| 【発明の名称】 |
作業車 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 清一
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| 【要約】 |
【課題】地上に設置された発信部からの基準光線に基づいて作業を行う作業車において、機体に支持される作業装置を交換できるように構成する場合、受信部を取り外したり、最初から受信部が取り付けられた作業装置を用意しなくてもよいように構成する。
【解決手段】地上に設置された発信部26からの基準光線Lを受信する受信部25を機体に備え、機体に対する作業装置4の上下位置を検出する第1検出手段13、基準光線Lに対する機体の上下位置を検出する第2検出手段、基準光線Lの位置と作業装置4の位置との上下間隔H3を検出する第3検出手段を機体に備えて、第3検出手段の検出値が設定値に維持されるように、作業装置4を昇降操作する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 作業装置を昇降自在に支持する支持機構と、地上に設置された発信部から空間の所定面に沿って発信された基準光線を受信する受信部とを機体に備え、機体に対する前記作業装置の上下位置を検出する第1検出手段と、前記受信部に受信される前記基準光線に対する機体の上下位置を検出する第2検出手段と、前記第1及び第2検出手段の検出値に基づいて前記基準光線の位置と前記作業装置の位置との上下間隔を検出する第3検出手段とを機体に備えて、前記第3検出手段の検出値が設定上下間隔に維持されるように、前記支持機構を昇降作動させる昇降制御手段を機体に備えてある作業車。 【請求項2】 作業装置を昇降自在及びローリング自在に支持する支持機構と、地上に設置された発信部から空間の所定面に沿って発信された基準光線を受信する左右一対の受信部とを機体に備え、機体に対する前記作業装置の上下位置を検出する第1検出手段と、前記受信部に受信される前記基準光線に対する機体の上下位置を検出する第2検出手段と、前記第1及び第2検出手段の検出値に基づいて前記基準光線の位置と前記作業装置の位置との上下間隔を検出する第3検出手段とを機体に備えて、前記左右一対の受信部に受信される前記基準光線により前記基準光線に対する機体の左右傾斜角度を検出する第4検出手段と、機体に対する前記作業装置の左右傾斜角度を検出する第5検出手段と、前記第4及び第5検出手段の検出値に基づいて前記基準光線に対する前記作業装置の左右傾斜角度を検出する第6検出手段とを機体に備え、前記第3検出手段の検出値が設定上下間隔に維持されるように前記支持機構を昇降作動させる昇降制御手段と、前記第6検出手段の検出値が設定左右傾斜角度に維持されるように前記支持機構をローリング作動させるローリング制御手段とを備えてある作業車。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、農作物用の圃場や建設現場の地面等を所定の平面(水平面や、水平面に対して所定角度で傾斜した傾斜面)に、耕耘したり削ったりする作業車の構成に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、地面を削るブレードを備えたブルドーザにより建設現場の地面を所定の平面に削る構成が、実開昭54‐153705号公報に開示されている。この構成では、機体に対してブレード(前記公報の第1図中の3)を昇降操作自在に支持したブルドーザにおいて、空間の所定面(例えば水平面)に沿って基準光線を発信する発信部(前記公報の第1図中の7)を地上に設置し、基準光線を受信する受信部(前記公報の第1図中の6)を、ブレード(前記公報の第1図中の3)に取り付けている。これにより、ブレードの受信部が基準光線を一定高さで受信するように、ブレードが自動的に昇降操作されて、地面が基準光線と平行に削られる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前述の構成では受信部がブレードに固定されているので、例えばブレードを機体から取り外して別の作業装置を機体に取り付け、前述と同様に基準光線に基づいて作業を行おうとすると、ブレードに取り付けられていた受信部を取り外して前述の別の作業装置に取り付けたり、最初から受信部が取り付けられた別の作業装置を用意しなければならない。本発明は、地上に設置された発信部からの基準光線に基づいて作業を行う作業車において、機体に支持される作業装置を交換できるように構成する場合、受信部を取り外したり、最初から受信部が取り付けられた作業装置を用意しなくてもよいように構成することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】[I]請求項1の特徴によると、地上に設置された発信部からの基準光線を受信する受信部が、作業装置ではなく機体に備えられており、受信部に基準光線が受信されることで、機体に備えられた第2検出手段により基準光線に対する機体の上下位置が検出される。さらに機体に対する作業装置の上下位置を検出する第1検出手段が機体に備えられているので、第1及び第2検出手段の検出値に基づいて、機体に備えられた第3検出手段により、基準光線の位置と作業装置の位置との上下間隔が検出される。これにより、第3検出手段の検出値が設定値に維持されるように、昇降制御手段により支持機構を昇降作動させると、基準光線に対して作業装置が所定位置に維持されて作業が行われる。 【0005】以上のように請求項1の特徴によると、受信部及び第1,2,3検出手段が機体に備えられているので、機体の支持機構に異なる作業装置を支持させても、これに関係なく基準光線の位置と作業装置の位置との上下間隔を検出することができるのであり、基準光線に対して作業装置を所定位置に維持して作業を行うことができる。 【0006】[II]請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。請求項2の特徴によると、地上に設置された発信部からの基準光線を受信する受信部が、作業装置ではなく機体に左右一対備えられている。このように左右の受信部に受信される基準光線の位置の差により、機体に備えられた第4検出手段によって、基準光線に対する機体の左右傾斜角度が検出される。さらに機体に対する作業装置の左右傾斜角度を検出する第5検出手段が機体に備えられているので、第4及び第5検出手段の検出値に基づいて、機体に備えられた第6検出手段により、基準光線に対する作業装置の左右傾斜角度が検出される。これにより、第6検出手段の検出値が設定左右傾斜角度に維持されるように、ローリング制御手段により支持機構をローリング作動させると、基準光線に対して作業装置が設定左右傾斜角度に維持されて作業が行われる。 【0007】以上のように請求項2の特徴によると、左右一対の受信部及び第4,5,6検出手段が機体に備えられているので、機体の支持機構に異なる作業装置を支持させても、これに関係なく基準光線に対する作業装置の左右傾斜角度を検出することができるのであり、基準光線に対して作業装置を設定左右傾斜角度に維持して作業を行うことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】[1]図1に示すように、前輪21及び後輪22で支持された機体の前部にエンジン23、機体の後部にミッションケース3が備えられ、機体の中央部の運転部がキャビン24によって覆われて、作業車の一例である農用トラクタが構成されている。 【0009】農用トラクタの後部において図2及び図1に示すように、ミッションケース3に上下揺動自在なトップリンク1と左右一対のロアリンク2が備えられ、トップリンク1及びロアリンク2にロータリ耕耘装置4が着脱可能に支持されている。ミッションケース3の上部に、油圧シリンダ5により上下に揺動駆動される一対のリフトアーム6が備えられ、一対のリフトアーム6とロアリンク2とが、リフトロッド7及び複動型の油圧シリンダ8を介して連結されている。 【0010】図5に示すように、油圧シリンダ5に対する3位置切換式の昇降制御弁16が操作されて、油圧シリンダ5及びリフトアーム6によりロータリ耕耘装置4が昇降操作される。油圧シリンダ8に対する3位置切換式のローリング制御弁17が操作されて、油圧シリンダ8の伸縮操作によりロータリ耕耘装置4が、リフトロッド7側のロアリンク2との連結点周りにローリング操作される。 【0011】[2]この農用トラクタにおいて、ロータリ耕耘装置4を圃場から設定高さに維持して耕耘深さH4(図1参照)を一定に維持する第1耕深制御機能、機体に対するロータリ耕耘装置4の高さを目標高さに維持するポジション制御機能、及びロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度を設定左右傾斜角度に維持する第1ローリング制御機能が、制御装置27に備えられている。さらに、第1耕深制御機能及び第1ローリング制御機能に加えて、後述するような第2耕深制御機能及び第2ローリング制御機能が、制御装置27に備えられている。 【0012】図5に示すように切換スイッチ18が機体に備えられており、切換スイッチ18を第1位置Aに操作すると、第1耕深制御機能及び第1ローリング制御機能が作動し、後述する第2耕深制御機能及び第2ローリング制御機能が停止するのであり、切換スイッチ18を第2位置Bに操作すると、第1耕深制御機能及び第1ローリング制御機能が停止し、後述する第2耕深制御機能及び第2ローリング制御機能が作動する。 【0013】図1,2,5に示すように、ロータリ耕耘装置4に上下揺動自在に後部カバー9が備えられ、ロータリ耕耘装置4に対する後部カバー9の上下角度を検出することによりロータリ耕耘装置4の耕耘深さH4を検出する耕深センサー10が備えられており、耕深センサー10の検出値が制御装置27に入力されている。機体に対するリフトアーム6の上下角度を検出する角度センサー13が、リフトアーム6の基部に備えられており、角度センサー13の検出値が制御装置27に入力されている。油圧シリンダ8の伸縮位置を検出するストロークセンサー14、水平面に対する機体の左右傾斜角度D1(図4参照)を検出する重錘式の傾斜センサー15が備えられており、ストロークセンサー14及び傾斜センサー15の検出値が制御装置27に入力されている。 【0014】図5に示すように、耕深設定器11、操作レバー型式のポジション設定器12及び傾斜設定器20が機体の操縦部に備えられており、耕深設定器11で設定される設定耕耘深さ(設定上下間隔)、ポジション設定器12で設定される目標高さ、及び傾斜設定器20で設定される設定左右傾斜角度が制御装置27に入力されている。 【0015】以上の構成により図6及び図7に示すように、ポジション設定器12を最低位置よりも高い位置に操作していると(ステップS1)、ポジション制御機能によって角度センサー13の検出値(ステップS3)が、ポジション設定器12で設定される目標高さとなるように昇降制御弁16が操作されて、油圧シリンダ5によりリフトアーム6が上下に揺動操作される(ステップS2,S4)。これと同時にローリング制御弁17により、油圧シリンダ8がリフトロッド7と同じ長さになるように操作されて、ロータリ耕耘装置4が機体に対して平行に維持される(ステップS5)。従って、作業者がポジション設定器12を操作することにより、ロータリ耕耘装置4を任意の目標高さに昇降操作することができる。 【0016】次に切換スイッチ18を第1位置Aに操作している状態において、ポジション設定器12を最低位置に操作すると(ステップS1,S6)、第1耕深制御機能により耕深センサー10の検出値が、耕深設定器11で設定される設定耕耘深さとなるように昇降制御弁16が操作されて、油圧シリンダ5及びリフトアーム6により、ロータリ耕耘装置4が自動的に昇降操作される(ステップS7,S8,S9)。これにより、作業者が耕深設定器11を操作することによって、ロータリ耕耘装置4の耕耘深さH4を任意に変更することができる。 【0017】前述のように切換スイッチ18が第1位置Aに操作され、第1耕深制御機能が作動している状態において、ストロークセンサー14により油圧シリンダ8の伸縮位置を検出することによって、機体に対するロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度D2(図4参照)が検出できるのであり(ステップS11)、機体に対するロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度D2と、傾斜センサー15の検出値とによって(ステップS12)、水平面に対するロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度が検出される(ステップS13)。従って、第1ローリング制御機能により、水平面に対するロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度が、傾斜設定器20で設定される設定左右傾斜角度となるようにローリング制御弁17が操作されて、油圧シリンダ8によりロータリ耕耘装置4が自動的にローリング操作される(ステップS10,S14)。 【0018】傾斜設定器20はダイヤル式であり、水平位置から右下り側及び左下り側に、任意に且つ連続的に設定左右傾斜角度を設定変更できるように構成されている。これにより、作業者が傾斜設定器20を操作することによって、ロータリ耕耘装置4を水平状態に設定したり、水平面から右下がり状態及び左下がり状態に設定したりすることができる。 【0019】[3]次に、第2耕深制御機能について説明する。図1及び図4に示すようにキャビン24の上面後部に、左右一対のレベルセンサー25が設置されている。レベルセンサー25は図3に示すように、多数の受光素子25a(フォトダイオードやフォトトランジスタ等)が縦方向に沿って一列状に配置されたものが、外側の周方向に沿って3箇所配置されており、後述するレーザー光Lが東西南北の何れの方向から入射されても、レベルセンサー25がレーザー光Lを的確に受信できるように構成されている。 【0020】図1に示すように、レーザー光Lを水平面(所定の空間面に対応)に沿って発信するレーザー灯台26が、圃場の端部に設置されている。レーザー灯台26は三脚26aに支持される本体26bに、ビーム状のレーザー光Lを水平面に沿って発信する発信源(図示せず)が備えられ、本体26bの反射鏡やプリズムを縦軸芯P1周りに回転させて、レーザー光Lを360度に亘って旋回させるように構成されている。この場合、レーザー光Lを1分間に600回旋回させる型式(600rpm)、又はレーザー光Lを1分間に300回旋回させる型式(300rpm)が使用される。 【0021】以上の構成により図6及び図7に示すように、切換スイッチ18を第2位置Bに操作している状態において、ポジション設定器12を最低位置に操作すると(ステップS1,S6)、図1及び図3に示すように水平面に沿って発信されるレーザー光Lが、左右のレベルセンサー25に受信された際、多数の受光素子25aのうち、どの受光素子25aがレーザー光Lを受信したかにより、レーザー光Lに対する機体の上下位置が検出される。この場合、左(図2に示す油圧シリンダ8とは反対側)のレベルセンサー25の検出値に基づいて、図1に示すようにレーザー光Lと角度センサー13の位置との上下間隔H2が検出される(ステップS16)。 【0022】図1に示す角度センサー13により、機体に対するリフトアーム6の上下角度を検出する場合、機体に対するロータリ耕耘装置4の下端(耕耘爪の移動軌跡における最下部)の上下位置が、角度センサー13の検出値を変数としたマップデータとして制御装置27に記憶されており、角度センサー13の検出値に基づいて、図1に示すように角度センサー13の位置とロータリ耕耘装置4の下端との上下間隔H1が検出される(ステップS17)。 【0023】この場合、支持されるロータリ耕耘装置4の種類や別の作業装置(図示せず)により、前述のマップデータが異なっているので、支持されるロータリ耕耘装置4の種類や別の作業装置(図示せず)に応じた複数種類のマップデータが、制御装置27に記憶されている。従って、どのマップデータを使用するかは、支持されるロータリ耕耘装置4の種類や別の作業装置に応じて、作業者が選択する。 【0024】以上のようにして、角度センサー13の位置とロータリ耕耘装置4の下端との上下間隔H1、及びレーザー光Lと角度センサー13の位置との上下間隔H2が検出されると、両方の上下間隔H1,H2の和により、図1に示すようにレーザー光Lとロータリ耕耘装置4の下端との上下間隔H3が検出される(ステップS18)。従って、第2耕深制御機能により、レーザー光Lとロータリ耕耘装置4の下端との上下間隔H3が設定上下間隔に維持されるように昇降制御弁16が操作されて、油圧シリンダ5及びリフトアーム6によりロータリ耕耘装置4が自動的に昇降操作される(ステップS19)。 【0025】前項[2]に記載のように切換スイッチ18を第1位置Aに操作していると、耕深設定器11により第1耕深制御機能の設定耕耘深さが設定される。これに対し、切換スイッチ18を第2位置Bに操作していると、耕深設定器11により前述の第2耕深制御機能の設定上下間隔を設定することができる(ステップS15)。従って、作業者が耕深設定器11を操作することにより、レーザー光Lとロータリ耕耘装置4の下端の上下間隔H3を、任意に変更することができる。 【0026】[4]次に、第2ローリング制御機能について説明する。前述のように切換スイッチ18が第2位置Bに操作され、第2耕深制御機能が作動している状態において、図1及び図4に示すように水平方向に沿って発信されるレーザー光Lが、左右のレベルセンサー25に受信されると、多数の受光素子25aのうち、どの受光素子25aがレーザー光Lを受信したかによって、レーザー光Lに対する機体の上下位置が検出される。これによって、左右のレベルセンサー25において、レーザー光Lに対する機体の上下位置の差により、レーザー光Lに対する機体の左右傾斜角度D1が検出される(ステップS20)。 【0027】前項[2]に記載のように、図2及び図5に示すストロークセンサー14により油圧シリンダ8の伸縮位置を検出することによって、機体に対するロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度D2(図4参照)が検出できる(ステップS21)。従って、第2ローリング制御機能により図4に示すように、機体に対するロータリ耕耘装置4の左右傾斜角度D2が、レーザー光Lに対する機体の左右傾斜角度D1と等しくなるように、ローリング制御弁17が操作されて、油圧シリンダ8によりロータリ耕耘装置4が自動的にローリング操作される(ステップS22)。これにより、ロータリ耕耘装置4がレーザー光Lと平行に維持されるのであり、ロータリ耕耘装置4が水平状態に維持される。 【0028】以上のように前項[3]の記載の第2耕深制御機能、及び本項[4]に記載の第2ローリング制御機能により、レーザー灯台26から水平面に沿って発信されるレーザー光Lと平行で、且つ、レーザー光Lから上下間隔H3の位置に、ロータリ耕耘装置4で耕耘された面が形成される。 【0029】[発明の実施の別形態]前述の「発明の実施の形態」では、レーザー灯台26から水平面に沿ってレーザー光Lが発信されるように構成されているが、水平面に対し東西南北の何れかの方向に所定角度だけ傾斜した面に沿って、レーザー灯台26からレーザー光Lが発信されるように構成してもよい。これによって、水平面に対し東西南北の何れかの方向に所定角度だけ傾斜した面と平行で、この面から上下間隔H3の位置に、ロータリ耕耘装置4で耕耘された面が形成される。 【0030】前述の「発明の実施の形態」の[4]に記載の第2ローリング制御機能において、レーザー光Lに対してロータリ耕耘装置4を平行に維持するのではなく、レーザー光Lに対してロータリ耕耘装置4を設定左右傾斜角度だけ傾斜した姿勢に維持されるように構成してもよい。この場合、図5に示す切換スイッチ18が第2位置Bに操作されている状態で、傾斜設定器20により前述の設定左右傾斜角度が設定されるように構成する。 【0031】前述の「発明の実施の形態」において、図7のステップS17の角度センサー13の検出値に耕深センサー10の検出値を加えて、角度センサー13の位置とロータリ耕耘装置4における後部カバー9の下端(耕耘された土に接地する部分)との上下間隔を、図1及び図7における上下間隔H1として検出するように構成してもよい。これにより、上下間隔H3はレーザー光Lとロータリ耕耘装置4における後部カバー9の下端(耕耘された土に接地する部分)との上下間隔H3となり、図5に示す切換スイッチ18が第2位置Bに操作されている状態で、耕深設定器11により設定上下間隔を設定することにより、レーザー光Lとロータリ耕耘装置4における後部カバー9の下端(耕耘された土に接地する部分)との上下間隔H3を、任意に変更することができる。図1及び図2に示すトップリンク1及びロアリンク2に、別の種類のロータリ耕耘装置4を支持させたり、ロータリ耕耘装置に代えてプラウ装置(図示せず)を支持させるように構成してもよい。 【0032】 【発明の効果】請求項1の特徴によると、地上に設置された発信部からの基準光線に基づいて作業を行う作業車において、基準光線を受信する受信部を作業装置ではなく機体に備えることにより、機体の支持機構に異なる作業装置を支持させても、これに関係なく基準光線の位置と作業装置の位置との上下間隔を検出し、基準光線に対して作業装置を所定位置に維持して作業を行うことができるようになって、作業車の作業性能を向上させることができた。 【0033】請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。請求項2の特徴によると、基準光線を受信する左右一対の受信部を作業装置ではなく機体に備えることにより、機体の支持機構に異なる作業装置を支持させても、これに関係なく基準光線に対する作業装置の左右傾斜角度を検出し、基準光線に対して作業装置を設定左右傾斜角度に維持して作業を行うことができるようになって、作業車の作業性能をさらに向上させることができた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−275907 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−79588 |
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