| 【発明の名称】 |
ロータリ作業機の土付着防止板固定方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】長屋 克成
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| 【要約】 |
【課題】シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に設けられる土付着防止板を、裏側に土が入り込むのを防止し、装着・交換を容易にする。
【解決手段】■.トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に、合成樹脂製の土付着防止板を、その上端部を係止板によりサイドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突出部のない固定具により固定する。■.係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上端部を挟みつけて係止する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に、作業ロ−タにより耕起された土が付着するのを防止する合成樹脂製の土付着防止板を設けたロータリ作業機において、上記土付着防止板の上端部を係止板によりサイドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突出部のない固定具により固定するようにしたことを特徴とするロータリ作業機の土付着防止板固定方法。 【請求項2】 上記係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上端部を挟みつけて係止するようにしたことを特徴とする請求項1記載のロータリ作業機の土付着防止板固定方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に設けられる土付着防止板を、裏側に土が入り込むのを防止し、装着・交換を容易にするようにしたロータリ作業機の土付着防止板固定方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に、作業ロ−タにより耕起された土が付着するのを防止する合成樹脂製の土付着防止板を設けたロータリ作業機が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の土付着防止板は、その上部及び下部のそれぞれ3箇所程度を、サイドカバー部に対しボルト・ナットにより固着していた。このため、作業ロ−タにより耕起された土が、特に上部から土付着防止板の裏側に入ってしまい、土付着防止板を作業ロ−タ側に膨出させてしまって摩擦が大きくなり、耐久性を悪くなる。また、土付着防止板を装着したり交換したりするときは、全部のボルト・ナットを挿通して締め付けたり、あるいは取り外す必要がある。さらに、ボルト・ナットが土付着防止板の表面から作業ロ−タ側に突出していると、ここに藁稈等が引っかかってしまい、これを取り除く必要がある、等の問題点があった。 【0004】本発明は、シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に設けられる土付着防止板を、その裏側に土が入り込むのを防止すると共に、サイドカバー部への装着・交換が容易に行え、藁稈等が引っかかることがないようにしたロータリ作業機の土付着防止板固定方法を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、A.トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シールドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に、作業ロ−タにより耕起された土が付着するのを防止する合成樹脂製の土付着防止板を設けたロータリ作業機において、上記土付着防止板の上端部を係止板によりサイドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突出部のない固定具により固定するようにしたことを特徴としている。 【0006】B.上記係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上端部を挟みつけて係止するようにしたことを特徴としている。 【0007】 【作用】上記の手段により本発明のロータリ作業機の土付着防止板固定方法は、■.土付着防止板の上端部を係止板によりサイドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突出部のない固定具により固定することで、作業ロ−タにより耕起された土が係止板により土付着防止板の裏側に入り込むことがない。また、係止板や固定具に藁稈等が引っかかることがない。 【0008】■.係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上端部を挟みつけて係止することで、サイドカバー部に対する土付着防止板の装着・取り外しが簡単、かつ容易に行われる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2において、符号1は左右方向の長さが長く耕耘機能を持つ耕耘ロータリである。この耕耘ロータリ1の前部には、図示しないトラクタのトップリンクとロアーリンクとからなる周知の3点リンクヒッチ機構に連結されるトップマスト2とロアーリンク連結部3が設けられ、耕耘ロータリ1はトラクタの後部に昇降可能に装着される。また、トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジョイント、伝動シャフト等を介して、耕耘ロータリ1の前側左右中央部に設けられた変速ギヤボックス4から前方に突出している入力軸4aに動力が伝達される。 【0010】上記ギヤボックス4から左右両側に、本体フレームを兼ね、伝動シャフト5を内装した伝動フレーム6、及び中空の支持フレーム7が水平方向に延設されている。この伝動フレーム6の側端部にはチェン伝動ケース8が垂設され、また、支持フレーム7の側端部には側部フレーム9がチェン伝動ケース8と対向して垂設されている。このチェン伝動ケース8の下端部と側部フレーム9の下端部との間にロータリ軸10が軸架されている。このロータリ軸10の軸周には多数の耕耘爪11が取付けられて耕耘ロ−タ12を構成している。そして、入力軸4aに伝達された動力はギヤボックス4内でギヤ変速され、伝動シャフト5を回転させてチェン伝動ケース8を介してロータリ軸10を回転駆動し、耕耘ロ−タ12を所定方向に回転させて耕耘作業を行う。 【0011】耕耘ロ−タ12の前側には、該耕耘ロ−タ12の耕深を調節するための、左右一対のゲージホイール13が設けられている。このゲージホイール13は、本体フレーム14から前方に突出するように固定されたホイールブラケット15の上下方向のホイールアーム挿通部15aに、ゲージホイール13を下端部に軸支したホイールアーム13aを、その軸心線がホイールアーム挿通部15aの軸心線と同じになるようにして挿通し、ホイールアーム挿通部15aに形成したピン穴15b(2個)とホイールアーム13aに形成した多数のピン穴13bの一つを合致させ、そこに係止ピン16を挿通してゲージホイール13を上下調節して固定するようにしている。 【0012】上記ホイールアーム13aの上端には上下操作用グリップ17が設けられ、この上下操作用グリップ17の取付け具17aの下端部と上記ホイールアーム挿通部15aの上端部にはそれぞれバネ座18が固設され、このバネ座18,18間に、バランサーとしてのコイルバネ19を介装し、ホイールアーム13aを上方に向け付勢している。 【0013】上記耕耘ロ−タ12の上側はシールドカバー20により覆われ、このシールドカバー20の左右両側端部には側部カバー21が設けられている。上記シールドカバー20の後端部には枢支部22を介してエプロン23の前端部が上下回動可能に枢支され、このエプロン23の左右両側部にも側部カバー23aが設けられている。このエプロン23の上面と本体フレームとの間にはコンプレッションロッド24が設けられ、このコンプレッションロッド24には、ロックピン25が設けられていて、エプロン23をはね上げた状態でロック可能となっている。 【0014】図3及び図4に示すように、シールドカバー20の左右両側のサイドカバー部26の内面(チェン伝動ケース8及び側部フレーム9の内面側)に、作業ロ−タ12により耕起された土が付着するのを防止する合成樹脂製の土付着防止板27を設けている。この土付着防止板27は、その上端部を係止板28によりサイドカバー部26に対して挟みつけるようにして係止し、土付着防止板27の下部を部分的に、サイドカバー部26に対し表面側に突出部のないサラボルト29により3箇所固定している。 【0015】上記係止板27には、土付着防止板27の厚さとほぼ等しい段部28aが形成されており、この段部28aにより土付着防止板27の上端部を挟みつけて係止している。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように本発明のロータリ作業機の土付着防止板固定方法によれば、以下の効果を奏することができる。 【0017】■.土付着防止板の上端部を係止板によりサイドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突出部のない固定具により固定するようにしたので、作業ロ−タにより耕起された土が土付着防止板によりチェン伝動ケース8や側部フレーム9の内面に付着するのが防止され、また、土が係止板により土付着防止板の裏側に入り込むのが防止される。また、係止板や固定具に藁稈等が引っかかることがない。 【0018】■.係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上端部を挟みつけて係止するので、サイドカバー部に対する土付着防止板の装着・取り外しを簡単、かつ容易に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390010836 【氏名又は名称】小橋工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小橋 信淳
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| 【公開番号】 |
特開平11−9003 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−165969 |
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