| 【発明の名称】 |
水田作業機 |
| 【発明者】 |
【氏名】浅野 士郎
【氏名】仲 弘和
【氏名】山崎 仁史
【氏名】福島 寿美
【氏名】中西 康仁
【氏名】山口 信
【氏名】和泉 満孝
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| 【要約】 |
【課題】線引きマーカが作用状態から非作用状態へ回動するとき、該線引きマーカに付着している泥が機体に飛び散らないようにする。
【解決手段】機体を進行させながら圃場に農作業を行う水田作業機において、機体の進行に伴って次行程で機体が通る位置を表土面に線引きするための線引きマーカ40を、表土面に線引きする作用状態と線引きしない非作用状態とに回動可能に設けると共に、該線引きマーカ作用状態から非作用状態に回動するとき、その回動速度が徐々に減速するように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体を進行させながら圃場に農作業を行う水田作業機において、機体の進行に伴って次行程で機体が通る位置を表土面に線引きするための線引きマーカを、表土面に線引きする作用状態と線引きしない非作用状態とに回動可能に設けると共に、該線引きマーカが作用状態から非作用状態に回動するとき、その回動速度が徐々に減速するように構成したことを特徴とする水田作業機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、田植機等の水田作業機に設けられ、機体の進行に伴って次行程で機体が通る位置を表土面に線引きするための線引きマーカに関する。 【0002】 【従来の技術】図38は従来の線引きマーカ取付部の構造を表している。線引きマーカ40はマーカ支持フレーム41に前後方向の回動支点軸42を支点にして回動自在に支持されており、作業機部分の昇降に連動する線引きマーカ作動用ワイヤ43が弛んでいるときは線引きマーカ40が側方に転倒して線引き作用部40bの先端部が圃場の泥の中に挿入された作用状態となり(図において実線で示す)、上記ワイヤ43が引かれると線引きマーカ40がほぼ垂直に起立した非作用状態となる(図において鎖線で示す)。 【0003】従来のものは、線引きマーカアーム40とワイヤ43の連結点44が、作用状態の時は回動支点軸42を通る垂線45よりも外側に位置し、非作用状態の時は上記垂線45よりも内側に位置するようになっていたので、線引きマーカ40を作用状態から非作用状態へ回動させるとき、始めは回動速度が速く、その後徐々に回動速度が遅くなり、さらに垂線45を過ぎると再び回動速度が速くなった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の線引きマーカ40は、非作用状態直前の回動速度が速いので、非作用状態で停止する時及びその直前時に線引き作用部40bに付着している泥が内側に向けて飛び散り、オペレータや機体を汚すという問題を有していた。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明にかかる水田作業機は、機体を進行させながら圃場に農作業を行う水田作業機において、機体の進行に伴って次行程で機体が通る位置を表土面に線引きするための線引きマーカを、表土面に線引きする作用状態と線引きしない非作用状態とに回動可能に設けると共に、該線引きマーカが作用状態から非作用状態に回動するとき、その回動速度が徐々に減速するように構成したことを特徴としている。 【0006】線引きマーカが作用状態から非作用状態に回動するとき、その回動速度が徐々に減速するので、線引きマーカの回動停止時及びその直前時に線引き作用部に付着している泥が内側に向けて飛び散らない。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図34に示す水田作業機1は、乗用走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して10条植えの苗植付部4が昇降可能に装着された乗用田植機であって、苗植付部4側に肥料吐出口を設けた施肥装置5の本体部が走行車体2の後部に装着され、さらに苗植付部4には除草剤散布装置6が装着されている。 【0008】四輪駆動車両である走行車体2は、機体の前部に配したミッションケース10の左右側方に前輪ファイナルケース13,13が設けられ、その前輪ファイナルケースから外向きに突出する前輪車軸に前輪14,14が取り付けられ、またミッションケース10の背面部にはメインフレーム15の前端部が固着されており、そのメインフレームの後端部に左右の後輪ギヤケース19,19がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケースから外向きに突出する後輪車軸に主後輪20,20及び補助後輪21,21,22,22が取り付けられている。なお、補助後輪21,21,22,22を内側にスライドさせられるように構成されている。 【0009】メインフレーム15の上にエンジン25が搭載され、該エンジンの上部を覆うエンジンカバー30の上に座席31が設置されている。また、機体前部の中央上側はフロントカバー32で覆われていて、その上方に前輪14,14を操向操作するハンドル33が設けられている。 【0010】エンジンカバー30及びフロントカバー32の左右両側とエンジンカバー30の後側は、操縦者の通路となるメインステップ35になっている。メインステップ35のエンジンカバー後側部分は、主後輪20,20と干渉しないように高くなっている。また、メインステップ35の左右両側には、メインステップ35とほぼ同レベルで拡張ステップ36,36が設けられている。拡張ステップ36,36の後部も、主後輪20,20及び補助後輪21,21,22,22と干渉しないように高くなっている。更に、左右の拡張ステップ36の前部と側部には、拡張ステップに乗り降りするときに使用する側部足掛け37,37が取り付けられている。この拡張ステップ36,36の外側部分36a,36aは取り外し可能になっている。 【0011】機体の左右両側部には、後記苗載台80に補給する苗を載せておく予備苗載台38,38が設けられている。この予備苗載台38は、前記マーカ支持フレーム41の第一フレーム41aに基部が支持された予備苗載台フレーム38aに複数段の苗載せ枠38b,…が取り付けられており、各段の苗載せ枠38b,…に苗箱を長手方向が前後を向く状態で横並びで2個づつ載置するようになっている。苗載せ枠38bは、内側部分38bAと外側部分38bBを蝶番38cで連結した構造で、格納時等には外側部分38bBを内側部分38bAの上に反転させられるようになっている。 【0012】また、機体の左右両側部には、機体の進行に伴って次行程で機体が通る位置を表土面に線引きするための線引きマーカ40,40が設けられている。この線引きマーカ40は、図3に示す如く、機体から側方に突出するマーカ支持フレーム41の先端部に前後方向の回動支点軸42を支点にして回動自在に取り付けられたマーカアーム40aと、該マーカアームの先端部に垂直に取り付けた線引き作用部40bとからなり、マーカアーム40aの中間部に固着したワイヤ連結具40cに後記昇降用油圧シリンダ56の伸縮動作に連動する線引きマーカ作動用ワイヤ43が連結されている。ワイヤ43が弛んでいるときは、線引きマーカ40が側方に転倒し、その線引き作用部40aの先端部が圃場の泥の中に挿入された作用状態(図3において実線で示す)になる。また、ワイヤ43が引かれると、線引きマーカ40がほぼ垂直に起立した非作用状態(図3において鎖線で示す)になる。左右の線引きマーカ作動用ワイヤ43,43は苗植付部昇降用油圧シリンダ56の伸縮動作に連動して交互に引かれるようになっており、圃場を折り返しながら作業を行う際、次行程で機体が通る側の線引きマーカ40が作用状態になり、当該線引きマーカ40が次行程で機体の左右中心が通る位置を表土面に線引きする。 【0013】線引きマーカ40が非作用状態にあるとき、マーカアーム40aとワイヤ43の連結点44が回動支点軸42を通る垂線45よりも内側に超えない位置にあるので(図示のものは回動支点軸42がほぼ垂線45上に位置するようになっている)。線引きマーカ40が作用状態から非作用状態へ回動する際、始めは回動速度が速く、その後徐々に回動速度が遅くなる。このため、線引きマーカ40が非作用状態で停止する時及びその直前時に線引き作用部40bに付着している泥が内側に向けて飛び散ることがなく、オペレータや機体を汚さない。 【0014】図35は線引きマーカ取付部の異なる構成を表している。この構成は、マーカアーム40aの基部と一体のマーカ作動アーム40dの上端部にスプリング43aを介して線引きマーカ作動用ワイヤ43を連結し、また上記アーム40dの下端部とマーカ支持フレーム41との間にダンパ46を設け、ダンパ46の作用で線引きマーカ40の作用状態から非作用状態への回動速度を遅くしている。ダンパ46によってワイヤ43にかかる過度の荷重はスプリング43aに吸収される。符号47は、ワイヤ43の引きが解除されたとき線引きマーカ40を非作用状態から作用状態へ戻すための戻しスプリングである。この構成は、線引きマーカ40の作用状態から非作用状態への回動速度が徐々に減速するわけではないが、その回動速度が全般的に遅くなるので、線引き作用部40bに付着している泥が内側に向けて飛び散ることを防止している。 【0015】マーカ支持フレーム41は、機体に左右水平に固定された第一フレーム41aと、該第一フレームの先端部に上下方向の軸を支点にして回動自在に取り付けられた第二フレーム41bと、該第二フレームの先端部に上下方向の軸を支点にして回動自在に取り付けられた第三フレーム41cとからなっている。そして、第三フレーム41cの先端部に、前述の如く線引きマーカ40が回動支点軸42を支点にして回動自在に取り付けられている。また、第二フレーム41bの先端部に、最外側の苗植付条の位置を示すサイドマーカ48が上下方向の軸を支点にして回動可能に取り付けられている。圃場での作業時にはマーカ支持フレーム41,41の各部を真っ直ぐに延ばした状態にし、運搬時や格納時にはマーカ支持フレーム41,41を折りたたむことにより左右幅を縮小する。 【0016】昇降リンク装置3は、メインフレーム15の後端部に固定して設けたリンクベースフレーム50に回動自在に取り付けられている上リンク51及び下リンク52,52を備え、これら上下リンクの後端部に縦リンク53が連結されている。そして、縦リンク53の下端部から後方に突出する軸受部に苗植付部側に固着した連結軸54が回転自在に挿入連結され、苗植付部4が連結軸54を中心にしてローリング自在に装着される。基部側がメインフレーム15に固着した支持部材に枢支され、ピストンロッド側が上リンク51の基部に一体に設けたスイングアーム57の下端部に連結されている昇降用油圧シリンダ56を伸縮させると、昇降リンク装置3が昇降作動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。油圧シリンダ56は走行車体2に設けた油圧バルブ58によって切替制御される。また、ローリング用電動モータ59により、苗植付部4を連結軸54を中心にローリングさせられるようになっている。。 【0017】苗植付部4は10条植えの構成で、フレームを兼ねる伝動ケース60、苗を載せておく苗載台80、該苗載台上の苗を圃場に植え付ける植付条数分の苗植付装置200,…、苗植付けに先行して泥面を整地するフロート210,…等を備えている。 【0018】伝動ケース60は、左右中央部に位置する苗載台駆動ケース61の背面に植付伝動ケース62−3の前端部を固着し、また苗載台駆動ケース61の左右側面に第一連結パイプ63,63の内端部を固着し、その第一連結パイプ63,63の外端部に植付伝動ケース62−2,62−4の前部内面を固着し、その植付伝動ケース62−2,62−4の前部外面に第二連結パイプ64,64の内端部を固着し、その第二連結パイプ64,64の外端部に植付伝動ケース62−1,62−5の前部内面を固着している。伝動ケース60の上側に苗載台80が支持されていると共に、各植付伝動ケース62−1〜62−5の後部に支承されている植付駆動軸65,…の左右突出部に苗植付装置200−1〜200−10が取り付けられている。 【0019】走行車体2のミッションケース10より伝動される苗植付部駆動用動力が、伝動ケース60の入力部に伝動される。その回転動力が、苗載台駆動ケース61の下部を貫通して植付伝動ケース62−2〜62−4の前部と第一連結パイプ63,63の内部に支承されているセンター植付主軸69に伝えられ、更に、畦クラッチ71−2〜71−4によってセンター植付主軸69と伝動入・切可能なチエン72,…を介して植付伝動ケース62−2〜62−4の各植付駆動軸65,…へ伝動される。また、センター植付主軸69の回転動力が、畦クラッチ71−1,71−5によって、第二連結パイプ64,64の内部と植付伝動ケース62−1,62−5の前部に支承されているサイド植付主軸70,70に伝動入・切可能に伝えられ、更にサイド植付主軸70,70からチエン72,72を介して植付伝動ケース62−1,62−5の植付駆動軸65,65へ伝動される。 【0020】また、センター植付主軸69の回転は、後記苗縦送り装置101,…を駆動する苗縦送り駆動軸73と、苗載台80を左右移動させる横移動棒74とに伝動される。 【0021】各畦クラッチ71,…は個別に入・切操作するようになっているので、植付条PL1〜PL10を2条づつの単位で植付け・非植付けを切り替えられる。外側2条分の畦クラッチ71−1,71−5を操作する畦クラッチレバー75−1,75−5は走行車体2に設けられ、中央6条分の畦クラッチ71−2〜71−4を操作する畦クラッチレバー75−2〜75−4は苗植付部4に設けられ、それぞれの操作レバーと畦クラッチのクラッチピン76,…とを操作ワイヤ77,…で結んでいる。 【0022】苗載台80は、前側が上位となるよう傾斜して設けられており、仕切壁81,…によって各苗植付条ごとの苗載部80−1〜80−10に区分されている。苗載台80は苗載面の裏面側で左右動自在に支持されている。その支持構造は、苗載面の裏面側下部に左右方向に設けた横枠82に係合摺接部材84,…を固着し(図6に図示)、該係合摺接部材を植付伝動ケース62,…の上に設けた左右に長い支持レール83に左右に摺動自在に係合させていると共に、植付伝動ケース62−2,62−4に基部が支持された苗載台支持フレーム85に取り付けたローラ86,…を苗載面の裏面上部に固着した左右方向の断面コ字状の上部レール87に係合させている。前記横移動棒74の両端部に取り付けた連結部材74a,74aが横枠82に固着の取付部材88,88に連結させてあり(図11に図示)、横移動棒74が左右往復動することにより苗載台80も支持レール83に沿って左右往復動する。なお、各苗載面の上端部には、延長苗載せ部89,…が苗載面側へ回動可能に取り付けられている。 【0023】前記支持レール83は、図6に示すごとく、係合摺接部材84,…が係合する断面長方形の部位83aと、苗載台上の苗の下端面を受け止める断面L字状の部位83bとを一体成形したものであり、各苗載置部に対応させて10箇所にコ字状に切り欠かれた苗分割口90,…が形成されている。苗載台80が左右往復動することにより、各苗載置部の下端部に位置する苗がこの苗分割口90,…に順次供給される。苗植付装置200の後記植付具202が苗分割口90を通過し、苗を一株分に分割して取り出す。また、図7に示すごとく、苗分割口90の縁部左右側にゴム製の苗分割案内具91,91が取り付けられていると共に、苗分割口90の縁部前側に植付具202の先端軌跡に沿う形状に形成された金属線材製のガイド部材92が取り付けられている。 【0024】支持レール83の支持部の構造は下記のようになっている(図6参照)。すなわち、植付伝動ケース62,…に固着のブラケット94,…に支持レール上下動ガイドプレート95,…を取り付け、該ガイドプレートに対し上下に摺動自在に支持レール取付部材96,…を設け、さらに該取付部材96,…に支持レール83を取り付けている。また、ブラケット94,…には左右方向の苗取り量調節軸97が回転自在に嵌合しており、該苗取り量調節軸に固着した支持レール上下動アーム98,…の先端部が支持レール取付部材96,…にピン99にて連結されている。図示を省略した苗取り量調節レバーを用いて苗取り量調節軸97を回転させると、支持レール取付部材96,…と支持レール83が苗載台80と平行に上下移動し、それにより植付具202による苗取り量が調節される。 【0025】各苗載置部80−1〜80−10の裏面側下部には、苗載置部の下端部に位置する横1列分の苗が全て移植されると苗を下方に移送するベルト式の苗縦送り装置101,…がそれぞれ設けられている。この苗縦送り装置101は、図6及び図7に示すように外周部に小突起が形成された無端の苗送りベルト102を駆動ローラ103と従動ローラ104に張架し、引っ張りスプリング105によって従動ローラ104の回転軸104aを苗送りベルト102が張る方向に引っ張っている。駆動ローラ103が取り付けられているローラ駆動軸103aには駆動アーム107がラチェット機構108を介して取り付けられている。また、図9及び図10に示すように前記苗縦送り駆動軸73には苗縦送りアーム109,…が一体に取り付けられており、該苗縦送りアームの先端部にローラ110,…が支持されている。苗載台80が左右行程の端部に到達すると、駆動アーム107がローラ110に接当し、ローラ駆動軸103aが所定角度回転させられ、これによって苗送りベルト102が所定量だけ作動するようになっている。ローラ110が駆動アーム107から離れると、トルクスプリング111の張力によって駆動アーム107が駆動前の姿勢に戻る。また、前記畦クラッチ71を操作する操作具71aとワイヤ112を介して連動する作動停止部材113が設けられており、畦クラッチ71が「切」に操作されると、この作動停止部材113が従動ローラ104に係合して苗送りベルト102が送り作動しないようになる。 【0026】各苗載置部の上面側下部には、苗が浮き上がるのを防止する苗押え具115と、最下段に位置する苗の葉を受けて葉が下方に垂れ下がらないように持ち上げる抵抗棒116,…とが設けられている。苗押え具110は、仕切壁81,81に突設した支柱117,117に回動自在に支持されており、図6において実線で示す苗押え作用状態と同図において鎖線で示す苗押え非作用状態とに切り替えられるようになっている。 【0027】苗植付装置200は、前記植付駆動軸65に連結された回転ケース201と、該回転ケースの両端側部に取り付けられた一対の植付具202,202とからなる。回転ケース201内の伝動機構により植付具202,202が回転ケース201の回転方向と逆方向に回転し、植付具に固定したフォーク状の苗分離具の先端が上下に変形楕円状の閉軌跡を描くよう作動する。これにより、植付具202,…の苗分離具が、苗分割口90,…に供給される苗を分離して保持し、それを圃場面に植え付ける。 【0028】フロートとして、外側から5番目の苗植付条PL5(或はPL6)を整地するセンターフロート210Cと、外側から3番目と4番目の苗植付条PL3,PL4(或はPL7,PL8)を整地するミッドフロート210M,210Mと、外側から1番目と2番目の苗植付条PL1,PL2(或はPL9,PL10)を整地するサイドフロート210S,210Sとを備えている。 【0029】各フロートの支持構造について説明する。植付伝動ケース62,…の下側に回動自在に支持された左右に長いフロート支持軸211に左右一対づつのフロート支持アーム212,212,…が一体に設けられ、その左右一対のフロート支持アームの後端部に左右方向の枢支軸213,…を介してフロートの上面に固着した取付脚214,…が回動自在に連結されている。よって、各フロート210,…は上下に揺動自在となっている。植付深さ調節レバー215を操作してフロート支持軸211を回動させると、各フロート210,…の上下位置が変わり、苗の植付深さが変更される。符号216は植付深さ調節レバーのレバーガイドで、苗の植付深さを複数段階に調節できるようになっている。 【0030】センターフロート210Cの水平面に対する角度(フロート向い角)が対地高さ検出機構218を介してフロート向い角センサ219に検出され、その検出結果に基づいて前記油圧バルブ58が駆動される。例えば、表土面が高くなっているところでは、センターフロート210Cの前部が押し上げられ、フロート向い角が小さく検出される。すると、油圧シリンダ56を突出作動させるように油圧バルブ58に出力指令を出し、苗植付部4を上昇させる。また、表土面が低くなっているところでは、センターフロート210Cの前部が下がるので、向い角が大きく検出される。すると、油圧シリンダ56を収縮作動させるように油圧バルブ58に出力指令を出し、苗植付部4を下降させる。このように、圃場表土面の高低に応じて苗植付部4の対地高さを制御することにより、苗の植付深さを一定に維持する。 【0031】また、サイドフロート210S,210Sには該フロートの揺動量を検出するサイドフロートセンサ221,221が設けられている。これら左右のサイドフロートセンサの検出値が等しくなるように、前記ローリング用電動モータ59を駆動して苗植付部4をローリング制御することにより、各条の苗の植付深さを等しくする。 【0032】サイドフロートセンサ221は、フロート支持アーム212と、それに平行に設けたリンク222とを連結する部材223に一体の取付ステー224に取り付けられている。そして、サイドフロートセンサの検出アーム221aが、取付脚214と一体の検出用ステー215と検出用リンク216を介して連結されている。これにより、サイドフロート210Sが上下揺動すると、その揺動量がサイドフロートセンサ221に検出される。フロート支持アーム212とリンク222は平行リンク機構を構成しているため、フロート支持アーム212を上下回動させて植付深さを変更しても、サイドフロートセンサ221とサイドフロート210Sの相対位置は変わらず、常にサイドフロートの揺動量を正確に検出できる。 【0033】サイドフロートセンサ221に内蔵されているトルクスプリング(図示せず)によって検出アーム221aが図21の矢印方向に付勢され、常にサイドフロート210Sの前部を表土面に押し付けているため、表土面の凹凸に正確に追従してサイドフロート210Sが揺動する。 【0034】センターフロート210Cは、中央の本体部210Caとその左右両側に取り付けた補助フロート210Cb,210Cbとからなり、補助フロート210Cb,210Cbの前端部の下側に前輪14,14の通過跡(前輪跡)を埋め戻すための泥寄せ板230,230が設けられている。泥寄せ板230は、図23に示すように、フロートの上面に固着した支持部材231に回転自在に支持された上下方向の回動軸232に後端部が取り付けられ、スプリング233によって前端側が外側に回動するように付勢されている。スプリング233の張力は張力調節ナット233aで調節することができる。泥寄せ板230の前端部に取り付けた回動規制ピン234がフロートに固着した回動規制プレート235の長穴235aに遊嵌し、泥寄せ板230の回動範囲が規制されている。さらに、泥寄せ板230が最も外側に回動したときに回動軸232に固着の係止板236aに係止する回動規制ボルト236が設けられており、この回動規制ボルト236のねじ込み量を変更することにより、泥寄せ板230の最大外側回動位置を調節することができる。 【0035】センタフロート210Cが泥面を滑走するとき、泥寄せ板230が泥を外側に押し出して前輪跡を埋め戻す。土壌が硬い場合ほど、泥寄せ板230が土壌から受ける抵抗が大きいので、スプリング233の張力に抗して泥寄せ板230が内側に回動し、泥寄せ板230の平面角度αが大きくなる。その結果、泥寄せ板230が泥を外側に押し出す作用が大きくなり、硬い土壌の流動性の低い泥も前輪の通過跡に導くことができる。このように、土壌の硬軟に応じて泥寄せ板230の角度αが自動的に調節される構成とすることにより、常に前輪跡を良好に埋め戻すことができる。 【0036】図36は泥寄せ板の異なる構成を表している。この泥寄せ板230′は、フロート210Cに固着の支持部材237に回動自在に支持された上下方向の軸238に前端部が取り付けられている。軸238と一体のプレート238aにスプリング239によって下向きに付勢された角度固定ピン240が設けられており、このピン240の先端部を支持部材237の3個のピン穴237a,…のいずれかに挿入することにより、泥寄せ板230′が軸238回りに回動しないように固定する。泥寄せ板230′の角度調節を行う時は、人手で角度固定ピン240をピン穴237aから抜き、泥寄せ板230′を土壌の硬軟に適した位置へ回動させる。土壌が固い場合は、角度固定ピン240を外側のピン穴237aに挿入して、泥寄せ板195の平面角度αを大きくし(前端部よりも後端部の方が外側に位置する)、泥を外側に押し出す作用を大きくする。土壌が比較的軟らかい場合は角度固定ピン240を中央のピン穴237aに挿入して、泥寄せ板235の平面角度αを小さくし(前端部よりも後端部の方が外側に位置する)、泥を外側に押し出す作用を小さくする。また、角度固定ピン240を内側のピン穴237aに挿入すると、泥寄せ板230′が進行方向とほぼ平行になり、泥を外側に押し出さない。 【0037】センターフロート210Cとミッドフロート210Mの間隔部における泥寄せ板230よりも後方の位置に、前輪跡消し前レーキ242及び後レーキ243が設けられている。これらのレーキ242,243は、図24及び図25に示すように、後部が左右の脚部に分岐した二股状で、前上りに傾斜させて設けられている。前レーキ242は、内側の脚部242a(I)の方が外側の脚部242a(O)よりも位置を高くし、泥寄せ板230によって上記間隔部に押し出される泥が前輪跡に導かれやすくしてある。軟らかい土壌の流動性の高い泥の場合に、泥が前レーキ242とミッドフロート210Mの間を通りやすくするために、前レーキ242をミッドフロート210Mの前端部よりも前側の位置に配置しておくのが好ましい。後レーキ243は、内外の脚部243a(I),243a(O)をともに同じ高さにしてあり、主として埋め戻された前輪の通過跡を均す役割をする。 【0038】レーキ242(或は243)を支持するステー244は、第一連結パイプ63に固着した取付部材245に垂設したレーキ取付軸246に取り付けられている。その取付部の構造は、ステー244の筒部244aをレーキ取付軸246に下方から嵌合させ、スプリング247によって前向きに付勢されたステー側の固定ピン248の前端部をレーキ取付軸246の背面部に穿設された上下に複数のピン穴246a,…のいずれかに挿入するようにしている。固定ピン248を挿入するピン穴246aの位置を変えることにより、レーキ242(或は243)の取付高さを調節できる。固定ピン248の後部は鉤状に屈曲しており、そこに指を掛けて引っ張ることにより固定ピン248をピン穴246aから抜き出すことができるので、レーキの取付高さ調節を片手で容易に行える。 【0039】なお、図37に示すように、前輪跡消しレーキ250をレーキ取付軸246回りに回動自在に設けると共に、前輪跡消しレーキ250の左右中心に対しレーキ取付軸246を若干内側に偏位させると、土壌の抵抗に応じて前輪跡消しレーキ250の平面角度が変わり、泥の流れがスムーズになるため、泥寄せ板230によって押し出される泥が前輪跡に導かれやすくなる。 【0040】主後輪20,20は外側から3番目と4番目の苗植付条PL3,PL4(或はPL7,PL8)の中間部に位置し、その通過跡はミッドフロート210M,210Mによって整地される。また、外側の補助後輪22,22は外側から1番目と2番目の苗植付条PL1,PL2(或はPL9,PL10)の中間部に位置し、その通過跡はサイドフロート210S,210Sによって整地される。 【0041】内側の補助後輪21,21は外側から3番目の苗植付条PL3(或はPL8)のほぼ同じ左右位置にあり、その通過跡はミッドフロート210M,210Mとサイドフロート210S,210Sの間隔部に設けた補助後輪跡消しレーキ252,252によって均される。この補助後輪跡用レーキ252は、図26に示すように、前上りに傾斜した計5本の脚部252a…を備え、中央3本の脚部は前部で一体化してステー252bに取り付けられているが、左右両端の脚部はそれぞれ独立にステー252bに取り付けられている。これは、中央3本の脚部と左右両端の脚部の間に位置する後述の固定ハンドル187に干渉しないようにするためである。 【0042】この田植機1は、運搬時や格納時に苗植付部4の左右幅を縮小させるための構成が各所に施されている。まず、苗載台80の左右端部を折りたたみむ構成について説明する(図7〜図12参照)。 【0043】左から3番目の苗載置部80−3と4番目の苗載置部80−4を仕切る仕切壁81−4は、内側の部位81aと外側の部位81bとに分割されており、内側の部位81aは中央部の苗載置部80−4〜80〜8と一体に形成され、外側の部位81bは左外側3条の苗載置部80−1,80−2,80−3と一体に形成されている。この仕切壁81−4は、仕切壁81−9を除く他の仕切壁よりも苗載面に対して高く形成されている。そして、両部位81a,81bの上端部に形成した筒状部120a,120b,…に1本の回動軸121を挿通して設け、この回転軸121を中心として左外側3条の苗載置部80−1,80−2,80−3を上側内向きに反転させ、当該部分を左から4番目乃至6番目の苗載置部80−4,80−5,80−6の上に重なり合う状態に折りたたむようにしている。左から5番目乃至7番目の仕切壁81−5,81−6,81−7に設けた支柱117,…の頂部には凹状の支柱受け122,…が固着されており、左外側3条の苗載置部が折りたたまれたとき仕切壁81−1,81−2,81−3に設けた支柱117,…の頂部がこの支柱受け122,…に係合する。 【0044】また、右から2番目の苗載置部80−9と3番目の苗載置部80−8を仕切る仕切壁81−9は、内側の部位81aと外側の部位81bとに分割されており、内側の部位81aは中央部の苗載置部80−4〜80−8と一体に形成され、外側の部位81bは右外側2条の苗載置部80−9,80−10と一体に形成されている。この仕切壁81−9は仕切壁82−4よりも更に苗載面に対して高く形成されている。そして、両部位81a,81bの上端部に形成した筒状部120a,120b,…に1本の回動軸121を挿通して設け、この回転軸121を中心として右外側2条の苗載置部80−9,80−10を上側内向きに反転させ、当該部分を右から3番目と4番目の苗載置部80−7,80−8の上に重なり合う状態に折りたたむようにしている。一番左側の仕切壁81−1の底面に凹状の支柱受け122が固着されており、右外側2条の苗載置部が折りたたまれたときに一番右側の仕切壁81−11に設けた支柱117の頂部がこの支柱受け122に係合する。また、仕切壁81−8の設け支柱117の頂部と仕切壁81−10に設けた支柱117の頂部を補助支柱123で連結して、苗載置部80−9,80−10を支える。 【0045】なお、前記筒状部の配置に関し、筒状部120a,120bは上下3組に分けて配置され、上から120b,120a,120b,120a,120a,120bの順に並んでいる。また、上2組の筒状部120a,120b間には隙間がないが、最下部の筒状部120a,120bには隙間Sが設けられている。これは次の理由による。すなわち、支持レール83のL状部位83bは側面視で鋭角になっているので、左外側3条の苗載置部80−1,80−2,80−3及び右外側2条の苗載置部80−9,80−10をそのままの位置では反転させることができず、L状部位83aとの干渉を避けるために苗載台の傾斜に沿って隙間S分だけ押し上げた状態で上記苗載置部を反転させるためである。 【0046】図11における82は前記横枠で、この横枠は中央部の苗載置部80−4〜80−8と左右外側部の苗載置部80−1,80−2,80−3(或は80−9,80−10)の境界部近傍で中央部分82Aと外側部分82Bに分離している。そして、中央部分82Aの左右両端部に前記取付部材88が固着されていると共に、外側部分82Bの内端部に取付部材88に対向させて固定部材124が固着されている。固定部材124には左右に貫通する丸孔125が穿設され、また取付部材88には前記丸孔125の延長線上にねじ孔126が穿設されている。先端部にねじが切られた固定棒127を外側から固定部材124の丸孔125に挿入し、その先端ねじ部を取付部材88のねじ孔126に螺合させることにより、左右外側部の苗載置部80−1,80−2,80−3(或は80−9,80−10)を中央部の苗載置部80−4〜80−8に固定する。なお、固定棒127の適所に小径部127aが形成されており、左右外側部の苗載置部を折りたたむに際して固定棒127をねじ孔126から引き抜くと、この小径部127aにノックピン128の先端が係合するため、固定棒127がそれ以上抜けないようになっている。小径部127aの外側の壁面はテーパ状になっているので、固定棒127を押し込むことはできる。図中の129はノックピン128を固定棒側に付勢するスプリングである。 【0047】図12における131は苗載台の裏面上部に設けた横パイプで、この横パイプも中央部の苗載置部80−4〜80−8と左右外側部の苗載置部80−1,80−2,80−3(或は80−9,80−10)の境界部近傍で中央部分131Aと外側部分131Bに分離している。そして、中央部分131Aの中空部内端側に雄ねじ部材132が嵌装されている。先端部にねじ孔133が形成された固定棒134を外側から横パイプ131内に挿入し、そのねじ孔133を雄ねじ部材132に螺合させることにより、左右外側部の苗載置部80−1,80−2,80−3(或は80−9,80−10)を中央部の苗載置部80−4〜80−8に固定する。この固定棒134の抜落ち防止機構は、前記固定棒127のそれと同様で、スプリング136で付勢されたノックピン137を固定棒134の小径部134aに係合させるようになっている。 【0048】左右外側部の苗載置部を展開した状態では、中央部の苗縦送り装置101Aと左右外側部の苗縦送り装置101Bが伝動連結されるように構成されている(図7参照)。すなわち、中央部の苗縦送り装置101Aのローラ駆動軸103aAは、その内端部に駆動アーム107がラチェット機構108を介して取り付けられていると共に、外端部にクラッチ爪を備えた駆動クラッチ体140が一体に取り付けられている。駆動クラッチ体140には、外側部のローラ駆動軸103aBに取り付けた従動クラッチ体141が咬み合うようになっている。従動クラッチ体141は、外側部のローラ駆動軸103aBに一体回転するように嵌合し、かつ軸心方向に摺動可能で、スプリング142によって軸端側に付勢されている。したがって、両クラッチ体140,141を連結する際に、双方のクラッチ爪同士が突き合っても、従動クラッチ体141が逃げることができるので、両クラッチ体140,141の位相が合っていなくても無理なく連結すると共に、迅速に咬み合い状態になる。 【0049】苗載台支持フレーム85は、図5に示すように、植付伝動ケース62−2,62−4に基部が固着された縦フレーム85a,85aの上部に横フレーム85bを水平に設け、該横フレームの左右端部に回動フレーム85c,85cを回動自在に設けた構成で、縦フレーム85a,85aの上端部に中央部の苗載置部80−4〜80−8を支持するローラ86,86が取り付けられ、また回動フレーム85c,85cの先端部に左右外側の苗載置部80−1,80−2,80−3(或は80−9,80−10)を支持するローラ86,86が取り付けられている。 【0050】左右外側の苗載置部を支持するローラ86は、図13に示すごとく、そのローラ軸86aが回動フレーム85cのローラ軸孔に軸方向に摺動自在に嵌合しており、ローラ軸86aに遊嵌するスプリング86bにて回動フレーム85cから離れる方向に付勢されローラ軸86aに挿通した割りピン86cによって抜止めされている。ローラ軸86aの端部には、指掛け86dが固着されている。この指掛け86dに指を掛けてローラ軸86aを下方に引き下げると、ローラ86が上部レール87のコ字状凹部から外れる。 【0051】横フレーム85bと回動フレーム85cの連結部は、横フレーム85b側の軸85dに回動フレーム85c側の筒部85eが回動自在かつ軸方向に摺動自在に嵌合している。筒部85eには波状のカム85fが一体に形成されており、軸85dに直交させて挿通したピン85gがこのカム85fに接当するようにスプリング85hによって筒部85eが上向きに付勢されている。常時は、カム85fの凹部にピン85gが係合し、回動フレーム85cが左右側方を向く状態で安定するようになっている。その安定状態よりも回動フレーム85cが苗載台側に回動しないようにするストッパ85iがカム85fに固着されている。 【0052】更に、前記外側2条部分の苗送りベルト作動停止用ワイヤ112の中間部が、回動フレーム85cの適所に固定されている。このため、左右外側の苗載置部を支持するローラ86が上部レール87のコ字状凹部から外れた状態で苗載台の外側2条部分を折りたたむと、ワイヤ112に引かれて回動フレーム85cが後方に回動する。この時、ピン85gが波状のカム85fに沿って摺動するため、回動フレーム85cの回動は滑らかに行われる。 【0053】図14は支持レールの分割部の構造を表している。支持レール83は、中央6条分の苗分割口90,…を有する固定部分83Aと、左右外側2条分の苗分割口90,90を有する取外し部分83Bとに分離されており、両部分83A,83Bは固定部分側のピン穴150に取外し部分側の接続ピン151を挿入させて接続され、更に固定部分側のストッパピン152に取外し部分側のフック153を引っ掛け、該フックをレバー154で外向きに引っ張っておくことにより両部分83A,83Bを密着させている。レバー154を内側に回動させると、ストッパピン152とフック153の係合が外れると共に、フック153の頭部が固定部分のプレート155を内向きに押すことにより、その反作用で取外し部分83Bが外側に押し出される。このため、ピン穴150から接続ピン151が少し抜けた状態となり、以後の取外し作業が容易である。 【0054】また、図15〜17は苗取り量調節軸の分割部の構造を表している。苗取り量調節軸97は、支持レールの固定部分83Aに対応する中空パイプ状の固定部分97Aと、支持レールの取外し部分83Bに対応する中実の折りたたみ部分97Bとに分割されている。折りたたみ部分97Bは、外側2条分の苗植付装置に伝動する植付伝動ケース62−1(或は62−5)に固着のブラケット94,94に左右方向に摺動自在に設けたガイドパイプ160に回動自在に嵌合している。そして、ガイドパイプ160に外側2条の支持レール上下動ガイドプレート95,95を一体に取り付け、該ガイドプレートに対し支持レール取付部材96,96を上下に摺動自在に設けている。この外側2条の支持レール取付部材96,96と支持レールの取外し部分83Bとは着脱可能になっている。また、折りたたみ部分97Bには、外側2条の支持レール上下動アーム98,98が一体に取り付けられている。 【0055】作業時には、固定部分97Aの外端部に折りたたみ部分97Bの内端部が挿入すると共に、固定部分97Aのフランジ161に開けられたピン穴161aに折りたたみ部分97Bの内側の支持レール上下動アーム98に固着したピン162が係合し、両部分97A,97Bが一体回転するように連結される。そして、ガイドパイプ160に取り付けた係止具163をブラケット94に固着した被係止具164に引っ掛けて、上記連結状態が外れないように固定する。 【0056】機体左右幅を縮小させる時には、外側2条の支持レール取付部材96,96と支持レールの取外し部分83Bとの結合を外すと共に、前記係止具163を前記被係止具164から外し、折りたたみ部分97Bをガイドパイプ160ごと外側に引き抜く。そして、ブラケット94に回動自在に設けた連結解除状態維持レバー166を内側の支持レール上下動ガイドプレート95の係合部95aに係合させ、固定部分97Aと折りたたみ部分97Bの連結が解除された状態に固定する。連結解除状態維持レバー166はトルクスプリング167によって上記係合部95aに係合する側に付勢されているので、外力が加わらない限り両者166,95aの係合が外れることはない。この連結解除状態で後述する如く伝動ケース60の左右端部を上側に折り曲げると、最外側の植付伝動ケース62−1(或は62−5)と共に苗取り量調節軸の折りたたみ部分97Bが上側に回動する。 【0057】次に、図18〜20に基づき、伝動ケース60の左右端折曲げ部の構造について説明する。第二連結パイプ64は、植付伝動ケース62−2(或は62−4)側の内側パイプ64Aと植付伝動ケース62−1(或は62−5)側の外側パイプ64Bとからなり、両パイプの接合部の上方に位置する前後方向の回動支点軸170を支点にして、内側パイプ64Aに対し外側パイプ64Bが上側に回動可能になっている。回動支点軸170は、その中央部が外側パイプ64Bの回動支点軸支持部171に穿設した回動支点軸挿通孔172に挿通され、その前後端部が内側パイプ64Aに固着した前後の連結プレート174,175にそれぞれ設けたベアリング176,176によって回転自在に支承されている。 【0058】回動支点軸170の前後中央部には平面状の面取り部170aが形成されており、回動支点軸支持部171の上面側からねじ込んだ回動支点軸固定ボルト178の先端部を上記面取り部170aに係合させ、回動支点軸170を上下方向にガタつかないように固定している。また、連結プレート174,175の外面側からねじ込んだベアリング固定ボルト179,179によって、前記ベアリング176,176を固定することにより、回動支点軸170が左右方向にガタつかないようにしている。 【0059】両パイプ64a,64bの接合部は、内側パイプ64A側のテーパ状凸部183と外側パイプ64B側のテーパ状凹部184が嵌合する構造になっている。接合部の下方に、ロックナット185a,185aにて内側パイプ64Aに螺着された左右一対の調節ボルト185,185が設けられており、この調節ボルトの頭部で外側パイプ64Bの内端面下部を受けている。調節ボルト185,185のねじ込み量を変更することにより、内側パイプ64Aに対する外側パイプ64Bの左右及び上下の傾きを調節することができる。 【0060】第二連結パイプ64が真っ直ぐな状態では、内側パイプ64Aに基部が左右軸回り回動自在に支持されている固定ハンドル187に固着された固定用プレート188に、外側パイプ64Bにロックナット189aにて螺着された固定用ボルト189の頭部が当接することにより、内外両パイプ64A,64Bが離れないように固定する。この時、固定ハンドル187は係止アーム190の係合凹部190aに係合し、固定ハンドル187が回動しないように係止される。 【0061】係止アーム190は、係止アーム回動軸191に回動自在に取り付けられ、トルクスプリング192によって固定ハンドル187に係合する側に付勢されている。このため、固定ハンドル187を固定位置へ上向きに回動させる時には、係止アームの下端傾斜面190bが固定ハンドル187に押されて係止アーム190が外向きに回動し、固定ハンドル187が固定位置まで回動すると、トルクスプリング192の作用で、固定ハンドル187に係合凹部190aが係合するように係止アーム190が内向きに回動し、内側パイプ64Aと外側パイプ64Bが接合する状態に自動的に固定されるのである。 【0062】上記状態から、係止アーム190を手動で外側に回動して係合凹部190aと固定ハンドル187の係合を外し、固定ハンドル187を下側に回動させると、第二連結パイプ64の固定が解除される。その状態で、内側パイプ64Aに対し外側パイプ64Bを上側に90度折り曲げると、外側パイプ64Bに設けられているロックピン193の先端部が連結プレート174に形成されているロックピン穴174aに嵌り込み、その姿勢で第二連結パイプ64が固定される。 【0063】サイド植付主軸70は、第二連結パイプ64の折曲げ部の位置で内側部70Aと外側部70Bに分かれており、内側パイプ64Aと外側パイプ64Bが接合する状態では爪クラッチ194にて両部70A,70Bが連結され、第二連結パイプ64を折り曲げると、爪クラッチ194が外れて外側部70Bは外側パイプ64Bと共に回動するようになっている。爪クラッチ194は内側部70A側の爪194aと外側部70B側の爪194bとが一箇所でだけ噛み合う構成であるので、内側部70Aと外側部70Bを連結する際に爪クラッチ194の噛み合わせを誤り、外側2条の苗植付装置200−1,200−2(或は200−9,200−10)の作動の位相がずれることが防止される。 【0064】図22はフロート支持軸の分割部の構造を表す図である。フロート支持軸211は、センターフロート210C及びミッドフロート210M,210Mを支持する中央部分211Aと、サイドフロート210S,210Sを支持する左右端部分211B,211Bとからなり、両部にそれぞれ固着した断面U字状の連結具260,261を互いに係合させてある。連結具260,261は前後に長く成形されているので、植付深さレバー215の操作による中央部分211Aの回動が左右端部分211B,211Bへ確実に伝達される。また、この構成にすると、連結具260,261の内側に形成された前後に連通する空間部262を通って泥が後方に抜けるため、泥等を咬み込むことによる連結不良が生じない。 【0065】伝動ケース60の左右端部を上側に回動させて折り曲げると、それに連動して折りたたみ部211B,211Bも上側に折りたたまれ、また伝動ケース60の左右端部を本体側に連結すると、それに連動して両部211A,211Bが連結される。このように、フロート支持軸211については折りたたみ時及び戻し時に操作を行わなくてもよいので、水田作業機全般の左右幅縮小作業の労力が軽減される。なお、フロート支持軸211を折りたたむ際には、植付深さレバー215を運搬位置すなわちフロート210,…が持ち上がる位置に操作して行う。この時、連結具260,261が回動支点軸170と平行になるようしてあるので、フロート支持軸211を折りたたんだときに連結具260,261が下方に突出せず邪魔にならない。 【0066】また、連結具260,261の連結部分のガタつきを防止するために、図21に示すように、サイドフロート210Sの枢支軸213と植付伝動ケース62−1(或は62−5)に固着のプレート265との間に引っ張りスプリング266が張設されている。このようにサイドフロート210Sを上向きに引っ張っておけば、何らかの事情で連結部分にガタが生じた場合でも、フロートが上動する側にフロート高さが変位するので、苗の植付け深さが浅くなることはなく、浅植えに起因する浮き苗の発生が防止される。 【0067】施肥装置5は、肥料貯蔵部270,…と肥料繰出部271,…が走行車体2の後部上側に設けられており、肥料貯蔵部270,…に貯えられている粒状の肥料を肥料繰出部271,…によって一定量づつ繰り出し、その肥料を施肥ホース272,…を通してフロート210,…に取り付けた施肥ガイド273,…へ移送し、その施肥ガイド273,…の前側に設けた作溝体274,…によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に肥料を落とし込む構成となっている。 【0068】肥料貯蔵部は、中央6条分の肥料を貯蔵する中央肥料貯蔵部270Aと外側2条分の肥料を貯蔵する左右肥料貯蔵部270B,270Bとからなっている。各肥料貯蔵部270は、上部の開口部から肥料を投入する。この開口部には蓋270aが取り付けられている。肥料貯蔵部270の下部は漏斗状になっていて、中の肥料が自由落下で肥料繰出部271,…へ供給される。 【0069】肥料繰出部271は、外周部に肥料搬送用凹部276a,…が形成された繰出ロール276を備えている。走行車体からの動力で間欠回転する施肥駆動軸277の回転が、伝動ベルト278を介して、繰出ロール276を取り付けた繰出軸279に伝達され、繰出ロール276が図27の矢印方向に回転する。それによって、肥料貯蔵部270内の肥料が、凹部276a,…に搬送されて一定量づつ下方に繰り出される。上記凹部276a,…の開度(図27における紙面と直交する方向の長さ)を変更することで、肥料繰出し量を調節する。符号280は開度調節軸で、この軸を回転させると、凹部276a,…の開度が変更されるようになっている。 【0070】肥料繰出部271,…の下端部には前後に連通する接続管282,…が形成され、この接続管282,…の後端部に施肥ホース272,…が接続されている。また、各条の接続管282,…の前端部は左右方向に設けたエアチャンバ283の背面部に挿入連結されている。エアチャンバ283の左端部にはモータ284で駆動されるブロア285の主吹出し口285aが接続されており、このブロア285から吹き出されるエアがエアチャンバ283を通って各条の接続管282,…に吹き込まれ、肥料繰出部271,…から繰り出される肥料をエアと共に肥料移送管272,…内を施肥ガイド273,…まで搬送する。 【0071】また、肥料繰出部271の背面部には、レバー287で開閉する肥料回収扉288が設けられている。そして、この肥料回収扉288の出口側に続く道管289が、肥料繰出部271の背面側にある左右方向に長い肥料回収管290に接続されている。肥料回収管290の左右中央部とブロア285の副吹出し口285bとがエア供給管291で接続されている。ブロアの副吹出し口を開いた状態で各条の肥料繰出部271,…の肥料取出扉288,…を開けると、肥料貯蔵部270,…内の肥料が肥料回収管290へ排出され、その肥料がエア供給管291を通って供給されるエアによって肥料回収管290の左右端部に設けられた肥料回収口へ運ばれる。 【0072】エアチャンバ283は固定部材293によってリンクベースフレーム50に固定され、そのエアチャンバ283に各条の肥料貯蔵部270,…及び肥料繰出部271,…が一体に取り付けられている。エアチャンバ283は、中央6条分の肥料貯蔵部270A及び肥料繰出部271,…が取り付けられた中央部分283Aと、外側2条分の肥料貯蔵部270B及び肥料繰出部271,271が取り付けられた左右端部分283B,283Bとに分割されており、中央部分283Aに固着した連結部材295と左右端部分283Bに固着した連結部材296とが上下方向の連結軸297で連結されている。よって、連結軸297を支点にして、エアチャンバの左右端部分283Bを肥料貯蔵部270B及び肥料繰出部271,271ごと前側に約90度回動させられるようになっている。 【0073】また、施肥駆動軸277、開度調節軸280、肥料回収管290及びエア供給管291も、エアチャンバ283の分割面を左右同位置で中央部分277A,280A,290A,291Aと左右端部分277B,280B,290B,291Bに分割されており、エアチャンバの左右端部分283Bを前側に回動させると、それと一体になって各左右端部分277B,280B,290B,291Bも回動させられる。 【0074】エアチャンバ283の中央部分283Aと左右端部分283Bを連結した状態においては、両部分を固定具298によって固定する。この固定具298は、エアチャンバ283の後側の位置に、その操作部が上向きに設けられている。このため、ステップ35,36の上から固定具298の係脱操作を行うことができる。また、エアチャンバの左右端部分283Bを前側に回動した状態においては、該左右端部分に取り付けた固定フック299をステップ35に設けた係止具299aに引っ掛けて固定する。 【0075】施肥装置本体部の前側には、苗補給や肥料補給の際に体を支えるための手すり300が設けられている。この手すり300は、拡張ステップ36の後部に設けた支柱301,301の上端部に左右水平に固定されている固定部分300Aと、該固定部の左右端部に前後方向の軸300aにて回動自在に取り付けれているL形の折りたたみ部分300B,300Bとからなっている。作業時には、ロックボルト302にて折りたたみ部分300Bが水平になるように締め付け固定しておく。 【0076】また、支柱301には、苗補給や肥料補給の際に膝を載せたり或は補助作業者の腰掛けとして使用される補助ステップ303と、該補助ステップに腰掛けた補助作業者のための補助手すり304とが支柱301回りに回動自在に取り付けられている。これら補助ステップ303及び補助手すり304は、固定ピン305にて支柱301の任意の高さに固定される支持部材306によって支えられている。 【0077】図31に外側2条の施肥ホースの支持部を示す。植付伝動ケース62−1(或は62−5)に固着した取付プレート310に設けた左右方向の軸311に施肥ホースステー312,313の筒状基部が回動自在に嵌合し、その施肥ホースステーの上端部が外側2条の施肥ホースの272,272の中間部にそれぞれ連結されている。取付プレート310にストッパプレート315が一体に設けられ、さらに該ストッパプレートにストッパボルト316が取り付けられており、これらストッパプレート315とストッパボルト316によって最外側の施肥ホース272−1(或は272−10)を支持する施肥ホースステー312の回動範囲が規制されている。死点越えするように設けた引張りスプリング317によって、施肥ホースステー312が回動範囲の上限位置H1と下限位置H2でそれぞれ安定するようになっている。また、この施肥ホースステー312に一体に取り付けられたコ字状パイプ318によって、当該ステーより上側に0〜βの範囲内に位置するように外側から2番目の施肥ホース272−2(或は272−9)を支持する施肥ホースステー313の回動範囲が規制されている。 【0078】左右肥料貯蔵部270B及びその肥料繰出部271,271を作業時位置に展開した状態では、施肥ホースステー312,313が共に上限位置H1にあり、外側2条の施肥ホースの272,272が苗載台80の裏面に沿うように配置される。左右肥料貯蔵部270B等を前側に回動させると、それに引っ張られて施肥ホースステー312は下限位置H2まで回動する。一方、施肥ホースステー313は、施肥ホースステー312に比べ左右肥料貯蔵部270B等による引っ張り量が少ないので、上限位置H1と下限位置H2の中間位置H3まで回動する。 【0079】外側から2番目の施肥ホース272−2(或は272−9)は前記苗取り量調節軸97の連結解除状態維持レバー166と平面視でほぼ同位置にあるため、当該施肥ホースが下方へ回動し過ぎると、連結解除状態維持レバー166に当たり、苗取り量調節軸97の連結解除状態のロックが外れるおそれがある。これを回避するために、上記のように施肥ホースステー312,313の回動角度をずらしているのである。 【0080】除草剤散布装置6は、植付伝動ケース62−2,62−4の後端部に固着したステー320,320にそれぞれ支持された計2個の除草剤タンク321,321を備え、該タンク内の液状の除草剤を一定時間ごとにノズル322,322から圃場の水面に滴下するようになっている。除草剤を滴下するタイミングを決定するスイッチ324は、図32に示すように、苗載台フレーム85に固定して取り付けられ、苗載台80が左右横移動するとき苗載台80の裏面に取り付けたスイッチ作動部材325によってスイッチのアクチュエータ324aが押されると、スイッチONになる。このスイッチ324は、作業停止時等に苗載台80の左右中心を検出するためのスイッチを兼ねている。よって、苗載台80が左右中心を通る時に除草剤が滴下される。 【0081】この水田作業機1は以上の構成で、運搬時や格納時には次のようにして機体の左右幅を縮小する(図33、図34)。 (1)補助ステップ303を前側に回動させる。 (2)固定具298を外し、左右肥料貯蔵部270B,270Bを前側に回動させる。これに伴って、左右2条の施肥ホース272,…も前方に引かれる。 (3)苗載せ枠38b,…の外側部分38bB,…を内側部分38bA,…の上に反転させる。 (4)拡張ステップ36,36の外側部分36a,36aを側部足掛け47,47と共に取り外す。 (5)マーカ支持フレーム41,41を折りたたんで、線引きマーカ40,40及びサイドマーカ48,48を収納する。 (6)補助車輪21,21,22,22を内側にスライドさせる。 【0082】(7)左端部3条分の苗載置部80−1,80−2,80−3を上側内向きに反転させると共に、右端部2条分の苗載置部80−9,80−10を上側内向きに反転させ、苗載台80を折りたたむ。これに伴って、苗載台支持フレーム85の回動フレーム85c,85cが後方に回動させられる。 (8)苗載台駆動機構を作動させて、折りたたまれた苗載台80の中心が車体の左右中心になるようにする。 (9)係止具163を被係止具164から外し、苗取り量調節軸の折りたたみ部分97B,97Bを外側に引き抜く。そして、連結解除状態維持レバー166を操作して、苗取り量調節軸97を連結解除状態にロックする。 (10)支持レール83の取外し部分83B,83Bを取り外す。 (11)伝動ケース60の第二連結パイプ64を中間部で上側に約90度折り曲げ、最外側の植付伝動ケース62−1,62−5とそれに取り付けられている外側2条の苗植付装置90−1,90−2,90−9,90−10を上方へ回動させる。これに連動して、苗取り量調節軸の折りたたみ部分97B,97Bが上側に折りたたまれると共に、フロート支持軸211の左右端部分211B,211Bがサイドフロート210S,210Sごと上側に回動する。 【0083】 【発明の効果】以上に説明から明らかなように、本発明にかかる水田作業機は、線引きマーカが作用状態から非作用状態に回動するとき、その回動速度が徐々に減速するように構成され、非作用状態で停止する直前の線引きマーカの回動速度が遅いので、当該線引きマーカに付着している泥が内側に飛び散ることがなく、機体や機体上のオペレータを泥で汚すことがなくなった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月15日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】菅原 弘志
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| 【公開番号】 |
特開平11−168909 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−363619 |
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