動送風モータ(36)を備えた送風機(37)と、電動振動モータ(38)を備えた供給ホッパー(39)を、種籾供給装置(28)に設けると共に、アクリル樹脂等の透明で可撓性の合成樹脂製搬送ホース(40)の入口側を、送風機(37)の吹出口と供給ホッパー(39)に接続させ、エアシリンダ(41)によって切換える切換弁(42)を介して前記搬送ホース(40)の出口側にA列及びB列サイクロン(14)(15)を夫々並列に接続させている。
【0013】そして、前記コンテナ(31)に種籾を入れて催芽及び塩水消毒した後、種子処理室(1)から播種作業室(3)に前記コンテナ(31)を搬入し、四角枠フレーム(32)に前記コンテナ(31)を上載してレバー(29)操作によりシャッタ(30)を開放させ、前記コンテナ(31)内部の催芽籾を下方の受入ホッパー(33)に投入させると共に、前記エアシリンダ(41)操作によって切換弁(42)を作動させて搬送ホース(40)出口側をA列またはB列のいずれか一方のサイクロン(14)または(15)に連通させ、前記送風モータ(36)を作動させて送風機(37)から搬送ホース(40)に圧風を供給し、前記コンベヤモータ(34)を作動させて振動コンベヤ(35)に落下する受入ホッパー(33)の催芽籾を供給ホッパー(39)に投入し、供給ホッパー(39)から搬送ホース(40)入口に落下する催芽籾をサイクロン(14)または(15)に搬送ホース(40)を介して空気搬送し、サイクロン(14)(15)によって搬送空気と分離した催芽籾を下方のタンク(26)(27)に落下させ、タンク(26)(27)から播種機(11)に催芽籾を供給して育苗箱(17)に播種するように構成している。
【0014】また、前記供給ホッパー(39)の籾詰りを検出する静電式レベル計型詰センサ(43)を設け、供給ホッパー(39)を振動させて詰り籾を搬送ホース(40)に落下させる前記振動モータ(38)を詰センサ(43)によって自動制御し、振動コンベヤ(35)出口と搬送ホース(40)入口の間の供給ホッパー(39)で催芽籾が詰るのを防ぐように構成している。
【0015】さらに、図6に示す如く、図7のフローチャートの種籾供給制御を開始させる起動スイッチ(44)と、前記種籾供給制御を中止させる停止スイッチ(45)と、前記A列タンク(26)に種籾を投入させるA列タンクスイッチ(46)と、前記B列タンク(27)に種籾を投入させるB列タンクスイッチ(47)と、前記切換弁(42)の切換位置を検出するリミットスイッチ型切換センサ(48)と、前記A列タンク(26)の種籾満量を検出する静電式レベル計型A列タンク満量センサ(49)と、前記B列タンク(27)の種籾満量を検出する静電式レベル計型B列タンク満量センサ(50)と、前記エアシリンダ(41)を作動させるA分岐ソレノイド(51)及びB分岐ソレノイド(52)と、詰センサ(43)と、前記各モータ(34)(36)(38)を、マイクロコンピュータで形成する種籾供給コントローラ(53)に接続させると共に、前記培土置室(2)の床土を床土タンク(13)から土入れ機(10)に自動的に送給させる床土供給コントローラ(54)を設けるもので、床土が土入れ機(10)に供給されたとき、各スイッチ(44)(46)(47)操作により催芽籾を播種機(11)に供給させ、播種コンベヤ(8)(9)によって多数の育苗箱(17)…を連続的に搬送して播種するように構成している。
【0016】上記から明らかなように、育苗箱(17)を搬送する播種コンベヤ(8)(9)に播種機(11)を取付け、育苗箱(17)に連続的に播種する播種施設において、種籾貯蔵部である種籾供給装置(28)と播種機(11)の間に搬送ホース(40)を延設させ、種籾供給装置(28)の催芽籾を播種機(11)に空気搬送させるもので、播種機(11)に搬送ホース(40)を介して催芽籾を空気搬送させ、催芽籾を播種機(11)に作業者が運んで投入する作業を不要にし、労力の軽減及び省力化などを行い、播種コストの低減などを図ると共に、狭少場所に蛇行させて搬送ホース(40)を張設でき、催芽籾搬送構造の簡略化並びに取扱い性向上などを図れるように構成している。
【0017】また、複数列の播種コンベヤ(8)(9)の各播種機(11)(11)に切換部材である切換弁(42)を介して搬送ホース(40)の出口側を連結させ、各播種機(11)(11)の満量センサ(49)(50)によって籾量を検出して切換弁(42)を作動させ、各播種機(11)(11)に搬送ホース(40)などを兼用して搬送構造の簡略化及び低コスト化を行い、また各播種機(11)(11)の籾量を作業者が確認する手間を省き、適量の催芽籾を播種機(11)に自動的に供給させると共に、搬送ホース(40)の入口側に詰センサ(43)と振動部材である振動モータ(38)を設け、搬送ホース(40)入口側の籾詰りを詰センサ(43)によって検出して振動モータ(38)を作動させ、搬送ホース(40)入口側で催芽籾が詰る不具合をなくし、略一定量の催芽籾を搬送ホース(40)に連続的に供給し、催芽籾搬送効率の向上並びに搬送ホース(40)途中での籾詰り防止などを図れるように構成している。
【0018】また、複数列の播種コンベヤ(8)(9)の各播種機(11)(11)に切換弁(42)を介して搬送ホース(40)の出口側を連結させると共に、切換弁(42)を作動させる選択部材であるA列タンクスイッチ(46)及びB列タンクスイッチ(47)を設け、特定の播種コンベヤ(8)(9)だけを用いて播種作業を行うときに該コンベヤ(8)(9)の播種機(11)にだけ催芽籾を供給し、催芽籾の消費量低減並びに損傷防止などを図ると共に、搬送ホース(40)の出口にサイクロン(14)(15)を設け、搬送空気から催芽籾を分離して播種機(11)に送出させ、搬送ホース(40)の出口と播種機(11)の間の連結部から催芽籾が外部に漏出するのを防止し、また搬送ホース(40)の出口で空気搬送力によって催芽籾が損傷するのを防止し、搬送ホース(40)出口と播種機(11)の連結部構造の簡略化並びに前記連結部での籾詰り防止などを図れるように構成している。
【0019】本実施例は上記の如く構成するもので、停止スイッチ(45)がオフで、起動スイッチ(44)をオンにすると、床土供給コントローラ(54)が作動して床土の供給が行われた場合、A列タンクスイッチ(46)及びB列タンクスイッチ(47)操作によりA列タンク(26)またはB列タンク(27)または両方のタンク(26)(27)を選択したとき、図8に示すA列タンク(26)供給制御、または図9に示すB列タンク(27)供給制御、または両方のタンク(26)(27)供給制御が自動的に行われ、A列タンク(26)またはB列タンク(27)または両方のタンク(26)(27)に催芽籾が自動的に供給されると共に、停止スイッチ(45)をオンにして前記供給制御を中止すると、コンベヤモータ(34)が停止後、振動モータ(38)を一定時間(5秒間)だけ作動させて停止させ、次いで送風モータ(36)を停止させ、搬送ホース(40)をクリーニングして作業を終了させるものである。
【0020】また、A列タンクスイッチ(46)操作によって図8に示すA列タンク供給制御が行われるもので、A分岐ソレノイド(51)が作動してエアシリンダ(41)により切換弁(42)を切換えて搬送ホース(40)出口をA列タンク(26)に接続させ、送風モータ(36)を作動させて送風機(37)から搬送ホース(40)に圧風を送給し、振動モータ(38)を一定時間(10秒間)だけ作動させてブースト運転を行った後、コンベヤモータ(34)を作動させて受入ホッパー(33)の催芽籾を振動コンベヤ(35)から供給ホッパー(39)を介して搬送ホース(40)入口に送出させ、搬送ホース(40)からサイクロン(14)を介してA列タンク(26)に催芽籾を搬送させる。また、前記催芽籾搬送中に詰センサ(43)がオンになると、振動モータ(38)が作動して供給ホッパー(39)の籾詰りを解消すると共に、満量センサ(49)がA列タンク(26)の満量を検出すると、コンベヤモータ(34)を停止させた後、振動モータ(38)を一定時間(5秒間)だけ作動させるクリーニング運転後に停止させ、待機する。
【0021】また、前記の図8に示すA列タンク供給制御が行われてA列タンク(26)が満量になったとき、B列タンクスイッチ(47)が操作されていると、図9に示すB列タンク供給制御が続いて行われるもので、B分岐ソレノイド(52)が作動してエアシリンダ(41)により切換弁(42)を切換えて搬送ホース(40)出口をB列タンク(27)に接続させ、送風モータ(36)を作動させて送風機(37)から搬送ホース(40)に圧風を送給し、振動モータ(38)を一定時間(10秒間)だけ作動させてブースト運転を行った後、コンベヤモータ(34)を作動させて受入ホッパー(33)の催芽籾を振動コンベヤ(35)から供給ホッパー(39)を介して搬送ホース(40)入口に送出させ、搬送ホース(40)からサイクロン(15)を介してB列タンク(27)に催芽籾を搬送させる。また、前記催芽籾搬送中に詰センサ(43)がオンになると、振動モータ(38)が作動して供給ホッパー(39)の籾詰りを解消すると共に、満量センサ(50)がB列タンク(27)の満量を検出すると、コンベヤモータ(34)を停止させた後、振動モータ(38)を一定時間(5秒間)だけ作動させるクリーニング運転後に停止させ、待機するものである。
【0022】さらに、図10のフローチャートに示す如く振動モータ制御が行われるもので、送風モータ(36)が作動しているとき、起動スイッチ(44)をオンにすると、振動モータ(38)が作動して供給ホッパー(39)を振動させ、起動スイッチ(44)をオフにすると、一定時間(5秒)経過後に振動モータ(38)が自動的に停止するものである。
【0023】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、育苗箱(17)を搬送する播種コンベヤ(8)(9)に播種機(11)を取付け、育苗箱(17)に連続的に播種する播種施設において、種籾貯蔵部(28)と播種機(11)の間に搬送ホース(40)を延設させ、種籾貯蔵部(28)の催芽籾を播種機(11)に空気搬送させるように構成したもので、播種機(11)に搬送ホース(40)を介して催芽籾を空気搬送させるから、催芽籾を播種機(11)に作業者が運んで投入する作業を不要にし、労力の軽減及び省力化などを容易に行うことができ、播種コストの低減などを容易に図ることができると共に、狭少場所に蛇行させて搬送ホース(40)を張設でき、催芽籾搬送構造の簡略化並びに取扱い性向上などを容易に図ることができるものである。
【0024】また、複数列の播種コンベヤ(8)(9)の各播種機(11)(11)に切換部材(42)を介して搬送ホース(40)の出口側を連結させ、各播種機(11)(11)の満量センサ(49)(50)によって籾量を検出して切換部材(42)を作動させるもので、各播種機(11)(11)に搬送ホース(40)などを兼用して搬送構造の簡略化及び低コスト化を容易に行うことができると共に、各播種機(11)(11)の籾量を作業者が確認する手間を省くことができ、適量の催芽籾を播種機(11)に自動的に供給できるものである。
【0025】また、搬送ホース(40)の入口側に詰センサ(43)と振動部材(38)を設け、搬送ホース(40)入口側の籾詰りを詰センサ(43)によって検出して振動部材(38)を作動させるもので、搬送ホース(40)入口側で催芽籾が詰る不具合をなくすことができ、略一定量の催芽籾を搬送ホース(40)に連続的に供給でき、催芽籾搬送効率の向上並びに搬送ホース(40)途中での籾詰り防止などを容易に図ることができるものである。
【0026】また、複数列の播種コンベヤ(8)(9)の各播種機(11)(11)に切換部材(42)を介して搬送ホース(40)の出口側を連結させると共に、切換部材(42)を作動させる選択部材(46)(47)を設けたもので、特定の播種コンベヤ(8)(9)だけを用いて播種作業を行うときに該コンベヤ(8)(9)の播種機(11)にだけ催芽籾を供給でき、催芽籾の消費量低減並びに損傷防止などを容易に図ることができるものである。
【0027】また、搬送ホース(40)の出口にサイクロン(14)(15)を設け、搬送空気から催芽籾を分離して播種機(11)に送出させるもので、搬送ホース(40)の出口と播種機(11)の間の連結部から催芽籾が外部に漏出するのを容易に防止できると共に、搬送ホース(40)の出口で空気搬送力によって催芽籾が損傷するのを容易に防止でき、搬送ホース(40)出口と播種機(11)の連結部構造の簡略化並びに前記連結部での籾詰り防止などを容易に図ることができるものである。
【出願人】 【識別番号】000006851
【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月18日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】藤原 忠治
【公開番号】 特開平11−32516
【公開日】 平成11年(1999)2月9日
【出願番号】 特願平9−209730